「レモン塩麹」は万能調味料!作り方やおすすめレシピで上手に活用♪
レモン塩麹の作り方が知りたいな…
レモン塩麹を使ったおすすめレシピも知りたい!

そんな疑問にお答えします。

さっぱりした酸味のあるレモンと、食材の旨味を引き出してくれる塩麹。この2つを掛け合わせた「レモン塩麹」ってご存知ですか?

組み合わせるだけで、どんな料理とも相性がいい万能調味料になるんですよ!ここでは、そんな「レモン塩麹」の作り方やおすすめレシピをご紹介していきます

美容&ダイエットに!レモン×塩麹ダレでダブル効果♪

美容&ダイエットに!レモン×塩麹ダレでダブル効果♪

レモン塩麹をいつもの料理に使うだけで、ヘルシーで体にいいことづくし!?さらに格段に美味しくなるんです!これは使わなきゃ損ですよ~。

ここでは、そんなレモン塩麹の魅力についてご紹介していきます。

疲労回復やリラックスに!レモンの効果

さわやかな香りで自然な酸味が美味しいレモン。免疫力を高め、美肌効果の高いビタミンCがたっぷり含まれています。

他にも、疲労回復に効果的なクエン酸、デトックス作用のあるカリウム、食物繊維など体にいい栄養素たっぷり。さらに、レモンの香り成分「リネモン」はリラックスや代謝を高める効果があります。

美肌やダイエット!食材の旨味を引き出す塩麹の効果

塩麹には、アンチエイジング効果の高いポリフェノールや、肌の再生力をUPしてくれるビタミンB群、シミやシワの原因になるメラニンの生成を抑制する効果と、美肌効果のある栄養素がたっぷり含まれています。

また、腸内環境も整えてくれる乳酸菌、消化吸収を助ける酵素を多く含む麹菌が含まれているため血行促進や代謝アップに効果が期待できます。

さらに、塩分量が1/4程度なので減塩にもなるので、使うだけで体にいいことづくしです。

塩麹は市販でも売っていますが、材料さえあれば自宅で簡単に作ることもできますよ

2つを組み合わせることで相乗効果な万能ダレに!

この2つを組み合わせた「タレ」を作ることで、レモンと塩麹のダブルの栄養効果の摂取ができる上に、麹に含まれる酵素が、食材に含まれる栄養まで体に取り込みやすくなります。

さらに、食材のそのものの栄養価を高めてくれるため、旨味が増してお店で食べるようなプロの味わいに!例えば、以下のようなものに活用できます。

・麺のタレ

・炒め物

・マリネ

・ディップソース

・ドレッシング

・下味冷凍

焼きそばなどの麺にソースとして使ったり、オイルを加えてドレッシングにしたりとアレンジを加えても美味しく仕上がります。淡白な味の肉や魚とも相性抜群ですよ。

他にも、スムージーを作る際の甘酒の代わりにもおすすめ。自宅でも簡単に作れるので、作り置きしておくと色んな食材に支えて、料理のバリエーションも広がりますよ。

常備しておくと便利!「レモン塩麹」の作り方

常備しておくと便利!「レモン塩麹」の作り方

レモン塩麹は、材料を揃えれば自宅で簡単に作れますよ。作る前におさえておきたいポイントも含めてご紹介していきましょう。

レモン塩麹を作る前に準備したいもの&ポイント

レモン塩麹を手作りする場合におさえておきたいポイントです。

レモンは国産無農薬を使う

手作りレモン塩麹に使うレモンは、皮まで食べられる国産の無農薬レモンを使うのがおすすめです。レモンに含まれる体にいい栄養が、果汁より皮の方にたっぷり含まれています。

国産レモンがみつからない場合は、皮は使わない、または食品重曹でしっかり洗って使うようにしましょう。

レモン1つあたりの果汁量は450mlと言われていますので、生レモンを用意できない方は、市販の国産無添加のレモン果汁での代用もOKです。

清潔な耐熱容器を用意する

手作りレモン塩麹は、材料を混ぜたあと常温で発酵させるため清潔な耐熱容器を用意しましょう。

鍋にお湯を沸かして煮沸消毒するか、沸騰したお湯を容器に注ぎ、10分間放置するとほとんどのウイルスや細菌が不活化できます。

1日1回清潔なスプーンでかき混ぜる

常温で耐熱容器に入れたあとは、発酵するまで1日1回かき混ぜます。

熱湯をかけて消毒したスプーンを使ってかき混ぜるのがおすすめです。完成までの期間は、夏場であれば約5日、冬場は約10日間程度かかります。

1週間ほどで発酵の香りがしてきますよ。完成したら、冷蔵庫で保存し1ヶ月ほどで使い切るようにしましょう。赤や青のカビが発生したら捨てるようにしてくださいね。

自家製レモン塩麹の作り方

塩麹から作るレモン塩麹の作り方レシピです。

自家製レモン塩麹の作り方

<材料>

・米麹:100g

・水:100150g

・塩:30g

・国産レモン:小1

<作り方>

1.レモンはきれいに洗ってみじん切りする

2.ボウルに米麹・塩を入れ、手ですりあわせるように混ぜる

3.全体的にしっとりしたら、水・レモンを加えて混ぜていく

4.清潔な容器に移し替え、ふんわりラップをかけ常温で発酵させる

5.11回かき混ぜ、麹が指で軽く潰せるようになったら完成

<ポイント>

・乾燥麹を使う場合は、水分を吸うので多めに水またはレモン汁を用意しておきましょう。

・塩は精製塩より、自然海塩の方がおすすめです。

・発酵している最中、どんどん色が変わりますが、味や旨味は深まります。

市販品を使ったレモン麹の作り方

簡単にレモン麹を作りたい場合は、市販の塩麹を使った方が手軽に作れますよ。

市販品を使ったレモン塩麹の作り方

<材料>

・レモン:1

・塩麹(市販):100g

<作り方>

1.レモンを厚さ2mm程度の輪切りにする

2.煮沸消毒した容器に、平らに並べる

3.塩麹をレモンが浸かる程度入れる

4.半日~1日常温で置いたら、完成

素材にこだわる方は、市販の塩麹を選ぶ際にも、無農薬・無添加といった点に注目してみるといいですよ(お値段も通常の塩麹とそれほど変わらない事が多いです)。

レモン塩麹を使って美味しく作る♪おすすめの活用レシピ

レモン塩麹を使って美味しく作る♪おすすめの活用レシピ

自家製レモン塩麹を作ったら、今度はいつもの料理に活用してみませんか?ここでは、レモン塩麹を活用して作る、おすすめレシピをご紹介していきます。

レモン塩麹でしっとり♪チキンソテー

レモン塩麹で漬け込むことで、しっとりしたチキンソテーのレシピです。

チキンソテーのレシピ
チキンソテー

<材料2人分>

・鶏もも肉:2(500g)

・レモン塩麹:大さじ34(鶏肉が浸るぐらい)

・オリーブオイル:大さじ2

・バター:10g

<作り方>

1.フォークで鶏肉の皮目に穴を開け、裏に切れ込みを入れる

2.保存袋に鶏肉・レモン塩麹を入れて揉み、冷蔵庫で1晩寝かせる

3.鶏肉を冷蔵庫から取り出し、常温にしておく

4.オリーブオイルを熱したフライパンに、皮目を下にしておく

5.弱めの中火で56分焼いていく

6.焼き目がついたら上下を返し、弱火で蓋をして23分焼く

7.余分な油を拭き取り、バターを加えてさっと絡める

8.お皿に盛り付け、完成

<ポイント>

・焼く前に塩麹を拭き取りましょう。(レモンは一緒に焼く)

さっぱりとやさしい味!鮭のレモン塩麹焼き

レモン塩麹の酵素で、魚の臭みを抜いてしっとりさっぱりと仕上げる鮭の塩麹レモン焼きです。

鮭のレモン<strong>塩麹</strong>焼きのレシピ
鮭のレモン塩麹焼き

<材料2人分>

・生鮭:2切れ

・レモン塩麹:大さじ12

<作り方>

1.生鮭の水分をキッチンペーパーで拭き取る

2.保存袋にレモン塩麹・1を入れて揉み、冷蔵庫で1時間置く

3.袋から鮭を取り出し、キッチンペーパーでレモン塩麹をぬぐう(レモン取る)

4.グリルで5~6分両面焼き、焼き色がついたら盛り付けて完成

<ポイント>

・レモン塩麹は焦げ付きやすいので、しっかりぬぐってから焼いてくださいね。

・グリルで焼いてから56分経ち、焦げ付き前にアルミホイルをかぶせましょう。

レモン塩麹でさっぱり!ポークソテー

レモン塩麹にアレンジを加えたレモンソースで漬け込む、さっぱりしたポークソテーレシピです。

ポークソテーのレシピ
レモン塩麹にアレンジを加えたレモンソースで漬け込む、さっぱりしたポークソテー

<材料2人分>

・豚ロース厚切り肉:2切れ(500g

・サラダ油:大さじ1/2

<レモン塩麹タレ>

・レモン塩麹:大さじ23

・砂糖:大さじ1/2

・おろしにんにく:小さじ1/3

<作り方>

1.豚肉は、赤身と脂身の間に切り込みを入れる

2.保存袋に、豚肉とレモン塩麹タレを入れて揉み、冷蔵庫で3時間ほどおく

3.フライパンに油を熱し、2を入れて中火で焼いていく

4.焼き目がついたら、裏に返して弱火で5分焼く

5.お皿に盛り付けたら、完成

<ポイント>

・豚肉は、切り込みを入れることで焼き縮みを防ぎます。

・焼く前に塩麹を拭き取りましょう。(レモンは一緒に焼く)

おつまみにもおすすめ!レモン塩麹風味の鶏ハム

少ない材料で手軽に作れる、レモン塩麹風味の鶏ハムレシピです。

レモン塩麹風味の鶏ハムのレシピ
レモン塩麹風味の鶏ハム

<材料2人分>

・鶏むね肉:200g

・レモン塩麹:大さじ23

・お湯(茹で用):適量

・ベビーリーフ:10g

<作り方>

1.鶏むね肉は余分な皮を取り除き、切り込みを入れて厚みを均一に切り開く

2.両面にレモン塩麹を刷り込み、30分ほど置く

3.キッチンペーパーで水分を拭き取り、レモンを取って、手前から巻いていく

4.ラップを2重にして巻き、さらにアルミホイルで包んでいく

5.鍋にお湯を沸かし、4を入れ、弱火で30分ほど加熱して火を止める

6.そのまま10分ほど放置する

7.お湯から取り出し粗熱を取り、冷蔵庫で30分ほど冷やす

8.取り出したら1cm幅に切り、ベビーリーフを敷いたお皿に盛り付け、完成。

<ポイント>

・鶏むね肉を茹でる際、様子を見ながら完全に火が通るよう、加熱時間を調整しましょう。

さわやかなレモン風味が美味!鶏の唐揚げ

レモンの酸味と塩麹の旨味が加わり、いつもより格別な鶏の唐揚げです!

鶏の唐揚げのレシピ
鶏の唐揚げ

<材料2人分>

・鶏もも肉(またはむね肉):1300g

・レモン塩麹:大さじ12

・片栗粉:大さじ2

・薄力粉:大さじ2

・揚げ油:適量

<作り方>

1.鶏肉を一口大に切り、フォークで数カ所突き刺す

2.ポリ袋にレモン塩麹を入れて揉み、30分程度味を染み込ませる

3.ボウルに片栗粉・薄力粉を入れて混ぜ、2を入れよくまぶす

4.鍋に揚げ油を熱し、160℃に温める

5.3を手でぎゅっと握ったりしながら丸く形を整え、揚げ油の中に入れ4分揚げる

6.取り出した肉は、バッドの上で5分休ませる

7.揚げ油を180℃に温め、再度肉を投入し、12分きつね色になるまで揚げる

8.油から取り出し、バッド上で油を切り、お皿に盛り付けたら完成

<ポイント>

・粉に鶏肉を入れる際、レモン塩麹はきれいにぬぐいましょう。

・お好み塩を振ったり、輪切りレモンをそえても美味しく仕上がりますよ。

爽やかな風味で体も温まる!レモン塩麹鍋

爽やかな酸味と優しい味わいが体に染み渡る、レモン塩麹鍋レシピです。

レモン塩麹鍋のレシピ
レモン塩麹鍋

<材料2人分>

・鶏もも肉:1枚(200g

・レモン(国産):1/2

・白菜:1/8

・水菜:1/4

・えのき:1/2

・春雨:30g

・塩:小さじ1/2

<スープ>

・レモン塩麹:大さじ45

・黒こしょう:少々

・水:800cc

<作り方>

1.鶏肉・白菜・水菜・えのきは食べやすい大きさに切る

2.春雨ははさみで半分に切り、レモンは薄切りに切る

3.鍋にスープを入れて煮立たせる

4.鶏肉を加えてアクを取り、ふたをして弱火で5分煮る

5.塩・野菜・春雨を入れ、火が通るまで煮る

6.輪切りレモンを上にのせて、完成

<ポイント>

・出汁が薄い場合は、粉末だしを入れ調整してみてくださいね。

まとめ:レモン塩麹で食材の栄養を摂取して素敵な体づくりを♪

レモン塩麹は、料理に使うだけで食材そのものの栄養を摂取できる上に、旨味も引き出してくれる万能調味料です。

さらに、摂取するだけで美肌やダイエット効果も。自宅でも簡単に作れるので、ぜひ作り置きして色んな料理に活用してみてくださいね!

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