田楽味噌はアレンジ豊富!基本的な使い方やおすすめの活用術をご紹介
田楽味噌って、色んなアレンジができるってほんと?冷蔵庫で余らせず、使い切る方法を教えて欲しい!

そんな疑問にお答えします。

田楽味噌は、こんにゃくにのせて食べるのが定番の食べ方ですが、ついつい冷蔵庫に余ってしまいがち。ですが、そんな田楽味噌は、色んな調味料とも相性が良く、アレンジ幅が豊富なのはご存知ですか?

この記事では、田楽味噌自体へのアレンジ方法から、定番や変わり種アレンジレシピなどをご紹介していきます。

※味噌をそのまま使った料理がお好きな方は、こちらもチェックしてみてくださいね♪

『田楽味噌(のタレ)』をアレンジしてみよう!

田楽味噌は、甘い味噌の風味が香ばしく、お酒やご飯と相性が良いため古くから親しまれている調味料。自宅にある材料だけで簡単に作れます。

また、田楽味噌に、食材をプラスしたり味噌にこだわったりとアレンジを加えることで、さらに美味しくなることも!好みの味の田楽味噌を手作りしてみましょう!

基本的な田楽味噌の作り方

自宅で田楽味噌を手作りする場合は、以下の材料を用意しましょう。

田楽味噌の材料

・味噌:大さじ2

・砂糖:大さじ2

・料理酒:大さじ1

・みりん:大さじ1

作り方は、全ての材料を耐熱容器に入れてよく混ぜて、ラップをかけて電子レンジで1分加熱していきます。あら熱が取れたら完成です。

味噌によって甘さが異なるので、砂糖の量は味見をしながら自分好みに調整してみましょう。

とても簡単にできるので、時間がない時でも手軽に作れます。味噌のコクや、みりんや砂糖の甘みが素材の味を引き立ててくれます。

卵黄や柚子などをプラスすると本格的な味わいに

手作りで味噌田楽を作る場合は、煎りごまやすりごま、すりおろした柚子、木の芽などを足してすり込んでも美味しくなります。特に、卵黄を入れるとさらにコクが出て美味しく仕上がります。

ただし、卵黄や柚子などを入れる場合は、電子レンジではなく火を通して作りましょう。

ボウルで材料を混ぜてから、鍋に入れ火にかけます。弱火で卵黄がダマにならないよう、15~20分程度ゴムベラなどで混ぜて、煮詰めたら完成です。

田楽味噌に使う味噌にこだわりを

手作りの味噌田楽の味わいにこだわりたい人は、赤味噌や白味噌を使ってみるのもおすすめです。赤味噌は熟成期間が長いため、コクがある分、塩分濃度が高く、味も塩辛いのが特徴です。

一方、白味噌は熟成期間が短いため色が白いのですが、赤味噌に比べると塩分濃度が低く、麹の甘みがあります。塩分を控えたい方には、白味噌がおすすめです。

白味噌を使う場合は、甘味が十分あるため、砂糖は不要です。また、使う味噌は「こし味噌」の方が他の材料と混ぜやすく使いやすいです。

大豆の粒が残っている味噌を使いたい場合は、一度裏ごしをしておくと、なめらかな仕上がりになります。種類ごとの味噌の特徴についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

【定番】田楽味噌を使った人気アレンジレシピ

野菜やこんにゃくなどの食材に塗ると、美味しく味わえる田楽味噌。ここでは、田楽味噌を使った基本レシピから、田楽味噌に食材や調味料をちょい足ししたアレンジレシピをご紹介していきます。

レシピの中の「田楽味噌」は、上記で作った基本の田楽味噌を使用しています。

豆腐とこんにゃく田楽

赤味噌のコクが香ばしい豆腐とこんにゃくの田楽です。

豆腐とこんにゃく田楽

<材料2〜3人分>

・こんにゃく:1/2枚

・木綿豆腐:1/2丁

・サラダ油:小さじ1

・田楽味噌:適量

<作り方>

1.こんにゃくを2cm幅に切る

2.鍋にこんにゃくが浸るぐらいの水を入れ、煮立ってから中火で3〜4分茹でて、水気を切る

3.木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱皿に乗せて、電子レンジで1分半加熱する

4.冷めてから、2cm幅に切る

5.フライパンでサラダ油を熱し、木綿豆腐に焼き目がつくまで焼く

6.お皿にこんにゃくと木綿豆腐をのせて、田楽味噌を塗って完成

<ポイント>

田楽味噌は赤味噌を使用して、砂糖を多めにした甘めの味付けがおすすめです。盛り付ける際に竹串に刺すと、より見た目が華やかで食べやすくなりますよ。木の芽を添えて、彩りをよくするのもおすすめです。

茄子のチーズ味噌田楽

とろりとしたチーズと、田楽味噌の甘さが子供もハマる味です。

茄子のチーズ味噌田楽

<材料4人分>

・茄子:2本

・とろけるチーズ:1枚

・ごま油:大さじ1

・田楽味噌:適量

・醤油:小さじ1

・ごま:適量

<作り方>

1.茄子のヘタを落として半分に切る

2.皮から2〜3mm内側に切り込み、身の部分にもさいの目の切り込みを入れて、10分ほど水で浸す

3.水気を拭いた茄子の、切り込みを入れた方にごま油を塗る

4.魚焼きグリルで、うっすら焼き目がつくまで5〜6分焼く

5.作り置きしておいた田楽味噌に、醤油を入れて混ぜる

6.茄子の上に田楽味噌を塗り、上にチーズ1/4ずつのせて、チーズが溶けるまで2分ほど焼く

7.お皿に盛り付けてごまをふって、完成

<ポイント>

田楽味噌は白味噌や淡色味噌と醤油を使うと、甘辛で子供も食べやすい味わいになります。また、茄子に切り込みを入れる際、皮まで切らないよう気をつけてくださいね。

生麩の味噌田楽

もちもちした食感の生麩と、田楽味噌の甘さが美味しい絶品料理です。

生麩の味噌田楽

<材料2人分>

・生麩:50g

・生麩(よもぎ):50g

・田楽味噌:適量

・めんつゆ:大さじ1

・木の芽:適量

<作り方>

1.生麩は2cm幅に切る

2.オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、生麩をのせる

3.焼き目がつくまで、両面5分ずつ焼いていく

4.作っておいた田楽味噌にめんつゆを入れて混ぜる

5.お皿に盛り付け、田楽味噌をかけて木の芽を添えて、完成

<ポイント>

田楽味噌は、赤味噌にめんつゆを入れることで、コクと甘さが引き立ちます。トースターで焼く場合は、機種によって焼き加減が異なるため様子を見ながら調整してくださいね。

ちょっとお洒落な田楽味噌のアレンジ活用術

ちょっとだけ田楽味噌が余ってしまった。そんな時は、色んな料理にアレンジ活用して美味しく使い切りましょう!田楽味噌は、みりんや料理酒などの調味料を混ぜ合わせて作っているため、料理との相性も抜群です。

ねぎ田楽味噌トースト

田楽味噌のコクや甘さとねぎがマッチした、朝ごはんに食べたい一品です。

ねぎ田楽味噌トースト

<材料1人分>

・トースト:1枚

・鶏そぼろ:大さじ2〜3

・ねぎ:適量(あれば九条ねぎ)

・バター:適量

・田楽味噌:適量

・チーズ:1枚

・マヨネーズ:適量

<作り方>

1.トースターにトーストを入れて、少し焼き目をつける

2.バター・田楽味噌を塗り、鶏そぼろ、ねぎ、マヨネーズの順でかける

3.チーズを具材の上に、まんべんなくのせる

4.トースターで、チーズがとろけるまで5分程度焼く

5.お皿に盛り付けたら、完成

<ポイント>

田楽味噌は、赤味噌を使ったものがパンと相性がいいですよ。また、鶏そぼろがない場合は、ベーコンに置き換えても美味しく仕上がります。

アボカドとこんにゃくのココット

アボカドのまろやかさと田楽味噌の甘さが相性ぴったり、おすすめの一品です。

アボカドとこんにゃくのココット

<材料2人分>

・アボカド:1個

・こんにゃく:50g

・田楽味噌(どの味噌でも可):適量

・白いりごま:適量

・小ねぎ:適量

<作り方>

1.こんにゃくは塩で揉んで水洗いし、5mm角に切る

2.鍋に水とこんにゃくを入れて、2〜3分茹でる

3.田楽味噌とこんにゃくを混ぜて、半分に切ったアボカドに入れる

4.小ねぎと白いりごまを上にのせて、お皿に盛り付けたら完成

<ポイント>

田楽味噌は、どの味噌でも美味しく作れますよ。小ねぎがない場合は、かいわれ大根でも彩りがきれいに仕上がります。

田楽味噌と相性抜群のこんにゃくを合わせることで、アボカドのまろやかさをさらに引き立てています。

豚肉の甘辛炒め

田楽味噌を上手に使った豚肉の甘辛炒めです。

豚肉の甘辛炒め

<材料3人分>

・豚肉:200g

・玉ねぎ:小1個

・厚揚げ:1袋

・田楽味噌:大さじ1

・焼肉のたれ:大さじ1

<作り方>

1.玉ねぎは薄切りにし、厚揚げは1cm幅、豚肉は食べやすい大きさに切る

2.フライパンに油を熱し、豚肉を炒めていく

3.豚肉に十分火が通ったら、玉ねぎを入れ、色が透き通るまで炒める

4.厚揚げを入れて炒め、田楽味噌・焼肉のたれを入れてさらに炒める

5.お皿に盛り付けしたら、完成

<ポイント>

田楽味噌は、どの味噌を使ってもいいですが、甘さ控えめに味付けしましょう。焼肉のたれを合わせることで、甘辛く濃厚な味わいに仕上がりますよ。

まとめ:コクのある田楽味噌を使って、料理幅を広げてみよう!

こんにゃくや野菜に塗るのが定番な田楽味噌には、色んな使い道があります。

色んな食材を混ぜる、味噌にこだわるなど、田楽味噌自体のアレンジを楽しんだり、調味料をプラスしてアレンジ・変わり種レシピを楽しだりできますよ。

簡単に手作りできるので、自分好みの使い方を見つけてみましょう!

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