塩麴
塩麹が話題だけど、やっぱり塩分濃度が高いんでしょ?

食材の旨味を引き出してくれると話題の塩麹。名前に塩ってついているんだから、塩分もたっぷり入っていそうですね。

 

だけど実際のところ塩麹には、どのくらいの塩分が含まれているんでしょうか。今回は塩麹の塩分量や、塩分を控えめにするコツをご紹介します。

 

塩麹の塩分はどれくらい?各種調味料と比較してみた

お皿に塩分と書かれた積木

塩麹というぐらいだから、さぞかしたくさんの塩を使っているんだろう。きっと塩分濃度も高いはずだ、というイメージはありませんか。

 

そのため、高血圧の方や健康に気遣っている方の中には、塩麹を避けている方もいるようです。だけど、本当に塩麹の塩分濃度は高いのでしょうか。

 

塩麹の塩分を比較してみよう

塩麹の塩分濃度が本当に高いのか、他の調味料と塩分濃度を比較してみましょう。

 

 塩分濃度大さじ1あたりの塩分量
市販塩麹13%2.3g
味噌11%1.65g
濃口醤油14~16%2.6~2.8g
薄口醤油16%~17%2.9g

塩分濃度の計算は、塩÷(麹+塩+水)×100で計算します。市販の塩麹の塩分濃度は、商品によって違いはあるものの10%~13%ほどです。

 

自家製塩麹の場合、麹100gに対して30g程度の塩、そして100mlの水で作るので、塩分濃度は13%と、市販とほぼ変わりません。

 

味噌の塩分濃度は塩麹より少し低め、濃口醤油は塩麹よりも少し高いです。薄口醤油の塩分濃度は16%~17%で、塩麹と比較すると3%以上も高くなります。

 

健康な人の塩分摂取目標と塩麹

日本人の1日当たりの塩分摂取目標は男性7.5g、女性は6.5gです。これに対し、実際に摂取している塩分量の平均は男性で11g、女性で9.3g。ちょっと摂りすぎですね。

塩分は、日頃から意識して控えめにするくらいがちょうどよいと言えます。

 

1日の塩分摂取目標量を塩麹に換算すると大さじ3程度。ですが、塩麹は食材の調味に使うことがほとんどなので、使用量に気を付ければ塩分の摂りすぎは防げるでしょう。

 

塩麹は栄養たっぷりな発酵食品。摂りすぎに注意し、腸内環境を整えたり脂質の代謝を促したりと健康維持・改善に役立ててください。

 

塩麹の塩分が気になるときはこう使おう!

塩麹漬けの鮭

塩麹が健康維持に役立つかもしれないとは思っても、血圧が心配な方はやっぱり塩分が気になりますよね。

 

『どうやって使えば塩分の摂りすぎを防げるのかわからない』という方に、塩分を控えたい時の塩麹の使い方をご紹介します。

 

塩の代用として塩麹を使う

塩分を控えたい時は、調理する際に塩の代わりに塩麹を使ってみてください。塩分量を抑えつつ、美味しく仕上がります。

 

塩麹を使う分量は、塩小さじ1に代用する場合、塩麹は小さじ2必要です。だったら、塩分量は抑えられないのでは?というとそうではありません。

 

塩麹の塩分量は、塩の1/41/5程度。小さじ2の塩麹を使っても、塩分量は塩の1/2弱です。加えて塩麹で味付けをすれば、食材の旨味が増します。塩分量が少なくなっても、物足りないと感じることはないでしょう。

 

食材を漬け込んで塩分控えめに

塩麹の塩分量を控えたい時は、塩麹に『食材を漬け込む』とよいでしょう。おすすめの食材は鶏肉や豚肉。肉を塩麹に漬け込めば、塩麹に含まれる酵素の力でお肉がしっとり柔らかくなります。

 

酵素の力はそれだけではありません。お肉をぐんと美味しくしてくれる力もあるんです。もちろんお肉だけでなく、魚や野菜でもOK

 

焼く時に塩麹をふき取ることで、旨味はそのままに摂取する塩分量を下げられるだけでなく、焦げやすさも軽減できますよ。

 

自家製塩麹を塩分控えめで作るとどうなる?

山盛りの塩

『塩分を控えめにしたいから、塩分量を減らして塩麹を作ろうかな』と思った方、ちょっと待ってください。塩分控えめの塩麹を作るのは、実は少し難しいのです。

 

塩麹を塩分控えめで自作する際の注意点

自家製塩麹作りで大切なことのひとつに、麹・塩・水のバランスがあります。このバランスが崩れると、塩麹がうまく発酵しなかったり、雑菌が繁殖しやすくなったりします。

 

特に塩麹作りに慣れていない場合は、麹10・塩3・水10のバランスを守るのがおすすめ。この場合の塩分濃度は13%になります。

 

どうしても塩分を控えたい場合でも、塩分濃度が12%を切らないようにしましょう。

 

塩分控えめな塩麹は市販で購入!

塩分濃度が低い塩麹を自作するのは難しい、だけど塩分は控えたい。そういう時は思い切って市販の塩麹に頼りましょう。

 

『ひかり味噌 生塩こうじ 麹の花』の塩分濃度は9%以下。ですが、国産米・天日塩使用で加熱処理はしておらず、食材の旨味を引き出す力にも優れています。

 

減塩タイプではありますが、物足りないと感じることなく使用できますよ。開封後は冷蔵庫で保管してくださいね。

 

塩麹の旨味を利用して塩分過多を防ごう!

塩麹漬けのチキンソテー

一般的な塩麹の塩分濃度は、13%前後です。味噌や醤油などその他の調味料と比較しても、特別高いわけではありません。

 

塩麹の酵素は、食材の旨味をアップさせるので、上手に使うことで摂取する塩分を少なくすることも可能。塩分過多にならないために、上手に塩麹を取り入れてみてくださいね。

 

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