オートミールでピザ生地を作れば、グルテンフリーで健康的。でも本当にピザになるの?本当に満足できるの?って気になりますよね。
オートミールのピザ生地は、作り方によってパリパリももちもちも楽しめるんです!フライパンで簡単に焼けるのも嬉しいポイント。
今回はオートミールのピザ生地のレシピやおすすめのトッピングをご紹介します。
目次
【食感別】オートミールのピザ生地6選
オートミールで作るピザ生地は、カリカリやもちもちなど様々な食感を楽しめます。片栗粉やおからパウダーなどを加えることで、食感に違いを出すんですね。
また、どのように生地に火を通すかも、食感に大きく影響します。そこでオートミールのピザ生地レシピを食感別にご紹介!
クイックオーツなど吸水しやすいオートミールを使う方が、生地をまとめやすいでしょう。お好みの食感でピザ生地を作ってみてくださいね。
【パリパリ】オートミールのピザ生地
オートミールのピザ生地はグルテンフリーでヘルシー!材料たった3つでパリパリなピザ生地を作っちゃいましょう!しっかり水分を飛ばすことが、パリパリのポイントです。
材料(1枚分)
- オートミール…30g
- 水…100ml
- 塩…少々
作り方
1.オートミールに水を入れ、5分程度吸水させる
2.塩を入れ、電子レンジ600Wで1分~1分30秒加熱する
3.電子レンジから取り出し、軽く混ぜる
4.水っぽいようなら数分放置し、ふやかす
5.クッキングシートに生地を広げる
6.電子レンジ600Wで4分~5分加熱し、表面が乾いたら取り出す
7.ピザソース、お好みの具、チーズを乗せてトースターで焼く
ポイント
- 薄く伸ばし過ぎると破れやすくなるため生地は心持ち厚めに広げましょう
- 電子レンジでの加熱時間は様子を見ながら追加してください
【カリもち】片栗粉を使ったピザ生地
オートミールに片栗粉を加えることで、外はカリッとしつつ中はもっちりという食感に。つなぎの役割もあり、生地が破れにくいのも嬉しいポイントですね。
材料(1枚分)
- オートミール…30g
- 水…100ml
- 片栗粉…6g
- 塩…少々
- オリーブオイル…適量
作り方
1.耐熱容器にオートミールと水を入れて数分置く
2.電子レンジ600Wで1分程度加熱する
3.水分が多いようなら数分置いて吸水させる
4.片栗粉と塩を加えてよく混ぜる
5.フライパンにオリーブオイルを薄く引く
6.フライパンに4を入れ、両面を焼く
7.6にお好みの具材とチーズを乗せ、蓋をして焼く
ポイント
- 片栗粉を入れ過ぎると固くなるので注意しましょう
- チーズが溶けてきたら蓋を外して水分を飛ばしましょう
【もちもち】おからパウダーを使ったピザ生地
もちもちな食感としっかりした噛み応えが好きな方は、オートミールにおからパウダーを加えましょう。しっかり生地をまとめてから伸ばすので、本格的です。
材料(1枚分)
- オートミール…60g
- 水…100ml
- おからパウダー…10g
- 塩…少々
作り方
1.耐熱容器にオートミールと水を加え10分程度置く
2.電子レンジ600Wで1分~1分30秒加熱する
3.おからパウダーと塩を加えて混ぜる
4.粗熱が取れたら手でよく混ぜて生地をまとめる
5.4を薄く伸ばす
6.5にお好みの具、チーズを乗せてオーブンで焼く
ポイント
- オートミールの粒感を残したいときはざっくり混ぜるとよいでしょう
- フライパンでも焼けますが、火の通り具合に注意してください
【もちもち】豆腐を使ったピザ生地
豆腐の水分をそのまま使うから、水は加えません。オートミールの香ばしさに豆腐の甘さが加わったもちもち生地です。
材料(1枚分)
- オートミール…40g
- 絹ごし豆腐…75g
- 塩…少々
- オリーブオイル…少量
作り方
1.ボウルに材料をすべて入れる
2.豆腐を潰しながらオートミールと混ぜる
3.まとまってきたら10分~15分程度置く
4.オートミールが水分を吸ったらクッキングシートに広げる
5.電子レンジ600Wで2分~3分加熱する
6.生地が両面とも乾いたら取り出す
7.ピザソース、お好みの具材、チーズを乗せトースターで焼く
ポイント
- カリカリにしたい場合はトースターではなくフライパンで焼いてください
- オリーブオイルを入れると生地がまとまりやすくなります
【ふわもち】ベーキングパウダーを使ったピザ生地
通常のピザ生地はドライイーストを使い生地を発酵させますが、時間がかかりますよね。
ベーキングパウダーを使うことで発酵時間を短縮し、ふわもちなオートミールのピザ生地が作れます。
材料(1枚分)
- オートミール…50g
- 水…100ml
- ベーキングパウダー…4g
- オリーブオイル…4g
- 塩…少々
作り方
1.ボウルにオートミールと水を入れて5分程度置く
2.ベーキングパウダーとオリーブオイル、塩を入れて混ぜる
3.十分に混ざったら生地を熱したフライパンに広げる
4.蓋をして表面が乾くまで焼く
5.ピザソース、お好みの具材、チーズを乗せる
6.蓋をして弱火でチーズが溶けるまで焼く
ポイント
- 生焼けを防ぐために、弱火でじっくり焼きましょう
- 両面焼いてから具を乗せ、トースターで仕上げてもOK!
【ザクふわ】卵を使ったピザ生地
崩れやすいオートミールのピザ生地ですが、卵を使うことで崩れにくくなります。優しくコクのある味わいもポイントです。
材料(1枚分)
- オートミール粉末…30g
- 卵…1個
- 塩…少々
- オリーブオイル…適量
作り方
1.ボウルに卵を割り入れよく溶く
2.オートミール粉末、塩を入れてよく混ぜる
3.フライパンにオリーブオイルを薄く引く
4.2を入れて形を整え、弱火で焼く
5.裏返してさらに焼く
6.5を取り出してピザソース、具、チーズを乗せる
7.トースターでチーズが溶けるまで焼く
ポイント
- オートミールはミキサーやミルなどで粉末にしておきましょう
- 粉末を使用しない場合は、予めオートミールをふやかしてください
オートミールのピザ生地は冷凍できる?
オートミールのピザ生地は冷凍できます。ただし火を通す前に冷凍すると、解凍してからの扱いが難しいかもしれません。
オートミールのピザ生地を冷凍保存するなら、火を通してからにしましょう。
1.フライパンか電子レンジで生地に火を通す
2.十分に冷ましたらラップでぴっちり包み、フリーザーバッグへ入れる
3.形が崩れないように冷凍庫へ入れる
オートミールのピザ生地はとても繊細です。冷凍庫の中でうっかり生地が割れてしまうことも。
生地が割れてしまうのを防ぐために、しっかりした保存容器を使うのもおすすめ。平らな容器なら冷凍庫内で場所を取りすぎません。
オートミールのピザ生地に合うトッピング
オートミールのピザ生地の場合、トッピングする食材は火が通りやすいものを選ぶとよいでしょう。
また、水分が多い食材だとオートミールの生地がべったりする可能性があるため、水分が少なめの食材がおすすめです。
しらす×ネギ
- しらす
- 青ネギ
- ピザ用チーズ
- かつお節
- オリーブオイル
和風ピザの代表格とも言える食材が『しらす×ネギ』です。ピザソースはいりません。オートミールのピザ生地にチーズを敷き、しらすとネギを好きなだけトッピングして焼いてください。
焼けたら、かつお節をひらりと乗せ、食べる前にオリーブオイルを垂らしましょう。香りのよいエクストラバージンオリーブオイルがおすすめです。
香ばしいオートミールのピザ生地としらすの風味が調和し、あっさりした和風ながら食べ応え十分なピザになるでしょう。
コーン×ツナ
- ツナ
- コーン
- マヨネーズ
- ピザソース
- ピザ用チーズ
子どもに大人気なツナとコーンの組み合わせ。マヨネーズで和えて、ピザソースを塗ったオートミールのピザ生地にトッピングします。ピザソースの代わりにケチャップもいいですね。
大人なら仕上げにブラックペッパーを振りかけるとアクセントになって、お酒にもよく合います。
ウインナー×ハラペーニョ
- スライスハラペーニョ
- あらびきソーセージ
- ピザソース
- ピザ用チーズ
ハラペーニョはマイルドな辛さが特徴の青唐辛子。ソーセージとの相性は抜群なんです。オートミールのピザ生地にピザソースを塗ったら、ソーセージとハラペーニョ、チーズをたっぷりトッピング。
ピリリと辛い、大人な味のピザが焼き上がります。お好みで玉ねぎスライスなどをトッピングするのもおすすめです!
ジャガイモ×たらこ
- じゃがいも
- たらこ
- マヨネーズ
- ピザ用チーズ
ふかしたじゃがいもを潰し、たらことマヨネーズを入れてよく混ぜましょう。オートミールのピザ生地にトッピングしてチーズをたっぷり。ピザソースはいりません。
そのままチーズがとろけるまでオーブンで焼きましょう。お好みで刻みのりをトッピングしてください。
たらこの代わりに辛子明太子を使うのもおすすめ。ピリッとした辛味が加わって大人な味になります。
はちみつ×ナッツ
- はちみつ
- お好みのナッツ
- ピザ用チーズ
- クリームチーズ
ワインにもよく合う甘いピザです。オートミールのピザ生地にピザ用チーズとクリームチーズを乗せたら、はちみつとナッツをトッピング。オーブンでチーズがとろけるまで焼いてください。
はちみつの甘さ、ナッツの香ばしさ、ピザ用チーズのコクとクリームチーズの酸味が絡み合い、絶妙な美味しさです。
オートミールのピザ生地でヘルシー&ボリューミー♪
オートミールのピザ生地はグルテンフリーなので、健康志向の方にピッタリ。ダイエット中でも罪悪感なく食べられます。
片栗粉を使うかおからパウダーを使うか、フライパンで焼くか、オーブンで焼くか。それによって食感も様々。カリカリ好きさんももちもち好きさんも満足できるでしょう。