そんな疑問にお応えします。
子供が幼稚園や保育園に通うようになり、必然的に作るようになるお弁当。毎朝どんなおかずを入れようか、彩りはどうしようかと悩むママも多いのではないでしょうか。
お弁当のおかずに迷ったら、冷凍食品を上手に活用してみるのがおすすめです。今回は、冷凍食品を使った子供のかわいいお弁当の詰め方から、冷凍食品を解凍してお弁当に入れる際の注意点まで、詳しく解説していきましょう。
目次
冷凍食品は栄養・コスパ面でもお弁当におすすめ!
子供のお弁当は冷凍食品を使わずできるだけ手作りで、美味しいおかずを入れてあげたいと毎朝頑張っているママもいるでしょう。冷凍食品をお弁当に入れても罪悪感なんて、感じなくて大丈夫です!
最近ではメーカーの技術も進み、むしろ、安心・安全に食べられて、お弁当作りが短縮できるおかずばかりなんです。詳しく説明していきましょう。
食品添加物の少ないおかずがある
冷凍食品には、子供が喜ぶおかずが豊富です。子供が楽しみにお弁当箱を開ける姿が想像できますよ。
子供に人気のあるハンバーグや唐揚げ・エビフライなど、冷凍食品には自宅で作るのは少々手間がかかるおかずのレパートリーが豊富に揃っています。
焼き魚や魚のフライなどのおかずも、きちんと下処理されているので、骨が刺さる心配なく食べられますよ。近年の冷凍食品は、冷めても美味しく食べられるよう、メーカーの技術と工夫が施されているので、ジューシーさや柔らかさは手作りと大差がなくなってきています。
高コスパで使い分けしやすい
冷凍食品は、コスパがよくて管理しやすい点もお弁当向きです。朝早くから起きて揚げて、焼いてと子供のお弁当のために料理すると、作業時間やパン粉や肉などの材料費などが大いにかかります。
冷凍食品にすれば、電子レンジやトースターで温めるだけなので、時間と手間とお金が節約できますよ。また、冷凍食品には4つ・6つ・8つ入りの小分けタイプがあるので、お弁当に使う分だけ解凍できます。
運動会などのイベントで、大人数でお弁当を食べる場合は業務用が便利です。業務用の冷凍食品は、大容量入っていてコスパもいいので、よく活用する冷凍食品は業務用を利用してみるのもおすすめですよ。
業務用冷凍食品と市販品の違いや、使いやすい業務用冷凍食品について詳しく知りたい方は、本記事と併せて以下の記事も参考にしてみてくださいね。
自然解凍品で食中毒対策ができる
冷凍食品は、自然解凍できる商品を使うことでお弁当の食中毒対策ができます。
冷凍食品のパッケージに「自然解凍OK」と書かれている商品は、35℃で9時間保存した上で、細菌チェックや味・風味・食感などの厳しい審査を通過しています。
冷凍庫から取り出して、そのままお弁当に入れておくと、室温20度程度だと約2〜3時間で解凍するので、昼頃にちょうど食べ頃になるんです。夏場でお弁当の食中毒が心配な時には保冷剤代わりになり、電子レンジ調理が必要ないので電力の節約にもなります。
また、室温が下がる冬でも、問題なく活用できます。自然解凍できる商品は、揚げ物から煮物、野菜まで幅広く揃っているので、子供が好きなものをチョイスして使ってみましょう。
冷凍食品を使ったかわいいお弁当の詰め方
それでは、冷凍食品を活用したかわいいお弁当の詰め方を紹介していきます。お弁当が美味しそうに見えない、茶色いものが大半になり彩りが悪いと悩んでいる方は、下記の3つのポイントを押さえてみましょう!
赤・緑・黄で華やかに
信号機の色である赤・青(緑)・黄の冷凍食品を取り入れてみると、お弁当のふたを開けた時の印象がガラッと変わります。子供が好きな唐揚げやハンバーグなどは、茶色なのでどうしても色が偏りがちですよね。
赤・緑・黄の冷凍食品を入れるだけで、見た目の完成度がぐっと上がり、彩りが改善されますよ。
ちなみに、赤はチキンライスやえびちり、緑はちくわの磯辺揚げや枝豆、黄色はかぼちゃサラダやオムレツなどの冷凍食品を使ってみましょう。
グラシンカップをフル活用
「グラシンカップ」入りの冷凍食品も、お弁当の彩りに便利な商品です。
マフィンカップのようなコンパクトな容器に入っていて、そのまま電子レンジ調理ができ、食材がくっつきにくく、おかずが適量に入っているので、もう一品欲しいときに便利ですよ。
カップの色がカラフルなので、お弁当の彩りとしても活躍してくれます。グラシンカップは、エビグラタンやミートソースなどの洋食から、きんぴらやひじきの煮物などの和食まで、バリエーション豊富な品揃えなので使いやすいですよ。
隙間は冷凍食品の野菜で埋める
詰めていたお弁当に隙間ができてしまった時は、冷凍食品の野菜の出番です。ブロッコリーや枝豆などの冷凍食品の野菜を、冷凍庫から取り出したままお弁当に入れると、彩りもでき、保冷剤としても活用できます。
もう少しかわいく演出したい場合は、ピックに枝豆やミックスベジタブルをさしてみるのもおすすめです。
小さいピックは割れやすいので、細いものが使いやすいですよ。子供も食べやすく、彩りも追加できるので、隙間に合わせて作ってみましょう。
※使いやすい冷凍食品の野菜については、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ本記事と併せて参考にしてみてくださいね。
冷凍食品を解凍してお弁当に入れる際の注意点
冷凍食品を解凍して、子供のお弁当に入れる際にも、いくつか注意をした方がよいポイントがあります。できるだけ健康的、衛生的なお弁当になるよう、気をつけてみてくださいね。
自然解凍OKの冷凍食品以外は温めてから入れる
上記でも紹介した、自然解凍OKとパッケージに書かれている冷凍食品は厳しい審査に合格した商品です。
パッケージに自然解凍OKと書かれていない商品は、電子レンジやトースターで一度加熱してからお弁当に詰めましょう。
熱を加えずに凍ったままの状態で、子供のお弁当に入れてしまうのはとても危険です。菌が繁殖したり、味が落ちたりする可能性があります。
また、加熱後はきちんと粗熱を取ってからお弁当に詰めていきましょう。熱々のままお弁当に詰めてしまうと、お弁当の全体の温度が上がり、菌が繁殖しやすなってしまいます。
前日に冷凍食品を解凍してお弁当に詰めてもいい?
前日に冷凍食品を解凍してお弁当に詰めておきたい場合は、できれば自然解凍できる冷凍商品を使うのがおすすめです。
自然解凍できるものであれば、温度差で痛むことがなく、色んな菌が繁殖するのを心配しなくてすみます。
どうしても加熱調理が必要な冷凍食品を使いたい場合は、一度電子レンジで温めてから、完全に冷めた状態でお弁当に詰めるようにしましょう。
ただし、お弁当のふたやラップは軽めにして、少しすきまを空けてください。お弁当の中の水分が外に飛ばずに蒸れてしまい、お弁当が傷んでしまう可能性があります。
一度解凍した冷凍食品は再冷凍して使わない
常温で放置したり、冷蔵庫に入れてしまったりと完全に食材が解凍した冷凍食品は、再度冷凍してお弁当に使うのは危険です。冷凍食品メーカーでも推奨していません。
メーカーで製造している冷凍食品は、マイナス30℃以下で急速に冷凍して、5℃以下の保存が前提です。
一度解凍すると、水分が出てきてしまい、元の品質が低下し、細菌の繁殖しやすくなります。つまり、まずくなってしまう上に食中毒の可能性もでてきてしまいます。
まとめ:冷凍食品を利用して安心でかわいいお弁当作りをしてみよう
毎朝、幼稚園や保育園の子供がいるママ達には、ぜひ冷凍食品を使ったお弁当作りがおすすめです。
好きな食材や彩りを気にしながら、自然解凍のできる商品で食中毒対策もしながら、子供が喜びママも安心できるお弁当の詰め方を!