そんな疑問に答えます。
献立いろいろみそがあれば、自宅で簡単にみそかつやどて煮などの名古屋飯はもちろん、ホイコーローやさばの味噌煮などの定番定食メニューも簡単に味が決まります。
この記事では、東海地方のみそだれ文化を全国に広げるきっかけともなったイチビキの「献立いろいろみそ」の美味しい活用法などについて、詳しくご紹介していきます。
目次
イチビキの「献立いろいろみそ」ってどんな商品?
なんだか便利そうな名前のついた「献立いろいろみそ」を見かけたことはありますか?
本当に色々なシーンで使えて、冷蔵庫に入れておくと便利な「献立いろいろみそ」についてご紹介していきます。
愛知県発祥の「献立いろいろみそ」
「献立いろいろみそ」とは愛知県名古屋市にあるイチビキ社が、東海地方で大切に受け継がれている「みそだれ」文化をもっと広めていきたいとの思いで作った万能みそだれです。
名古屋飯といえば、こってりしたソースがたっぷりのった味噌カツや、あつあつの土鍋の中でくたくたになった味噌煮込みうどんが有名ですね。そんなメニューを自宅で簡単に作れるようになります!
一昔前までは、東海地方では各家庭で味噌やみりん、砂糖などを混ぜ合わせてみそだれを手作りしていたそうです。いわゆる「お母さんの味」という、ご家庭ごとに少しずつ味が違う自家製調味料でした。
時代は変わり、自家製みそだれを作る家が減ってきていることを受けて、イチビキ社は「この味を残したい!」と「献立いろいろみそ」の商品開発に乗り出しました。
みそだれ文化のある東海地方はもちろんですが、今では名古屋を飛び出して、全国にファンがいるほどの大人気みそだれです。
豊富なラインアップで使い分けに便利
献立いろいろみそは、いわゆる「名古屋の味」であるこってりとした甘さが特徴的なみそだれが定番商品です。
ただし、もっと色々なシーンで使ってもらいたいと思い開発がすすめられ、今では全4種類のラインアップが提供されています。
・献立いろいろみそ:豆みそに米みそをブレンドし、甘みを加えたみそだれ
・減塩献立いろいろみそ:献立いろいろみその美味しさはそのまま、塩分を30%カット
・献立いろいろピリ辛みそ:豆板醤とコチュジャンを加えたピリ辛版
・献立いろいろみそしろ:米みそに甘みを加えた見た目もお味も優しい版
定番の献立いろいろみそはもちろんですが、ほかのラインアップも使い勝手がよく、名前の通り名古屋飯だけでなく「いろいろ」な家庭料理に使える万能調味料です。
使いやすさにこだわったパウチ容器
イチビキ社のこだわりは美味しさだけではありません。一度に使い切るわけではないみそだれを、どうしたらご家庭で使いやすく、保管もしやすいだろう?と考えて作られた、パウチ容器に入っています。
自立するので冷蔵庫の中で倒れることもなく、キャップをあけたらサッと使え、液だれもしない。そんなこだわりが詰まっているからこそ、名古屋発のみそだれが日本全国から愛されている商品に成長しています。
献立いろいろみそを使った簡単名古屋飯レシピ
名古屋飯の定番は、味噌カツと甘いみそだれが聞いた煮込み料理ではないでしょうか。献立いろいろみそを使えば、自宅にいながらも「名古屋へ遊びに行った気分」が味わえますよ。
名古屋といえば!味噌カツレシピ
普段はトンカツにソース派でしょうか?しょうゆ派でしょうか?たまには献立いろいろみそをかけて、名古屋風の「味噌カツ」を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
【材料】2人前
・トンカツ用の豚肉:2枚
・塩こしょう:適量
・卵:1個
・小麦粉とパン粉:適量
・献立いろいろみそ:お好みで
【作り方】
1.豚肉に塩コショウで下味をつける。
2.豚肉に小麦粉→卵→パン粉の順で衣をつける。
3.油で揚げる。あまり触らずじっくりと揚げるのがコツです。
4.お皿に盛りつけて、献立いろいろみそをお好みの量かける。
あまり揚げ物をしなく、トンカツはハードルが高いなあ…という方は、スーパーのお惣菜コーナーでトンカツを買ってくるだけで、気軽に名古屋飯が楽しめますよ。
実は簡単に作れる!味噌おでんレシピ
名古屋のおでんはたっぷりの味噌が入っているので、色が濃いのが特徴です。一見難しそうにみえる煮込み料理ですが、献立いろいろみそがあれば簡単に自宅でも楽しめます。
【材料】2人前
・おでんの種(ちくわやはんぺん、こんにゃくなど):2人前
・大根:1/4本
・ゆでたまご:2個
・顆粒だし:大さじ2
・献立いろいろみそ:大さじ2
【作り方】
1.輪切りにした大根をラップに包み、1分ほどレンジにかける。
2.ゆでたまごを作り、皮をむいておく。
3.大根とおでんの種を大鍋に入れる。
4.材料がすべて浸かるくらい水を入れ、顆粒だしを加えて煮る。
5.大根が軟らかくなったら、献立いろいろみそを加える。
6.味噌が溶けたら火を止め、ゆで卵を加える。
7.食べる直前に火を入れて、温めなおす。
時間にゆとりがある場合には、ゆで卵を加えてから30分以上放置すると、具に味噌だれが染み込んで美味しくなります。少し冷めたおでんを食べる前に温めなおすことで、煮込み料理のコクに繋がります。
じっくり煮込みたいどて煮レシピ
牛筋をや豚モツをじっくりと味噌だれで煮込んだ料理である「どて煮」も名古屋飯の定番です。時間のある週末などに作って、お酒と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
【材料】2人前
・牛筋:100g
・豚モツ:100g
・大根:1/4本
・こんにゃく:1枚
・ショウガ:一かけ
・献立いろいろ味噌:200g
★日本酒:大さじ2
★顆粒だし:小さじ1
★水:500ml
【作り方】
1.牛筋と豚モツを15分ほど下茹でして、一口大に切る。
2.大根とコンニャクを一口大に切り、ショウガを薄切りにする。
3.鍋に★を入れて煮立ったら、具材をすべて加える。
4.味噌を溶かし入れて、弱火で30分ほど煮る。
煮込み始めたら吹きこぼれないように注意しつつ、定期的にかき混ぜながら弱火で煮るようにしてください。時間にゆとりがあれば、一晩じっくりと寝かせると、より味わい深い仕上がりになります。
献立いろいろみそを使えば定食メニューも!
献立いろいろみそは、名古屋飯を作るときにはもちろんですが、普段のご家庭のメニューを作るときにも便利なんです。味噌と甘みがすでにブレンドされているので、味付けが難しいメニューもバシッと味がきまります。
がっつり食べたいホイコーローレシピ
食堂での定番人気メニューであるホイコーローも、献立いろいろみそを使うとこってりした味が簡単に作れます。山盛りの白米と一緒にがっつりとお召し上がりください。
【材料】2人前
・薄切りの豚肉:150g
・キャベツ:3,4枚
・ピーマン:1個
・人参:1個
・玉ねぎ:1個
・献立いろいろみそ:大さじ5
・塩コショウ:適量
【作り方】
1.キャベツは乱切り、ピーマンと人参を細切り、玉ねぎをくし切りにする。
2.豚肉、人参、残りの野菜の順にフライパンに加えて炒めていく。
3.野菜がくたっとしてきたら献立いろいろみそを加える。
4.最後に塩コショウで味を調える。
強火で勢いよく炒めると、お店のようなパリッとしたキャベツに仕上がります。野菜は冷蔵庫にあるものを適当に組み合わせるだけでもOKです。
献立いろいろみそのおかげで、ただの野菜炒めがホイコーローに格上げされますよ。ベーシックタイプの献立いろいろみそもいいですが、ホイコーローにはピリ辛タイプが相性◎です。
万能常備菜の肉みそレシピ
そのままおつまみとして食べるのも勿論ですが、冷ややっこやうどんに乗せたりとアレンジを楽しむことができる常備菜です。こちらも献立いろいろみそがあれば、簡単に作ることができますよ。
【材料】1回分
・豚ミンチ:100gほど
・しょうが:一かけ
・献立いろいろ味噌:大さじ4
【作り方】
1.しょうがをみじん切りにする。
2.フライパンで豚ミンチと刻みしょうがを炒める。
3.肉に火が通ったら、献立いろいろみそを回し入れる。
4.弱火で5分ほどに詰めたら火を止める。
野菜嫌いのお子さんでも食べやすい甘い味付けになっているので、こっそりと刻み玉ねぎを加えて炒めるのもおすすめです。
フライパンで簡単!さばの味噌煮レシピ
なんだか作るのが難しそうなイメージのあるさばの味噌煮も、献立いろいろみそを使えば、間違いのない味に仕上がります。
【材料】2人前
・サバの切り身:2切れ
・しょうが:一かけ
★水:100ml
★日本酒:50ml
★献立いろいろ味噌:大さじ3
【作り方】
1.サバの皮に包丁で×印を入れる。味が染みやすくなります。
2.サバの下処理として、熱湯をかけ魚の臭みを飛ばす。
3.薄切りにしたしょうがとサバをフライパンに入れる。
4.★をすべてフライパンに加え、蓋をして15分煮込む。
5.途中でサバを裏返して、更に10分ほど煮込む。
煮込んでいるときにフライパンにサバが焦げ付かないように、しっかりと蓋をして調理をしてください。弱火でゆっくりと煮込むのがポイントです。
さばの味噌煮には「献立いろいろみそしろ」が特におすすめ。少し甘味がある味噌ダレですので、塩から過ぎず食べやすい味に仕上がります。
まとめ:献立いろいろみそはクセになる甘さが人気の万能みそだれ
愛知県発祥のみそだれを、ご家庭でも簡単に使えるようにと開発された「献立いろいろみそ」。
味噌カツや土手煮のようなこてこて「名古屋飯」が簡単に家で作れるだけでなく、普段の料理にも手軽に使える万能調味料です。
普段の味噌を使うシーンを献立いろいろみそに切り替えるだけで、グッと味わい深い料理に仕上がります。
また、普通の味噌を使う場合、みりんや砂糖などで味を調整しないといけない煮込み料理なども、献立いろいろみそを使えば一発で味が決まります。
冷蔵庫に入れておくと、お料理が少し楽しく、そしてラクチンになりますよ。