まずいって本当?スガキヤの味噌煮込みうどんをおいしく食べるには?

寿がきや(スガキヤ)の味噌煮込みうどんを知っていますか?

名古屋では知る人ぞ知る商品なので、さぞかし人気商品なのだろうと思いきや…。インターネットで調べると、「まずい!」という評判があるではないですか!

果たして、スガキヤの味噌煮込みうどんは本当にまずいのでしょうか?どのように食べるとおいしく食べられるのでしょうか?

今回は、スガキヤの味噌煮込みうどんのなかでも、最もオーソドックスな袋麺タイプの評判やおいしく食べる方法について調査してみました。

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんはまずいの?!

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんはまずいの?!

スガキヤの袋麺タイプのみそ煮込うどんは、どのような味がするのでしょうか。商品の特徴や味の評判についてご紹介します。

インスタント袋麺の『5食入みそ煮込』の特徴

スガキヤの『みそ煮込うどん』は、昭和41年(1966年)に発売されて以来、東海地方ではおなじみのインスタント袋麺です。

うどん用の粉を使用した油揚げ麺を、豆みそだけで作った赤味噌仕立ての即席味噌煮込みうどんで、コシのしっかりした麺をコクの深い赤味噌のスープで味わえる一品です。

麺、粉末スープ、七味唐辛子がセットになっていますが、具材は入っていないので、野菜や卵などを入れて作る人が多いようですね。

「美味しい」という肯定派の口コミは?

では、スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんは、どのような評判なのでしょうか?まずは、スガキヤの味噌煮込みうどんはおいしい!と言う肯定派の意見を集めてみました。

Twitterでは、「インスタント袋麺なのに麺にコシがあるし、スープが美味しい!」という意見が多く見られました。その他にも、肯定派の意見には以下のようなものがありました。

肯定派の意見

・安定の味!大好き!

・定期的に食べたくなる!

・安くてうまい!

・山本屋の味噌煮込みうどんよりも、こっちの方が好き!

・麺にコシがあって、スープによく絡む。

・パンチのある赤味噌のスープが美味しい!

・東海地方出身者にはたまらないソウルフード!

・やっぱり名古屋人には、この味!

SNSや通販の口コミを見てみると、地元の人たちに人気が高いことがよくわかります。

東海地方など販売地域以外ではスーパー等で売っていないことも多いので、地方で暮らす東海地方出身の人たちは、通販で取り寄せていることも多いようです。

寿がきや 5食入みそ煮込み 
寿がきや

やっぱりまずい!否定派はこんな意見

SNSでは、スガキヤの味噌煮込みうどんの「まずい!」という否定的な意見は見つけられませんでした。しかし、通販サイトの口コミを見てみると、まずいと感じた否定派も少なからずいるようです。

スガキヤの袋麺がまずい!という口コミには、次のような意見が見られました。

まずい!と感じた人の意見

・思っていた味と違ってて、あまりおいしくなかった。

・麺が硬くてまずい!

・出汁が薄い気がする。粉末出汁を足したくなる味。

・関西人には合わない!

・スープが薄い。お店で食べる味噌煮込みは大好きだが、お店の味とは全然違う。

・自分には味噌の味が強すぎる。

・後味が苦く感じるからまずい。

スガキヤの味噌煮込みうどんをまずいと感じた人は、想像していた味とは違っていたり、自分の好みと合わなかったり、といった理由が大きいようです。

スガキヤの味噌煮込みうどんが「まずい」と感じる原因は?

スガキヤの味噌煮込みうどんが「まずい」と感じる原因は?

では、どうしてスガキヤの味噌煮込みうどんをまずいと感じるのでしょうか?原因がどのあたりにあるのかを探ってみました。

地元の人とそれ以外の人では評価が異なる

SNSや通販サイトの口コミを見ると、スガキヤの味噌煮込みうどんは、地元の人の評判はとても良いことがわかります。逆に、まずい!と感じる人は、味噌煮込みうどんを食べ慣れていない人が多いようです。

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんをまずいと感じる原因として、「想像していたのとは違う味(お店で食べる味噌煮込みうどんとは違う)」という理由と、「麺の硬さやスープの味が好みに合わない」という理由に大きく分けられます。

つまり、名古屋の味噌煮込みうどんを食べ慣れていない人ほど、味や麺の硬さに違和感を覚える人が多いということが言えそうです。

スガキヤの味噌煮込みうどんの麺が硬いのはなぜ?

一般的な煮込みうどんは、一度うどんを茹でてから出汁で煮込みますよね。それに対し、名古屋の味噌煮込みうどんは、茹でていない生のうどんを、そのまま八丁味噌などの豆味噌のスープで煮込んで作ります。

味噌煮込み用のうどんは下茹でせずに生のまま味噌のスープで煮込むので、一般的なうどんのように塩を使わずに、小麦粉と水だけで作られています。

そのため、うどんのコシがとても強く、まだ煮えていないのでは?と感じてしまうほどの硬さがあるのが特徴です。

スガキヤの味噌煮込みうどんの麺は、名古屋の味噌煮込みうどん独特の硬さを忠実に再現しているので、一般的な即席うどんよりも麺が硬めに作られています。

ですから、硬い味噌煮込みうどんに慣れていない人は、麺が硬くてまずいと感じる人も多いようですね。

スープがまずいと感じるのはなぜ?

スガキヤの味噌煮込みうどんのスープをまずいと感じる理由は、大きく分けて2つ。

ひとつは、お店で食べる味噌煮込みうどんのスープとは全然違う味であること。そしてもうひとつは、味が薄い、出汁がきいていないなど、味自体の問題です。

名古屋の味噌煮込みうどんは店ごとの特徴はありますが、一般的には煮干しなどから取った出汁に、八丁味噌や赤味噌など豆味噌を入れたスープを使います。

豆味噌を使った味噌煮込みうどんのスープは濃厚で、煮込めば煮込むほどコクが出るという特徴があります。

一方、スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんのスープは、粉末スープの素をお湯に溶くタイプ

ですから、お店で食べる濃厚な味噌煮込みうどんの味を想像していた人は違和感を覚えるのだと思います。また、作り方によっても味に違いが出てしまいますよね。

もうまずいとは言わせない!スガキヤ味噌煮込みうどんの作り方のコツ

もうまずいとは言わせない!スガキヤ味噌煮込みうどんの作り方のコツ

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんを、「まずい!」と感じてしまうのは、麺の硬さやスープの味に原因がありそうですね。

では、スガキヤの味噌煮込みうどんをおいしく作るにはどのようにすればよいのでしょうか?

スープが薄くならないようにするには?

スガキヤの煮込うどんがまずい!という口コミのなかには、スープの味が薄いという意見もありました。スープの味が薄くなるひとつの原因として、粉末スープを入れた後の煮込み方が足りないことが考えられます。

その他にも、麺を茹でる際や煮込む際に、フタをしてしまったために水分が十分に蒸発しないことや、野菜をたくさん入れた場合に、野菜から出た水分でスープが薄まってしまう可能性もあります。

ですから、うどんを煮込む時はフタは使わずに、また、野菜を入れる場合は最初に入れる水の量を減らして味の調整をするとよいでしょう。

粉末スープを入れてから煮込むのがポイント!

通常の袋麺タイプのインスタントラーメンを作るには、所定の分量のお湯を沸騰させて麺を入れ、所定の時間で茹でてから最後にスープの素を入れる方法が一般的ですよね。

しかし、スガキヤの味噌煮込みうどんの場合、同じような作り方ではおいしく仕上がらず、まずい味噌煮込みうどんになってしまいます。

沸騰したお湯に麺を入れて2分、麺をほぐしてさらに2分間茹でてからスープの素を溶かし、その後さらに煮込むことでスープの味噌味を麺に浸み込ませるのがポイントです。

おいしくなるこだわりの作り方をご紹介!

では、スガキヤの味噌煮込みうどんをよりおいしく作るための、こだわりのレシピをご紹介します。

味噌煮込みうどんに入れる具材は何でもかまいませんが、このレシピでご紹介する具材は煮込みうどんに旨味をプラスできる食材です。ぜひ入れてみてくださいね。

袋麺タイプのスガキヤ味噌煮込うどんの美味しい作り方
袋麺タイプのスガキヤ味噌煮込うどんの美味しい作り方

【材料】(1人分)

スガキヤ『みそ煮込うどん』 1袋

水 500ml

鶏もも肉または豚肉うす切り 50gくらい

長ねぎ 10cmくらい

うすあげ 1/2枚

かまぼこ 1~1.5cm

卵 1個

他に、白菜、きのこなどお好みで入れてもOK

【作り方】

1.鶏肉は1cm幅くらいのそぎ切り、長ねぎは斜め切り、かまぼこはうす切り、うすあげは3cm大くらいに切る。

2.鍋に500mlの水を入れて火にかけ、沸騰したら麺を投入し、強火にする。

3.再沸騰したら中火に戻し、グツグツとした状態で2分間、麺を茹でる。

4.2分たったら、新たにタイマーを2分スタート。箸で麺をほぐし、すべての具材と粉末スープを投入し、中火でグツグツと煮込む。

5.2分たったら、さらにタイマーを2分でスタート。生卵を入れてさらに中火でグツグツと煮込む。

【ポイント】

・袋に記載されている作り方では、2分+2分経過した時点で粉末スープを入れるように書かれていますが、味をしっかりと浸み込ませるために、麺をほぐすと同時に粉末スープを入れるようにしましょう。

・常に、グツグツと煮立っている状態をキープすることが大切です。

・白菜などの野菜を入れる場合は、水の量を50mlくらい減らすとよいでしょう。

ちょっとしたで工夫で本格的な味にアレンジ!

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんを、おいしく作るコツをご紹介しましたが、さらにちょっとした工夫をすることで、より本格的な味わいを楽しめます。

土鍋を使う

名古屋の味噌煮込みうどんの特徴のひとつは土鍋を使うこと。土鍋は全体をじっくりと加熱するため、食材の旨味が出やすくなります。

また、土鍋は冷めにくいので、食べているうちにうどんの硬さがよい具合に変わってくるというメリットもあります。

スガキヤの味噌煮込みうどんも土鍋で作ることで、より美味しい味噌煮込みうどんを味わえます。

豆味噌を足す

添付の粉末スープだけでは、お店で食べるような濃厚な味噌スープを作ることはなかなか難しいですよね。

味噌が薄いと感じる場合は、粉末スープを入れるタイミングで八丁味噌などの豆味噌をちょい足しすると、コクと深みが増します。パウダー状の八丁味噌だと、簡単に使えて保存も効くので使い勝手が良いですよ。

みりんを足す

スガキヤの味噌煮込みうどんにみりんを少し加えると、コクが増してより本格的な味わいになります。

また、否定派の意見に「後味が苦く感じる」という口コミがありましたが、豆味噌は他の味噌に比べて甘味が少ない味噌なので、苦味や渋味を感じやすいのが特徴です。

みりんには、豆味噌の苦味や渋味を和らげる効果もあるので、苦味が気になる人は入れてみるとよいでしょう。

粉末出汁を足す

出汁のきいたうどんを食べ慣れている人にとって、名古屋の味噌煮込みうどんは出汁を感じにくく、まずいと感じてしまう人もいるようです。

出汁が足りないと感じる場合は、顆粒和風出汁やかつお粉などをちょい足ししてみましょう。

まとめ:スガキヤの味噌煮込みうどんの「まずい!」は作り方で解消!

スガキヤの袋麺タイプの味噌煮込みうどんは、味噌煮込みうどんの地元の東海地方の人には好評です。

一方、まずい!という人は、味噌煮込みうどんにあまり馴染みのない人や、お店で食べる味噌煮込みうどんとは違うといった理由が多いようですね。

スガキヤの味噌煮込みうどんは作り方を工夫したり、食材を加えたりすることで味わいがグッと変わるので、味が物足りない!まずい!という場合はぜひ試してみてください。

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