そんな疑問に答えます。
あると便利なハーブソルト。愛用している方にとっては切らしてしまった時に困ってしまうこともあるのではないでしょうか?
この記事では、ハーブソルトとは?といった基本情報から、切らしてしまった時に手に入りやすいもので代用できるおすすめの代用品についてご紹介していきます。
※おすすめの市販品については、こちらの記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。
目次
ハーブソルトとは?代用品の選び方は?
まずはハーブソルトとはどのようなものを言うのか、代用品を選ぶ時のポイントも合わせて解説いたします。
ハーブソルトとは?
ハーブソルトの代用品を知る前に、そもそもハーブソルトとはどのようなものなのでしょうか?
ハーブソルトとは文字通り塩(岩塩)とハーブを混ぜ合わせた調味料で、商品によって使われているハーブが違ったり様々なスパイスがブレンドされているものもあります。
そのため、ひと言で”ハーブソルト”と言っても、その味や香りには幅広いバリエーションがあるのです。
使い方としてはサラダにはもちろん、お肉料理や魚料理、パスタや揚げ物など様々な料理に使うことができ、塩単体で使うよりも簡単に風味付けや味を整えることができます。
また、配合されているハーブによってお肉などの食材の臭みを消すといった効果を期待して使うこともできる便利な調味料になります。
ハーブソルトの代用品の選び方
ハーブソルトの代用品の選び方ですが、基本的に”塩(岩塩)にお好みの風味や香りのあるものをプラスする”ということを目的として選びましょう。
ガーリックやコショウなどのスパイスについては味の想像ができやすいと思いますが、ハーブについてはどれがどのような香りがするのか、どれを選んだら良いのかさっぱり分からないという方が多いと思います。
そこでこれからおすすめの代用品として、それぞれのハーブやスパイスの特徴、使い方についてご紹介していきますのでぜひハーブソルトの代用品選びのご参考にして頂ければ嬉しいです。
マジックソルトやクレイジーソルトとハーブソルトに違いはある?
マジックソルトやクレイジーソルトは「ハーブソルトの一種」です。
ですので、ハーブソルトの代用品、というよりはハーブソルトそのものだということですね。これら2つのハーブソルトは、製造販売している会社も異なりますが、原材料の点でも違いがあります。
マジックソルトは10種類を超えるハーブやスパイスが使われているのに対し、クレイジーソルトは7種類になります。
二つは似ている商品と思われがちですが、マジックソルトには砂糖なども含まれているので実は味については結構な違いがあるのです。
使われている種類が多ければ良いというわけではなく、あくまで風味や味の好みによって分かれますので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。
身近なもので代用可能!ハーブソルトのおすすめ代用品
それでは早速ハーブソルトのおすすめ代用品をご紹介します。違いや効果を知ってお好みの味を見つけてみてくださいね。
ガーリックパウダー+塩
ハーブソルトの代用品としてまずおすすめするのはガーリックパウダーです。食欲をそそる風味と味を簡単につけることができるガーリックパウダーなら、皆さんも想像がつきやすく手にも入りやすいのではないでしょうか。
お肉を焼いたり野菜を炒めたりする際にガーリックパウダー単体で使われている方もいると思います。
塩と合わせることで旨味が増し、ハーブは入っていないものの代用品として風味を出し美味しく仕上げることができる組み合わせです。こちらはやはりお肉を使った料理に合わせるのが特におすすめになります!
※ガーリックパウダーは常備しておくと本当に便利な調味料です。使い方のコツなどはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
オニオンパウダー+塩
ハーブソルトの代用品として、玉ねぎから作られるオニオンパウダーを使うこともできます。
玉ねぎを天日干ししてから煎ってパウダー状にする自家製オニオンパウダーを作るのも良いですし、もちろん市販のものを使っても構いません。
オニオンパウダーには玉ねぎの甘味と旨味がギュっと凝縮されています。これに塩を合わせることでハーブソルトと同様様々な料理に合わせることができます。
唐揚げやフライドチキンなど鶏肉の揚げ物に合わせるととっても美味しくなるのでおすすめです。また、意外なところで卵焼きに入れても美味しいのでぜひお試しください!
コショウ+塩
もう一つ、ハーブソルトの代用品としておすすめのスパイスは、ほとんどのご家庭にもあるコショウです。
いわゆる塩コショウですのでハーブソルトの香りという点では物足りなくなってしまいますが、塩単体よりも味にパンチが出ますし他に代用で使えるものがない時には一番使いやすいスパイスですよね。
ご存知の通りお肉やお魚、野菜炒めやスープなど使い道は幅広いです。辛いのが苦手な場合はコショウの配分量を調節して下さい。
既にご紹介したガーリックパウダーやオニオンパウダーで代用したものにコショウを混ぜると更においしくなりおすすめです。
バジル+塩
ここからはハーブソルトの代用品として使えるハーブをご紹介していきます。
まずはパスタなどのイタリア料理でよく使われるバジルです。ハーブの中でも手に入りやすく、スーパーなどの調味料売り場でもよく見かけます。
もちろんご自身でバジルの葉を用意して、電子レンジで加熱して感想させ細かく粉砕しても簡単に作ることができます。
バジルの特徴は爽やかな香りです。トマトやチーズとよく合うのでパスタやピザなどのイタリア料理にはもちろん、こちらもやはりお肉料理との相性が良いのでガッツリ系の料理にもおすすめの組み合わせです。
オレガノ+塩
ハーブソルトの代用品として使えるハーブ、二つ目にご紹介するのはオレガノです。なんとなく名前は聞いたことがあるけれど、どんなハーブか分からないという方が多いのではないでしょうか?
オレガノはハーブの中でもかなり香りが強く、刺激のあるほろ苦さを感じる風味が特徴です。この香りを利用して、お肉やお魚などの臭み消しや料理の香り付けに重宝されています。
バジル同様イタリア料理に欠かせないハーブでトマトソースやチーズとも合いますし、ラム肉や牛肉料理などにもよく合います。
ただし香りの強さと苦味があるので塩と配合する際にオレガノを少な目にして調整して下さいね。
タイム+塩
ハーブソルトの代用品として使えるハーブ、次にご紹介するのはタイムです。タイムはつぶつぶとした小さな葉でできており、非常に爽やかな香りと強い殺菌効果があることで知られています。
その効果を利用してピクルスなどの保存食に使われたり、オレガノ同様お肉やお魚の臭み消しにも使われます。
ハーブソルトの代用として使う際は、タイムの葉をそのまま使うのではなく他のハーブと同様に乾燥させて煎ったものを粉砕するか、調味料コーナーで市販されているドライタイムを塩と合わせて使って下さい。
やはり香りが強いので、タイムの配合量は少な目にして調整することをおすすめします。
ドライセロリ+塩
おなじみのセロリですが、葉の部分を乾燥させたドライセロリがハーブソルトの代用品として使えるんです。
セロリは普段私たちが食べているも茎の部分からも分かる通り、香味野菜として爽やかな風味があるのが特徴ですよね。
普段なら捨てられてしまう葉の部分を電子レンジやオーブンで加熱乾燥させることでドライセロリとなり、簡単にハーブソルトとして活用できるのです。
料理の彩りとしても使えますし香りや栄養もたっぷりなので、セロリを購入した際にはぜひ葉の部分は捨てずにドライセロリとしてハーブソルトの代用に使ってみてくださいね!
ドライパセリ+塩
ハーブソルトの代用品、最後にご紹介するのはドライパセリです。
ドライパセリは多くのお店で売られていますから非常に手に入りやすい食材ですよね。自分でパセリを育てている場合は大量消費にも使えますから、ぜひドライパセリにしてみて下さい。
作り方は他のハーブと同様でレンジで加熱乾燥して細かく粉砕で簡単です。生のパセリが苦手という方も、ドライパセリなら青臭さが消えるのでおすすめですよ。
彩りとして使われることが多いですが、爽やかな香りと独特の苦味があるパセリですから塩と合わせることでハーブソルトとして立派に代用できるのです。
まとめ:ハーブソルトは代用可能!自家製ハーブソルトにも挑戦してみよう!
いかがでしたでしょうか?ハーブソルトとしての商品が手元になかったとしても、様々なスパイスやハーブで代用できることが分かりました。
なかなか見かけないハーブもあると思いますが、今回ご紹介したものはほとんどが手に入りやすいものかと思います。
それぞれ単体で塩と組み合わせても良いですし、複数用意できる場合はお好みで組み合わせたり配合量を変えたりすることでオリジナルのハーブソルトを作ることもできます。
彩りや香り、味はもちろん体にも良い効果のあるものが多いですので、ぜひ五感を使ってより食事を楽しむお供としてハーブソルトの代用品を利用してみて下さいね!