塩分の摂り過ぎは太る原因?塩分の効果的な摂り方とむくみ退治法

お酒を飲んでシメにラーメンおいしいですね。次の日に体がむくんで困ったことがある人も多いでしょう。これは塩分の摂り過ぎで、体の中に水分がたまったことが原因と言われています。

普段は気を付けていても、飲み会の後はつい気が緩んでラーメンを食べることがあるの…。むくみを取るにはどうしたらいいのかしら?

塩分の摂り過ぎは次の日に体がむくむだけでなく、日々の蓄積で太ることもあります。よく「水を飲んでも太る」と言いますが、実際に水分が太る原因になっている場合もあるのです。

 

この記事では塩分で太る理由や、効果的な塩分排出方法などを詳しく解説します。

塩分で太る理由

塩分で太る理由

私たちが一日に口にしている塩分は、男性が約11g、女性は約9.0gと言われています。日本人の塩分摂取量目標値は男性が7.5g、女性が6.5gで、男女ともに目標値を大幅に超えているのが現状です。

 

塩分の摂り過ぎに高血圧や心臓疾患などのリスクがあるのは、みなさんもご存じのことでしょう。近年話題になっているのが、塩分を摂り過ぎると太るという話です。

 

塩分自体はノンカロリーの食品のはずなのに、太るなんて本当なのでしょうか。塩分で太る理由や、ダイエット法で気を付ける点を見ていきましょう。

なぜ塩分で太るの?

塩分はカリウムとともに、体内の水分量や神経、筋肉の働きを調整するミネラルです。体内に塩分が増えると、水分量を増やして塩分濃度を調整しようとします。

 

体の中の水分量が増えることで太るだけでなく、血流や腸の働きが悪くなって体内に毒素や老廃物がたまっていくのです。

 

腸の働きが悪くなると便秘になり、本当なら吸収されなかったはずの余分な糖分や脂肪を吸収してさらに体重増加につながります。

 

また塩辛い食事は食欲を増し、たくさん食べ過ぎてしまうようになると言われています。

味噌汁ダイエットの落とし穴

近年話題の「味噌汁ダイエット」。発酵食品である味噌には腸の働きを良くし、原料の大豆も発酵の段階でアミノ酸に分解されているため体に吸収しやすいと言われています。

 

また具材を変えることで飽きずに続けられることや、具材の栄養も一緒に摂れることもダイエットに向いている理由のようです。

 

ただ中には味噌汁ダイエットをがんばっても、結果が出ない人もいます。原因として考えられるのが味噌汁の塩分。がんばってたくさん味噌汁を飲んでしまうと、逆に塩分の摂り過ぎで体内の水分量が増えてむくみの原因となることもあるそうです。

 

味噌汁ダイエットのポイントは、以下の通りです。

 

味噌汁ダイエットのポイント

・具材をキノコや海藻、野菜やたんぱく質の多い食材にする

・汁は少なめに、具だくさんの味噌汁にする

・具は大きめにカットして食べ応えをアップする

・野菜でも、イモやカボチャは控える

 

味噌汁を汁物ではなく、ヘルシーなおかずの一種としてとらえると良いのかもしれませんね。上手な工夫でスリムな体を手に入れましょう。

ヘルシーなはずの鍋で太ることも!

寒い季節になると食べたくなるのが鍋ですね。野菜たっぷりでバランスのいい鍋は、美容を気にする女性にも人気があります。

 

「鍋ダイエット」をする人もいるほど美容に良さそうな鍋ですが、鍋で逆に太ってしまう場合もあり注意が必要です。なぜ鍋を食べて太るのでしょうか。

 

鍋は複数の人で一つの鍋をつつくことが多く、自分の食べた量を把握しにくい料理です。知らず知らずのうちにたくさん食べてしまうことが一つの理由です。

 

もう一つは鍋の汁を飲んでしまうことで塩分の摂り過ぎになり、むくんでしまうことが挙げられます。シメの雑炊には塩分がたっぷり含まれていますので、注意が必要ですよ。

塩分も糖分も摂り過ぎに注意

塩辛い食べ物を食べると、水が飲みたくなりますね。この時にジュースを飲んでしまう人は多いでしょう。甘いジュースを飲むとまた塩分が欲しくなって、また塩辛い食べ物を食べる繰り返しってありますね。

 

甘いものや濃い味の食品を食べると、脳内でドーパミンという快楽物質が分泌されます。「おいしい!」と思うのは、この快楽物質によるものです。

 

おいしいと思うものを食べられないのは辛いものですが、塩分も糖分も摂りすぎると様々な体調不良や太る原因にもなります。少しずつ減らしていけるといいですね。

塩分で太る場合の対処方法は?

塩分で太る場合の対処方法は?

塩分の摂り過ぎは太る原因の一つだからといって、急に塩分を摂るのをやめるのは危険です。塩分が不足すると体がだるくなったり、下痢や熱中症のような症状が出ることがあります。

 

塩分抜きダイエットなどは、知識のない人が行うと体調不良の原因にもなります。何事もほどほどが大事ですので、ちょうどいい塩分量を心がけて健康でスリムな体を目指しましょう。

 

ここからは塩分の摂り過ぎで太る場合の対処方法について見ていきましょう。

カリウムをきちんと摂ろう

そんなにしょっぱい味付けのものばかり食べているわけでもないのに太る。もしかしたら、カリウム不足かもしれません。

 

カリウムは塩分に含まれるナトリウムと一緒に、体の水分調整をしているミネラルです。ナトリウムは体に水分を蓄え、カリウムは水分を排出する働きをしています。

 

バランスの良い食事をしていればカリウム不足になることはないのですが、ダイエットなどで食事制限をしている場合などは注意が必要です。

 

カリウムが多く含まれる食品は、バナナや納豆、ほうれん草や枝豆、きゅうりなどです。意外なことにコーヒーや抹茶にも、カリウムは多く含まれています。コーヒーに利尿作用があると言われるのは、そのためなのですね。

水分は控える?多めに摂る?

塩分の摂り過ぎで太るのは水分が原因だからといって、水を飲むのを控えるのは逆効果です。水分を控えると血流が悪くなり、便秘やだるさの原因になります。

 

問題なのは、「塩分の効果により体内に水分を過剰に蓄えてしまうこと」ですので、減塩を心がけるのと一緒に、水分自体はしっかりと摂ることが大切だということですね。また、水分を摂取する際には、糖分の入ったジュースではなく、一日2L程度の水を飲むことをおすすめします。

 

コーヒーやお茶には利尿作用があるため良さそうですが、水分を排出し過ぎる場合があります。飲むならコーヒーやお茶に加えて少し多めの水を飲むと効果的です。

妊娠中は塩分に気を付けて!

妊娠中はおなかの中の赤ちゃんにも栄養を送らなければならないため、高血圧になりやすい時期です。妊娠中に塩分を取り過ぎると、むくみの原因になるほか「妊娠高血圧症候群」になる可能性があります。

 

妊娠高血圧症候群は、妊婦の約20人に1人がかかるといわれています。赤ちゃんの発育や状態が悪くなったり、妊婦の血圧上昇や肝臓や腎臓への障害など様々な症状が起こる状態です。

 

妊娠中は赤ちゃんにも栄養が必要なため、通常より多くの食事を摂ることで食塩の摂取量がいつもより多くなります。そのため、いつもの食事よりも薄味にして、塩分摂取量を減らすことが必要なのです。

まとめ~塩分で太るのは体の水分調整で予防しよう

塩分にはカロリーが無いので、太る原因とは今まで考えられていませんでした。近年塩分が水分をため込んで、太る原因になっていることがわかっています。塩分排出のためにはカリウムの豊富な食品を食べることや、きちんと水分を摂ることが大切です。

 

味噌汁ダイエットや鍋ダイエットの結果が出ない場合は、塩分を取り過ぎていないかチェックしてみるといいかもしれません。毎日おいしい食事をしながら、上手に塩分を減らして元気でスリムな毎日を送りましょう。

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