そんな疑問に答えます。
コレステロール高めの方にとって、どの食品にコレステロールが多く含まれているかというのは、気になる点ですよね。
ごま油などの植物油にはコレステロールが多く含まれているイメージがありますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?
また「ごま油はコレステロール0」という情報をネットなどで見かけることもあります。これが本当かどうかも気になりますね。ここでは、コレステロールに関するごま油のプチ情報をわかりやすくご紹介していきます。
目次
コレステロール0の表示があるごま油と表示がないごま油の違いは?
「コレステロール0の表示があるごま油」と「表示がないごま油」を見ると、「表示がないごま油」にはコレステロールが含まれていると思い込んでしまいますよね。
しかし、これは大きな間違い。実はごま油にはそもそもコレステロールが含まれていません。
コレステロールはもともと動物の細胞に含まれる成分であり、植物にはほとんど含まれていないのです。
つまり「コレステロール0の表示がないごま油」を買っても、そのごま油にはコレステロールが含まれていないので、コレステロールが気になる方も安心して使えるというわけですね。
成分は同じなのに「コレステロール0の表示があるごま油」の方が値段が高い場合もありますので、表示に惑わされないようにしてくださいね。
コレステロール0のごま油とコレステロールの関係
コレステロールゼロのごま油は、コレステロールが気になる方でも安心して摂取できる植物油です。さらに、ごま油には、摂取するだけでコレステロールを下げるという優れた効能があるのです。
なぜコレステロールを下げることができるのか…以下で詳しく説明していきます。
ごま油でコレステロールを下げられるのはなぜ?
一般的に「油=コレステロールを上げるもの」と思われがちですが、実は、油の種類によって異なるのです。
油の中の脂肪酸は2つに分けられます。1つは、肉類・バター・ラードなどに多く含まれる飽和脂肪酸。もう1つは、サラダ油・ごま油・オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸です。
飽和脂肪酸 (肉類・バター・ラードなど) を摂るとコレステロール値が上がり、逆に、不飽和脂肪酸 (サラダ油・ごま油・オリーブオイル) を摂るとコレステロール値が下がることがわかっています。
つまり、コレステロールが気になる場合、ごま油・サラダ油などの摂取を控える必要はないのです。肉類・バター・ラードは摂りすぎることがないよう、十分注意しましょう。
コレステロールが気になる方は「ごま油」を活用しよう
病院の検査でコレステロールが高めだと指摘された方は、日々の食事に気を遣う必要があります。コレステロールを上げる飽和脂肪酸を多く含む食品の中で、最も気を配る必要があるのが「肉類」です。
肉類を摂取しないわけにはいかない…しかし、肉類に含まれる飽和脂肪酸はカットしたい…。そこでおすすめしたい対処法は「ゆでる・焼く・蒸すで、肉の脂を上手に落とす」ことです。
肉をゆでると脂肪23%カット、焼くと脂肪9%カット、蒸すと脂肪30%カット、となります。その際、肉がパサつき味が淡泊になってしまうという問題が発生しますよね。それを解消するために役立つのが「ごま油」。
コレステロール0でコレステロール値を下げる効果があるごま油を肉料理に少量使って、うまみとボリュームをプラスすることをおすすめします。
トクホ指定のごま油もおすすめ
数多いごま油の中でも、特に健康に気を遣う人に人気の商品が「かどや製油」から発売されている「健やかごま油」です。「健やかごま油」は、ごま油業界初のトクホ食品(特定保健用食品)として話題になっています。
この商品は、ごまに含まれるセサミンとセサモリンという成分の働きにより「1日大さじ1杯の摂取でLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすのを助ける」効能があると認められている商品です。
味や香りは通常タイプのごま油と比べても遜色ない美味しさです。お値段は若干お高めですが、日々の食生活から健康に気遣っていきたいという方にはおすすめしたい商品です。
まとめ:コレステロール0のごま油を活用して豊かな食卓を実現!
コレステロール0でなおかつコレステロールを下げる効果があるごま油は、コレステロールが気になる方に特におすすめしたい、健康効果の高い一品です。
風味豊かであらゆる食材との相性が良く、健康にも良いごま油。コレステロール0のごま油を活用して豊かな食卓を実現してみてはいかがでしょうか?