そんな疑問に答えます。
胡椒は、家庭料理に欠かせない調味料の一つ。どんな料理にもよく合い、素材の旨味を引き出してくれます。ですが、タイプも様々メーカーも様々で、どれも一緒なのか何かが違うのか、分かりづらいですよね。
この記事では、胡椒の一つであるブラックペッパーに注目し、選び方のポイントと併せて、タイプ別のおすすめの胡椒をご紹介していきますね。
目次
胡椒を選ぶ際にチェックしたいおすすめポイント
胡椒の一つであるブラックペッパーは、完熟前の胡椒の実を収穫し、皮ごと乾燥させたものです。他の胡椒よりも香り・辛味ともに鮮烈ながら、どんな料理にも合わせやすい万能調味料。
胡椒には、粒のままのホールタイプ、粗めに挽いた粗挽きタイプ、粉末状のパウダータイプがあります。風味の感じ方やよく合う料理、保存期間などについてタイプ別にみていきましょう。
粒タイプの胡椒の特徴
粒タイプの胡椒は、ピクルスやマリネのような漬け込みや煮込み料理に加えるのがおすすめ。臭み消しや風味付けとして、料理にすっきりした爽やかな辛味と香りをプラスしてくれますよ。
賞味期限は3年ほど。密閉し、冷暗所に保存することで長期間風味を保つことができます。
砕いて使いたい時は、ミルを使用するか、袋に入れて瓶の底で軽く叩いてください。胡椒の強い香りが漂い食欲をそそるだけでなく、野性味の強い辛みを感じることができます。
・ピクルス/マリネ
・ポトフ
・牛肉のトマト煮込み
粗挽きタイプの胡椒の特徴
粗挽きタイプの胡椒は、ステーキやハンバーグなどの肉料理にピッタリです。また、ドレッシングに混ぜれば、胡椒の力強い辛味を生かすことができますよ。
他にも、スパゲティやシチュー、サラダなどに使うと、味のアクセントになります。食べているときにピリッとした辛味を強く感じるので、大人向けかもしれませんね。
賞味期限は2年程度と、粒タイプよりは若干短め。粒タイプと同じく、密閉・冷暗所で保存しましょう。
・ペッパーステーキ
・スパゲティカルボナーラ
・ドレッシング
パウダータイプの胡椒の特徴
胡椒を粉末にするには、時間も手間もかかるのであらかじめパウダー状の胡椒を購入するのがおすすめです。香りや辛味は粗挽きよりも控えめですが、素材の味を引き立てる隠し味や臭み消しとしてピッタリ。
賞味期限は粗挽きと同じく2年ほどですが、香りや風味が飛びやすいので、密閉して保存してください。
・チャーハン
・目玉焼き
・クリームシチュー
粒タイプ胡椒のおすすめ商品3選
粒タイプの胡椒は、そのまま漬け込んだり、砕いて使ったりとバリエーション豊かに使用できるのも特徴です。
特に、挽きたての香りのよさはクセになりますよ。力強い香りや強い辛味を閉じ込めた粒タイプの胡椒の中から、人気の胡椒をご紹介します。
ユウキ食品 マコーミック ブラックペパー
コスパがよいことで知られるユウキ商品の胡椒。量が多くて使いきれないという心配も、小分けにして密封したり、冷凍したりもすることで解消できます。
粒の大きさも揃っていて、香り・辛味ともに高いクオリティを保っているので、挽きたてをパスタやサラダ、シチューに振りかければ、あっという間にワンステップ上の味わいに。是非、挽きたての新鮮な風味を感じてくださいね。
ギャバン ブラックペッパー
スパイスメーカーとして、上質のスパイスを提供するGABAN(ギャバン)。家庭で手軽にプロの味が楽しめると、多くの方に愛されている胡椒です。
香りが高く、ピリッとした中に爽やかささえ感じる辛みが特徴。粒タイプなので、フレッシュな挽きたての香りが楽しめるのもポイントです。料理の香りづけや辛味のアクセントとして使うのがおすすめです。
最高級胡椒 マリチャ アロマティコ ブラックペッパー
イタリア語でアロマを意味するアロマティコの名前の通り、とにかく香りがよいことが特徴。
世界中の産地を巡った末に出会ったマレーシア産の胡椒。収穫後24時間以内に手作業で加工する独自製法でより香り豊かに仕上げています。
香りを生かすためには、やはり挽きたてが一番。使いたい時にその場で挽いて、爽やかでスパイシーな香りとキリッとした辛味を楽しんでください。
粗挽きタイプ胡椒のおすすめ商品3選
粗挽きタイプの胡椒はピリッとした辛味を生かした料理におすすめ。どっしりとした肉料理には、粗挽き胡椒がピッタリですよ。粗挽き胡椒の風味を生かした、おすすめの商品をご紹介します。
エスビー食品 あらびきコショー 15g
エスビー食品のあらびきコショーは、スーパーでも手軽に手に入り、リーズナブル。使いやすいサイズも特徴の一つです。片手で蓋を開けられるから、料理中に手早く使用したい時にも便利です。
詰め替えも販売されているので、お試しで買ってみて、気に入ったら詰め替えて使うこともできますよ。ブラックペッパーだけを粗挽きしているので、ピリッとした辛味を強く感じます。
GABAN ブラックペッパー(荒挽)
GABAN(ギャバン)の粗挽き胡椒は、プロも使用する確かな品質が特徴。とにかく胡椒が好きという方にも人気で、料理が美味しくなると評判です。
少量から大容量までサイズが揃っていて、少量の小瓶を持ち歩いているという胡椒好きさんもいます。
香りがよくピリッとした辛味で、風味付けから料理のアクセント、臭み消しまで幅広く活躍。キッチンに一つは置いておきたい手軽に使える粗挽き胡椒です。
FAUCHON ミル付きブラックペッパー
粒のまま保存でき、使用するときに挽けるから挽きたてを味わえるミル付きブラックペッパー。
長く使えるよう、ミルは耐久性に優れたセラミックです。もちろん、詰め替えも可能。カリカリと軽い挽き心地で、挽くたびに豊かな香りが広がります。粗挽きにされるので、胡椒特有のピリッとした辛味を堪能できます。
キッチンに置きたくなるオシャレで上品なデザインも人気のポイント。岩塩など他の調味料も販売されているので、揃えればキッチンに統一感が生まれます。
パウダータイプ胡椒のおすすめ商品3選
パウダータイプは辛味も香りも控えめなので、シンプルな味付けに向いています。胡椒の特徴を抑えた下味や臭み消しにもおすすめな人気商品をご紹介します。
FAUCHON サラワクブラックペッパー
フォションのシェフが厳選・吟味した胡椒は、香り豊か。キリッとシャープな辛味が特徴です。アクセントや味付けとしての仕様はもちろん、臭み消しなど食材の下ごしらえにも力を発揮します。
湿気を防ぎやすく、風味を長持ちさせてくれる缶入りの他に、残量がわかりやすい瓶入りもあります。また、詰め替えも販売されているので、買い置きしておけるのもポイント。
キッチンが華やぐスタイリッシュなデザインで、料理をするのが楽しくなりますよ。
ORGANIC SPICE 有機ブラックペッパー
スパイス&ハーブのS&Bから発売されているオーガニックシリーズ。経済的基準、社会的基準、環境的基準を守って調達されたフェアトレード認証原材料を使用したパウダー胡椒です。
有機JAS認定を受けたオーガニックなので、体に優しいのも特徴の一つ。
風味が飛びやすいパウダータイプですが、胡椒の皮ごと挽いているパウダー状にしているので、野性的なスパイシーさをしっかり感じられます。
VOX 有機ブラックペッパー
安全で美味しいスパイスやハーブを販売しているVOX SPICEの胡椒は、農薬や化学肥料を使わず、自然を大切にすることを考えるオーガニックです。
環境に配慮して作られた胡椒は、体にも優しいので健康志向の方に人気があります。
プロユースの商品ではありますが、家庭でも使いやすいコスパの高さもポイント。湿気に弱いため、少量ずつ容器に移して使用することをおすすめします。
胡椒の香りを長持ちさせよう!おすすめの保存容器
胡椒は正しく保管すれば、風味を保って長期間保存できるスパイスです。適切に保存でき、使いやすい容器をご紹介します。
風味も香りもそのままに!密閉瓶
胡椒の風味を保つ重要はコツの一つは、空気に触れさせないこと。しっかり密閉できる容器に保管しておけば、風味を損なうことなく、長期間使用できます。
また、害虫の侵入も防いでくれるのも、密閉瓶の大事な利点の一つです。胡椒の他にもスパイス類の容器をお揃いにしておくだけで、おしゃれランクがアップしたキッチンになりますよ。
見た目のスタイリッシュと保存するための機能性の両方を満たしています。
挽きたてが魅力!ミル付きペッパーボトル
胡椒の強烈な野性味を味わいたいなら、挽きたてが一番。そんな時に便利なのが、ミル付きの容器です。
ホールタイプの胡椒を詰め替え、使いたい時に挽けば、粗挽き胡椒のスパイシーな香りが広がります。使用している姿も、プロっぽく見えるかもしれませんね。
残量がわかりやすくスタイリッシュなクリアタイプや、手に馴染みやすい木製タイプなど、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
ふたを開けてすぐ使える!調味料入れ
調味料はサッと使えるのが一番、という方におすすめなのは、蓋を開けるだけですぐ使える調味料入れです。主にパウダータイプを使いたい方にピッタリ。調理中パッと手に取りやすいですよ。
詰め替えも楽にできますが、風味が飛びやすいので小さめのサイズににして都度詰め替えていく方がよいでしょう。汚れが気になるときにお手入れがしやすいのもうれしい特徴ですね。
塩・胡椒・小麦粉など、いくつかの調味料入れで揃えておくとおしゃれ度が高くなりますよ。
おすすめの胡椒でスパイスを楽しもう
胡椒の魅力や選び方のポイント、おすすめの商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
粒タイプ・粗挽きタイプ・パウダータイプ、それぞれの特徴を生かすことで胡椒をより楽しむことができます。
胡椒は家庭料理に欠かすことができない調味料。おすすめした商品や使い方を参考に、料理を楽しんでくださいね。