そんな疑問に答えます。
筆者もダイエットには長年悩んでいて、今まで試行錯誤してきました。知人から生姜を使ったスープを教えてもらい試したところ、これが美味しくて飽きなくて、一ヶ月続けたところベルトの穴が2つ縮んだ経験があります。
本記事を読めば、生姜入りスープダイエットの効果と理由や、召し上がるためのレシピが分かります。
目次
生姜入りスープダイエットは本当に効果ある?
生姜のダイエットパワーの秘密は?
では、生姜のどんな効果がダイエットに影響してくるのでしょうか?最も大きいのは、生姜の「体を温める効果」です。これがダイエットの効果を向上させてくれます。
生姜に含まれているジンゲロールという成分が、調理で加熱されることで「ショウガオール」に変化しますが、ショウガオールには血行を促進する効果があるので、それによって体が温まります。
血行促進によって温まった体は発汗などの新陳代謝が促されるので、それがダイエットに好影響を及ぼします。体の冷えはダイエットの大敵だということですね。
生姜に含まれる食物繊維も、大腸の中のお掃除をしてくれるので、ぽっこりお腹の解消にもつながりダイエットにも効果的です。補足として、生姜の新陳代謝を促す効果は、結果的に美肌効果にもつながります。
ダイエット効果だけじゃない生姜の効果
生姜にはダイエット効果以外にも、さまざまな効果が期待できます。
例えば、生姜の体を温める効果には、免疫力を向上させる働きがあります。いくら食事制限しても、体調を崩して寝込んでしまっては元も子もありません。ダイエットにはまず元気な体が必要ですから、これは基本です。
生姜を食べることは体を温める効果以外にも、三つのメリットが期待できます。その一つは、生姜には胃腸の調子を整える効果があると言われています。胃腸の調子が整うと、栄養をしっかり摂取することができるので、体調は安定します。
二つ目は、生姜には抗酸化作用もあるといわれているので、ガンなどの疾患の予防にもなるといわれ、アンチエイジングにも効果的です。
三つ目は、味覚的にも生姜にはさわやかな辛味があるために、塩分控えめの味でも美味しく召し上がることができるので減塩にも効果があります。
生姜入りスープダイエットの方法は?
生姜入りスープダイエットの基本はコレ!
生姜入りスープをダイエット目的で食べる場合は朝食に食べるのが最もおすすめで、それには二つの理由があります。
一つは、生姜の体を温める作用は4時間ほど続くと言われており、日中の活動においてのエネルギー消費を促進することができるからです。
二つ目は、朝食を食べることで便通も促され、毎日の快便が太りにくい体を作ります。
とはいえ、いろいろな都合で朝食に生姜入りスープを摂るのが難しい方もいるでしょう。その場合は、昼食に生姜入りスープを摂るのも午後のエネルギー消費を促すので、ダイエット目的としては悪くありません。
補足として、これはダイエット目的ではありませんが、冷え性で寝つきが悪いという方は夜に食べることも一つの方法です。その場合はカロリーの低い食材を使用するとよいでしょう。
いつ生姜入りスープを食べるにしても、入れる食材は低糖質の野菜をメインにして、豆腐や大豆などで量増ししましょう。
肉は脂身の少ないものを基本とし、卵を入れてもよいと思います。他にはきのこ類や海藻類、こんにゃくなども満腹感を得やすいのでおすすめです。
生姜入りスープダイエットを実行するときの注意点
生姜は既に述べたようにさまざまな効果が期待できる食品ですが、食べ過ぎには注意が必要です。過剰摂取は逆に体調の異常を招くことがあるのです。
特に胃腸の弱い人は特に注意が必要です。食べ過ぎると下痢をしたり、腹痛を起こしたり、ガスが貯まりやすくなると言われています。
生姜は胃液の分泌を促す効果がある一方で、食べ過ぎると胃液が出すぎて胸やけや胃もたれを起こすこともあります。
基本的に、一度に摂る生姜の量は10グラム程度が良いと言われていますので、それ以上の摂取は控えておきましょう。
また、稀に生姜アレルギーの人もいて、動悸などが起きる場合があります。その場合は食べないように注意が必要です。
また、生姜入りスープを作るときの注意点ですが、あまりカロリーの高い食材を入れるとかえって食べ過ぎで太ってしまうので注意が必要です。
脂身の多い肉や、糖分の多いみりんなどの調味料は少なめにしておきましょう。肉を入れたい場合は、鶏肉のささみがおすすめです。
また、塩分を入れすぎると体のむくみにつながり、ダイエットの妨げになるので注意が必要です。スープに入れる食材は生ものを基本とし、油で調理することは控えておきましょう。
生姜入りスープダイエットのおすすめレシピ3選
1.野菜たっぷりの生姜スープ
生姜入りスープの基本レシピです。まずはこのスープからチャレンジしてみてください!
材料(1人前)
人参 50g
玉ねぎ 30g
ブロッコリー 50g
パプリカ 30g
トマト 100g
コンソメ 小さじ1
にんにく 5g
生姜 8g
塩 一つまみ
作り方
1.玉ねぎを薄切りにして水につけておく
2.にんにくはみじん切り、生姜はすり下ろす
3.人参とブロッコリーを一口大にカットしてレンジで2分ほど温める
4.トマトとパプリカを食べやすい大きさに切る
5.全て鍋に入れ中火で煮てコンソメを溶かす
6.野菜が柔らかくなったら完成!(目安は15分)
2.体ポカポカ発汗カレースープ
カレーの風味が美味しく、お腹もしっかり満たされるスープです。体が温まり新陳代謝も促進されますよ!
材料(1人前)
鶏ささみ肉 40g
玉ねぎ 30g
人参 50g
コリアンダー 小さじ1/2
ターメリック 小さじ1/2
クミン 小さじ1/2
レッドペッパー 少々
トマトピューレ 50g
水 100ml
生姜 8g
作り方
1.玉ねぎと人参をみじん切りにする
2.鶏ささみ肉を一口大に切る
3.生姜をすり下ろす
4.鍋に水を入れて中火で煮る
5.野菜、肉、トマトピューレを入れる
6.10分ほど煮たら残りのスパイス類を全て入れる
7.さらに10分ほど煮たら完成!
3.ゴボウときのこの和風スープ
生姜効果に加え、ゴボウの食物繊維で整腸効果も期待できますよ。
材料(1人前)
ゴボウ 50g
キャベツ 30g
ねぎ 30g
しめじ 30g
生姜 8g
塩 一つまみ
和風顆粒だし 小さじ1
味噌 小さじ1
水 100ml
作り方
1.ゴボウ、ねぎを薄切り、キャベツはざく切りにする
2.しめじを食べやすい大きさに割く
3.生姜をすり下ろす
4.鍋に水を入れて沸騰させる
5.具材を全て入れ、中火で煮る
6.和風顆粒だし、味噌、塩を入れる
7.ゴボウが柔らかくなったら完成!
まとめ:生姜スープダイエットは続けやすい
いかがでしたか?
生姜入りスープダイエットは毎日違ったお好みのスープを召し上がれば、飽きもこないので続けやすいと思います。あらかじめ、いろいろなバリエーションを用意しておくとよいでしょう。
ぜひ、お気に入りのスープを見つけてみてください!