そんな疑問にお答えします。
「ソイミルクティー」とも呼ばれて親しまれている豆乳紅茶。
栄養効果の高い豆乳と香り高い紅茶を掛け合わせることによって、味わい深くなり健康にも良さそうですが、一方で「太る」という噂も耳にします。
この記事では、そんな豆乳紅茶について、飲み方のコツからおすすめレシピまで、詳しく深堀りしていきます!
目次
豆乳紅茶はココが魅力!効果的な摂り方&飲み方Q&A
豆乳と紅茶を混ぜ合わせた豆乳紅茶は、健康にいい効果が沢山ありますが、実は飲み方によっては太る可能性が高い飲み物でもあります。
まずは、豆乳紅茶の栄養効果から、ダイエット中に気をつけたい豆乳紅茶の飲み方などについてご紹介していきます。
風邪予防からリラックスまで!豆乳×紅茶の相乗効果
豆乳には大豆イソフラボンと呼ばれる、女性特有の機能をサポートしてくれる優れた栄養素が含まれています。他にも、ビタミン・ミネラル・オリゴ糖・タンパク質・不飽和脂肪酸などの栄養がたっぷり。
一方、紅茶にも抗酸化・抗菌性作用のあるタンニン、覚醒作用のあるカフェイン、血液の上昇を抑えるテアニンなどが含まれています。
豆乳と紅茶を混ぜて飲むことで、血糖値のコントロール、風邪やインフルエンザの予防、アンチエイジングやリラックス、脂肪の吸収を抑える効果などが期待できますよ!
豆乳紅茶は太る!?ダイエット中に飲んでも大丈夫?
「豆乳紅茶」と聞くとカロリーの低いヘルシードリンクと感じてしまうかもしれませんが、実は案外カロリーがあるんです!
ダイエット中の方には特に気をつけてほしい、豆乳紅茶の飲み方のコツをご紹介します。少し気にするだけで、停滞していた体重に変化がある…かも!?
豆乳の入れ過ぎはカロリーオーバーの元
健康にいいからと、豆乳をドボドボと入れ過ぎると逆効果です。豆乳も牛乳よりはカロリーが低いものの、水やお茶のように紅茶と混ぜてしまうとカロリーオーバーになる原因になってしまいます。
紅茶ティーバッグ1袋に対して、豆乳の量は100~150ml程度がベストです。適量を把握して、豆乳と紅茶を混ぜ合わせてみてくださいね。
ヘルシーを目指すなら「無調整」の豆乳で!
豆乳には、飲みやすいよう砂糖や食塩などで調整してある「調製豆乳」と加工していない「無調整豆乳」の2種類があります。
紅茶と混ぜる際に、加工してある調整豆乳を使うと味が良く美味しいのですが、カロリーや糖質が高いため太る原因となります。
無調整豆乳を使うと、カロリーがおさえられる上に余分な加工がない分、栄養も多めに摂取できますよ。ダイエットや糖質制限中の場合はぜひ「無調整豆乳」を使ってみましょう。
夜に飲むなら寝る2時間前までにすること
寝る前に豆乳紅茶を飲むと、カロリーが消費できないため、太る要因に。夜寝る2時間前の飲食は、脂肪となって体に蓄えられる原因となってしまいます。
ダイエット中や糖質制限中の方は、食前や空腹時に飲むのがおすすめ。豆乳に含まれているたんぱく質は、満足感を得やすいため食べ過ぎ防止となりますよ。
市販品なら「カロリーOFF」商品がおすすめ
市販で販売されているキッコーマンやマルサンの豆乳紅茶は、砂糖が入っているためカロリーや糖質が高めです。健康にいいからと言って、大量に摂取してしまうと痩せるどころか太る原因に。
市販のものは飲まず、手作りするか、カロリー50%OFFのマルサンの豆乳紅茶に切り替えるのがおすすめです。箱買いするとコスパがかなり良好(29円/100ml)です。
妊婦さんは豆乳紅茶を飲んでもOK?
飲み方のコツさえ気をつければ、太る原因にならず美味しい豆乳紅茶。では、妊婦さんって飲んでも大丈夫なのでしょうか?豆乳紅茶を美味しく味わうために、以下の注意点に留意してくださいね。
過剰摂取は控えよう
胎児をお腹の中で育てる妊娠中は、豆乳紅茶の摂取には注意が必要です。豆乳に含まれている大豆イソフラボンは過剰摂取すると、胎児の遺伝子異常を引き起こす可能性があると言われているからです。
さらに、紅茶に含まれているカフェインも過剰摂取すると、流産や低体重児のリスクを高めたり、赤ちゃんの発育の遅れに繋がるとも言われています。過剰な摂取は控え、適量を飲むようにしましょうね。
1日何杯までならOK?
妊婦さんが豆乳紅茶を摂取していい量は、1日マグカップ2杯程度となります。
ただ気をつけないといけないのは、日本食には大豆製品が多く、納豆・豆腐・味噌などにも大豆イソフラボンが含まれていることです。
妊娠中は、他の大豆製品を今日どのくらい摂取するか念頭におきながら、豆乳紅茶を楽しんでみてくださいね。
香りと風味を楽しむ!おすすめの豆乳紅茶レシピ5選
自宅でも簡単に作れる、おすすめの豆乳紅茶レシピ集です。甘味を足したり、他の食材をプラスしたりしながら色んな味わいを楽しんでみてくださいね。
※豆乳は全て無調整を使っています。
基本の豆乳紅茶レシピ
基本的な豆乳紅茶の作り方レシピです。まずは基本の味わいから試してみてくださいね。
<材料1杯分>
・紅茶ティーバッグ:1袋
・豆乳:150g
・お湯:150g
<作り方>
1.小鍋に豆乳を入れ、弱火で温める
2.カップにティーバッグとお湯を入れ、やや濃いめに抽出する
3.2に豆乳を注ぎ、よく混ぜたら完成
<ポイント>
・豆乳は沸騰しないよう気をつけてくださいね。
・甘味が欲しい時は、少しずつ砂糖やはちみつを混ぜてみましょう。
紅茶の茶葉から作る!豆乳ロイヤルミルクティー
好きな紅茶の茶葉を使った、香り豊かな豆乳ロイヤルミルクティレシピです。
<材料1人分>
・お好みの茶葉:ティースプーン1.5杯
・水:50g
・豆乳:200g
・砂糖(はちみつ):大さじ1~2
・スキムミルク粉末:大さじ1~2
<作り方>
1.小鍋に水・豆乳・茶葉を入れて、中~弱火にかける
2.沸騰直前になってくると、豆乳に茶葉の色が移ってくるので、砂糖やはちみつを加える
3.茶漉しで茶葉を取り除き、カップに注いだら完成
<ポイント>
・ティーバッグでも大丈夫ですが、茶葉の方が香り豊かに仕上がります。
・茶葉の種類はアールグレイがおすすめ。豆乳とも相性良く美味しいですよ。
・カフェインレスの茶葉を使うと、妊娠中でも安心して飲めますよ。
コク深い茶葉で作る!スパイシーな豆乳チャイ
コクのある紅茶の茶葉の味わいと、スパイスで体も温まる豆乳チャイレシピです。
<材料2人分>
・紅茶の茶葉(アッサム):小さじ2
・水:200g
・クローブパウダー:小さじ1/4
・シナモンパウダー:小さじ1/4
・しょうがすりおろし:小さじ1/2
・豆乳:250g
・はちみつ:大さじ2
<作り方>
1.小鍋に水・紅茶の茶葉・スパイスを入れて、蓋をする
2.中火で熱し、沸騰してからも2分ほど煮る
3.豆乳を入れ、沸騰直前まで中火で煮ていく
4.弱火にして1~2分煮たら、はちみつを入れ、混ぜて溶かす
5.カップに茶漉しを置き、少し高い位置から4を注ぎ入れて、完成
<ポイント>
・スパイスの量はお好みで調整してくださいね。
・コク深い味わいを作るには、アッサム紅茶の茶葉がおすすめですよ。
暑い日におすすめ!豆乳アイスチャイ
真夏の暑い日に飲んでほしい、スパイシーな味わいの豆乳チャイレシピです。
<材料2人分>
・紅茶ティーバッグ:2袋
・熱湯:100g
・豆乳:300g
・シナモンパウダー:小さじ1/4
・カルダモンパウダー:少々
・コンデンスミルク:大さじ4~5
・氷:4~5片
<作り方>
1.鍋に熱湯と紅茶ティーバッグを入れて熱し、1~2分煮る
2.豆乳を加えて温め、シナモンパウダー・カルダモンパウダーを入れて混ぜる
3.コンデンスミルクも入れて混ぜ合わせ、粗熱を取る
4.冷めたら、氷を入れたグラスに注いで完成
<ポイント>
・コンデンスミルクの量はお好みで調整してみてくださいね。
濃厚な紅茶シロップが美味しい!豆乳紅茶プリン
まったりとしていて濃厚な紅茶シロップをかけて食べる、豆乳紅茶プリンレシピです。
<材料200gカップ3個分>
・豆乳:400g
・紅茶の茶葉:ティーバッグ1袋
・砂糖:大さじ4
・粉ゼラチン:7g
・冷水:大さじ2
<☆紅茶シロップ>
・紅茶の茶葉:ティーバッグ1袋
・水:100g
・砂糖:大さじ2
<紅茶シロップの作り方>
1.鍋に水を入れて熱し、沸騰したらティーバッグを入れて濃いめに弱火で煮出していく
2.ティーバッグを取り出したら砂糖を加え、水分を飛ばしながらとろみがつくまで中火で煮る
<作り方>
1.ボウルに冷水と粉ゼラチンを入れ、ふやかしていく
2.鍋に豆乳・ティーバッグを入れ、沸騰しないよう混ぜながら弱火で5分煮る
3.ティーバッグを取り出し、砂糖を加えて溶けるまで混ぜていく
4.火からおろし、1を入れ、溶けるまで混ぜていく
5.器に4を濾しながら入れていき、粗熱を取る
6.粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、2時間ほど冷やしていく
7.冷やしたプリンに紅茶シロップをかけたら、完成
<ポイント>
・より紅茶の香りをつけたい場合は、プリンの方のティーバッグは2袋使ってみてくださいね。
・粉ゼラチンはお菓子や料理、飲み物などにも使えますので常備しておくと便利ですよ。
妊娠中やダイエット中も香り豊かな豆乳紅茶を美味しく頂こう!
自宅でも簡単に作れる豆乳紅茶は、香りが高く栄養満点の飲み物です。作り方や飲む量に気をつければ、妊婦さんやダイエット中の方も美味しく味わえるので、ぜひ飲んでみてくださいね!