そんな疑問に答えます。
著者もおいしいものを食べるのが大好きです。普段はあまり考えたことがないかもしれませんが、"生姜"と言ってもなかなか奥が深く、産地によっても味が違ったりするんですよね。
この記事を読めば、生姜の名産地や、それぞれの特徴の違い、産地直送のお取り寄せ生姜にはどんなものがあるのかが、分かります。
目次
生姜の産地-高知県-国内生産高一位
国内の生姜の生産高第一位は、高知県(国内シェア 42.1%)です。(2018年政府統計より)なんと国内のシェアの半数近くを占めているんですね。 高知県の生姜の特徴を解説します!
生姜の産地-高知県-生姜の特徴
高知県は生姜の国内生産高一位を10年以上守っています。
主な栽培地は高知市、四万十町そして土佐市です。生姜の起源は熱帯アジアと言われています。生姜は高温多湿を好む多年草です。高知県は日照量、降雨量が多く生姜の栽培にとても適した地域です。
JA高知によると高知県では、生姜を10月から11月に収穫した後、定温・定湿の貯蔵庫で保管し一年を通じて出荷するそうです。高知県の生姜の特徴は繊維が少なく、しっかりとした食感とまろやかな味わいが特徴です。
生姜の産地-高知県-人気のお取り寄せ商品
・高知県 黄金生姜(こがねしょうが):
名前の通り黄金色の生姜です。辛み成分や、香り成分が他のものに比べて多く含まれています。また、繊維が少ないのでおろしやすく使いやすいです。 (坂田信夫商店オリジナルブランド)
・新しょうが:
収穫後、すぐに出荷する白い生姜です。繊維が柔らかく、辛みが少なく、香りが豊かなことが特徴です。薄切りにしてサラダや炊き込みご飯に使えます。
・囲み生姜:
普段私たちがスーパーなどで目にする茶色い生姜です。収穫後二か月ほど貯蔵庫で保管することにより茶色くなります。肉、魚の臭い消しや薬味として使われます。
・生姜シロップ:
生姜の本来の辛みが入ったシロップです。炭酸水、お湯で割って生姜ドリンクとして、またお料理の隠し味にも使えます。
・ジンジャーエール:
高知県にはなんと、十種類以上のご当地ジンジャーエールがあり、それぞれに味わいに違いがあります。そのまま飲んでも、お酒で割ってもおいしくいただけます。
黄金生姜は、スーパー等では手に入りにくいのですが、ネットショッピング等だと簡単に手に入ります。まとめて買って、冷凍保存等もできますのでおすすめですよ。
生姜の産地-高知県-生姜を使ったご当地レシピ
・ショウガの炊き込みご飯:
千切りにした生姜と細切りの油揚げを醤油と酒で味付けした米と一種に炊き上げます。
・しょうがスープ:
みじん切りした生姜、人参そして玉ねぎを固形スープの素と一緒に煮込みます。
・しょうがの蜂蜜ドリンク:
薄切りにした生姜を蜂蜜で漬け、お湯や炭酸水で割って飲みます。
生姜の産地-熊本県-国内生産高二位
国内の生姜の生産高第二位は、熊本県(国内シェア 11.8%)です。(2018年政府統計より)熊本県の生姜の特徴を解説します!
生姜の産地-熊本-生姜の特徴
熊本県の主な生姜の栽培地は、八代市東陽地区です。この地域での生姜の栽培は大正時代末期より始まりました。
東陽地区の生姜は棚田百選にも選ばれる美しい棚田で栽培されています。小規模栽培が多く小型機械や手作業が中心であることに特徴があります。
東陽村の高級ブランド生姜に「八郎生姜」があります。この生姜は通常の五倍ほどの大きさがあります。通常、生姜の大きさが大きくなる程、硬く、繊維も多くなります。しかし、この生姜は繊維が少なく、まろやかな食感が特徴になります。
生姜の産地-熊本県-人気のお取り寄せ商品
・八郎生姜:
八郎生姜は大きいですが、繊維が少なくまろやかな食感の東陽村のブランド生姜です。
・生姜黒酢:
水で薄めたり、牛乳に加えたりして飲むことができます。毎日の生活に手軽に取り入れられる健康ドリンクとしていかがですか?
・生姜ジャム:
ヨーグルトに加えて生姜ヨーグルト、牛乳に加えて生姜ミルクとして楽しむことができます。 また、トーストやクラッカーに載せてもおいしくいただけます。
・生姜しょうゆ:
熊本名物馬刺しにとてもよく合います。馬刺しと生姜しょうゆを両方お取り寄せしてみてはいかがですか?
・生姜ぽん酢:
いつものぽん酢とは一味違ったおいしさを楽しめます。お鍋や湯豆腐、餃子ともよく合います。
筆者の個人的おすすめは、生姜ポン酢です。ホントにおいしくて使い勝手がいいので、ぜひ試してみてください。
生姜の産地-熊本県-生姜を使ったご当地レシピ
・新しょうがの佃煮:新生姜を薄切りにし、細切りの昆布と調味料で煮込みます。
・生姜きんぴら:千切りにした生姜と人参を炒め、調味料で味付します。
・みそ漬生姜:生姜を塩漬けした後、味噌に漬け込みます。
生姜の産地-千葉県-国内生産高三位
国内の生姜の生産高第三位は、千葉県(国内シェア 8.5%)です。(2018年政府統計より)千葉県の生姜の特徴を解説します!
生姜の産地-千葉県-生姜の特徴
千葉県は首都圏の消費地に近いので生姜を新鮮なまま、スピーディにスーパーなどの店頭に並べ、消費者の元に届けることができます。
また、温暖な気候と水はけの良い関東ローム層で栽培された、千葉県の生姜は繊維質が少なく、やわらかな辛みに特徴があります。
生姜の産地-千葉県-人気のお取り寄せ商品
・葉生姜:
谷中生姜、金時生姜、三州生姜などの葉生姜が有名です。葉生姜は柔らかく、辛みもマイルドなので生食に向いています。
味噌をつけて食べるとそのおいしさを楽しむことができます。普段は薬味などのわき役になりがちな生姜も、葉生姜であれば、主役になりそのおいしさを楽しめますね。
・おかか生姜:
生姜と鰹節のソフトふりかけです。ご飯に混ぜたり、おにぎりにしたり、色々な食べ方が楽しめます。千葉県鴨川市では学校給食で提供されています。
・八街生姜ジンジャーエール:
「食のちばの名品を発掘コンテスト2018年 直売諸部門」で金賞を受賞しました。
この中でのおすすめは、おかか生姜です。以前TVでも紹介をされたことがあるのですが、ふっくらおかかに生姜の香りがアクセントになっていて、美味しいんですよね。
生姜の産地-千葉県-生姜を使ったご当地レシピ
・葉生姜と味噌:
葉生姜に味噌をつけて生で食べます。やわらかで、辛みのまろやかな葉生姜ならではの食べ方です。
・葉生姜のかき揚げ:
根元のやわらかな生姜の部分を千切りにして、かき揚げにします。
・しょうがのてんもんとう:
生姜を薄切りにした後、あく抜きした後砂糖と一緒に煮詰めます。お茶請けやおやつとしておすすめです。
まとめ:生姜の産地ごとの特徴について
以上、生姜の産地別の特徴についてご紹介をさせて頂きました。
生姜は様々な料理に使いますが、普段はあまりにこういった点は気にされない方も多いのではないかと思います。
本記事が、みなさまの生姜選びの参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。