そんな疑問にお答えします。
冬はお鍋で大活躍の柚子胡椒。最近はいろんなタイプの柚子胡椒が売られていますが、なんとなく選んでいませんか？今回は、選び方やおすすめ商品１０選をご紹介します。
これを読めばお気に入りの柚子胡椒を見つけられるかもしれませんよ。柚子胡椒好きの方や、あまり使ったことがない方もぜひ参考にしてみてください。
目次
柚子胡椒のおすすめの選び方
柚子胡椒は、形状や粒の大きさなど、かなりバリエーションがあります。ここでは、柚子胡椒を選ぶ際に押さえておきたいおすすめポイントを解説していきます。
柚子胡椒を選ぶ際は形状に注目！
現在販売されている柚子胡椒には、「ペーストタイプ」「粉末タイプ」「液体タイプ」といった、様々な形状の商品があります。
柚子胡椒を選ぶ際には、これらの形状ごとの特徴を理解しておくと、使いたい料理にピッタリの柚子胡椒を見つけることができますよ。それぞれの特徴は以下のとおりです。
・ペーストタイプ…一番商品数が多いオーソドックスなタイプ、
・粉末タイプ…七味などと同じような感覚で料理に振りかけて使える
・液体タイプ…柚子胡椒にお酢を加えて液体状に加工したもの
ペーストタイプはスーパー、コンビニなど身近なところで購入でき、どんな料理にも合うので柚子胡椒初心者の方におすすめです。粉末タイプは常温で保存ができ、振りかけるだけで手軽に柚子胡椒の風味が楽しめます。
液体タイプはほかの液体の調味料と混ざりやすいのがメリットです。料理の幅が広がるのでペーストタイプの柚子胡椒しか使ったことがないという方におすすめです。
ペースト状の柚子胡椒はさらに細かな特徴が
たとえば同じように見えるペースト状の柚子胡椒でも、粒の大きさによって３つに分けられます。
・粗びきタイプ…柚子・青唐辛子の食感がしっかり残り、強い香りが特徴
・細びきタイプ…柚子・青唐辛子の食感はほとんど残らず、なめらかな口当たり
・石臼びきタイプ…粒の大きさは粗びきと細びきの中間。大きさが不揃い
粗びき・石臼びきは比較的粒がしっかりしているので、豆腐にのせたり、お刺身につけたり薬味として使うのがおすすめです。細びきタイプはどんな料理も使え、液体に溶けやすいのでドレッシングなどにおすすめです。
また、上記の分類以外にも「青唐辛子・赤唐辛子・黄唐辛子」と使う唐辛子の種類での分類もあります。この点については以下の記事で詳しく解説しているので、本記事と併せて参考にしてみてください。
スーパーで買える！おすすめお手頃柚子胡椒２選
まずは、柚子胡椒にこれからチャレンジしてみたい、という柚子胡椒ビギナーの方向け（？）にお値段・内容量がお手頃で、身近なスーパーでの取り扱いも多いおすすめの柚子胡椒を紹介していきます。
S&B柚子こしょう
大手食品メーカーS&Bの柚子胡椒。スーパーで一番よく見かける定番商品ですよね。４０g入りで１３５円とお手頃な値段で買えるのがうれしいポイントです。
柚子のさわやかな香りと青唐辛子のピリッとした辛味が特徴です。コンパクトなチューブタイプなので冷蔵庫で場所をとることなく保存できます。
少量で気軽に試せるお値段だから、「今まであまり柚子胡椒を使ったことがない！」という方におすすめです。
S&B柚子こしょう（粉末）
こちらもS&Bの柚子胡椒ですが、珍しい粉末タイプです。乾燥させた柚子と青唐辛子をバランスよくブレンドした商品です。料理に振りかけるだけで簡単に風味付けができます。
通販サイトでは「お総菜やインスタント食品に飽きてきたときに簡単に味変できる！」という口コミも。粉末なので賞味期限が長く、常温で保存できるのもうれしいですね。
１２ｇ入り２１０円とこちらもお手頃な商品なのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
つぶつぶ食感が新鮮！おすすめ粗びき柚子胡椒３選
次に、いままでとは違うタイプの柚子胡椒を食べてみたい、という方に柚子の粒感がしっかり残った粗びきタイプのおすすめの柚子胡椒をご紹介します。
美代子ばあちゃんの柚子胡椒
楽天市場のランキング１位常連の柚子胡椒です。美代子ばあちゃんが手作りにこだわって６０年間作り続けています。生産者の顔がわかっているとよりおいしく食べられますよね。
完全無農薬で栽培された柚子と唐辛子を使用しています。柚子の皮は粗びきで風味が強いことが特徴です。噛めば噛むほど柚子の香りが広がるので、餃子や焼き肉などお肉料理と一緒に食べるのがおすすめです。
８０ｇ８６４円と高級品ですが、九州伝統の手作りの味を試してみてください。
博多華味鳥／柚胡椒
博多の水炊き専門店「博多華味鳥」から発売されている柚子胡椒。粒が大きめの柚子胡椒は水炊きと相性抜群です。
水炊きセットとして売られていましたが、お客さんから「柚子胡椒を単品で販売してほしい」との声があり、買えるようになりました。さまざまな通販サイトで柚子胡椒の売り上げランキング上位に入っている人気商品です。
皮が分厚い天然木の柚子の実を使っています。唐辛子は無農薬栽培のもの、塩は沖縄のシママースを使用し、素材にとことんこだわった柚子胡椒です。
川津家謹製／粒柚子胡椒
柚子胡椒を世に送り出した先駆けともいわれている「川津食品」の柚子胡椒です。細びきの柚子胡椒をとは全く違うタイプのものを発売しました。名前のとおり、柚子と唐辛子をすりつぶさずに、つぶつぶ感を残しています。
口の中でほどけて、噛むと柚子の香りと唐辛子の辛味がダイレクトにきます。柚子、唐辛子、塩は初代から続く黄金比で配合されています。
とにかくつぶ感がしっかりあるので、粗びきタイプの柚子胡椒はまだ食べたことがないという方におすすめです。
お取り寄せで大人気のおすすめ柚子胡椒５選
ここからは、どれを買えば正解なのかわからない、どんな商品が人気なの？という方にネット通販でランキング上位のおすすめの柚子胡椒をご紹介します。
フンドーキン／青柚子胡椒
香りの強い青柚子を使用した、無添加・無着色の柚子胡椒です。九州一の生産量を誇り、柚子胡椒といえば「フンドーキン」といわれるほどの人気商品です。
「日経SOPコレクション２０１８」で練り・液体スパイスカテゴリー売り上げ１位に輝きました。辛味が強すぎないオーソドックスな味なので、いろんな料理に合わせやすいのがうれしいポイント。
はじめて柚子胡椒を買う方におすすめの商品です。瓶タイプとチューブタイプがあるので使いやすい方を選ぶことができます。
九州産・無添加ゆずこしょう
九州本場の味の無添加柚子胡椒です。農家さんが収穫して直接工場に持ってきた新鮮な柚子を使っています。
柚子胡椒には柚子の皮を使うのが一般的ですが、この柚子胡椒は果汁も入れているため柚子の風味が強いのが特徴です。
唐辛子は風味と辛味が強い九州産のものを使用しています。市販品と違い熱を加えずに加工するため風味や栄養が飛ばず、おいしさがキープされます。柚子感を楽しみたい方におすすめです。
１００ｇで１０８０円と高級品ですが、買う価値ありの商品です。
くしの農園／ゆずごしょう極上（青）
２０１８年楽天ランキング「柚子胡椒部門」１位を獲得した人気商品です。柚子を知り尽くした生産農家が作った自家製の無添加柚子胡椒です。大分県産の柚子と青唐辛子を別々に１年間塩漬けし、味をなじませています。
さらに出荷前に石臼で練り上げるのがおいしさのポイントです。石臼を使うと熱が加わらないので柚子の風味が残ります。しっかりと辛味があるので、辛いもの好きの方におすすめしたい柚子胡椒です。
ホシサン／完全無添加九州ゆずごしょう
熊本で１００年続く老舗みそ・しょうゆ醸造元「ホシサン」が作った柚子胡椒です。大分県産の柚子と唐辛子、国産の塩を使用しています。香り高い青柚子と、ピリッとした青唐辛子を塩漬けし、熟成させて作っています。
少し付けただけで柚子の香りが残るパンチの強い柚子胡椒です。日本を代表するイタリアンのシェフが、パスタに合う食材として選んだ商品でもあります。和食にはもちろん、イタリアンなどの洋食に使うのがおすすめです。
YUZUSCO
テレビで紹介されている新感覚の液体柚子胡椒「YUZUSCO」。九州名産の日本を代表する薬味である柚子胡椒を、世界中で楽しんでもらえるようにと誕生しました。原材料は、柚子の皮・酢・唐辛子・塩といたってシンプルです。
宮崎県産の青柚子、酸味と辛味が強い青唐辛子、創業300年の老舗お酢屋さんのお酢を使用しています。かけるだけでいろんな料理に香りと辛味のアクセントをプラスする万能調味料です。
タバスコと同じような感覚で、パスタやピザなどにかけて食べるのがおすすめですよ。
まとめ：柚子胡椒はおすすめ商品が盛りだくさん
柚子胡椒のおすすめ商品１０選をご紹介してきました。スーパーで手に入りやすいもの、つぶつぶ食感のもの、お取り寄せの人気商品などいろいろありましたね。
柚子・唐辛子・塩だけのシンプルな調味料ですが、配合具合や切り方によって少し味わいが変わってきます。
どんな料理に使うか、柚子感を優先するか、辛さの強いものがいいのかなど、自分のお気に入りの柚子胡椒を探してみてくださいね！
