醤油麹の効果って何?実は健康維持に欠かせない万能調味料だった!
醤油麹ってどんな効果があるの?気になるけどどうやって使うのかわからないなぁ。

そんな疑問に答えます。

醤油麹という言葉は聞いたことがあるけど、具体的にどんなものかわからない…という人も多いのではないでしょうか?

醬油麴は、米麹を醤油につけて発酵させた発酵食品の一種です。そしてこの醬油麹には数多くの健康効果があります。

 

この記事では醤油麹の効果や使い方、保存方法を解説しています。これを読めば、きっと日々の食事に醬油麴を使いたくなりますよ!

※おすすめの醤油麹商品が知りたい!という方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

醤油麹の気になる健康効果とは!?

醤油麹の代表的な効果を6つご紹介します。醤油麹は使い勝手のいい調味料でありながら、健康から美容まで幅広い効果が期待できますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

免疫力をあげる

醤油麹には、免疫力をあげる効果があります。免疫力は毎日を生き生きと過ごすために必須の力ですよね。そのため皆さんが免疫力をあげたいと思っているのではないでしょうか。

 

醤油麹には「オリゴ糖」が多く含まれています。このオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなるため、摂り入れることで腸内環境が整うのです。

 

実は免疫に関わる細胞は、約7割が腸内にあるというのをご存じでしょうか。腸内環境を整えることは免疫力をあげるためにとても大切なのです。

醤油麹を食べることで腸内環境を整えられて免疫力があがり、風邪予防や花粉症などのアレルギー軽減が期待できますよ。

疲労回復に効果的

醤油麹は疲労回復に効果がある「ビタミンB1」を多く含んでいます。ビタミンB1は主食であるお米やパンに多く含まれる炭水化物の代謝を助け、きちんとエネルギーにしてくれるので疲労回復に効果があります。

 

また、醤油麹には体内での代謝を助けるその他のビタミンやミネラルも多く含みます。そのため醬油麴を食べることで、体内の代謝がスムーズになり身体の調子が整って疲労回復に繋がるのです。

 

日々の疲れはその日のうちに取りたいものです。毎日忙しく働く現代人にはとてもうれしい効果と言えますね。

胃腸に優しい

醤油麹にはデンプンを分解する「アミラーゼ」やたんぱく質を分解する「プロテアーゼ」、脂質を分解する「リパーゼ」など多くの消化酵素が含まれています。

肉や魚を醤油麹につけると柔らかくなりますが、これは醤油麹に含まれる消化酵素の力によるものです。このように醤油麹でつけた食材はそのまま食べるよりも消化吸収がしやすく、胃腸に負担がかかりません

これらの消化酵素はもちろん人の体内でも生成されますが、食品からも酵素を摂ることで消化吸収を助けることができるのです。

 

高いお肉はおいしいけど脂がもたれてツライということはありませんか?

そういった時に醤油麹をつけて食べれば、醤油の旨味効果でおいしく食べられるのはもちろん、醬油麴に含まれる消化酵素の力で胃もたれを防ぐことができますよ。

高血圧の予防

醬油麴は実は高血圧の予防にも効果的です。元が醤油なのになぜ高血圧に効果があるのか不思議ですよね。

 

醤油麹は醤油と麹を混ぜたものです。そのため、醤油と同じ量を使ったとしても使っている醤油自体の量が単純に少なくなり塩分を控えることができるのです。

大体、通常の醤油の塩分濃度は16%ですが醤油麹だと10%ほどとなります。また、醤油麹には旨味成分であるグルタミン酸がとても多く含まれています。

減塩食のコツはただ味を薄くするのではなく、薄味でも食べやすいよう生姜などの香りや出汁などの旨味を利かせることです。そのため、旨味の強い醬油麴は、減塩食にぴったりの調味料なのです。

ストレスに強くなる

醬油麴はストレス軽減にも効果的だと言われています。忙しい現代人。毎日ストレスにさらされるのは避けられないですが、多くのストレスは心身のバランスを崩してしまいます。

 

最近ではストレス対策のためのお菓子や食品も見受けられるようになりましたね。しかし、実は醤油麹にもそのストレスを軽減する成分「GABA」が含まれているのです。

 

GABAは脳内での神経興奮物質の過剰生成を抑制します。そのため摂取することで身体をリラックスさせることができ、ストレスの軽減に役立ちます。

GABAはサプリメントや機能性食品でしか摂取できないと思っていたかもしれませんが、実は醬油麴のような日々の食事に使用できる調味料から摂ることができるのです。

美容やダイエットにも効果的

美容はダイエットは女性にとって永遠のテーマですよね。実は醤油麹は、美容を気にする人やダイエットをしている人にもうってつけの食品なのです。

 

なぜなら前述したように醤油麹には腸内環境を整える効果があるからです。ダイエットには腸内環境を整えて便通をスムーズにすることが大切です。

 

また、便秘が解消されれば老廃物を溜め込むこともなくなりますので、肌荒れに悩むこともなくなるでしょう。醤油麹は美味しく健康になれるだけでなく、日々女性が求める美しさにも一役かってくれるのです。

醤油麹の効果的な使い方が知りたい!

醤油麹は使いやすい調味料ですが、できることなら余すことなく健康効果を取り入れられるような使い方をしたいもの。ここでは、醤油麹のおすすめの使い方についてご紹介していきます!

肉や魚の下味として使う

醤油麹の効果的な使い方の1つ目は、料理の下味です。まず醤油麹の使い方としてイメージするのは肉や魚を漬け込むことではないでしょうか。

 

焼く前の肉や魚を醤油麹に漬け込むことで肉や魚が柔らかくなります。これは前述したように醤油麹に含まれる消化酵素の力によるものです。肉なら2030分、魚なら1晩ほどで柔らかくジューシーになります。

 

ただし、あまりに長く漬け込みすぎると肉や魚のたんぱく質が溶かされすぎて、逆に歯ごたえが悪くなるので注意してください。

醤油麹は旨味も十分あるので、これひとつに漬け込むだけで簡単に手間ひまかけたようなメインディッシュが作れますよ。

料理の隠し味として使う

醤油麹の効果的な使い方の2つ目は、料理の隠し味です。醤油麹は旨味の多い調味料です。

その量は同じく発酵調味料として注目されている塩麹のなんと10倍と言われています。そのため普段の料理の仕上げや隠し味として入れると、深みのある味を楽しむことができます。

 

元が醤油なので、醤油が合う料理であれば何でも使えます。例えば、平日ランチとしてパパっと作ったチャーハンに醤油麹を少し足せば、それだけで深い旨味のあるチャーハンに早変わりしますよ。

ぜひ色々と試して楽しんでみてくださいね、

そのまま食べる

醤油麹の効果的な使い方の3つ目は、"そのまま食すこと"です。醤油麹はもちろん火を通さずそのまま食べてもおいしいです。その場合は基本的に醤油の代わりと思って使えばOKです。

 

例えば刺身醤油の代わりに刺身をつけて食べたり、マヨネーズと混ぜて野菜のディップソースを作ったりすると良いでしょう。冷ややっこにかければ、醤油をかけた時よりも深みと食べ応えのあるおつまみが完成しますよ。

 

また、醤油麹に含まれる消化酵素のパワーは加熱することで効果を失ってしまいます。

加熱することで全ての効果が失われるわけではありませんが、醬油麴の効果をダイレクトに感じたい!と思うのであれば、やはり生のまま食べることがおすすめです

醤油麹の効果を逃がさない保存方法は?

醤油麹は、手作りも市販品もありますが、比較的日持ちのする調味料です。ですが、適当な保存をしていると「カビ」が生えたり、風味が落ちてしまったり…とトラブルにもなりかねません。

しっかりと保存のコツを押さえて、少しでも長く使えるようにしましょう!

醤油麹の保存は冷蔵が基本!

醤油麹は、作っている最中は常温で保存します。しかし、完成したものは冷蔵庫で保存しましょう

醤油麹は発酵食品であり塩分も多いため比較的日持ちします。賞味期限は、冷蔵保存では約3ヵ月程度と覚えておきましょう。

 

ただし、おいしく食べるなら1~2ヵ月ほどでなるべく早く食べきることが大切です。そのため購入する時や自分で作る時は、上記の期間で食べきれる量を目安にしましょう。

※手作り方法についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひ本記事と併せてご覧ください。

醤油麹を保存する時の注意点

醤油麹は長期保存が可能な食品なので、3ヵ月以上経っても見た目や味に変化がなければ食べることができます。しかしやはり美味しさのピークは使い始めの1ヵ月程度であることを知っておきましょう。

 

また、急に酸味や雑味が強くなったり、ふわふわとした白カビやカラフルな色のカビが生えてきたのなら残念ですが廃棄してください

比較的日持ちする食品ではありますが、美味しいうちになるべく早く食べることが心がけましょう。

まとめ:醤油麹のうれしい効果を日々の食事で実感しよう!

醤油麹には大変多くの健康効果があります。そのうえ、日持ちしやすくさまざまな料理に使いやすい食品です。まさに家庭の万能調味料といっても過言ではありませんね。

 

毎日の食事にこの発酵食品である醤油麹をとり入れれば、忙しい日々の中でも生き生きと充実した気持ちで過ごすことができるでしょう。

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