ベーキングパウダーは100均で売ってる?品質・特徴・コスパ等を解説
ベーキングパウダーは100均でも売っているの?

そんな疑問にお応えします。

今回は、100均のダイソーやセリアで売っているベーキングパウダーについて、詳しくご紹介していきます。

通常150円前後のベーキングパウダーが、スーパーで買うより断然安くてお得に買えるので、自宅でよくお菓子作りをする方、必見です!

100均のベーキングパウダー2選

全国に店舗があり、色んな生活雑貨が売っている100均のダイソー・セリアのベーキングパウダーの特徴についてご紹介していきましょう。

100均ダイソーのベーキングパウダー

製菓コーナーに売っている100均ダイソーのベーキングパウダーは、グリーンのパッケージのチャック付きです。使い終わったら封をしてそのまま置いておける便利なタイプです。

内容量は70gと大容量で、カステラ・ドーナツ・ホットケーキ・蒸しパン・万頭・ビスケット・ケーキ・クッキーなど色んなお菓子に活用できると書かれています。

しょっちゅうお菓子作りをする家庭では、かなり重宝する量ですね。ちなみに、100均キャンドゥでもダイソーと同じメーカーのベーキングパウダーを買う事ができます。

ただし、小規模店舗では取り扱いがない場合があるので、事前に確認してみましょう。成分重量は以下の通りです。

ダイソーベーキングパウダーの成分重量

・コンスターチ(30%)

・炭酸ナトリウム(30%)

・酸性ピロリン酸ナトリウム(18%)

・グルコノデルタラクトン(14%)

・フマノ酸(14%)

・第一リン酸カルシウム(4%)

以前販売していたベーキングパウダーには「アルミ=硫酸カリウムアルミニウム(ミョウバンとも言う)」が含まれていましたが、2021年現在のパッケージに「アルミフリー」と書かれている通り、「アルミ」は含まれていません。

100均セリアのベーキングパウダー

同じく製菓コーナーにある100均セリアのベーキングパウダーは、うさぎの絵が描かれている銀色のメタリックなパッケージで売っています。こちらはチャックがついていないので、一回使い切りタイプとなっています。

内容量20gで、スポンジケーキやスコーンなどのお菓子に活用できると書かれています。成分重量は以下の通りです。

セリアベーキングパウダーの<strong>成分重量</strong>

・第一リン酸カルシウム(31.5%)

・炭酸水素ナトリウム(24.0%)

・コーンスターチ(44.5%)

セリアのベーキングパウダーにも、パッケージに「アルミフリー」と書かれている通り、「アルミ=硫酸カリウムアルミニウム」は含まれていないので安心して使えます。

使用方法は、「小麦粉に対して約3%の割合でふるいにかけてよく混ぜて使用してください。」と書かれています。小麦粉100gなら3gという事になりますね。

100均のベーキングパウダーの味や品質は?苦い?膨らまない?

100円とリーズナブルに買えるの100均のベーキングパウダー。安いだけにクオリティが心配になりますよね。実際に100均のベーキングパウダーを使った方の意見を参考にまとめてみました。

味が苦いってホント?

100均のベーキングパウダーの味は、苦さなどのおかしい点はなく、サラサラと粒が細かいので小麦粉とよく混ざり使いやすいと評判です。

100均のベーキングパウダーに限らず、ベーキングパウダーを苦いと感じる原因は、原材料に含まれる「重曹=炭酸ナトリウム」にあります。

重曹は水を加えて加熱する事でガスが発生し、「苦味」の原因になる事があります。ただし、ベーキングパウダーに含まれる重曹の量は微妙なため、苦味を感じる場合はベーキングパウダーの量がかなり多い可能性があります。

お菓子作りの際は、目分量ではなくきちんと軽量して活用するようにしましょう。

スーパーで買うものと比べて膨らまないってホント?

膨らむ力も十分あります。実際に、100均のベーキングパウダーを使ってホットケーキやパウンドケーキ、ナンなどを作ったという口コミがありました。

もし100均のベーキングパウダーを使って膨らまない場合は、他に原因がある可能性があります。例えば、ベーキングパウダーを開封してから時間経つと、発泡作用が弱くなるため、レシピ通りに分量を入れても膨らまなくなってしまい、失敗の原因となります。

開封後いつまでなら正常に使えるか、等については以下の記事で解説をしていますので、併せてお読みください。

100均のベーキングパウダーのコスパはいい?

では、100均のベーキングパウダーはスーパーで売っているものと比べると安いのか、高いのか比較していきましょう。

100均のベーキングパウダーのg当たりの単価

ベーキングパウダーは小麦粉100gに対して、3〜4g使う事が多いです。なので、ダイソーとセリアの内容量から、4g当たりの単価を計算してみました。

・ダイソーのベーキングパウダー(内容量:70g):4g当たり6.16円

・セリアのベーキングパウダー (内容量:20g):4g当たり21.6円

ダイソーは4g17回分、セリアは4g5回分を使う事ができます。100均同士で比較すると、ダイソーの方が圧倒的にお得です。

ただし、ベーキングパウダーを使う頻度が高い場合はダイソーがお得ですが、劣化の恐れを懸念すると、単価は高いけれど使い切りタイプのセリアの方が安全かもしれません。

スーパーのベーキングパウダーと比較

スーパーによく売っている「日清フーズのベーキングパウダー」は、4g入りが8袋入って157円です。このベーキングパウダーもアルミが入っていないので安心して使えるものです。

内容量は32gで、4g当たりの単価が19円となっています。1回使い切りタイプなので、保存するのも便利です。100均のベーキングパウダーと比較すると、内容量や単価はダントツでダイソーがお得という結果になりました。

ただ、ベーキングパウダーを使う頻度によって、100均かスーパーのものか選んだ方がいいでしょう。

まとめ:100均のベーキングパウダーでお菓子作りをしてみよう!

100均のダイソー・セリアにも、ベーキングパウダーが売っています。近くに100均がある場合は、ぜひお菓子作りに活用してみましょう。

毎週のようにベーキングパウダーを使う場合は100均ダイソーがお得ですが、ちょっと使いたい時にはセリアやスーパーのものがおすすめです。

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