あまり手間をかけずに簡単にお酒のおつまみが作れたらうれしいですよね。ツナ缶は、そんな願いをかなえてくれるおつまみ向けの万能食材です。
この記事では、手間をかけずに誰でも短時間で作れる、ツナ缶を使った絶品おつまみを厳選してご紹介します。
加熱いらずで超簡単!混ぜるだけでできるツナの絶品おつまみ6選
思い立った時にすぐに作れる、ツナ缶を使って他の材料と混ぜるだけで超簡単に作れるおつまみをご紹介します。
冷蔵庫にある材料を切って混ぜるだけでも、いろいろな絶品おつまみを作れますよ。
調味料を混ぜるだけ!クラッカーに乗せるとオシャレなカナッペに!
ツナ缶は、マグロやカツオの身を蒸煮して、調味オイルに漬けたもの。
マグロやカツオに含まれるうま味成分がたっぷりと含まれているので、調理せずにそのまま食べてもおいしいおつまみになります。
ツナだけをそのまま食べるとあっさりとした味わいを楽しめますが、家にある調味料を少し混ぜると味がぐっと変わるので、さらにいろいろなバリエーションの味わいを楽しめます。
一例をご紹介しますね。
ツナ+マヨネーズ+ブラックペッパー
ツナ+マヨネーズ+麺つゆ(しょうゆ)+一味
ツナ+ポン酢
ツナ+酢+砂糖少々
ツナ(ノンオイル)+味噌+ごま油
ツナ(ノンオイル)+オリーブオイル+ワインビネガー
ツナ缶の調味オイル(ノンオイルの場合は汁)は捨ててしまいがちですが、オイルや汁にもうま味成分がたっぷりと含まれているため、捨てずにそのまま使う方がおいしく食べられます。
オイルのカロリーが気になる場合は全部捨ててしまわないで、減らす程度にするとよいでしょう。
アレンジも簡単!いろいろできるから便利!
マヨネーズなどの調味料を混ぜたツナは、クラッカーに乗せるとオシャレなカナッペに変身するので、パーティー料理にもおすすめです。
また、食パンやバケットを薄くスライスしてからオーブントースターで焼き、その上に味付けのツナを乗せてもよいですね。
また、野菜と混ぜて和え物にすることもできます。塩揉みしたきゅうりや白菜、茹でたゴーヤ、ほうれん草、ピーマン、薄切り大根などと混ぜ合わせてお浸しにするのもおすすめです。
ごま油がポイント!袋で揉むだけ!やみつきツナキャベツ
ごま油がアクセントの塩キャベツといえば、焼肉屋や居酒屋でおなじみですよね。
定番の塩キャベツにツナを加えると、コクがアップしてさらにおいしくなります。しかも、包丁いらずでポリ袋で混ぜるだけの超簡単メニューです。
【材料】(4人分)
キャベツ 1/4個くらい
ツナ缶(ノンオイル) 1缶
塩昆布 10g
ごま油 大さじ1
【作り方】
1.キャベツは手でひと口大にちぎる。
2.ポリ袋に材料をすべて入れて、軽く揉んだらでき上がり。
【ポイント】
・オイル漬けのツナ缶を使う場合は、オイルを少し切るか、ごま油の量を減らしましょう。ごま油を入れずにツナ缶を丸ごと使ってもOKです。
オニオンスライスにちょい足し!ツナと玉ねぎとかいわれの和え物
ツナはさらした玉ねぎとの相性も抜群です。ツナを入れていつものオニオンスライスをアレンジして、食べ応えのある和風のおつまみを作ってみましょう。
【材料】(2人分)
玉ねぎ 1/2個
ツナ缶 1缶
かいわれ 1パック
★ごま油 大さじ1
★麺つゆ(しょうゆ) 小さじ1
かつお節か揉み海苔 適量
【作り方】
1.玉ねぎはスライサーでスライスして水にさらしておく。
2.かいわれは3~4cmの長さに切る。
3.さらした玉ねぎ、かいわれ、ツナ缶を★で和え、器に盛って上にかつお節か揉み海苔を乗せる。
【ポイント】
・辛いものが苦手なら、かいわれの代わりに豆苗や水菜を使ってもよいでしょう。
おもてなしにもピッタリ!ツナときゅうりのちくわボート
切って混ぜるだけの超簡単レシピが、盛り付けを工夫するだけでおもてなし料理に早変わり!見栄えがよいだけでなく食べ応えもあって満足できるおつまみです。
ポン酢のサッパリ感が日本酒やビールによく合います。
【材料】(2人分)
ちくわ 2本
きゅうり 1/4本
玉ねぎ 15g
ツナ缶 20g
塩 少々
ポン酢 適量
【作り方】
1.ちくわは、横半分にスライスしておく。
2.きゅうりは小口切り、玉ねぎはみじん切りにし、塩少々を振って揉み込んでしばらく置いてからしっかりと絞っておく。
3.汁気を絞ったきゅうりと玉ねぎにポン酢を混ぜ、ちくわのボートの上に乗せ、食べやすいように2等分する。
【ポイント】
・きゅうりと玉ねぎの水分はキッチンペーパーなどでしっかりと絞っておきましょう。
・ポン酢はお好みで量を加減してください。
手軽にイタリアン!トマト&アボカド&モッツァレラチーズのツナサラダ
材料を切って混ぜるだけ。たった5分でオシャレなイタリアン風のごちそうおつまみができあがります。
ワインにはもちろん、ビールや日本酒にもよく合いますよ。彩りもきれいなので、テーブルの上が華やぎますね。
【材料】(2人分)
トマト 1個
アボカド 1個
モッツァレラチーズ 50g
ツナ 1缶
オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
ブラックペッパー 少々
【作り方】
1.トマト、アボカド、モッツァレラチーズは1.5cm角に切っておく。
2.ツナ缶は大さじ1杯分くらいのオイルを取り除いておく。
3.1にツナとオリーブオイルを加えて混ぜ、塩とブラックペッパーで味を整える。
【ポイント】
・トマトの代わりにミニトマトを使うと、さらに色彩が鮮やかになります。
・オリーブオイルを入れずに、ツナ缶をオイルごと混ぜてもよいでしょう。
大葉がさわやかな変わり種!ツナと大根おろしの冷奴
お酒のおつまみとして定番の冷奴ですが、いつも同じような食べ方だと飽きてしまいますよね。
たまには違う味を楽しみたい!という時に、ツナと大根おろしをたっぷりと使った冷奴はいかがでしょうか。大葉のさわやかな風味がアクセントになった変わり種の冷奴です。
【材料】(2~3人分)
絹ごし豆腐 1丁(300g程度)
大根 200g
ツナ缶 1缶
ポン酢 大さじ1~1.5
大葉 2枚
【作り方】
1.大葉は細切りにしておく
2.大根をすりおろし、ツナ缶(オイルごと)とポン酢を混ぜ合わせる。
3.切った豆腐に2をたっぷりとかけ、上に大葉を乗せる。
【ポイント】
・大根の汁が多い場合は、ザルで軽く水分を切るとよいでしょう。
・大葉の代わりにかいわれもおすすめです。
電子レンジ&トースターで簡単!ツナ缶の温かい絶品おつまみ6選
おつまみにはできるだけ手間をかけたくないけれど、温かいものが食べたい!そういう時にピッタリのレンジやオーブントースターを使って作る簡単絶品おつまみをご紹介しましょう。
ツナはうま味が強いので、簡単でシンプルな料理にとても向いています。
難しい卵料理も超簡単!レンジで作るツナとチーズのオムレツ
シンプルだけど難しくて苦手な人が多いオムレツを、電子レンジを使って簡単に作るレシピです。
ツナとチーズを入れることでおかず感がアップ!しっかりと食べ応えがあるので、ワインやビールのおつまみとしてよく合います。
【材料】(1人分)
卵 2個
ツナ 1/2缶
★牛乳 大さじ1
★マヨネーズ 小さじ1
★塩コショウ 少々
スライスチーズ 1/2枚~1枚
【作り方】
1.ツナはオイルを軽く切っておく。
2.ボウルに卵を割りコシを切るようにしっかりと混ぜ、★を加えてさらによく混ぜる。
3.茶碗などの丸い容器にラップをピッタリと敷き詰める。
4.2に1の卵液を入れて、500Wの電子レンジで1分加熱する。
5.熱ムラをなくすために、3を取り出して、シリコンベラなどで優しくかき混ぜる。
6.スライスチーズを細かくちぎって、卵の中に入れる。
7.再度電子レンジに入れ、上部が半熟になるまで500Wで1分(目安)加熱する。
8.卵をラップで巻いて両端をねじってしっかりと止めて形を整える。そのまま1分ほど放置してからお皿に写す。
【ポイント】
・加熱時間は、電子レンジの機種や器の大きさによって異なります。2回目の加熱は卵の様子を見ながら、30~1分半くらいで調整してください。
・2回目の加熱が長すぎると固くなりすぎるので注意しましょう。
・スライスチーズの代わりに、ピザ用チーズなどを使ってもよいでしょう。
切ってレンジにかけるだけ!小松菜とツナの麺つゆ煮びたし
緑黄色野菜がしっかりと取れる和風のおつまみです。
煮浸しは油揚げを入れてもおいしくできますが、ツナを入れることでうま味が増し、コクのある煮浸しに仕上がります。ツナ缶はオイルを切らずに丸ごと使いましょう。
【材料】(2人分)
小松菜 1/2袋
ツナ缶 1缶
麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ2
【作り方】
1.小松菜は3cmくらいの長さに切る
2.耐熱容器に全ての材料を入れて混ぜ、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで3~4分加熱する。
3.再度、全体を混ぜ合わせてから器に盛る。
【ポイント】
・加熱時間は電子レンジの機種によって異なるので時間を調整してください。小松菜に熱が通ればOKです。
・使用する小松菜によって、味が濃くなったり薄くなったりすることがあります。麺つゆの量を加減して調整してください。
ビールやワインにピッタリ!ナスとトマトとツナのチーズ焼き
素材の味を存分に生かした洋風のおつまみです。ビールやワインはもちろん、あっさりと食べられるので日本酒にもよく合います。
こちらも野菜を切って、電子レンジとトースターだけでできるのでとても簡単です。
【材料】(2~3人分)
なす 2本
トマト 大1個
ツナ 1缶
ピザ用チーズ 適量
オリーブオイル 大さじ1
塩コショウ 適量
【作り方】
1.ナスは1cmの厚さの斜め切りに、トマトは1cmの厚さにスライスしておく。
2.耐熱皿にオリーブオイルを塗り、ナスとトマトを交互に並べて塩コショウを振る。
3.ツナ缶をオイルごと全体にまんべんなく入れ、600Wの電子レンジで2分くらい加熱する。
4.3にチーズをたっぷりとかけ、オーブントースターでこんがりと焼き色が付くまで焼く。
【ポイント】
・ナスはフライパンで焼いてから入れると、さらに香ばしくなります。
・オーブンで焼く場合は、200℃で10~15分くらい加熱しましょう。
フレンチ気分でワインの友に!ツナとトマトのチーズタルティーヌ
タルティーヌとは、スライスしたパンに好きな具材を乗せたフランスのオープンサンドのこと。フランスの家庭料理やカフェでは、ワインのおつまみとして人気です。
今回は、家で簡単に作れてワインにピッタリなシンプルなタルティーヌをご紹介します。
【材料】(2人分)
フランスパン(バケット)のスライス 4枚
トマト 1/2個
ツナ缶 1/2缶
モッツァレラチーズ 40g
オリーブオイル 大さじ1
にんにくチューブ 1~2cm
ハーブソルト 少々
粗びきブラックペッパー 少々
【作り方】
1.トマトは1cm程度の角切りにするか、薄くスライスする。
2.オリーブオイルに、にんにくチューブとハーブソルトを混ぜておく。
3.ツナ缶はオイルを切っておく。
4.フランスパンのスライスに2を塗り、トマト、ツナ、ちぎったモッツァレラチーズを乗せ、上にブラックペッパーをかける。
5.オーブントースターで表面に軽く焼き色が付くまで焼く。
【ポイント】
・トマトの代わりにミニトマトを使うと、色が鮮やかに仕上がります。
レンジで時短!大根とツナの煮物
和食に煮物の定番にブリ大根がありますよね。ブリが大根にとても合うように、ツナも大根の煮物によく合う食材です。
大根を薄切りにして電子レンジで調理することで、短時間でとても簡単に作れます。
ツナにはマグロやカツオのうま味がたっぷりと入っているので、だしを入れなくてもおいしい煮物になります。
【材料】(2人分)
大根 300g
ツナ缶 1缶
青ネギ 適量
★水 大さじ1
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
★しょうゆ 大さじ1
★砂糖 小さじ1
【作り方】
1.大根は4~5mmくらいの厚さのいちょう切りにする。青ねぎは小口切りにする。
2.耐熱容器に大根、ツナ缶(オイルごと)、★を入れてざっくりと混ぜ、上にふんわりとラップをかける。
3.600wの電子レンジで5分加熱する。
4.一旦取り出して全体をざっくりと混ぜ、さらに600wで4~5分加熱する。
5.器に盛り、青ねぎを乗せる。
【ポイント】
・30分程度放置しておくと、さらに味が染み込みます。
・仕上げにごま油を少しかけると、違う味わいを楽しめます。
二日酔いの予防にも!アサリとツナと白菜の旨辛煮
タウリンとはアミノ酸の一種で、肝臓の働きを強化して、二日酔いを防止する効果が期待できる成分です。アサリなどの貝類やタコやイカなどに多く含まれています。
二日酔いを予防したい時におすすめのタウリンがたっぷりと摂れるおつまみを一品ご紹介しましょう。
アサリ缶とツナ缶を使うのでとても簡単!アサリとツナのうま味が白菜にたっぷりと染み込んだ一品です。
【材料】(2人分)
☆白菜 300g
☆アサリの水煮缶(汁ごと) 1缶
☆ツナ缶(オイルごと) 1缶
☆しめじ 1/2パック
★コチュジャン 小さじ1~2
★オイスターソース 小さじ1
★みりん 小さじ1
★しょうゆ 小さじ2~3
★酒 大さじ1/2
ごま油 小さじ1
青ネギの小口切り 適量
【作り方】
1.白菜は3cm程度のざく切りにし、しめじは根元を切って小分けにしておく。
2.耐熱容器に★の材料を上から順番に入れて、その都度かき混ぜてダマがないようにしっかりと混ぜておく。
3.2に☆を入れて全体をざっくりと混ぜ、ふんわりとラップをかける。
4.600wの電子レンジで5分加熱して一旦取り出し、全体を混ぜてからさらに3~4分加熱する。
5.ごま油を入れて全体をよく混ぜ、器に盛って青ネギを乗せる。
【ポイント】
・コチュジャンの代わりに豆板醤を使ってもよいでしょう。
まとめ:常備すれば最強!ツナ缶は絶品おつまみを作れる万能食材!
ツナ缶は調理済みで適度な味も付いているので、ツナ缶を使うと忙しい人や料理の初心者でも簡単に絶品おつまみを作れます。
今回は、コンロや鍋を使わずにレンジやオーブントースターで簡単に作れるツナ缶のおつまみだけをご紹介しました。
合わせる食材を変えるといろいろなおつまみにアレンジできるので、冷蔵庫に残っている食材を使って作るとよいですね。
また、おつまみだけではなく、食事メニューの一品としても使えるメニューとしても活用できます。
ツナ缶を常備していればとても便利なので、安売りをしている時に買っておくとよいですよね。ぜひ、ツナ缶でいろいろなおつまみを作ってみてくださいね。