お弁当に味噌玉のススメ!持って行き方や作り方のアイデアもご紹介!
お弁当用に味噌玉の便利な持って行き方はないのかなあ?
味噌玉をお弁当に持って行きたいけど、腐らないかどうか心配!

味噌玉は、簡単に作れる自家製の即席みそ汁ですが、家で手軽に飲むのはもちろん、持ち運びも便利なので、お弁当にもおすすめです。

ですが、お弁当での持って行き方がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな疑問にお応えして、お弁当用の味噌玉の持って行き方のアイデアをご紹介します。

※味噌玉の作り方や保存方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

お弁当と味噌玉は相性バッチリ♪持って行き方のコツを押さえよう

お弁当と味噌玉は相性バッチリ♪持って行き方のコツを押さえよう

味噌玉をお弁当に活用してみたいという方は、まずは味噌玉の魅力と持って行き方のコツを押さえてみましょう。味噌玉があるだけで、ランチタイムの楽しみが1ランクアップすること間違いなしですよ!

お弁当×味噌玉にはこんなメリットが!

お弁当にみそ汁を飲みたい場合、インスタントみそ汁が便利ですよね。

ですから、「わざわざ味噌玉を持って行かなくても…」と思うかもしれませんが、お弁当に味噌玉を持って行くことは、インスタントみそ汁にはない良さがあるのです。

出先で作りたての風味を手軽に味わえる!

インスタントみそ汁は作りたての手作りもみそ汁と比べると風味が落ちてしまいますよね。しかし、味噌玉なら、インスタントみそ汁では味わえないような作りたてのみそ汁の風味を味わえます。

フリーズドライみそ汁よりもコスパが良い!

本格派のインスタントみそ汁の代表格とも言えるフリーズドライのみそ汁は、一杯分で百数十円。

一方、味噌玉は入れる具材にもよりますが、フリーズドライみそ汁の1/2~1/3程度のコストしかかかりません。外出先で本格的なみそ汁を数十円で飲めるというコスパの良さです。

お弁当を作る時間がない朝にも重宝する!

作りたての本格的なみそ汁があると、お弁当のおかずが少なめでも十分満足できるので、味噌玉を作り置きしておけば、時間がない朝のお弁当作りにも重宝します。

また、味噌玉だけを持って行って、コンビニでおにぎりなどを調達することもできますよね。

お弁当用の味噌玉は具入りか具なしのどっちがいい?

お弁当用の味噌玉の持って行き方として、あらかじめ具を混ぜ込んだ具入りの味噌玉を持って行く方法と、具の入っていない味噌玉のベースだけを用意しておいて、その都度具材を足して持って行く方法の2通りがあります。

それぞれのメリットとデメリットは次のとおりです。

具入りの味噌玉

メリット:作り置きしておいた味噌玉を冷蔵庫から出して持って行くだけなので、手間が一切かからない。

デメリット:具材の種類が限られる。作り置きする時に、材料の組み合わせを考えなければならない。

具なしの味噌玉

メリット:複数の乾燥食材を購入しておけば、気分に合わせて具材を選べる。作る際も味噌とだしを混ぜるだけなので楽。

デメリット:持って行く時に具材を入れる手間がかかる。

どちらも一長一短があるので、お好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

何に入れて作ると便利?ラップ以外の方法は?

お弁当用の味噌玉の定番の持って行き方は、ラップに包んで持って行く方法です。作り置きをする時に、味噌玉をラップで包んでおくと、そのまま持って行くことができるので便利ですよね。

また、ラップに包む以外の持って行き方として、お弁当用の使い捨て調味料用カップを利用する方法があります。「マヨネーズケース」や「オンスカップ」などと呼ばれている容器です。

使い捨て容器がもったいないという人は、100均で購入できる「マヨネーズカップ」というプラスチックの調味料入れを使う方法もあります。

洗って何度も使えるので、経済的ですよね。

職場や学校にお湯がない場合の持って行き方

お弁当用としても手軽で便利な味噌玉ですが、職場や学校でポットや湯沸かし器が使えない場合はどうしたらいいのでしょうか?

そのような場合は、家からお湯も持参しましょう。保温機能のあるステンレスボトルやスープジャーなどに熱湯を入れて持って行くと、お昼に温かいみそ汁を飲むことができます。

その際、ステンレスボトルに熱湯を入れる前に、少量の熱湯で内部を熱々に温めると、高温状態をキープしやすくなるのでおすすめです。

保存性は大丈夫?お弁当用の味噌玉の傷みにくい持って行き方は?

保存性は大丈夫?お弁当用の味噌玉の傷みにくい持って行き方は?

お弁当に味噌玉を持って行く場合、いちばん気になることは保存性ではないでしょうか。ここからは、お弁当に味噌玉を持って行く場合の保存性や、おすすめの持って行き方について解説します。

腐らない?カビが生えたりしない?

開封後の味噌や味噌玉は冷蔵庫や冷凍庫で保存しますよね。ですから、なんとなく傷みやすいイメージがあるかもしれませんが、味噌玉を昼食用に持って行っても、腐ることはほぼないと考えてよいでしょう。

その理由は味噌の塩分濃度にあります。一般的な味噌の塩分濃度は10~13%程度。これくらいの塩分濃度だと、食中毒や腐敗の原因となる細菌はほぼ増殖できません

また、昼までの数時間に、味噌玉にカビが生えることもまずありません。ただし、具材によっては傷んでしまう可能性もゼロではないので、念のため注意しましょう。

お弁当用の味噌玉が傷まないようにするには?

味噌が常温で傷まないようにするためには、塩分濃度がポイントです。減塩みそや白みそは塩分濃度が低いので、お弁当用の味噌玉には使用しないようにしてください。

また、お弁当用の味噌玉は、水分が少なく傷みにくい具材を選ぶことが大切です。おすすめは乾燥食材

わかめや昆布、豆腐、野菜、麩などさまざまな乾物やフリーズドライ食材が市販されているので、数種類を取り揃えてうまく活用するとよいですね。

また、味噌玉を常温で持ち運びするなら、下茹でした野菜や肉、生のねぎやみょうがなども避けた方が無難です。

下茹でした野菜や肉、生のねぎなどを味噌玉の具材として持って行くなら、保冷ができる容器を使うようにしましょう。

持って行った先での保存方法は?

では、職場や学校など、お弁当用に味噌玉を持って行った先での保存はどのようにすればよいでしょうか?

基本的には、味噌玉もお弁当と同じと考えて問題ありません。直射日光の当たる場所や高温になりやすい環境に避け、できるだけ涼しい場所に置いておくようにしましょう。

職場などに冷蔵庫がある場合は、もちろん入れておいてもかまいません。もしも、せっかく持って行ったのに、味噌玉を使わずに残してしまった、という場合は、残念ですが翌日などに再利用せずに処分しましょう。

どうしても不安な時はフリーズドライみそ汁で代用を!

乾燥の具材を使った味噌玉は、お弁当と同じ持って行き方であれば、腐る心配はあまりしなくても大丈夫です。

しかし、夏場や高温になりやすい環境などで、どうしても不安な場合は、フリーズドライのみそ汁で代用するとよいでしょう。

フリーズドライのみそ汁は、みそ汁を-30℃で凍結し、真空状態で乾燥させているので、みそ汁の本来持つ旨味や風味、さらには栄養価も損なわれることがありません

ですから、味噌玉を同じように、お湯を注ぐだけで作りたてのみそ汁の風味を味わえるのが特徴です。具材の種類も豊富で長期間の保存も効くので、いざという時のために常備しておくと便利ですね。

お弁当時は味噌玉を食べる器を持って行くのも忘れずに!

お弁当時は味噌玉を食べる器を持って行くのも忘れずに!

職場や学校にマグカップなどのみそ汁を飲むための食器があるならば、味噌玉だけを持って行けばOKですが、ない場合は、みそ汁を飲むための容器も持って行く必要があります。

紙コップや使い捨てのスープカップなどを利用するのもひとつの方法ですが、コスパ的にあまり良くないので、今回は繰り返し使える味噌玉用の容器をご紹介します。

フタ付きの容器なら、味噌玉を入れていけるので便利

味噌玉を作る容器用として、お椀や紙コップなどを別途持って行くのでもよいのですが、せっかくなら、なるべく便利に使える持って行き方をしたいですよね。

フタ付きの容器を使えば、直接味噌玉を入れて持って行けるだけなく、そのまま食器としても使えるので便利です。

フタ付きの容器での持ってく味噌玉は、製氷皿やシリコンケースなどに味噌玉を詰め込み、そのまま冷凍保存しておく方法がおすすめです。

https://twitter.com/ufufu_day/status/1097136586842468354

フタ付き容器での持って行き方は、製氷皿から一杯分の味噌玉を取り出して、容器に直接入れてしまいましょう。あとは、食べる時にお湯を注ぐだけでOKです。

保存性ならスープジャーがおすすめ!

スープジャーの中に味噌玉を持って行くと、お湯を注いでそのまま飲めるだけでなく、保温機能を備えているので便利です。

具だくさんみそ汁や豚汁など、味噌玉の具材のバリエーションを増やすこともできます。スープジャーの場合は5~6時間は保冷状態が続くので、具材が傷む心配がありません

持って行き方としては、野菜やきのこや豚肉などを下茹で、水分をよく切って製氷皿やラップに包むなどして冷凍しておきます。

そして、冷凍保存をしておいた具材のない味噌玉のベースをスープジャーの中にいっしょに入れて持って行きましょう。

象印 ステンレスフードジャー 0.26L
ZOJIRUSHI

深めの保存容器

お椀型や深めのタッパーなどの保存容器も、お弁当の時の味噌玉用の容器として使えます。あまり大きすぎる保存容器だとかえって飲みにくいので、容量が300ml前後の容器を使うのがおすすめです。

お弁当の時の味噌玉用として、タッパーなどの保存容器を使う場合は、耐熱温度に注意してください。底面に耐熱温度が書かれているので耐熱温度が100℃以上のものを選ぶとよいでしょう。

耐熱温度が140℃以上の容器は、電子レンジも使えるのでさらに便利です。ただし、本体とフタの耐熱温度が異なる場合もあるので、フタの耐熱温度が低い時は、フタを外して電子レンジにかけましょう。

100均のフタ付きスープマグ

100均には、いろいろな種類のスープカップが豊富にそろっていますが、なかでもフタ付きのスープマグは、お弁当用の味噌玉を持ち運び、お湯を注いでそのまま飲むという持って行き方にちょうど良い食器です。

なかでもおすすめは、セリアのフタ付きスープマグ。数種類ありますが、どのタイプもフタがしっかりと閉まって密閉できるだけでなく、電子レンジにも対応しているので、冷めてしまった時に温め直すこともできます。

もちろん、プラスチック製なので軽くて割れる心配もありません。デザインがおしゃれなのもうれしいポイントですよね。

まとめ:持って行き方はいろいろある!味噌玉でお弁当をもっと楽しもう!

お弁当を食べる時に、作りたてのみそ汁があったらうれしいですよね。品数が一品増えるだけではなく、何より温かいものが食べられると心も体もホッとします。

味噌玉を作り置きしておくと、冷蔵庫から出して持って行くだけなので手間もかからず、常温で持ち運びできるので便利です。

ご紹介したように、お弁当用の味噌玉の持って行き方はいろいろあるので、自分に合った方法をぜひ見つけてくださいね。

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