そんなごま油ファンの皆さんに、ごま油を使ったご飯もののレシピをご紹介します!
ごま油を使った料理といえば、本格的な中華料理や韓国料理などが知られますが、今回は家庭で作りやすいレシピをご用意しました。
香ばしいごま油の風味で、いつものご飯がもりもり食べられる一品にパワーアップ。おにぎりや手軽に作れる丼ものから、ちょっと本格的な料理まで15品をご紹介します。
↓美味しいごま油の選び方はコチラで解説しています。
目次
ごま油はご飯をさらに美味しくする魔法の調味料
ごま油はご飯ととても相性の良い油です。ご飯を使ったレシピをさらに美味しくしてくれますよ。
ご飯自体は、味が淡泊でパサつきやすいのですが、ごま油を使うとご飯にコクと風味がプラスされるので、飽きずに食べられるようになります。
また、油膜がご飯の表面をコーティングするので、冷めてもご飯がモチモチして美味しく食べられるのです。
ごま油はどんな料理も風味を豊かにしてくれるので、工程の簡単な料理も手の込んだ味わいに仕上げることができます。
今回は毎日の食事で役立つ、おにぎり、丼もの、和食・中華料理・韓国料理のレシピを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ご飯と相性の良いごま油でマンネリ解消!おにぎりレシピ6品
お弁当や軽食によくおにぎりを作るという方も多いでしょう。
毎日のことだとおにぎりはマンネリ化しがちですが、ごま油を使うとバリエーションが広がって新しい味が楽しめます。ごま油のおかげで、冷めてもご飯がしっとりしたままなのも嬉しいですね。
ここではごま油を使ったおにぎりレシピ6つをご紹介します。
みんな大好き!明太子とごま油のおにぎり
ご飯の最強のお供・明太子は、塩味と相性の良いごま油を混ぜるとさらに旨みが倍増します。
【材料】(2個分)
ご飯 茶碗1杯半(240g)
明太子 30g
塩・ごま油 少々
焼き海苔(お好みで)
【作り方】
1.容器に明太子を入れ、ごま油数滴を加え混ぜ合わせる
2.ご飯は2等分し、具を入れるためラップの上に広げる
3.2のご飯の中央に1を半量乗せ、ラップの上から握っておにぎりにする
4.3のおにぎりの表面に軽く塩を振って完成。お好みで焼き海苔を巻く
【ポイント】
明太子に塩気があるので、おにぎりの塩は控えめにしましょう。
天かすで揚げない天むす風おにぎり
ブームになった「天かす×ごま油×ご飯」の組み合わせです。桜エビを混ぜて、天ぷらを揚げず天むす風味のおにぎりを作ります。
【材料】(2個分)
ご飯 茶碗1杯(160g)
天かす 大さじ1
桜エビ 大さじ1/2
青のり 少々
めんつゆ(濃縮) 大さじ1/2
ごま油 少々
【作り方】
1.桜エビは油を敷かずフライパンで軽く炒る
2.ボウルにご飯、天かす、1、青のり、めんつゆ、ごま油数滴を入れて混ぜる
3.ラップの上に2等分した2をのせ、ラップで包んでおにぎりにする
【ポイント】
桜エビの代わりに、カニかまぼこ一切れ(刻む)を使っても美味しいです!
人気の塩ダレ味♪ネギ塩昆布おにぎり
無限に食べられると話題の調味料・ネギ塩ダレと塩昆布の組み合わせ。大人も子どももヤミツキになるおにぎりです。
【材料】(2~3個分)
ご飯 茶碗1杯半(240g)
塩昆布 2g
ネギ塩ダレ
・刻みネギ 大さじ1程度
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・ごま油 小さじ2
【作り方】
1.容器にネギ塩ダレの材料を入れて混ぜる
2.ボウルにご飯、塩昆布を入れて混ぜ合わせる
3.ラップの上に等分した2を広げ、中央に具として1をのせてからラップで包んでおにぎりを作る
【ポイント】
ネギ塩だれはお好みで白ごま、すりおろしにんにくを少量入れてください。
ごま油香るきんぴら焼きおにぎり
余ったきんぴらを香ばしい焼きおにぎりにリメイクします。
【材料】(2個分)
ご飯 茶碗1杯半(240g)
きんぴら 適量
ベーコン 1枚
醤油・ごま油 少量
【作り方】
1.ラップに2等分したご飯を広げ、中央にきんぴらをのせて包んでから、平べったい丸か三角形のおにぎりを作る
2.おにぎりの両面に醤油を塗り、半分に切ったベーコンを貼る
3.フライパンにごく少量のごま油を熱し、2を焼く
4.ベーコンがカリッと焼けたら完成
【ポイント】
きんぴらはごぼう以外にれんこん、大根の葉などで作ったものを使ってもOKです。おにぎりは焼きやすくするため平べったくしてくださいね。
食べごたえあり!野沢菜と豚バラのおにぎり
野沢菜漬けのシャキシャキ感と豚バラ、味噌のこってり味が食欲をそそります。
【材料】2個分
ご飯 茶碗1杯半(240g)
野沢菜漬け 1/2株(20g)
豚バラ肉 20g
味噌・酒・砂糖・ごま油 少々
【作り方】
1.野沢菜漬けは水に10分ほど漬けて塩抜きし、水気を絞ってから刻んでおく。豚バラ肉も一口大に切っておく
2.フライパンにごく少量のごま油を熱し、1を加え、少量の酒を振って炒める
3.2に砂糖、味噌を少量加えて軽く炒め合わせる
4.ラップに2等分したご飯を広げ、中央に2をのせてからラップで包んでおにぎりを作る
【ポイント】
中の具は常備菜になるので、多めの量で作るのもおすすめです。
韓国のおにぎり「チュモクパプ」
チュモクパプは韓国では定番のサイドメニューです。日本の家庭にある材料でとても簡単に作れますよ。
【材料】(2個分)
ご飯 茶碗1杯(160g)
たくあん 一切れ(20g)
マヨネーズ 大さじ3/4
白ごま 少々
ごま油 小さじ1/2
韓国海苔 2枚
【作り方】
1.たくあんは細かく刻んでおく。韓国海苔は手でちぎって小さくしておく
2.ボウルにご飯、1、マヨネーズ、白ごま、ごま油数滴を加え、混ぜ合わせる
3.2等分した2をラップに包んで丸く握る
【ポイント】
チュモクは握りこぶし、パプはご飯を意味します。おにぎりはコロンと可愛い形に握るのがポイント。ごま油とマヨネーズの組み合わせも絶品です♪
朝食やランチにおすすめ!ご飯とごま油で作る丼レシピ5品
お昼のご飯は何にしようかな…と迷ったら、パパッと作れる丼ものはいかがでしょう。
ここでは、ごま油を使った簡単な丼もののご飯レシピを紹介していきます。ごま油の風味がきいた丼は、忙しい時のエネルギーチャージにピッタリですよ。朝食や夕食にもどうぞ。
サッと食べたい時の目玉焼き丼
食べたい時にすぐ作れる、シンプルだけど外れのない丼です。
【材料】(1人分)
ご飯 茶碗1杯程度
生卵 1個
ごま油・醤油・刻みネギ 少々
お好みで焼き海苔
【作り方】
1.フライパンを中火にかけ、ごま油少量を熱してから生卵を割り落とす
2. 弱火で5分焼いて半熟の目玉焼きを作る(固焼きにする場合はふたをして弱火で6~8分焼く)
3.丼にご飯を入れ、その上に2をのせ、刻みネギ、醤油、ごま油数滴をかける。お好みで小さくちぎった焼き海苔をかけて完成
【ポイント】
メインの目玉焼きは、白身をカリカリに焼いて黄身を半熟にするのがおすすめですが、焼き加減はお好みで調整してくださいね。焼き豚やウインナー、フレッシュトマトなどをトッピングするのも◎。
お刺身とアボカドをのせてハワイ風ポキ丼
お好きな刺身とアボカドがあれば、ハワイ料理ポキ丼が簡単に作れます。
【材料】(1人分)
ご飯 茶碗1杯程度
刺身 8切れ程度
アボカド 1/2個
ポキ丼のタレ
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・白ごま 少々
大葉またはネギ 適宜
【作り方】
1.種と皮を除いたアボカド、刺身は1cmくらいの角切りにする
2.ボウルにポキ丼のタレの材料をすべて入れ、混ぜ合わせる
3.2のボウルに1を加え、タレをなじませる
4.丼にご飯を入れ、その上に3をのせる
5.刻んだ大葉またはネギをのせて完成
【ポイント】
タレに刺身を10分ほど漬けるとさらに美味しくいただけますよ。
整腸効果が嬉しい「野沢菜×納豆」丼
野沢菜漬けと納豆はどちらも発酵食品なので味の相性が良く、一緒に食べることで整腸効果も期待できます。作り方もとても簡単ですよ♪
【材料】(1人分)
ご飯 茶碗1杯(160g)
納豆(タレ付き) 1パック
野沢菜漬け 1/2株
ごま油・かつお節 少々
【作り方】
1.野沢菜漬けは刻んでおく(塩分が気になる場合は水に漬けて塩抜きする)
2.ボウルに1、納豆、納豆のタレ、ごま油数滴、かつお節少々を入れ、あえる
3.丼にご飯を入れ、その上から2をかけて完成
【ポイント】
納豆は、極小粒かひきわりが食べやすくておすすめです。
オイスターソースなしで作る中華丼
自宅にオイスターソースがなくても中華丼が作れます。
【材料】(2人分)
具材
・豚肉 120g
・白菜 3枚
・にんじん 1/3本
・えび・うずら卵・しいたけ・きくらげ・きぬさや 適量
ご飯 茶碗3杯(480g)
調味料
・醤油・鶏ガラスープ 大さじ1
・塩こしょう 少々
・ごま油 小さじ2
片栗粉 大さじ1
水 500ml
【作り方】
1.具材は食べやすい大きさに切っておく
2.フライパンでサラダ油を熱し、豚肉を炒めて皿に取り出す
3.具材の野菜を炒め、火が通ったらえび、2、うずら卵を加える
4.水、鶏ガラスープを加え、調味料を入れる。中火で煮て水で溶いた片栗粉を回しかける
5.丼にご飯を入れ、上から4をかけて完成
【ポイント】
具材はご家庭にある食材でOKです!
鮭フレークでお手軽♪冷や汁かけご飯
通常はあじの干物をほぐして作りますが、鮭フレークを入れるだけなのでとてもお手軽です。ごま油が、さっぱりした冷や汁にコクと香りをプラスしてくれます。
【材料】(1人分)
ご飯 茶碗1杯(160g)
鮭フレーク 30g
きゅうり 1/2本
木綿豆腐 1/4丁
味噌 大さじ1
ごま油 少々
だし汁 200ml
みょうが 少々
【作り方】
1.きゅうりは薄切りする。みょうがは細切りし水にさらしておく
2.木綿豆腐は水切りし、粗くほぐしておく
3.ボウルにだし汁を入れ、味噌を溶かす。1、2、鮭フレーク、ごま油を加える
4.丼にご飯を入れ、3をかけて完成
【ポイント】
鮭フレークのほか、鯖やあじのフレークでも美味しく作れます。
家庭であの味を…ご飯とごま油で作る和食・中華・韓国料理4品
ここではごま油で作るご飯もの、和食・中華・韓国料理5品のレシピを紹介します。
中華料理や韓国料理は作るのが難しそうに見えるかもしれませんが、工夫すれば家庭でも簡単に作ることができます。朝食から食卓が華やぐおもてなしまで5つのレシピを用意しましたので、ぜひお試しください。
山菜の女王を満喫♪こしあぶら三昧
春に旬を迎える山菜の女王「こしあぶら」を使った混ぜ和食3品を紹介します。
【材料】(2人分)
こしあぶら 200g程度
ご飯 茶碗2杯
しらす 大さじ2
刻んだ油揚げ 1/2枚分
だし汁 400㏄
味噌 大さじ1
刻みネギ 少々
ごま油・塩 少々
天ぷらの衣・揚げ油 適宜
【作り方】
混ぜご飯
1.刻んだこしあぶら100gをごま油で炒め、塩で味付けする。
2.ご飯に1、しらすを混ぜて茶碗に盛る
天ぷら
1.こしあぶら80gに衣をつけ、170℃の揚げ油でカラッと揚げる
味噌汁
1.鍋にだし汁、こしあぶら20g、油揚げを入れる。火が通ったら味噌を溶かし入れ、刻みネギを入れる
【ポイント】
シンプルな味付けで、こしあぶらの爽やかな香りを活かしましょう。
こしあぶらは近年注目されるようになった山菜です。くせがなく、特に油との相性は抜群で、さまざまな料理に使えますよ。
山林で採集できるほか、ほかの山菜ほどは出回っていませんがスーパーや専門店で見つけることもできます。
※旬があるため、時期によっては販売期間外になる場合もあります。
切りもちで手軽に作る油飯(台湾風おこわ)
油飯(ヨウファン)は台湾風のおこわです。通常はもち米を使いますが、ここでは切り餅とうるち米で作る方法をご紹介します。
【材料】(2合分)
米 2合
切り餅 2個
鶏もも肉 80g
たけのこ 50g
しいたけ 3枚
調味料
・鶏がらスープの素 大さじ1と1/2
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1/2
ごま油 少量
【作り方】
1.鶏もも肉は皮を取って一口大に切り、たけのこ、しいたけは細切りにする
2.炊飯器にといだ米、1、調味料、切り餅を入れ、水位が炊飯がまの2合の線に来るよう水を入れる
3.普通に炊飯器で炊飯し、炊き上がったらごま油を回しかけ、すぐしゃもじでご飯全体を混ぜ合わせる
4.再びふたをして15分ほど蒸らして完成
【ポイント】
切り餅は炊飯がまに入れる前に小さく切っておくと、後で混ぜやすいです。
朝食にもぴったり!ザーサイの中華粥
日本のお粥と一味違う中華粥を作ってみてはいかがでしょう。通常は米からじっくり炊きますが、ここではご飯から作る簡単な方法をご紹介します。
【材料】(2人分)
ご飯 茶碗1杯(160g)
干し貝柱スープの素(または鶏ガラスープの素)小さじ1
ザーサイ 30g
斜め薄切りにした長ネギ 少量
ごま油 少量
水 500ml
【作り方】
1.ザーサイは食べやすい大きさに切る
2.鍋で水を沸かし、干し貝柱スープの素を溶かす
3.2にご飯を加え、弱火で10分間煮る
4.器に3を入れ、ごま油を少量かける。トッピングでザーサイ、長ネギをのせて完成
【ポイント】
ザーサイはごま油と相性抜群。中華の定番食材なので、ストックをおすすめします。
味付け簡単♪韓国風巻きずし「キンパ」
お店でよく見かけるようになったキンパも家庭にある物で簡単に作れます!
【材料】(1本分)
ご飯 茶碗1杯半(240g)
焼き海苔 1枚
牛薄切り肉 50g
ほうれんそう(茹で) 1茎
にんじん(茹で) 1/6本
キムチ 20g
焼肉のタレ 大さじ1と1/2
サラダ油・ごま油・白ごま 少々
【作り方】
1.ほうれん草は4cm幅に切り、にんじんは細切りにする
2.牛薄切り肉はサラダ油で炒め、焼肉のたれをからめておく
3.焼き海苔の上にご飯を広げ、中央に1、2、キムチを並べて置く
4.手前から3を巻き、表面にごま油を薄く塗る
5.少しなじんでから切り、表面に白ごまを振る
【ポイント】
焼肉のたれを使うので簡単で、味もバッチリ決まります♪具には卵焼きやきゅうりを入れてもいろどりがキレイです。
まとめ:ごま油の変化球でご飯もののレパートリーが豊かに
ご飯は日本人の主食で、私たちが活動するための重要なエネルギー源でもあります。
なんとなく毎日食べていると、同じような調理法に偏りがちですが、毎日食べるものだからこそ、さまざまな工夫をして楽しみたいですね。
ごま油を調理に取り入れると味付けの幅が広がって、料理のレパートリーが増えます。ます。ごま油はご飯と相性が良いので、ぜひ毎日の献立に活用してみてください。