そんな疑問にお答えします。
寒い日に食べると体の芯まで温まる、コクのある味噌ラーメン。お店で食べるあの美味しい味わいが、家でも簡単に作れるのはご存知ですか?
この記事では、家庭にある食材で、簡単に作れる本格的な味噌ラーメンレシピをご紹介していきます!
味噌ラーメンに合う具材については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
本格的な味噌ラーメンレシピ!素材の選び方とは?
濃厚なコクのある本格派の味噌ラーメンを「自宅で作りたい」「食べたい」時は、使う材料にもこだわってみませんか。
調味料・麺・味噌などにこだわりを持つことで、理想とする本格的な味わいのレシピに近づけますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
調味料の選び方
濃厚で美味しい味噌ラーメンを引き立ててくれる調味料。味噌ラーメンの味の土台にもなるので、選ぶのも慎重になります。
プロも愛用している「創味シャンタン」や、「味覇(ウェイパー)」、「鶏ガラスープの素」などを活用すると、味が決まりやすく、より本格的な味わいに近づきます。
他にも、実際に自宅で味噌ラーメンを作っている人のレシピを確認してみると、ごま油や3倍濃縮の麺つゆを入れているという意見も。味噌ラーメンのコクが増す、隠し味になるそうですよ。
麺の選び方
お店で食べるような本格的な味噌ラーメンを、自宅レシピで再現したい場合は麺選びも重要。一般的には、味噌ラーメンには黄色い色で、モチモチッとした食感の太めのちぢれ麺が相性抜群で、スープと絡みやすいですよ。
また、インスタント麺を使ってもいいですが、麺を茹でる際に、沸騰したお湯に入れ、最低1分は触れないように気をつけましょう。
箸でほぐしてしまうと、麺が割れて余計な水分が入り、ムラができて麺の弾力が損なわれてしまいます。
味噌ラーメンと相性のいいちぢれ系の生麺は、ネット通販でも購入できます。他にも、7種類の麺のこだわり麺が選べるので、どの麺が味噌ラーメンに合うか模索しながら作れますよ。
味噌の選び方
本格的な味わいがする味噌ラーメンレシピの決め手はやはり味噌!もやしやきゃべつなどの水分が出やすい野菜を入れても味が損なわれにくく、肉の臭みも消してくれるので、特にこだわりたいところ。
赤味噌や白味噌を単独で使うのもいいですが、2種類をブレンドしたり、合わせ味噌を使ったりすることで、より濃厚でコクが感じられるスープに仕上がります。
特に、長年親しまれ続けていて、プロも愛用している北海道みそ「ほほえみ紅一点」は味噌ラーメン作りに愛用している人が多いようです。淡色で甘口のこし味噌なので使いやすく、ネット通販でも購入可能です。
自宅で作る!簡単で本格的な味噌ラーメンのおすすめレシピ
近所のスーパーでも簡単に揃えられる材料を使った、本格的な味噌ラーメンレシピです。調味料や味噌、具材にこだわって、時間をかけて作ってみたいときにおすすめです。
また、味噌ラーメンを進化した冷やし系や具を入れない味噌ラーメンなどの変わり種レシピも併せて確認してみてくださいね。
野菜たっぷり味噌ラーメン
シャキシャキの野菜をたっぷりのせた、本格的なピリ辛味噌ラーメンレシピです。2種類の味噌を使うことで、味噌の味わい深さを表現しています。
<材料2人分>
・豚ひき肉:100g
・ごま油:小さじ2
・にんにく・しょうが:各1片
・白ネギ:5cm
・赤味噌:大さじ1
・合わせ味噌:大さじ2
・豆板醤:小さじ1/2
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・醤油:小さじ1
・鶏がらスープの素:大さじ1
・水:800cc
・にんじん:1.5cm
・もやし:1/4袋
・きゃべつ:1枚程度
・中華麺:2玉
・青ネギ:10cm
・ごま:小さじ1
<作り方>
1.きゃべつは太めの千切り、にんじんは短冊切り、にんにく・しょうが・白ネギはみじん切り、青ネギは小口切りにする
2.鍋にごま油を入れて熱し、にんにく・しょうが・白ネギ・豆板醤を入れて、香りが出るまで炒める
3.豚ひき肉を加えて炒め、色が変わってきたら味噌1/3程度の量を入れてさらに炒める
4.酒・みりん・醤油・鶏がらスープの素と水を入れて、煮立たせる
5.沸騰したらアクを取って、火を止めて残りの味噌を溶き入れる
6.再び火をつけて、煮立たせないよう軽くかき混ぜれば、スープが完成
7.別の鍋にお湯をたっぷり沸かし、にんじん・もやしを入れ、1分立ったらきゃべつを入れて茹で、さっとザルに取り出す
8.野菜を茹でた鍋で、お湯が再沸騰したら中華麺を入れ、袋の規定通りに茹でる
9.茹で上がったら、お湯をしっかり切って器に移す
10.スープを注いで、茹でた野菜・青ネギ・ごまをのせたら、完成
<ポイント>
・味噌を入れた後に、スープを沸騰させないようにしましょう。味噌の風味がとんでしまいます。
・野菜は加熱しすぎないよう、さっと茹でるとシャキシャキ感が残りますよ。茹でた後も水分をしっかり切ることで、スープの味が薄まらず美味しく仕上がります。
肉味噌バターラーメン
こってりとした肉味噌スープと、バターのコクが美味しい本格的なラーメンレシピです。きゃべつやコーンの甘みがアクセントになっています。
<材料2人分>
・きゃべつ:2~3枚
・メンマ:30g
・コーン(缶):大さじ2~3
・バター:10g
・中華麺:2玉
・豚ひき肉:80g
・しょうが・にんにく:各1片
・味噌:大さじ1
・酒:大さじ1
・顆粒スープの素:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・醤油:大さじ1/2
・水:800ml
・塩こしょう:少々
・サラダ油:適量
<作り方>
1.しょうが・にんにくをすりおろしておく
2.きゃべつはざく切りして、さっと茹でて、ザルにあげ水気をしっかり切る
3.鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、豚ひき肉・しょうが・にんにくを入れて炒める
4.ひき肉の色が変わったら、味噌・酒・顆粒スープの素・砂糖・醤油・水を入れる
5.強火で煮立たせながら、塩こしょうで味を整えて、スープ完成
6.別の鍋に、たっぷりとお湯を沸かし、ラーメンをほぐしながら袋の時間通りに茹でて、ザルにあげる
7.どんぶりに、スープを注ぎ、水気を切ったラーメン・きゃべつ・メンマ・コーン・バターをのせて、完成
<ポイント>
・にんにく・しょうがは、チューブタイプのものを使っても美味しく仕上がりますよ。
冷やしても美味い!極うま味噌ラーメン
真夏に食べたくなる、ピリ辛風味の味噌ラーメンレシピです。牛脂でコクをアップさせることで、お店で食べるような本格的な味わいに。
<材料2人分>
・生中華麺:2玉
・きゅうり:1/4本
・にんじん:1/4本
・ハム:2枚
・万能ねぎ:適量
・白ゴマ:適量
・マヨネーズ:適量
・一味唐辛子:適量
<味噌スープ>
・牛脂:20g
・顆粒スープの素:大さじ1~2
・にんにく・しょうがチューブ:各2cm
・味噌:大さじ4~5
・甜麺醤・豆板醤:各小さじ1/2
・ごま油:大さじ2
・水:800ml
<作り方>
1.きゅうり・にんじんは5cmの長さで千切り、ハムは細切り、万能ネギは小口切りにする
2.鍋に<味噌スープ>の材料を入れて、火にかける
3.味噌が全体的に溶け込んだら火を消し、粗熱を取って冷蔵庫でよく冷やす
4.別の鍋に、たっぷりとお湯を沸かし、ラーメンをほぐしながら袋の時間通りに茹でて、ザルにあげる
5.どんぶりに麺を入れ、冷やしたスープと具材をのせたら、完成
<ポイント>
・甜麺醤や豆板醤を入れると辛いので、子供に作る場合は調整してくださいね。
・辛いのが得意な方は、ラー油をプラスするとさらに美味しく仕上がります。
・スープは冷やすと若干薄まるので、濃いめに作っておくと食べる時にいい具合になりますよ。
麺がなくてヘルシー!麺なし味噌ラーメン
野菜とスープだけでも美味しい、麺なし味噌ラーメンレシピです。ダイエット中でも、味噌ラーメンを味わいたいという方におすすめです。
<材料2人分>
・ひき肉:100g
・玉ねぎ:1/2個
・にんじん:1/3本
・もやし:1袋
・水:600ml
・味覇(ウエイパー):大さじ2~3
・豆板醤:小さじ2
・にんにく:1片
・味噌:大さじ1~2
・サラダ油:大さじ1~2
・塩こちょう:少々
<作り方>
1.にんにくはみじん切り、玉ねぎは厚めにスライス、にんじんは5cmの千切りにする
2.フライパンに油とにんにくを熱し、香りが出たら、ひき肉を入れて炒める
3.ひき肉の色が変わったら、豆板醤を入れ、フライパンの隅で炒めてから混ぜ合わせる
4.にんじん・玉ねぎ・もやしの順番で入れて炒め合わせ、油が回ったら水を入れる
5.沸騰したらアクを取り、味覇と味噌を入れていく
6.沸騰しないよう調整し、塩こしょうで味を整えたら、器に盛り付けて完成
<ポイント>
・味噌を入れた後は、沸騰させてしまうと味噌の風味が飛んでしまうので気をつけてくださいね。
・ひき肉はしっかり炒めておくと、よりコクがでて美味しく仕上がりますよ
スープまで飲み干せる!無化調で本格的な味噌ラーメンレシピ
次は、化学調味料を使用していない無化調の味噌ラーメンレシピをご紹介します。
天然の材料や鶏肉の出汁から作る優しい味わいが沁みる、本格派の味噌ラーメンなので、子供と一緒に安心して食べられますよ。ぜひ、自宅で作ってみてくださいね。
優しい味わい!野菜たっぷり無化調の味噌ラーメン
昆布や煮干しを使ったスープで作る、野菜たっぷりで本格派の無化調味噌ラーメンレシピです。化学調味料や味の濃さが気になる人におすすめです。
<材料2人分>
・生中華麺:2玉
・きゃべつ:1~2枚
・冷凍コーン:20g
・乾燥わかめ:小さじ1
・焼き海苔:3つ切り1枚
<スープ>
・出汁(昆布・煮干し):600ml
・無添加味噌:大さじ2
・無添加鶏スープの素:小さじ2
・ごま油:小さじ1
<作り方>
1.800mlの水に昆布5cm×10cm、煮干し2本を入れ、冷蔵庫で一晩浸けておく
2.きゃべつやにんじんは細切りにする
3.冷凍コーンとともに耐熱皿に入れてラップをし、電子レンジで3分加熱しておく
4.鍋にスープの材料を入れ、混ぜ合わせながら温める
5.別の鍋にお湯を沸かし、生麺を指定の茹で時間で茹でる
6.どんぶりにスープを注ぎ、湯切りした麺を入れる
7.野菜・海苔・乾燥わかめを盛り付けて、完成
<ポイント>
・出汁を取るのが面倒な場合は、顆粒だしと水で作ってみてくださいね。
鶏胸肉を使ったあっさり無化調味噌ラーメン
鶏のあっさりした味わいが美味しい、無化調味噌ラーメンレシピです。野菜の茹で汁や鶏の出汁の柔らかい旨味があり、本格的な味わいが楽しめます。
<材料1人分>
・中華麺:1玉
・鶏胸肉:100g
・もやし:40g
・きゃべつ:40g
・にんじん:30g
・ねぎ:20g
・にら:20g
・玉ねぎ:40g
・水:250ml
・味噌:20g
・にんにく・しょうが:各2g
・塩:小さじ1
・ごま油:小さじ1
<作り方>
1.きゃべつと鶏肉は細かく切り、にんじんは短冊切り、にんにく・しょうがはすりおろす
2.鍋に水・塩・1の材料を入れ、弱火で茹でていく
3.鶏肉と野菜に火が通ったら、もやし・玉ねぎ・にら・ねぎを入れる
4.全体的に茹で上がったら、野菜を取り出して水気を切る
5.茹で汁を再度火にかけ、味噌とごま油を入れ、味を整える
6.別の鍋にお湯を沸かし、生麺を指定の茹で時間で茹でる
7.どんぶりに湯切りした麺・スープを入れ、具材をのせたら完成
<ポイント>
・辛いのが得意な方は、ラー油や豆板醤、キムチを入れても美味しく仕上がりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
塩麹で簡単に。無化調味噌ラーメン
塩麹の優しい味わいが美味しい、本格的な無化調味噌ラーメンレシピです。スープも飲み干せるよう、水の分量が少なめになっています。
<材料2人分>
・中華麺:2玉
・味噌:大さじ2
・塩麹:大さじ1
・豆板醤:小さじ1/2
・にんにく・しょうが:1片
・ごま油:大さじ1
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ1
・水:400ml
・ねぎ・ごま:少々
・昆布:適量
<作り方>
1.800mlの水に昆布5cm×10cmを入れ、冷蔵庫で一晩浸けておく
2.にんじん・しいたけ・たまねぎを千切りに、にんにく・しょうがをすりおろす
3.鍋にお湯を沸かし、野菜を入れて好みの固さに茹で、ザルにあげて水を切る
4.鍋に味噌・塩麹・豆板醤・にんにく・しょうが・ごま油を入れ、中火で焦げないよう炒める
5.一晩浸けた昆布出汁・野菜を入れて、味噌が溶けるまで混ぜ、みりん・醤油で味を整える
6.別の鍋にお湯を沸かし、生麺を指定の茹で時間で茹でる
7.どんぶりに湯切りした麺・具入りスープを入れ、ねぎとごまを散らしたら完成
<ポイント>
・お好みでコーンや韓国のり、わかめを入れるとさらに美味しく仕上がります。
無化調にこだわる方は具材も手作りがおすすめ!
時間をかけて、具材まで作りたいという方向けの、本格的な味噌ラーメン用レシピです。時間がある時にぜひ挑戦してみてくださいね。
煮豚の作り方
<材料(4人分)>
・豚バラ肉:1本(400g弱)
・醤油:500cc
・水:2.5ℓ
<煮豚の作り方>
1.2.5ℓの水を沸騰させ、豚バラ肉を入れて弱火で1時間煮る
2.鍋に醤油・茹でた豚バラ肉を入れ、強火で沸騰させ、煮立ったら上下させ3分煮る
3.火を止めて10分程度浸し、その間何度か上下に返しておく
4.10分経ったら、脂身を下にしてラップしたら完成
煮卵の作り方
<材料(4人分)>
・卵:4個
・煮豚の漬け汁:100ml
・水:300ml
・砂糖:大さじ1
・酢:小さじ1
・出汁昆布:1枚(約10cm)
<煮卵の作り方>
1.煮豚の漬け汁・水を鍋にかけ、一煮立ちさせて火を止める
2.別の鍋に水を入れて、沸騰したら酢と常温に戻した卵を入れる
3.6分茹でたら、冷水に取り、殻をむく
4.冷ました漬け汁・出汁昆布1枚・殻をむいた卵をボウルに入れ、一晩置いたら完成
味付けメンマの作り方
<材料(4人分)>
・水煮メンマ
・煮卵で使用した漬け汁:適量
・ごま油:大さじ1
・ブラックペッパー:少々
<味付けメンマの作り方>
1.水煮メンマを軽く洗い、15分程度水切りする
2.フライパンにごま油を熱し、メンマを入れて軽く炒めいく
3.煮卵で使った漬け汁を、メンマが浸るぐらい入れ、煮詰める
4.水気がなくなってきたら、ブラックペッパーを振って完成
まとめ:本格的で美味しい味噌ラーメンレシピを自宅で再現しよう!
お店で食べられる本格的な味わいの味噌ラーメンは、自宅でも作れます。いつもよりも時間がある時は、調味料や麺・味噌にもこだわった、自己流の美味しい味噌ラーメンレシピに挑戦してみてくださいね!