そんな疑問に答えます。
ダイエット中の方はもちろん、食生活を見直している方に人気のオートミール。
人気に拍車がかかりどんどん色々な商品が発売されていますが、種類も多いうえ、国産のものから輸入ものまでバラエティが豊富で、選ぶのに悩みますよね。
この記事では、オートミールデビューをしたい初心者の方におすすめしたいチェックポイントをご紹介した上で、体重が気になる方に向けたレシピと、赤ちゃんでも楽しめるレシピをご紹介します。
目次
安心・安全のオートミールのおすすめな選び方
ダイエット中の置き換え食に便利!と話題になったり、食生活にもっと食物繊維を増やしたいという健康志向な人の増加に伴って、どんどん増えているオートミール。
種類がたくさんあって悩んでしまうオートミールですが、何を基準に選ぶのが良いのでしょうか。
安全な無農薬・無添加オートミールがおすすめ
国産のものから、輸入物までいろいろとあるオートミールですが、安心して食べられるのは、やはり無農薬(オーガニック)のものです。
さらに、味などのついていない無添加なものであれば、より良いでしょう。
美味しく加工されたものもありますが、健康のために食べているはずが、食べやすく砂糖がたっぷりなんてことも。
原材料を見たときに、できるだけシンプルなものを選ぶように意識してみましょう。
毎日食べるものだから有機にこだわりたい
やはり毎日食べるものは、クオリティには気を付けたいものです。
オートミールは白米の置き換えに使ったり、朝ごはんにヨーグルトと一緒に食べたりと、うまく活用できれば、色々な形で登場頻度の高い食材です。
よく食べるものだからこそ、やはり無農薬の有機オートミールを選ぶのが安心です。
赤ちゃんが離乳食として食べるのにも安心
自分が食べるものにはそこまでこだわらなくても、離乳食となると安全性がやっぱり気になるという方も多いですよね。
無農薬・無添加のものを選べば、安心して離乳食のお粥として使うことができます。
ちなみに、オートミールはお鍋で5分煮込むだけでお粥ペースト状になるので、お米からお粥を作るよりもよほど簡単。
離乳食のストックが切らしていた!という時にも、思い立ったらすぐ作れちゃうので便利です。
環境にも優しいサステナブルな無農薬
農薬を使わないで作られる有機オートミールを選ぶ理由は、自分や子どもの健康面だけではありません。
作る過程で農薬をまき散らしていないので、農産地にも、そして農家の方の健康にもやさしいんです。
健康のために食べているオートミールが、作ってくれている土地にとっても優しい商品であると知りながら食べることで、少し心が豊かになる気がしますね。
デメリットは値段が少しだけ上がる点
種類がたくさんあるオートミールの中で、無農薬のオートミールを選ぶデメリットがあるとしたら、普通のものよりも少し高くなるという点があげられます。
オーガニックで作ると収穫量が少なくなってしまうので、値段が上がってしまうということです。食べ物の安心・安全を買うという点では、目をつぶれる差ではないかなと思います。
国産のおすすめオートミール3選
やっぱり国産のものが安心・安全!と感じる方に、おすすめしたいオートミールをご紹介します。
スーパーなどで見かけることもできるので、オートミール初心者の方でも手軽にお試しできますよ。
自然食品会社の手掛けるオートミール
自然食品・オーガニック食品・マクロビにこだわるムソーの取り扱う北海道産のオートミール。やっぱり国内製造が安心安全だなと感じる方にぴったりのオートミールです。
毎日食べると300gの袋はすぐに終わってしまうので、オンラインでまとめ買いするのがオススメです。
安心の北海道産オートミール
安全かつ安心の日本で作られオーツ麦を使ったオートミール。100%北海道産の原料にこだわり、オーツ麦以外の添加物などは一切使っていな
いのも安心材料です。このオートミールは、できるだけ簡単に消化ができるように、薄く圧偏している点もこだわりです。
昭和から続く日本のオートミールの美味しさを、ぜひ味わってみてください。
スーパーでも見つけやすい日本食品のオートミール
手軽にオートミールを試してみたいなという初心者の方は、この日本食品のオートミールが良いかもしれません。
品揃えの豊富なスーパーであれば、コーンフレークなどと一緒に並んでいる確率が高いです。北海道産のオーツ麦にこだわって作られているので、国産のものを食べたいという方にピッタリです。
添加物はもちろん、ドライフルーツやチョコレートなどが入っていないので、赤ちゃんの離乳食にもぴったりです。
輸入物の無農薬・無添加オートミール3選
オートミールの本場はやはりアメリカと言えるでしょう。海外から入ってきている輸入物でも、安心して食べられるものをご紹介します。
海外サイズで大容量のものも多く、オートミールを毎日の食卓に加えたいという方におすすめです。
大容量で便利なオーガニックオートミール
オートミールを朝ごはんに食べる習慣のあるアメリカから輸入された、有機オートミールです。
一つ一つの粒が大きいので、食べ応えがしっかりあって、食べる量を減らしているというダイエット中の方や、体重管理を気にしている妊娠中の方におすすめです。
消化しやすいように、しっかりとふやかしてから食べるように意識してみてください。
JAS認証のついたフランス産オートミール
ビオ(オーガニック)にこだわる人の多いフランス発の無添加オーガニックオートミールもありますよ。JAS認証がついているので、安心して食べることができます。
比較的小粒なオートミールが入っているので、料理時間も短く済み、朝ごはんにサクッと手軽にオートミールを取り入れたいという方におすすめです。
離乳食におすすめガーバーのオートミール
アメリカの最も愛されているオーガニックベビーフードブランドであるガーバーから、離乳食にピッタリなオーガニックオートミールが発売されています。
アメリカのUSDAオーガニック認証取得済で、遺伝子組み換え作物不使用・人口調味料不使用にこだわった、安心安全のオートミールです。
母乳や粉ミルクと混ぜるだけで食べられるので、食いしん坊な赤ちゃんにサッと出すことができちゃいます。
ダイエット中でも安心・安全なおすすめオートミールレシピ
体重が気になる方に人気のオートミール。白米と比べて食物繊維がたくさん詰まっているので、少ない量でも満足することができますし、お通じの改善にもつながります。
レンジで簡単オートミールのリゾット
オートミールを食べてみたいけど、まずはどうしたらいいの?というオートミール初心者の方には、何よりもめちゃくちゃ簡単で美味しい、レンジでできちゃうオートミールリゾットがおすすめです。
【材料】(1人分)
・オートミール 30g
・スライスチーズ 1枚
・顆粒コンソメ 2g
・牛乳 50g
・塩コショウ お好み
【作り方】
1.耐熱容器にオートミールとコンソメ、牛乳を入れて軽く混ぜる。
2.600Wのレンジで90秒間チン。
3.レンジから出したら、チーズを加えて混ぜる。
4.塩コショウを軽く振ったら完成。
今回は顆粒コンソメを使ったレシピですが、顆粒だしの素にしたら和風バージョンにすることもできます。
オートミールは一食分30gという点を覚えてしまえば、色々とアレンジができるので、毎朝飽きずに楽しむことができますよ。
オートミールでお好み焼き
ダイエット中に粉モノを避ける人は多いですが、小麦粉をオートミールに置き換えればお好み焼きだってヘルシーに食べれるんです。
言われなければオートミールということに気付かないほど、美味しいレシピをご紹介します。
【材料】(1人分)
・オートミール 30g
・水 90㏄
・卵 1個
・キャベツ 2枚ほど
・顆粒だしの素 5g
・豚バラ 2,3枚
【作り方】
1.耐熱容器にオートミールと水を入れて、600wのレンジで90秒チン。
2.千切りにしたキャベツと卵、だしの素を1に入れて混ぜる。
3.フライパンに油を強いて(分量外)2を広げながら流し込む。
4.上に豚肉を広げてのせて、中火でしっかりと焼く。
5.片面がきつね色になったら、裏返してもう片面も焼く。
6.しっかり火が通ったら、完成。お皿に出して、ソースや青のりでトッピング。
お好み焼きと聞くとがっつりと粉モノでダイエットの敵なイメージがありますが、このレシピで作ればオートミールとたっぷりキャベツの食物繊維の効果が期待できます。
ダイエット中の方は、気持ちマヨネーズを減らせば、カロリーオフになりますね。
オートミールとナッツのスコーン
体重を気にしていても甘いものは食べたいというのが人間。オートミールを活用すれば、ヘルシーなお菓子作りも簡単にできちゃいます。
食物繊維も取りながら、ナッツに含まれるミネラルや良質な脂質が取れる、いいとこどりなスコーンをご紹介します。
【材料】(2人前)
・オートミール 180g
・ベーキングパウダー 8g
・バター 40g
・塩 5g
・ナッツ 30gほど
・砂糖 15g
【作り方】
1.オートミールをミキサーで粉砕してパウダー状にする。
2.ナッツを食べやすく荒く刻む。
3.オートミール、ベーキングパウダー、塩、ナッツ、砂糖をボールで混ぜる。
4.常温に戻しておいたバターを加えて、切るように混ぜ合わせる。
5.まとまったら、冷蔵庫で1時間ほど生地を寝かせる。
6.一口サイズにカットしたら、200度に余熱したオーブンで15分焼いたら完成。
ナッツはアーモンドやくるみ、マカダミアナッツなど、お好みのものをいろいろと組み合わせると、味も歯ごたえもUPして満足度が上がります。
もう少し甘みが欲しいという場合は、レーズンやアプリコットなどのドライフルーツを刻んで加えると、より食べ応えのある味に仕上がります。
赤ちゃんに安心・安全なおすすめオートミール離乳食レシピ
大人だけじゃなくて赤ちゃんも離乳食としてオートミールを楽しみたい!
お粥を作るよりも実は簡単な離乳食レシピをご紹介していきます。赤ちゃんの離乳食ステージに合わせて、楽しんでみてください。
離乳食初期:オートミールのお粥
まずは定番のオートミールのお粥の作り方をご紹介します。赤ちゃんの食べる量によって、オートミールの量は調整してみてください。
【材料】(1食分)
・オートミール 15g
・水 50㏄
【作り方】
1.耐熱容器にオートミールと水を加えて混ぜる。
2.600wのレンジで50秒ほど加熱。
3.しっかりと粒がなくなるまでスプーンで混ぜ合わせる。
4.熱くなくなったのを確認したら、完成です。
電子レンジでサッと作れるので、白米でお粥を作るよりもよっぽど簡単です。ただでさえドタバタする離乳食初期には、覚えておきたいオートミールのお粥です。
このレシピでは水を使いましたが、母乳や粉ミルクを使ってミルクリゾットにすることもできますよ。
離乳食中期:オートミールとりんごのお粥
シンプルなお粥だけでは満足できなくなってきたら、他の食材を加えたお粥にステップアップしてみましょう。
このレシピではりんごを使いましたが、お好みに応じて人参のピュレや蒸しカボチャなどの野菜を加えても、バナナや梨などのフルーツを加えてもOKです。
【材料】(1食分)
・オートミール 15g
・母乳か粉ミルク 50㏄
・りんご 3切れほど
・シナモンパウダー 2g
【作り方】
1.耐熱容器にすべての材料を加える。
2.600wのレンジで60秒ほど加熱する。
3.スプーンを使って、リンゴがペースト状になるまで混ぜ合わせる。
4.粗熱が取れたら、完成です。
材料にある「シナモンパウダー」を見て驚く方もいらっしゃるかもしれません。
離乳食において塩は避けるべきと言われていますが、だからこそハーブやスパイスを使って味の幅を広げてあげるのは、欧米では定番です。
早いうちから色々なフレーバーに触れることで、赤ちゃんの味覚を刺激してあげましょう。
離乳食後期:かぼちゃとオートミールのおやき
つかんで食べたい!というステージに便利なおやきを、小麦粉ではなくオートミールで作ることで、食物繊維やミネラルがたくさん入った離乳食を作れちゃいます。
とっても簡単なので、ぜひ分量を覚えておいて、他の食材でもアレンジしながら楽しんでくださいね。
【材料】(7,8個分)
・オートミール 120g
・かぼちゃ 100g
・豆腐 100g
・牛乳 140g
【作り方】
1.かぼちゃを一口大に切って、600wのレンジで2分加熱する。
2.レンチンしたカボチャをフォークをつかって、やわらかくつぶす。
3.ボールにオートミール、牛乳、豆腐を加えてふやかす。
4.3にカボチャも加えて、全体を混ぜ合わせる。
5.フライパンに油をしいて(分量外)、両面を焼いたら完成。
手で持って食べられるから便利なおやき。小さく一口サイズで焼いてあげても良いですし、大きなパンケーキのように作ってから、ピザのようにカットしたり、細長くカットしたりと楽しむこともできますよ。
まとめ:国産の安全なオートミールで食生活をレベルアップするのがおすすめ!
すでに「オートミール」という言葉は、健康志向の方や妊娠中・ダイエット中で体重管理をされている方にとって、当たり前のものになりました。
その分たくさんの商品が出てきて、どれを選んだらいいんだろう?と悩んでしまうことも増えたかもしれません。
毎日食べるものだからこそ、できるだけ安心・安全な素材のものを選びたいという方は、オーガニック・有機・無添加という言葉がラベルにあるかチェックしましょう。
国産のものもあれば、輸入モノでも安心して食べられるオートミールは沢山ありますよ。