そういったお悩みにお答えします。
話題のアウトドアスパイスのほりにしを買ってみたけれど、お肉にまぶして焼く以外のおすすめの使い方が知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回はアウトドアグッズのなかでも話題沸騰中の、ほりにしの具体的な使い方やおすすめのメニューのレシピについてご紹介します。
これ一つで味が決まるとまで言われている、ほりにしスパイスを使いこなして簡単にアウトドアご飯やお家キャンプご飯をグレードアップさせてみませんか?
目次
ほりにしを使用した基本のレシピ
初めて使うときはシンプルにお肉でBBQ
ほりにしを始めて購入したという方にまず、試してみてほしいレシピはシンプルにお肉にかけて楽しむという方法です。
アウトドア用品店のオーナーを務めている堀西さんが、5年以上かけて開発されたミックススパイスほりにしは、まさに奇跡ともいえる絶妙なバランスでハーブやスパイスが調合されています。
ほりにしの実力を感じるためにも、最初は焼肉用のお肉などにほりにしだけをかけて焼いてみてください。
ピリッとした胡椒や唐辛子などの辛味の他にも、醤油やハーブの風味が一体となって今まで食べたことがないようなお肉に焼き上がりますよ。
単体だけでも塩気が効いていて味がありますが、少し味が薄いなと感じた際は塩コショウをほんの少し追加してみると良いですよ。
いつもの卵料理がほりにしで大変身
日常的にキャンプやバーベキューには行かないという方は、ほりにしを買ってみたけれども残ってしまって宝の持ち腐れなんてこともあるかもしれません。
そんな時にお家で簡単にほりにしが使えるのが「目玉焼き」です。卵料理の定番メニューの目玉焼きですが、ほりにしを使えばいつもとは一味違う風味豊かな料理に仕上がりますよ。
おすすめなのは目玉焼きを焼く際の、フライパンに敷いた油に先にほりにしをかけてから卵を焼くという方法です。
油で先にスパイスを熱しておくことでスパイスの風味がよく立ち、魅力をさらに引き上げてくれます。
ほりにしは様々な食材が入っていて少し焦げやすいので火力には注意してくださいね。
ほりにし使用!簡単メイン料理レシピ
ほりにしを使ったメイン料理のレシピを2つ紹介します!各種スパイスとハーブを配合した、ほりにしはお肉との相性が抜群です。
それだけでも料理の味が整うのがほりにしの特徴ですが、シンプルにソテーにするだけでなく、様々なスパイスが入っていることを利用して隠し味にも使えるレシピをご紹介します。
ほりにしで簡単チキンソテー
材料(2~3人前)
・鶏モモ肉……2枚
・アウトドアスパイスほりにし……少々
・塩コショウ……少々
作り方
1.鶏肉の下処理
鶏モモ肉の身と皮の間の脂を取り除きます。脂が取れたら、筋に2㎝程度の間隔で切り込みを入れていきます。
また、身が厚くなっているところにも切り込みを入れて開き、全体が同じ程度の厚みになるように調整します。
脂を取り除き、筋を切ることで余計な臭みがなく焼き縮みしないチキンソテーが出来上がります。
2.下味をつける
下処理した鶏肉の両面に薄く塩コショウをふって下味をつけます。ほりにしは単体で味が決まる万能調味料なので、塩コショウは一般的なチキンソテーを作るときよりも少なめがおすすめです。
3.皮面から焼く
フライパンに、油を熱しなじませ、皮面を下にして鶏肉を入れます。強めの中火で約5分程度、皮がパリッと焦げ色が付くまで焼いていきます。
4.裏返して両面焼く
皮面が焼けたら鶏肉をひっくり返し、もう片面を中火で3分程度焼いていきます。この時分量外の水を大さじ1程度を加えると、肉がしっとりと焼き上がります。
5.ほりにしをかければ出来上がり
焼き上がったチキンソテーに、ほりにしを適量かければ完成です。
しっかりと下処理をするチキンソテーのレシピをご紹介しましたが、炭火などであぶった鶏肉にほりにしスパイスをかけるだけでも美味しく召し上がれますよ。
ほりにしが隠し味!スペアリブ
材料(2~3人前)
・骨付き豚肉(スペアリブ用)……600g
・アウトドアスパイスほりにし……小さじ1
・砂糖……大さじ1
・はちみつ……大さじ2
・醤油……大さじ2
・みりん……大さじ1
・酢……大さじ1
・酒……大さじ1
作り方
1.豚肉を焼く
フライパンに少し多めに油をしいて、スペアリブの表面に焼き色が付くまで焼いていきます。この後煮込むため、豚肉の中まで火が通っていなくても大丈夫です。
2.豚肉をゆでる
大きめの鍋に1の肉を移して、肉が浸る程度の水を入れ強めの中火で温めます。沸騰したら弱火に落として、灰汁を取り除いていきます。
3.調味料を加えて煮込む
残りの調味料を全て加えて、弱火で1~2時間程度煮込んでいきます。水分を飛ばしていくので蓋は必要ありません。
4.水分が飛んだら出来上がり
煮込んでいき水分が無くなれば出来上がりです。長く煮込むほど柔らかい、とろとろのスペアリブになります。
ほりにしを使用したスペアリブはスパイスの風味が良いアクセントになっていて、いつもとは少し違った逸品ですよ。
ほりにし使用!簡単サイドメニューレシピ
ほりにしを使ったサイドメニューのレシピを2つ紹介します!ほりにしを使えば、もう一品何か追加したいという問題も簡単に解決できますよ。材料が少なめで簡単に作れるサイドメニューのレシピをご紹介します。
鯖缶とほりにしで簡単アヒージョ
材料(1~2人前)
・鯖のオリーブオイル漬け……1缶
・アウトドアスパイスほりにし……小さじ1
・フランスパン(あれば)……適量
作り方
1.鯖缶を温める
鯖のオリーブオイル漬けを温めます。キャンプなどでは缶の蓋をあけてそのまま網の上に置いて温められます。お家で作る際は小鍋等に移して弱火にかけます。
2.ほりにしを混ぜて出来上がり
温めた鯖にほりにしを加えて混ぜれば、簡単アヒージョの出来上がりです。お好みでオイルをパンに付けて召し上がれば、鯖の旨みとほりにしの複雑な香りが移ったアヒージョを余すことなく楽しめますよ。
見た目も豪華な鯛のカルパッチョ
材料(2~3人前)
・鯛(刺身用)……1柵
・オリーブオイル……大さじ1
・レモン汁……小さじ1
・アウトドアスパイスほりにし……小さじ1/2
作り方
1.調味料を混ぜておく
ボウルなどにほりにし、オリーブオイル、レモン汁を加えてよく混ぜておきます。ボウルに先に粉末のほりにしスパイスを入れておき、後でオリーブオイルやレモン汁といった液体を加えることで、スパイスが固まりにくくなり均一に混ざりやすくなりますよ。
2.鯛を刺身にする
鯛をお好みの厚みになるように、そぎ切りします。切るのが大変な場合は既にカットされた刺身を使っても大丈夫です。
3.盛り付ければ出来上がり
平らに盛った刺身に、合わせておいた調味料をかければ出来上がりです。ほりにしは粉末醬油が入っており和風なテイストの味なため、イタリアンのカルパッチョがちょっぴりスパイシーな和風な料理に仕上がります。
お好みでベビーリーフなどを添えれば写真映えも抜群な、おしゃれな料理が簡単にできますよ。
ほりにし使用!簡単1品料理レシピ
ほりにしで作る1品料理のレシピを2つご紹介!肉や魚だけでなく、万能スパイスであるほりにしは炭水化物との相性も抜群です。手早く済ませたいお昼ごはんや、アウトドアご飯のしめの一品としても使える、簡単1品レシピをご紹介します。
ほりにしでパスタも簡単!ペペロンチーノ
材料(2人前)
・パスタ……160g
・鷹の爪……1本
・オリーブオイル……大さじ3
・アウトドアスパイスほりにし……大さじ1
作り方
1.パスタを茹でる
深めの鍋にたっぷりの水と分量外の塩を入れ、パスタを茹でます。茹で汁は後で使うため50mlほど取っておきます。
2.オリーブオイルを温める
フライパンに、オリーブオイル、鷹の爪、ほりにしを入れ、弱火で温めていきます。火が強すぎるとほりにしが焦げてしまい風味が悪くなるので、火加減には注意してください。
3.パスタをからめて出来上がり
温めた2のオイルに1のパスタと取っておいた茹で汁を加え、よく混ぜれば出来上がりです。お好みでベーコンやキャベツなどの具材を加えてアレンジしても美味しく召し上がれますよ。
ほりにしでスパイシー和風チャーハン
材料(2人前)
・ごはん……400g
・長葱……10cm
・卵……2個
・ごま油……大さじ2
・アウトドアスパイスほりにし……小さじ2
作り方
1.下準備
長葱はみじん切りにし、卵は割りほぐしておきます。
2.卵を炒める
フライパンにごま油をひき、長葱を加えて中火で炒めます。長葱がしんなりとしてきたら溶き卵を回しいれ、さらに炒めます。
3.ごはんを加える
卵に火が通ったら、ごはんを加えて強火で炒めていきます。ごはんに油がなじんだら、ほりにしを加え焦げないようにさっと炒めます。
4.お皿に盛って出来上がり
炒めたチャーハンをお皿に盛れば出来上がりです。お好みで小ねぎをトッピングしても美味しく召し上がれますよ。
まとめ:ほりにしレシピで簡単キャンプ飯がグレードアップ
いかがだったでしょうか。今回は話題のアウトドアスパイスほりにしを使用したレシピについてご紹介していきました。
ほりにしはお肉にかけて使うのが定番ですが、多種類のスパイスやハーブが絶妙なバランスで配合されているので、どんな料理にも使いやすいです。
粉末醤油が入っており、和風な味付けにも使えるので、メイン料理からサイドメニュー、パスタといった1品料理にも相性抜群です。
ほりにしさえあれば下処理や片付けが面倒なキャンプご飯も簡単に美味しく出来上がるので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。