バターナイフなんてどれも同じじゃないの?いいえ、そんなことはありません。おしゃれなデザインや機能性が高いバターナイフがたくさんあるんですよ。
パンにバターを塗る時に欠かせないバターナイフ。日常的に使うものだからこそ、お気に入りを見つけましょう!
バターナイフを選ぶ時に注目したいポイントや、おすすめの商品をご紹介します。
目次
バターナイフを選ぶならココを見て!おすすめポイント
塗りやすいバターナイフってどんなバターナイフ?バターナイフを選ぶ時に注目してほしいおすすめのポイントをご紹介します。
塗りやすい材質で選ぶ
バターナイフの本質は、バターが塗りやすいこと。そんなバターナイフを見つけるには、まずは材質に注目してみましょう。
スタンダードなステンレス
バターナイフに一番多い材質は、ステンレス製。ステンレスは錆に強く、耐久性に優れているため、カトラリーによく使われています。
おすすめポイントはお手入れが楽なこと。食洗機に入れられるものがほとんどなので、清潔に保てるのもうれしいですね。
熱伝導に優れたアルミ・銅
基本的にバターは冷蔵庫で保存します。冷えたバターは固くて、塗りにくいですよね。アルミや銅で作られたバターナイフは、そんな問題を解消してくれます。
アルミや銅のバターナイフは熱伝導率が高く、手の熱がバターに伝わりやすいため固いバターもスッと削れて塗りやすいんですよ。
おしゃれで温かみのある木製
木製のバターナイフの特徴は、手に馴染みやすくて温かみがあること。食卓に置くだけでおしゃれさがアップするのでおすすめです。また、おしゃれなだけでなく他の食器を傷つけにくいという利点もあります。
木製のバターナイフは、バターケースに入れっぱなしはNG。使用後はすぐに洗ってよく乾かしましょう。
使いやすい形状・機能で選ぶ
刃と持ち手に角度がついているベーシックなバターナイフは『すくう・塗る』の両方に優れています。一般的なバターナイフがいいという方におすすめ。
ナイフのように刃と持ち手がフラットになったタイプは、バターのカットもしやすいのが特徴。左利きの方も気にせず使えるのもおすすめポイントです。
刃がおろし金のようになっていてバターを糸状に削り出すタイプは、近年の流行です。ふわふわに削り出されたバターは、トーストの上ですぅっと溶けてくれますよ。
材質によって違うバターナイフのお手入れ
バターナイフのお手入れ方法は材質によって注意点が違いますが、一番大切なのは水分をよく拭き取ること。水分が残っていると、変色や錆、カビの原因になってしまいます。
一番お手入れが楽なのはステンレス。普通に洗うだけだから、ラクチンです。多くは、食洗機の使用もOK。銀も食洗機で洗えますが、傷がつきやすいので他の食器と触れ合わないようにしましょう。
アルミはアルカリ性と酸性の洗剤に注意。変色する可能性があります。木製は、時々オイルを塗る、ささくれてきたらペーパーをかけるなどすると長持ちしますよ。
お手入れ簡単!ステンレスのバターナイフおすすめ10選!
ここからは、おすすめのバターナイフをご紹介します。まずはお手入れが簡単なステンレス製。機能的で使いやすい上に、おしゃれなバターナイフをピックアップしました。
無印良品 バタースプレッダー
食洗機の使用…〇
マットな質感がちょっとレトロな雰囲気を醸し出している無印のバターナイフ。適度な重さと丸みを帯びた持ち手で持ちやすいんです。
ナイフのような形状で、左利きの方にも使いやすいのが特徴。塗りやすいだけでなく、カット・スライス・削るなども難なくできます。
丸みを帯びた先で、他の食器を傷めにくいので瓶からジャムをすくう時にもおすすめですよ。
つばめのマルチバターナイフ
食洗機の使用…×
丸みを帯びた形状がかわいい、つばめのマルチバターナイフ。なんと『切る・塗る・すくう』の三役をこなしてくれるんです。
ステンレスの刃先には、細かいギザギザがついているので、バターだけでなくチーズや鶏肉なども楽々カットできます。
天然のけやきを使用した持ち手は自然な質感で持ちやすく、とってもおしゃれ。使いやすさとおしゃれさを兼ね備えた、まさにマルチなバターナイフと言えます。
貝印 四角く切れるバターナイフ
食洗機の使用…〇
1回分のバターをカットするのって、ちょっと面倒でちょっと難しい。だけど、この四角く切れるバターナイフなら、簡単にカットできちゃいます。
想像以上の切れ味は、さすが貝印ブランド。刃物の老舗ならではです。使いたい分だけをスパッと切って、そのままパンに塗れるのもおすすめのポイントです。
使いたい時に使いたい分だけサッとカットできて、余分な洗い物も出ません。一度使ったらやめられない、新しいタイプのバターナイフです。
柳宗理 バターナイフ
食洗機の使用…〇
日本を代表するインダストリアルデザイナーが手掛けるバターナイフ。高いデザイン性と使いやすさを兼ね備えているため、人気が高いアイテムです。
刃先は厚みがあるため、削るのはちょっと不向き。ですが、持ち手に力を入れやすいので、固いバターでもグッと押し切りやすいんですよ。
瓶からジャムやペースト状の調味料をすくう時、スプーンを使うとくぼみに入り込んで上手に使えないという悩みも、フラットな刃を持つこのバターナイフなら解消できます。
削れる バターナイフ
食洗機の使用…〇
刃の部分がおろし金のようになっていて、バターを筋状に削れます。固いバターもふわふわになり、トーストの上でとろりと溶けるから塗りやすいんです。
少量ずつ削れるから、バターの使い過ぎを防げ、カロリーダウンにもつながる優れもの。チーズやチョコレートも削れるから、お菓子作りにも役立ちます。
テーブルの上に立てられるので場所を取らず、しかも衛生的なのもおすすめポイントです。
DAISO ふわっとバターナイフ
食洗機の使用…〇
おろし金状の刃が、バターをふわふわに削ってくれるバターナイフ。持ち手がしっかりしているので、力が入れやすいんです。
削り取ったバターは、トーストの上にポンポンと乗せ、そのまま塗ってください。糸状になるので、冷蔵庫から取り出したばかりの固いバターもとろりと溶けます。
200円とコスパがよいのもおすすめポイントです。
クチポール ゴア GOA シルバー/ブラック
食洗機の使用…×
ポルトガルを代表するカトラリーブランド『クチポール』のバターナイフです。高級感と清潔感を感じるデザインが特徴的ですよね。
先端の丸みを帯びたカーブと、少し斜めになった刃はバターやジャムをすくいやすいようになっています。職人の手によって作り出されるため、機械では表現できない繊細さを持っているんですね。
食洗機の使用は控えた方がいいですが、お手入れは難しくありません。洗った後にきちんと水分を拭き取って収納しておきましょう。
EAトCO(イイトコ) バターナイフ
食洗機の使用…×
一見すると工具のようにも見える無骨さを感じますが、実は多機能なバターナイフ。刃には丸い穴が開いていて、バターをふわふわの糸状に削ります。
穴の開いている刃をバターに当て、手前に引くだけだから使い方も簡単。削り取ったバターはそのままパンに濡れますよ。
反対側の刃はギザギザになっていて、うっかり焦がしてしまったパンの焦げ目を取るのにも役立ちます。
ジャン デュポ ライヨール バターナイフ
食洗機の使用…×
塗る・すくうだけじゃなく、切るに特化したバターナイフです。バターやチーズのみならず、フルーツやパンもカットできちゃいます。
多機能なことはもちろん、スタイリッシュで高級感のあるデザインは、使う人の食卓を彩ってくれることでしょう。
食洗機の使用は絶対ダメではないですが、変形や傷の可能性があるのでできるだけ手洗いすることをおすすめします。
ダルトン バターナイフ
食洗機の使用…×
コロッと丸い持ち手がかわいい、ダルトンのバターナイフ。立てておけるから、使用後にテーブルを汚すことがありません。
カラーバリエーションが豊富なので、食卓に合うカラーを選べます。バター用、ジャム用などと色ごとに購入するのもおすすめです。
持ち手部分に水がたまりやすいこともあり、食洗機の使用はできません。使用後は速やかに洗い、水分を拭き取りましょう。
熱伝導に優れた銅・アルミのおすすめバターナイフ5選!
アルミや銅は熱伝導率が高いため、冷蔵庫から出したばかりの固いバターにも手のぬくもりを伝えてくれ、削りやすくなります。
そんなアルミや銅を使ったバターナイフのおすすめを5選、ご紹介します。
ニトリ 溶けるバターナイフ
食洗機の使用…×
アルミが手の熱を伝えてくれるから、固いバターもスッと切れ、側面にくっついて取れないということもありません。
刃の片方はバターをカットしやすいよう鋭利に、もう片方はギザギザになってバターが塗りやすいようになっています。
プチプラ価格で手軽に買えるのもおすすめポイントのひとつです。
真鍮とアルミのバターナイフ
食洗機の使用…×
京都で真鍮とアルミのカトラリーなどを製作している山田憲栄さんの作品で、アルミのみのバターナイフと比べると重みがあります。
でこぼこした表面は味わい深く手作り感があり、かつ高級感もあるためおしゃれです。真鍮は経年劣化によって深い色合いが生まれてくるので、使えば使うほど愛着がわいてきますよ。
食洗機の使用は控え、使用後は柔らかいスポンジで洗って、水分をよく拭き取ってください。
スプレッド ザット バターナイフ
食洗機の使用…〇
熱伝導により、氷もカットできてしまうから、固いバターもスルスル削れます。バター以外にも、チョコレートクリームやクリームチーズをすくう時に便利なんです。
ギザギザの刃はバターを削ったりカットしたりしやすく、フラットなデザインはおしゃれで、左利きの方も問題なく使えるのでおすすめ。
4パターンのカラーバリエーションで、スタイリッシュなデザインはどんな食卓にも合いますよ。
工房ゆり介 バターナイフ
食洗機の使用…×
真鍮や銅をトントン叩いて整えていく鍛金によって作られたバターナイフ。ただそこにあるだけで、深い味わいを感じます。
丁寧にひとつずつ手作りしている一点もの。愛着を持って長く使いたくなる、そんなバターナイフなんですよ。
細目タイプは左利き方も心配いらない両利き用。太目タイプはジャムやペースト状の調味料もすくいやすく、使い勝手がいいです。
SURUN 純銅バターナイフ
食洗機の使用…×
SURUN 純銅バターナイフは、金物の町で知られる新潟県燕市で生産され、燕商工会議所によりメイド・イン・ツバメ認証マークを取得している優れもの。
純銅なので、熱伝導率はステンレスの約10倍。固いバターもスルッと削れ、カットもしやすいんですよ。
丸みを帯びて温かみのあるデザインは、手にする人の心もほっこりさせてくれそう。シルバーとゴールドのカラーから感じる高級感も、おすすめのポイントです。
デザイン重視!おしゃれなバターナイフおすすめ5選!
せっかく毎日使うのだから、おしゃれで自分好みのバターナイフがいいですよね。デザイン性に優れたおすすめのバターナイフをご紹介します。
羽工房 木のバターナイフ
食洗機の使用…×
無垢の木にこだわる羽工房のバターナイフ。木の持つぬくもりを感じ、手にするとしっとりと馴染む、そんな優しさを持っています。
すくったり、塗ったりしやすい形状で、クルミ・ブラックウォールナット・メープル・オークからお好みの木を選べます。
使用後はすぐ洗いしっかり乾かす、時々オイルを塗り込むなどお手入れは必要ですが、ひとつは持っておきたいと思わせる温かみがあります。
漆塗り 木製バターナイフ
食洗機の使用…×
天然木に漆塗装を施した、一風変わったバターナイフです。高級感がありおしゃれで、和にも洋にもよく合いますよ。
持ち手には糸を巻いてから漆塗装をしているので、滑りにくく持ちやすいんです。
漆塗装のお手入れは難しそうですが、そうでもありません。長時間水につけることはせず、使用後はすぐに洗って柔らかい布巾でよく水分を取っておくだけでも長持ちしますよ。
クリアガラスのバターナイフ
食洗機の使用…×
とにかく見た目がおしゃれなクリアガラスのバターナイフ。透明感があり繊細で、デザイン性抜群です。置いてあるだけで食卓が華やぎそうですよね。
刃の部分は大きくなく、少量のバターを塗ったり、ジャムをすくったりする時に便利ですよ。
食洗機で洗うと他の食器とぶつかり破損の恐れがあるため、スポンジなどで優しく手洗いすることをおすすめします。
アンティーク バターナイフ
食洗機の使用…×
1909年頃に製造された、正真正銘アンティークのバターナイフです。施されたデザインも、エレガントで高級感があります。
刃の部分はスターリングシルバーと呼ばれる銀の含有率92.5%の銀合金、持ち手はマザーオブパールと呼ばれる真珠を作り出す貝から作られています。
銀はアルミや銅よりも熱伝導率が高いと言われているため、バターナイフにピッタリ。食卓に高級感をもたらしてくれる上に、機能性にも優れています。
高桑金属 ホーローミニバターナイフ
食洗機の使用…×
コンパクトサイズでかわいく、真っ白で清潔感があるバターナイフ。ホーロー仕上げなので耐久性・耐熱性に優れ、熱伝導率も高いです。
職人が一つ一つ丁寧に仕上げているので、出来上がりには多少のムラがありますが、それもまたよい味となっています。
食洗機の使用は破損の恐れがあるので控えましょう。傷がつくのを防ぐためにも、お手入れは柔らかいスポンジで洗いましょう。
おすすめのバターナイフからお気に入りを見つけて♪
おすすめのバターナイフ20選、お気に入りのバターナイフは見つかりましたか?もし気に入ったものがなくても、バターナイフの選び方を参考に、お気に入りのバターナイフを探してみて。
使いやすくておしゃれなバターナイフは、きっと食卓に豊かな彩りをプラスしてくれるはずです。