豆乳の賞味期限は開封後どのくらい?飲み切れない時の対処法もご紹介
大きなサイズの豆乳って、開封後はどのくらい日持ちがするのだろう?
開封後の豆乳が分離してるけど、飲んでも大丈夫なんだろうか?

900mlや1000mlといった大きなサイズの豆乳は、飲みきりサイズよりもコスパがよいことはうれしいポイントですが、賞味期限内に飲み切れるかどうかが気になりますよね。

開封後の豆乳はいったいどのくらい日持ちがするのでしょうか?

この記事では、開封後の豆乳の賞味期限や保存方法を解説するとともに、賞味期限内に使い切るためのアイデアも合わせてご紹介します。

豆乳は開封後の日持ちは?未開封の賞味期限とどう変わる?

豆乳は開封後の日持ちは?未開封の賞味期限とどう変わる?

大きなサイズの豆乳はいったいどのくらいの日持ちがするのでしょうか?また、未開封の豆乳と賞味期限はどのくらい変わるのでしょうか?市販の豆乳の賞味期限について調べてみました。

未開封の豆乳の賞味期限はどのくらい?

豆乳は大きく分けると、「豆乳(無調整豆乳)」「調製豆乳」「豆乳飲料」の3タイプがあります。それぞれのタイプの未開封の賞味期限はどのくらいなのか、市販の商品で比較してみましょう。

無調整豆乳の賞味期限

蒸した大豆を絞っただけで、味付けも何もしていない大豆固形分が8%以上のものを豆乳(無調整豆乳)といいます。代表的な無調整豆乳製品の未開封の賞味期限は次の通りです。

商品名大豆固形分賞味期限保存方法
キッコーマン おいしい無調整豆乳8%180日直射日光を避け涼しい場所に保存
キッコーマン 北海道産大豆 無調整豆乳9%180日
マルサンアイ 有機豆乳無調整9%150日直射日光や高温多湿を避けて保存
マルサンアイ ひとつ上の豆乳
成分無調整豆乳
11%180日
マルサンアイ 濃厚10%
国産大豆の無調整豆乳
10%120日
スジャータ 豆腐もできます有機豆乳10%90日要冷蔵(10℃以下)

「スジャータ 豆腐もできます有機豆乳」は要冷蔵で90日ですが、他の無調整豆乳は直射日光および高温多湿を避けた常温(冷暗所)保管で120~180日となっています。

調製豆乳の賞味期限

「調製豆乳」とは、豆乳に砂糖や水あめなどの糖分や塩、植物油などを加えて飲みやすい味に調製したものです。

調製豆乳の大豆固形分は6%以上と決められています。代表的な調製豆乳製品の未開封の賞味期限を以下に示します。

商品名大豆固形分賞味期限保存方法
キッコーマン 調製豆乳7%180日直射日光を避け涼しい場所に保存
キッコーマン 特濃調製豆乳8%以上180日
キッコーマン 低糖質 調製豆乳6%以上180日
マルサンアイ 調整豆乳7%150日直射日光や高温多湿を避けて保存
マルサンアイ タニタカフェ監修
オーガニック 調製豆乳
7%120日
スジャータ 有機大豆使用
糖質65%オフ 調製豆乳
6%以上90日要冷蔵(10℃以下)

調製豆乳も無調整豆乳と同じように、「スジャータ 有機大豆使用 糖質65%オフ 調製豆乳」だけは要冷蔵で賞味期限が90日ですが、他は常温(冷暗所)保存で120日~180日となっていますね。

豆乳飲料の賞味期限

調製豆乳をベースに、果汁やコーヒー・紅茶などで味付けをしたものが「豆乳飲料」です。豆乳飲料の大豆固形分は果汁を使っているかいないかで異なります。

果汁を使っている豆乳飲料の大豆固形分は2%以上、果汁以外のもので味付けをしている場合の大豆固形分は4%以上でなければならないという決まりがあります。

代表的な豆乳飲料の未開封での賞味期限は以下の通りです。

商品名大豆固形分賞味期限保存方法
キッコーマン 豆乳飲料
麦芽コーヒー
4%以上180日直射日光を避け涼しい場所に保存
キッコーマン 豆乳飲料
フルーツミックス
2%以上180日
マルサンアイ 豆乳飲料 麦芽4%以上150日直射日光や高温多湿を避けて保存

豆乳飲料も無調整豆乳や調製豆乳と同様に、果汁の有無にかかわらず未開封の賞味期限は常温(冷暗所)保存で150~180日となっています。

開封後の豆乳は何日くらい日持ちするの?

豆乳のパッケージはどの商品にも、「開封後は冷蔵庫(10℃以下)に保存し、賞味期限にかかわらずできるだけ早くお飲みください。」という趣旨の注意書きが書かれています。

では、「できるだけ早く」とはどれくらいの期間を指すのでしょうか?

各メーカーの公式サイトには、「よくある質問」の回答として「2~3日を目安に」ということが書かれています。

開封した牛乳の賞味期限も2~3日が目安といわれています。ですから、開封後の豆乳も同じくらいの保存性だと覚えておくとわかりやすいですね。

未開封の豆乳の賞味期限が長い理由

開封後の豆乳の保存性は牛乳と同程度なのに、なぜ未開封の豆乳は常温保存ができて賞味期限も長いのでしょうか?その理由は豆乳の容器と充填方法にあります。

主要メーカーの豆乳の容器は内側にアルミ箔が貼ってあり、外気や光を遮断する構造になっています。

工場で製造した豆乳は加熱殺菌を行い無菌状態でパックに充填され雑菌が混入することがないため、常温(冷暗所)保存で4~6ヶ月という長期保存が可能なのです。

また、スジャータの豆乳や調製豆乳が冷蔵保存で90日であるのは、内側にアルミの層がある容器ではないからです。

しかし、豆乳を一度開封してしまうと外部から雑菌が入りやすくなり、牛乳と同程度の保存性になってしまうのです。

未開封&開封後の豆乳の賞味期限に関する疑問を解決!

未開封&開封後の豆乳の賞味期限に関する疑問を解決!

未開封の豆乳の賞味期限は平均120~180日、そして、開封後は2~3日ということはわかりましたが、具体的なことがよくわかりませんよね。そこで、豆乳の賞味期限についてもう少し細かく見ていきましょう。

未開封の豆乳は賞味期限が切れると飲めなくなる?

賞味期限とは、容器を開けない状態で指定された方法で保存した場合に、「品質が変わらずにおいしい状態で食べられる期間」のことをいいます。

つまり、「賞味期限=食品が傷んでしまう期日」というわけではありません。

特に、冷暗所で長期間の保存が可能な豆乳は無菌充填をされているので、賞味期限が過ぎたからといって腐ってしまうことはまずありません。

しかし、大豆の脂肪分の分離や大豆成分の沈殿などが起こり、おいしくなくなってしまう可能性は高くなります。

未開封の豆乳は賞味期限を過ぎても腐る可能性は低いですが、風味が劣化しやすいので、味に違和感があるような場合は飲まない方がよいでしょう。

未開封の豆乳の夏の保存方法は?常温?それとも冷蔵庫?

要冷蔵以外の未開封の豆乳は冷蔵庫ではなく常温(冷暗所)で保存ができますが、豆乳のパッケージには直射日光や高温多湿を避けて保存するように書かれています。

では、高温多湿となる夏場はどこに保存すればよいのでしょうか?

長期間保存の効く豆乳は無菌充填されているので、温度が高くなっても腐る可能性は非常に低いです。しかし、高温になると豆乳が分離するなど風味が劣化しやすくなります。

ですから、夏場で室温が高くなるような場合は、冷蔵庫に保存する方がおいしい状態で飲むことができます。また、夏場は未開封でも長期間保存せずに、できるだけ早く飲むようにした方がよいですね。

開封後2~3日を過ぎた豆乳はもう飲めない?分離していたらどうする?

豆乳の開封後の賞味期限を「2~3日を目安に」としているのは、各家庭の冷蔵庫の性能や設定温度、さらには開け閉めの頻度などによって保存状態が変わってくるためです。

一般的に、冷蔵庫内の温度は0~10℃くらいと幅広いので、少し高めの温度でも安全に飲める日数として、2~3日を推奨しているということになります。

ですから、開封後2~3日を過ぎたとしても、開封時の豆乳と匂いや見た目が変わらなければ飲んでも問題ありません。

異臭がする場合や、ヨーグルトのように分離していたり豆腐のように固まっていたりした場合は、傷んでいる可能性が高いので飲まないようにしましょう。

開封後の豆乳を常温で放置してしまったけど大丈夫?

例えば、冷蔵庫に冷やした牛乳を室温に約30分間放置すると牛乳の温度は11℃くらいまで上がり、再度冷蔵庫に入れて7℃以下になるまでには3時間くらいかかるそうです。

豆乳の場合、牛乳よりも粘度がやや高めなので冷えるまでにさらに時間がかかってしまいます。

ですから、一旦豆乳の温度が上がってしまうと雑菌が繁殖しやすい環境になるため、冷蔵庫で適切に保存するよりも腐りやすくなります。

開封した豆乳は、できるだけ常温に出しておく時間を短くして、使用したらすぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。

豆乳は冷凍保存できる?加熱したら長持ちする?

キッコーマンによると、一般的な冷蔵庫で豆乳をパックごと冷凍しても、パックが破裂したり中身が漏れ出たりする可能性はほぼゼロだそうです。

また、豆乳を凍らせるとシャリシャリのアイスのような食感を楽しめるそうです。

しかし、一度凍った冷凍を解凍すると品質が劣化してしまうので、凍らせた豆乳を解凍して飲む方法はあまり現実的ではないようですね。

また、豆乳を加熱すると殺菌されて日持ちが伸びるのでは?と思うかもしれませんが、実際には、レンジやコンロで豆乳を加熱しても、すべての雑菌を抑えることはできません。

ですから、残念ながら開封後に豆乳を加熱しても日持ちを伸ばすことはできません

開封後の豆乳を期限内に飲み切れない?消費アイデアをご紹介!

開封後の豆乳を期限内に飲み切れない?消費アイデアをご紹介!

900mlや1000mlの豆乳は、200mlの飲みきりサイズよりもコスパがいいのでつい買ってしまいがちですが、結局飲み切れないで無駄にしてしまった!という経験をした人も多いのではないかと思います。

そこで、大きなサイズの豆乳を無駄にしないように、消費アイデアをいくつかご紹介しましょう。

無調整豆乳の消費アイデア

無調整豆乳は大豆100%。ですから、料理やお菓子などに幅広く使える便利な食材です。

市販のにがりを入れて加熱すると簡単に自家製豆腐を作ることもできますし、大量に消費したいのであれば、豆乳鍋、豆乳シチューやスープ、豆乳グラタンなどに使う方法がおすすめです。

また、砂糖やゼラチン・寒天などを入れてゼリーを作ったり、片栗粉といっしょに練ってわらび餅を作ったりと、お菓子作りにも重宝します。

無調整豆乳の風味が濃すぎて飲みにくい場合は、ハチミツを入れたり、ココアやジュースなど他の飲料と混ぜて飲んだりすると飲みやすくなります。

ひとつのアイデアとして、簡単にできるスムージーレシピをご紹介しましょう。

バナナと豆乳のスムージーのレシピ
バナナと豆乳のスムージー

【材料】(1人分)

無調整豆乳 150cc

冷凍バナナ 1/2本

ハチミツまたは砂糖 小さじ2

【作り方】

・材料をすべてミキサーに入れて、滑らかになるまで回します。

【ポイント】

・小松菜を足すとグリーンスムージーになります。

・冷凍バナナの代わりに、冷凍したイチゴやオレンジなどを使ってもよいでしょう。

調製豆乳の消費アイデア

調製豆乳は、無調整豆乳に糖分などを加えて飲みやすくアレンジされていることが特徴ですが、下の表を見るとわかるように、調製豆乳は牛乳と成分がほぼ同じになるように作られています。

牛乳調整豆乳
エネルギー61kcal63kcal
水分87.4g87.9g
たんぱく質3.3g3.2g
脂質3.8g3.6g
炭水化物4.8g4.8g
灰分0.7g0.5g

ですから、調製豆乳は牛乳と同じように、言い方を変えると牛乳の代わりに使えるので、実は使い勝手がとても良い食材なのです。

料理やお菓子を作るために使えるのはもちろんのこと、カフェオレやミルクティーなどのように飲み物にも牛乳の代わりとしておいしく使えます。

豆乳飲料の消費アイデア

豆乳飲料は200mlの飲みきりサイズが多いですが、種類によっては1000mlの大きなサイズも販売されています。

豆乳飲料の開封後の賞味期限も他の豆乳と同じように2~3日なので、期限内に飲み切れないようであれば、凍らせてアイスにしてしまいましょう。

200mlのパックはそのまま冷凍してもよいですが、開封後の大きなサイズの豆乳飲料は小分けにして冷凍する方法がおすすめです。

アイスキャンディーメーカーや製氷皿を利用するとよいですね。熱伝導率のいいアルミ素材のものだとすぐに凍りますよ。

冷凍すると日持ちも長くなるので、開封後はできるだけ早めに凍らせるようにしましょう。

まとめ:開封後の豆乳は2~3日を目安に飲み切るのが理想!

常温(冷暗所)保存が可能な豆乳は未開封で4~6ヶ月程度の日持ちが可能ですが、開封後の豆乳の賞味期限は、牛乳と同じように冷蔵庫保存で2~3日が目安になります。

開封後、2~3日を過ぎてしまった豆乳は匂いや見た目の状態をチェックして、開封時と比べて異変があるようならば飲むのを中止するようにしましょう。

豆乳は、料理、お菓子、飲み物にいろいろなアレンジができるので、無駄にならないように早めに使い切るようにしたいですね。

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