柚子胡椒の賞味期限は切れたら食べられない?保存方法も紹介します
柚子胡椒って賞味期限が切れたら使えないのかな?市販のものと手作りだと期限に違いはあるのかな?出来るだけ長く保存できる方法があるなら知りたい!

今回はそんな疑問にお答えします!お鍋や炒め物・和え物など、少し料理にアクセントを加えたい時に使用する柚子胡椒ですが、いつも1回で使い切ることが難しいですよね…。

 

私も少し使って忘れてしまっていることが多々ありました。開封済みでは賞味期限も当てにならないですし、風味も落ちてしまっていて捨ててしまっていました。

 

この記事では、柚子胡椒の賞味期限が切れてしまった場合やどのような状態なら食べられないのか、また長持ちさせる保存方法も紹介したいと思います!ぜひ参考にしてみてください。

柚子胡椒の賞味期限

柚子胡椒の賞味期限

未開封の場合

よくスーパーなどで見かける柚子胡椒はチューブとビンのタイプに分かれていますが、未開封の柚子胡椒の賞味期限は、ビンでもチューブでもあまり変わらず6ヶ月から1年程のものがほとんどです。

 

食品は空気に触れることにより劣化が始まるのですが、どちらのタイプも容器は滅菌されており、密閉状態になっているので開封前の賞味期限は変わらないようです。 半年も期限に幅があるのは、各メーカーによって定められた期限に違いがあるからです。

 

しかし、購入後の保存方法により未開封でも賞味期限より早く腐ってしまうこともあります。チューブタイプは基本的に常温保存ですが、直射日光を避け高温多湿の場所での保存はお控えください。

 

ビンタイプはメーカーによって異なりますが、冷蔵保管の所が多いようです。

開封後の場合

未開封の時と違い、開封後は基本的に冷蔵保存になります。ビンタイプなら口の周りに付いている柚子胡椒を拭き取り、しっかりと蓋を閉めてから冷蔵庫に保管してください。

 

口に柚子胡椒がついたまま無理やり蓋をしても、きちんと閉まっていないので、そこから菌や空気が侵入してしまいます。 チューブなら出来るだけ空気を抜いてから蓋を閉めた方がチューブ内での菌の増殖を抑えられます。

柚子胡椒の賞味期限切れの場合と長持ちさせる保存方法

未開封で賞味期限が切れてしまった場合

賞味期限は、開封していない状態で正しく保存していた場合の美味しく食べられる期間であり、食品そのものが腐ってしまう期限ではありません。

 

なので、未開封の場合は保存方法さえきちんと守っていれば、1~2か月程度であれば賞味期限が切れていても食べても大丈夫と言われています。

 

しかし、賞味期限切れを使用することはあまりオススメは出来ないので、使用される際は見た目・風味・味の変化が無いかきちんと確認してください。

 

開封後で賞味期限が切れてきまった場合

開封してしまった場合、柚子胡椒には塩と唐辛子が入っているので開封したからといってすぐに腐ってしまうことは無いですが、カビが生えていたりいつもよりニオイがおかしいと感じた時は使用を控えてください。

 

カビの部分だけ取って使う方もいるようですが、一度カビが生えてしまうと食品全体に胞子が行きわたっている可能性が高く、身体にいい影響を与えません。

 

開封後の賞味期限は1~2か月と言われていますが、確実な見分け方はありません。全て自己判断になってしまいます。しかし、”柚子の風味や味がしない”となれば、もやは”柚子”胡椒では無くなっているのではないでしょうか。

 

柚子胡椒を長持ちさせる保存方法

開封前だと、常温保存で6か月から1年程持ちますが、在庫していたのに買ってきてしまったという場合もありますよね。そんな時は買ってきた時点で冷凍保存に切り替えてください。冷凍した場合だと1~2年の保存が可能なうえ、風味も損なわれにくいです。

 

ビンでもチューブタイプでも、そのまま冷凍保存できます!柚子胡椒は冷凍しても完全には固まらないので(シャリシャリなイメージです)取り出してすぐに使うことが可能です。

 

チューブタイプならそのまま絞れますし、ビンタイプもスプーンなどで削って使えます。その際、綺麗なスプーンで削るなど雑菌が付かないように注意してください。

 

しかし、開封後の場合、柚子胡椒はニオイが強いので冷凍庫に入れている他の食材へニオイが移ってしまいます。それを防止する為に、密閉式の保存袋にいれてから冷凍してください。

 

賞味期限が切れていた場合でも、未開封の場合は1~2か月ならすぐに冷凍保存へ移行すればそれ以上の劣化は防ぐことが出来ますが、出来るだけ賞味期限内に冷凍保存に移行できるようにしてください。

 

開封後の賞味期限切れの冷凍保存はオススメできませんので控えてください。

自家製柚子胡椒の保存方法・賞味期限と作り方

柚子胡椒と聞くと、ほとんどの人は”柚子+胡椒”で出来ていると思っていると思います。しかし実際は”柚子+青唐辛子+塩”で出来ています。

 

柚子胡椒が生まれたとされている九州の一部の地域では唐辛子のことを”こしょう”と呼んでいたから、と言われています。

自家製の柚子胡椒の保存方法と賞味期限

柚子胡椒は既製品がスーパーなどで簡単に手に入りますが、自家製には自家製ならではの新鮮で風味豊かな柚子胡椒が出来上がります!

 

自家製の柚子胡椒については、市販品と異なり作った時点から空気に触れた状態となっていますので、冷蔵保存が必要です。出来上がった日から1週間を目安に使い切ってください。

 

もし使い切れない場合は市販品同様、冷凍保存が可能です。瓶や密閉式の保存袋で約1年~2年間保存できます。

自家製柚子胡椒の作り方

特別難しい行程は無い自宅でも作りやすい作り方を紹介します。

 

用意するもの

青柚子の皮:10個分(100g)

青唐辛子(可食部のみ):100g

塩:40g

手袋

すり鉢

保存容器(ビンなら煮沸消毒してください)

 

作り方

1.青柚子は表面をよく洗い水気を拭き取り、ヘタを取り除き皮を剥いて皮をフードプロセッサーにかける

2.手袋をし、青唐辛子もよく洗い水気を拭き取り、ヘタを切り落として縦半分にし、中の種を取り除いてフードプロセッサーにかける

3.1と2と塩をすり鉢に入れてよく擦って完成です

 

注意点

唐辛子は素手で触ると刺激が強いので必ず手袋を付けてから触ってください。

すぐに食べることもできますが(青臭くてあまり美味しくないです)冷蔵庫で7~10日間寝かせたほうが馴染んで美味しくなります。

 

空気中にも刺激成分が飛びますので換気をして作業してください。

まとめ:柚子胡椒の賞味期限は意外に短い!

柚子胡椒は未開封で6か月から1年程、開封後は1~2か月、冷凍保存で1~2年!でした。冷凍しても完全に凍るわけではないので、買ってきてすぐに冷凍するのが一番長持ちさせる最善の方法ではないか、と思います。

おすすめの記事