そんな疑問に答えます。
豆乳は、タンパク質が豊富で、美肌効果や腸内環境改善効果があることから、女性に人気が高い飲み物です。子供にも飲ませてみたい…そう思っているお母さん、多いのではないでしょうか?
しかし、そもそも豆乳は何歳から飲ませていいのか…そういった基本的な健康情報は、案外知られていません。
ここでは、豆乳は何歳からOKなのか、豆乳を与えるときにどんなことに注意すればいいのか、詳しく解説していきます。子供におすすめの豆乳飲料もあわせてご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね!
目次
豆乳は何歳からOK?豆乳の正しい摂り方をご紹介!
赤ちゃんのいるご家庭のお母さんは、離乳食開始後、子供にどんな食品を食べさせれば栄養が摂れるのか、日々お悩みのことと思います。
栄養価が高い食品として人気の豆乳。子供に飲ませたい場合、何歳からOKなのでしょうか?
豆乳は何歳から飲んでもいいの?
豆乳にはたくさんのタンパク質が含まれており、腸内環境を改善する効果があることで知られています。
そんな栄養満点の豆乳ですが、大豆アレルギーを引き起こす原因になる食品でもあるため、何歳から飲んでもいいかはしっかりと押さえておかなければ大変です。
大豆アレルギーを発症しやすい年齢は0~3歳だと言われています。大豆製品の中でも、アレルギー抗原が多く残っていると言われている豆乳は、やはり乳児には与えない方がいいでしょう。
豆乳を飲んでいい目安の年齢は「3歳」です。大豆アレルギーを発症した乳児の約5割が、3歳になるとアレルギーが自然に治ることが、その理由です。
3歳時点で、肉・魚が苦手というお子さんの場合、タンパク質を補う目的で、おやつ代わりに豆乳を与えてみてもいいかもしれません!
豆乳を飲んだら赤い発疹が…もしかしたら大豆アレルギー?
実際に豆乳を与えたとき、赤い発疹が出てしまう…このような話をたまに耳にしますね。親としては、大豆アレルギーなのではないか…と心配になってしまいます。
気づいたら赤い発疹が出ており、子供の機嫌もいい場合は、それほど心配はいりません。発疹が出た場所を、タオルで巻いたアイスノンなどで冷やしてあげるといいでしょう。
ですが、数日たってもかゆいようでしたら、皮膚科に行って診てもらってください。
発疹がみるみるうちに増えていったり、子供が息苦しそうにしていたり、お腹の痛みを訴えたりしている場合は、とても危険です。
大豆アレルギーによるアナフィラキシー症状を起こしている可能性が高いので、救急車を呼び、病院に行くようにしてください。
豆乳を離乳食に使ってもいいの?
ネットで検索すると、豆乳を使った離乳食のレシピが結構多く見つかります。豆乳を離乳食に使えたら便利だなぁ…と思っちゃいますよね。
しかし、ここまでで説明してきたとおり、大豆アレルギーの心配があるという理由で、乳児に、豆乳を使った離乳食を食べさせることはおすすめできません。
また、豆乳は発酵されていない大豆製品なので、消化吸収がされにくいのです。腸が十分に発達していない乳児に与えると、お腹を下してしまう場合があります。
飲み物として与えるのも、夕食の材料として使うのも、お子さんが「3歳」になってからにすることをおすすめします。
子供に与える豆乳の量の目安は?毎日飲んでもいいの?
子供が3歳になり、いざ豆乳を与えよう!と思ったときに気になるのが「子供に与える豆乳の量の目安」ですよね。好きだからといって、豆乳を毎日飲ませても大丈夫なのでしょうか?
これについては、厚生労働省が「大豆イソフラボン(豆乳などの大豆製品に含まれる成分)の一日摂取目安量の上限値(成人の場合)」を「70~75mg/日」と公表しています。
「豆乳200ccには約40mgの大豆イソフラボン」が含まれていますので、成人の場合、一日に摂取していい大豆製品は「豆乳200cc+豆腐少々」程度となりますね。
では、子供の場合はどうなのでしょうか?この点、厚生労働省は「上限値については、データ不足により胎児、乳幼児、小児と妊婦等は検討に含まれていない」と公表しています。
安全性について良くわかっていないことが多いようなので、毎日豆乳を飲むのは、ちょっと摂り過ぎだと言えそうですね。おやつ代わりに数日に1回飲むのがおすすめですよ。
豆乳飲料は何歳から?小さい子にもおすすめの豆乳飲料3選
おやつ代わりに子供に豆乳飲料を飲ませてみたいけれど、どの商品を選べばいいかよくわからない…。そんな方におすすめしたいのは「いちご味」「ココア味」など、子供好みの甘いフレーバーの豆乳飲料。
最近の豆乳ブームの影響で、各社の豆乳飲料の味はかなり良くなってきており、文句なく美味しい商品が多いのです!
ここでは、中でも特に小さい子におすすめの豆乳飲料を、厳選してご紹介していきます。
「豆乳始め」は豆乳飲料がおすすめ
豆乳は、肉・魚が苦手なお子さんにとっては、タンパク質を効率的に摂取できる、栄養満点の飲み物です。3歳になれば徐々に飲ませることが可能なので、健康のためにも適量を与えてあげたいですね。
「豆乳始め」には、なんといっても「豆乳飲料」がおすすめ。
味つけをしていない豆乳(無調整豆乳)は、豆腐をそのまま液体にしたような独特の味わいで、子供には不評です。
豆乳にココアやいちごなどの別の食材をプラスして加工した豆乳飲料は、とても飲みやすく、子供に人気が高いですよ。
おやつのとき、麦茶や水ではなく、炭酸飲料やフルーツジュースを飲むお子さん、多いですよね。その一部を豆乳飲料に置き換えると、自然と栄養を摂ることができるので、おすすめです!
マルサンアイ 豆乳飲料 まめぴよ いちご味&ココア味
「マルサンアイ」から発売されている豆乳飲料「まめぴよ」は、3~4歳の小さいお子さんには一押しの豆乳飲料です。いちご味とココア味の2種類が販売されています。
まず、くせがなくとても美味しいと、お子さんから好評。内容量も「125ml」とちょうどいいんです。他社の豆乳飲料は「200ml」なので、小さいお子さんにはちょっと多すぎますよね。
栄養面もバッチリ。「カルシウム100mg 鉄0.8mg」が含まれています。これは、他社の豆乳飲料とは異なる、「まめぴよ」だけの大きな特徴となっています。
キッコーマン 豆乳飲料 バナナ味・プリン味・ココア味他
「キッコーマン」から発売されている豆乳飲料は、とにかくバラエティ豊富!次々と新製品が発売されますが、だいたい30種類程度のラインナップとなっており、他社を圧倒しています。
バナナ味・プリン味・ココア味など…子供好みのフレーバーがたくさん揃っていますよ。
また、スーパーで一番簡単に手に入るのが「キッコーマン」の豆乳飲料。とりあえず1本だけ買ってみて、気に入ったらリピートするという買い方が可能です。
「バナナ味」は、どこか懐かしい味…くせがなくてとても美味しいです。甘みは強め。
「プリン味」は、甘いものが好きなお子さんには一押し!プリンというよりミルクキャラメルをドリンクにしたような感じですが、香りがとても良く、後味も上品です。
「ココア味」は、定番のフレーバーとして誰にでもおすすめできます。甘すぎず濃すぎない優しい味わいが魅力です。
ふくれん 豆乳飲料 博多あまおう
いちごが好きなお子さんにおすすめしたいのが「ふくれん」の豆乳飲料「博多あまおう」。福岡県朝倉市に本社を置く「ふくれん」は、九州産の食材にこだわった製品づくりで有名な会社です。
豆乳飲料の豆乳には「九州産ふくゆたか大豆」が使われています。使われているいちごはもちろん「博多あまおう」。
ひと口飲むと、真っ先に感じられるのは、豆乳の風味ではなく、いちごの甘酸っぱさ。いちごと豆乳の風味が絶妙にマッチしており、マイルドでなめらかなくちどけが、子供たちから大好評!
甘すぎないので大人にもピッタリ。親子で飲んでみてはいかがでしょうか?
まとめ:豆乳&豆乳飲料は子供のおやつにおすすめ!
子供のおやつには欠かせない、甘い飲み物。親としては、飲み物で少しでも栄養が摂れると、嬉しいですよね。
豆乳飲料は、タンパク質豊富で栄養満点、おまけに子ども好みの甘くマイルドな味つけが魅力的な、おやつにピッタリの飲み物です。
子供が3歳になれば飲ませることができますので、数日に1回程度、おやつに出してみてはいかがでしょうか?