そんな疑問に答えます。
食前に湯通しキャベツを食べることで、その後に食べる食事の量を減らし、結果的に、健康的にやせることができるとして、今話題になっている湯通しキャベツダイエット。
あまりお金がかからない上、身体に負担もなさそう…メリットがたくさんあるダイエットというイメージですが、本当のところはどうなのでしょうか?
ここでは、そんな「湯通しキャベツダイエット」の基本的な知識と、簡単に作れるバラエティに富んだレシピを、たっぷりとご紹介していきます!
目次
【湯通しキャベツダイエット】基礎知識と基本レシピをご紹介!
「湯通しキャベツダイエット」は、食前に「湯通しキャベツ」を食べてお腹を満たすことにより、おかずやご飯の量を減らし、その結果、健康的にやせることができるという、今話題のダイエットです。
ここでは、「湯通しキャベツダイエット」に取り組む際、何をすればいいのか、何に気をつければいいのか…くわしく知りたい方のために、基礎知識と基本レシピを、わかりやすくご紹介していきます!
食前に「湯通しキャベツ」がおすすめ!その理由は?
食前に「湯通しキャベツ」を食べてお腹を満たしておけば、その後の食事量を減らすことができる…。これが「湯通しキャベツダイエット」をおすすめしたい理由です。
しかし、食前に食べるものが「ご飯」「肉料理」では、なぜダメなのでしょうか?なぜ「湯通しキャベツ」がおすすめなのでしょうか?以下でわかりやすく説明していきます。
食事を摂ると「血糖値が上昇する」ことは、よく知られています。「血糖値が急激に上昇する」ことにより、脂肪の燃焼が妨げられ、肥満の悪化につながります。
糖質たっぷりの「ご飯」や、脂質たっぷりの「肉料理」を大量に摂ると、血糖値が急激に上昇してしまうので、注意が必要!
糖質や脂質の吸収を緩やかにして、血糖値の急激な上昇を抑えるために役立つのが「食物繊維豊富なキャベツ」です。
食物繊維豊富な野菜は、食前に摂ることにより、満腹感を促すという利点もあります。
またキャベツには、ビタミンCが多く含まれているので「ストレスの緩和」「免疫力アップ」「健康な肌の維持」などの効果が期待できます。
さらに、キャベツに含まれる食物繊維は、腸内環境を整える働きをするため、便秘の予防や改善に効果的です。
湯通しキャベツダイエットの手順
「湯通しキャベツダイエット」の手順について、ご説明していきます。
生キャベツ(1/6玉)を用意して「湯通しキャベツ」を作り、食事前に食べます。次におかず(主菜)を食べます。そして最後に主食(ご飯)を食べます。この順番は、必ず守ってください!
「主食(ご飯。糖質が多い)」を最初に食べると、血糖値が急上昇してしまうというのが、その理由です。「湯通しキャベツ→おかず→主食」の順番で食べると、血糖値は急激に上昇しません。
湯通しキャベツの基本レシピ
「湯通しキャベツ」を毎食準備するのは面倒…そのように思う方が多いかもしれません。ここでは、簡単に作れる「湯通しキャベツ」のレシピをご紹介していきます!
【材料(1人分)】
キャベツ:1/6玉
【作り方】
1. キャベツを千切りにして、ざるに入れます。葉の芯も一緒に刻んでおきます。
2. ざるに入れたキャベツの上から熱湯を回しかけます。
3. 粗熱がとれたら、軽く絞って、お好みの調味料と合わせてください。
【ポイント】
完成した「湯通しキャベツ」は、ノンオイルのドレッシングをかけたり、味噌汁やスープに加えて食べるのがおすすめです。
【湯通しキャベツダイエット】知っておきたいアレンジレシピ4選
毎食、湯通しキャベツを食べるダイエットに取り組むと、数日でその味に飽きてしまい、長続きしない人が多いよう。
飽きないように、バリエーション豊かな湯通しキャベツのアレンジレシピを知っておきたいですよね。以下で、おすすめレシピをご紹介していきます!
湯通しキャベツの簡単おつまみ
お酒にもご飯にもよく合う、湯通しキャベツで作る簡単おつまみをご紹介します。家に常備している材料で手軽に作れるのも魅力ですよ。
【材料】
キャベツ:1/4玉
鶏ガラスープの素:小さじ1
塩昆布:3つまみ
にんにくチューブ:2~3cm
いりごま:お好みで
鷹の爪:お好みで
【作り方】
1. キャベツを食べやすい大きさに切ります。ざく切りか太い千切りがおすすめです。
2. やかんでお湯を沸かし、キャベツにお湯をゆっくり回しかけます。
3. お湯を切って、温かいうちに調味料を混ぜます。
4. そのまま食べても、冷やしてから食べてもおいしいです。お好みでごま油を回しかけると風味が増すのでおすすめですよ。
【ポイント】
冷やすと味がよく染み込みます。
湯通しキャベツのしらす和え
シンプルな湯通しキャベツにしらすを加えて、味わいも栄養価もワンランクアップ!飽きのこないおすすめレシピをご紹介します。
【材料(4人分)】
キャベツ:1/4玉
塩:小さじ1/2
しらす:40g
ごま油:小さじ2
中華だし:小さじ1
にんにくチューブ:1cm
いりごま:お好みで
フライドオニオン:お好みで
刻みのり:お好みで
【作り方】
1. キャベツを千切りして、ざるに入れます。塩を加えて塩もみします。
2. キャベツにお湯を回しかけ、水気をしっかり切ります。
3. 2をボウルに移し、粗熱がとれたら、しらすと調味料をすべて加え、和えます。
4. 3を冷蔵庫で冷やし、器に盛ります。お好みで、いりごま・フライドオニオン・刻みのりを散らしたら完成です!
【ポイント】
千切りスライサーを使わずに、包丁でキャベツを切ると、歯ごたえ良く仕上げることができます。
湯通しキャベツと小ネギのナムル
辛みが好きな方におすすめしたいのが、ピリッと辛い小ネギと、湯通しキャベツの組み合わせ。酒のつまみにもなりますので、覚えておくと便利なレシピです!
【材料(2人分)】
キャベツ:1/6玉
小ネギ:4本
黒こしょう:少々
ごま油:大さじ1
白すりごま:適量
にんにくチューブ:少々
塩:適量
【作り方】
1. キャベツは粗めに千切りにして、ざるに入れます。
2. たっぷりお湯を沸かし、ざるに入れた千切りキャベツに回しかけます。
3. 手で絞れるくらい冷めたら、ギュッと絞り、ボウルに移します。
4. 3cmくらいの長さに切った小ネギ・白すりごま・チューブのにんにく・黒こしょう・ごま油を加え、塩は強めに振ります。
5. よく混ぜ合わせたら完成です!
【ポイント】
お好みで、きのこやきゅうりを加えると、栄養価がアップし、食感も良くなりますよ。
湯通しキャベツのすし酢漬け
夏の薬味に欠かせない野菜、みょうが。湯通しキャベツにみょうがを追加して仕上げることにより、夏バテ解消の強い味方にもなる、さわやかで食欲をそそる一品が完成します!
【材料(2人分)】
キャベツの葉:2~3枚
みょうが:1本
すし酢:大さじ2
塩昆布:1つまみ
練り辛子:少々
白いりごま:適量
【作り方】
1. キャベツは、食べやすい大きさのざく切りにします。軸も斜めに薄くスライスして使います。
2. 熱湯で20秒ほどゆでて、ざるにあげて水気を切り、しゃもじなどをざるに押しつけて水気を切ります。
3. みょうがは縦半分に切って、斜め薄切りにします。
4. ボウルに、キャベツ・すし酢・みょうが・塩昆布を加えて、全体を混ぜます。
5. 粗熱がとれたら、お好みで練り辛子を加えて、さらに味を調えます。
6. 器に盛りつけ、ごまを散らしたら完成です!
【ポイント】
甘めが好きな方は、お好みではちみつを加えてください。
まとめ:健康的でお手軽~湯通しキャベツでダイエットを楽しもう!
栄養効果の高い野菜であるキャベツをたっぷりと摂取することにより、健康的にやせることができる「湯通しキャベツダイエット」。
湯通しキャベツのレシピをたくさん知っておけば、飽きずにダイエットを続けることができます。この記事を参考にして、さっそく、湯通しキャベツダイエットを始めてみてはいかがでしょうか?