甘くて美味しい!おすすめの黒糖シロップ市販品や手作りレシピを紹介
黒糖シロップってどう使うと美味しく食べられるの?市販でどんな黒糖シロップが売っているか知りたい!

そんな疑問にお答えします。

世代を問わず人気のタピオカ黒糖ミルクや、ヨーグルト・パンケーキなどにかけると甘くて美味しい黒糖シロップ。

そんな黒糖シロップですが、はちみつやメープルシロップのように手軽に使えて、低カロリーで栄養価が高いのはご存知ですか?

この記事では、黒糖シロップの美味しい使い方やおすすめの市販品、黒糖シロップの作り方など、詳しく解説していきます。

黒糖シロップの魅力とは?市販品の活用方法もご提案!

黒糖の元である、サトウキビの絞り汁を丁寧に煮詰めて作られている黒糖シロップは、特有のコクと甘さが人気の商品で、数多くの市販品も販売されています。

まずは、そんな黒糖シロップの魅力についてご紹介していきます。

低カロリーで栄養豊富

黒糖シロップは、似た商品であるはちみつやメイプルシロップよりカロリーが低く、栄養が豊富に含まれています。

他の甘味料と黒糖シロップのカロリーを比較すると以下の表のようになります。他の甘味料と比べても、黒糖シロップは比較的低カロリーですね。※いずれも100g当たりのカロリーとなります。

種類カロリー
黒糖シロップ200kcal
黒糖356kcal
はちみつ303kcal
メープルシロップ257kcal

また、黒糖シロップには、鉄分・カルシウム・カリウムなどのミネラルや、ビタミンB群・アミノ酸などもたっぷり含まれていますので、美肌や美白などの美容面にも効果が期待できます。

現在活用している甘味料を、黒糖シロップに変えるだけで、体の内側から外側まで健康的な体を維持してくれますよ。

黒糖シロップにはこんな使い方も

独特のコクと味わいがある黒糖シロップは、スイーツから料理までバリエーション豊富に活躍してくれます。市販品によっても様々な特徴がありますので、使い分けてみてくださいね!

ドリンクやスイーツを美味しく仕上げる

黒糖の自然の甘さがたっぷり詰まった黒糖シロップは、定番のタピオカ黒糖ミルク以外にも様々なドリンクやスイーツに活用できます。

毎朝飲むコーヒーや紅茶に入れるシュガー代わりにしたり、ヨーグルト・ホットケーキ・コーヒーゼリー・白玉団子に垂らして食べたり、クラッカーにかけてワインのおつまみにも最適です。

また、かき氷のシロップとしても人気があります。白と茶色のグラデーションの見た目の良さも相まって、SNSでよく投稿されています。

一緒にきな粉やゆずなどのフレーバーを合わせると、黒糖の甘さと絡み合ってたまらないという意見も。かき氷と黒糖シロップの相性の良さに虜になる人が多いようです。

料理の隠し味にも最適

沖縄では、ラフテー(豚の角煮)や肉魚の照り焼きのタレとして、黒糖シロップを活用しています。白砂糖の代わりに黒糖シロップを使うと、黒糖の特有のコクや甘さで料理が美味しく仕上がりますよ。

また、生姜入りの黒糖シロップなら、ポークソテー(生姜焼き)や野菜炒めなどに幅広く使えます。家に黒糖シロップを常備しておくだけで、いつも食べている料理のバリエーションが広がっていきます。

黒糖シロップと黒蜜に違いはあるの?

黒っぽい色味や、とろっとした質感も似ている黒糖シロップと黒蜜。この2つの商品は様々な市販品が販売されていますが、商品名は違えど、明確な違いはないようです。

どちらも、原料はサトウキビで作られた黒糖(黒砂糖)だったり、粗糖や糖蜜などに黒糖を加えた加工黒糖を使用していたりとメーカーや販売店によっても様々です。

市販の黒糖シロップが売ってる場所ってどこ?

タピオカを漬け込んだり、かき氷にかけたりと色んなバリエーションが楽しめる黒糖シロップ。市販の黒糖シロップはどこに売っているのか近所のスーパーやコンビニで買えるのか、などをご紹介していきます。

カルディで買える!

市販の黒糖シロップは、輸入雑貨をメインに取り扱っているカルディで売っています。もへじの「黒糖みつポーション」や「黒糖みつ」、貿易屋珈琲店の「純黒糖シロップ」など3種類の黒糖シロップがあるようです。

カルディなら、全国に沢山の店舗を構えているので買いに行きやすいですね。近所のスーパーでみつからない場合は、まずカルディに足を運んでみましょう。

沖縄土産や沖縄物産展でも買える

黒糖といえば沖縄!黒糖を使った商品を沢山取り扱う沖縄のお土産店や、沖縄物産展で市販の黒糖シロップが沢山売っています。主に沖縄原産の黒糖を使った商品が多く、沖縄でしか売っていない黒糖シロップもあります。

石垣島や伊江島などの離島で販売しているレアなものから、生姜や珈琲を使った黒糖シロップなど、バリエーションがとても豊富です。なかなか現地に出向くのが難しい昨今ですが、沖縄から取り寄せできる商品もありますよ。

黒糖シロップ好きの筆者が選ぶ『おすすめ市販品』5選

市販の黒糖シロップは、種類が豊富ですので、どれを選んだらいいのか悩んでしまうもの。

ここでは、使いやすくて美味しい黒糖シロップを厳選して5つだけご紹介していきます。普段の生活に市販の黒糖シロップを取り入れたい!という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

カルディ『黒糖みつポーション』

カルディで売っている「黒糖みつポーション」は、ポーションタイプなので1回で使い切りができる便利な市販商品です。110個入りで398円、1個56Kcalとヘルシーで安いところも人気があります。

パンケーキやアイスクリーム、ところてん、あんみつなどにかけても美味しいし、ミルクとの相性がいいので、カフェオレやミルクティなどにもぴったりですよ。

もう少し量が欲しいという方には、ボトル498円の「黒糖みつ」タイプもあります。

SSB『ブラックシュガーシロップ』

自宅で簡単にドリンクアレンジができると評判のSSBの「ブラックシュガーシロップ」です。

タピオカ黒糖ミルクティーや牛乳、豆乳などに入れて飲んだり、パンケーキ・アイス・わらび餅などにかけたりとバリエーション豊富に使えます。

コップに注いだ時に白と黒のグラデーションを完璧に再現できる!という意見も多いので、お店で飲むタピオカ黒糖ミルクティーを自宅でも味わいたいという方におすすめの黒糖シロップです。

SSB ブラックシュガーシロップ
SSB

黒糖本舗垣乃花『黒糖シロップ』

黒糖本舗垣乃花の「黒糖シロップ」は、沖縄産のサトウキビから取れる原料だけで使った無添加の黒糖シロップです。

本来の黒糖ならではの程よい甘さと、昔懐かしい味わいが人気です。調味料として料理に使っている人や、豆乳に入れて飲んだりパンに付けて食べたりしているという人も。

黒糖がそのままシロップになっている感覚で、バリエーション豊富に使えますよ。凝った使い方ではなく、素朴な黒糖の味わいを楽しみたいという方におすすめしたい黒糖シロップです。

ふちわきや『黒糖シロップ』

鹿児島のふちわきや「黒糖シロップ」は、天然の黒糖だけを使った純度100%の黒糖蜜です。蜂蜜よりも28倍もカルシウムが取れて、黒糖独特の苦味を取り除いてあるので、子供のお菓子作りにも最適です。

コクがありまろやかな味わいなので、牛乳やコーヒーに混ぜたり、ヨーグルトやホットケーキにかけたり、アイスクリームやバナナへのちょい足しにもおすすめです。

パッケージもおしゃれなので、お友達への土産やプレゼントにも最適ですよ。

ふちわきや 黒糖シロップ
ふちわきや

『ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ』

石垣島で売っている『ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ』です。波照間島産黒糖と、石垣島の天然素材である生姜・レモングラス・島唐辛子のみを使用した、無添加・保存料不使用の人気の市販商品です。

定番のパンケーキにかけたり、鰹のタタキのたれにしたり、ジンジャービアやハイボールなどのお酒にプラスしたりするのもおすすめです。

ハーブティーやホットジンジャードリンクに、シロップをプラスすると体を内側から温めてくれるので、女性の冷え性対策にもぴったりの商品ですよ。

自宅でも簡単に!市販品顔負けの黒糖シロップレシピ

黒糖があれば、市販に頼らず自宅でも手作りの黒糖シロップが作れます。

ここでは、材料が黒糖と水だけのシンプルな黒糖シロップや、生姜を使った黒糖シロップの作り方をご紹介していきます。市販品の黒糖シロップもいいですが、自宅で作る素朴な味わいも体験してみてくださいね。

シンプルな黒糖シロップ

再結晶しない、優しい香りの黒糖シロップの作り方です。

シンプルな黒糖シロップのレシピ

<材料>

・黒糖(ブロック、粉末でも可):50g

・水:50cc

<作り方>

1.鍋に黒糖と水を入れて、中火で沸騰させていきます。

2.泡が出てきたらすぐに弱火にし、粉末ならかき混ぜず、ブロックなら溶け残った塊を砕いていきましょう。

3.黒糖が全て溶けたら、好きな濃度まで煮詰めていきます。

4.器に移したら、灰汁をすくって完成です。

【ポイント】

黒糖が溶けるまでの加熱中に絶対にかき混ぜないようにしましょう。なるべく液に触れないようにすると、再結晶を防ぐことができます。

黒糖ジンジャーシロップ

暑い日は炭酸で割って、寒い日はお湯割りでほっこりできる、少し辛口の黒糖ジンジャーシロップです。

黒糖ジンジャーシロップのレシピ

<材料>

・黒糖:150g

・生姜:300g

・水:400ml

<作り方>

1.生姜を皮付のままスライスして、お鍋に入れて、黒糖と一緒に30分放置します。

2.黒糖が液状になるので、水を加えて1度沸騰させ、弱火で15分煮込み、器に移したら完成です。

【ポイント】

お好みの濃さに調整して、炭酸やお湯割りを楽しみましょう。新生姜の季節に作るのがおすすめです。

まとめ:市販の黒糖シロップは常備にも最適!

独特のコクと甘さがある黒糖シロップは、カルディや通販サイトで簡単に手に入ります。

さらに、低カロリーで栄養たっぷりなので、市販の黒糖シロップを常備したり、手作りの黒糖シロップを作ったりして、料理やスイーツなど幅広く使ってみましょう!

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