そんな疑問にお答えします。
「ソイラテ」とも呼ばれる豆乳コーヒー。スタバやタリーズでも人気の高いドリンクです。
自宅でも簡単に作れる上に、健康や美容・ダイエット効果も期待できるのはご存知ですか?この記事では、豆乳コーヒーの魅力についてや、美味しい飲み方などご紹介していきます!
目次
美容&ダイエットに効果大!豆乳コーヒーは魅力いっぱい
豆乳とコーヒーを混ぜ合わせて作る豆乳コーヒーは、体にいい成分がたっぷりです。
また、牛乳を使っていないため、乳製品アレルギーの方でも安心して飲めると、注目され始めているんですよ!ここでは、そんな豆乳コーヒーの魅力について、詳しく解説していきます。
女性特有の機能をサポート!豆乳の栄養成分
ポリフェノールの一種で、豆乳に多く含まれている大豆イソフラボン。女性ホルモンである「エストロゲン」とよく似た働きをしてくれる嬉しい栄養素で、女性特有の機能をサポートしてくれます。
他にも、ビタミン・ミネラル・オリゴ糖・タンパク質・不飽和脂肪酸など栄養がたっぷりなので、更年期や骨粗鬆症などの予防から、便秘の解消、アンチエイジング、ダイエット、体質改善などに効果が期待されています。
集中力UPに!コーヒーの栄養成分
嗜好品として、愛してやまない人も多いコーヒーにも期待できる栄養がたくさん含まれています。
覚醒作用や集中力アップなどの効果やリラックス作用があるカフェイン、しわやシミの抑制や脂肪燃焼、ダイエット効果に期待されているクロロゲン酸などのポリフェノールです。
他にも、肝臓病、糖尿病や認知症などの生活習慣病の予防や、総死亡率を10~20%程度も低下させると言われています。
豆乳とコーヒーを混ぜて更なる効果も
女性特有の機能をサポートしてくれる栄養満点の豆乳と、覚醒作用があるコーヒーを組み合わせて飲むことで、さらに嬉しい効果が高まります。
例えば、コーヒーに含まれるカフェインには、カルシウムが流出してしまう欠点があるところを、豆乳のイソフラボンが程よく調整しカバーしてくれます。
また、両方ともにコレステロールの低下作用があるため、掛け合わせることで相乗効果も!
飲む時間帯によっても効果がさらに倍増
ダイエット中や食事制限したいという場合は、食前や空腹時に豆乳コーヒーを飲んでみましょう。
満腹感がある豆乳コーヒーを飲むことによって、食べ過ぎ防止になります。朝食やお菓子に置き換えると、更なるダイエット効果も期待できますよ。
また、不眠効果を求める場合には、夕食後がおすすめ。覚醒効果を和らげてくれる豆乳の量を多めにすると、リラックス効果が高まりますよ。
豆乳コーヒーの適量ですが、過剰摂取は控えた方がいいものの、1日1~3杯程度であれば問題ありません。
分離を防いで美味しく飲もう!豆乳コーヒーの作り方のコツ
よく聞こえてくるのが、豆乳とコーヒーを混ぜて飲むと「分離してしまう!」という意見。スタバのような「ソイラテ」が作りたい人必見、自宅で豆乳コーヒーを美味しく作る方法をご紹介していきます。
調整・無調整豆乳の違いを押さえよう!
コーヒーに混ぜる豆乳の種類には、調整豆乳と無調整豆乳の2種類あります。
・調整豆乳…大豆の青臭さを出来るだけ抑えて加工。まろやかで飲みやすい味わい
・無調整豆乳…大豆独特の青臭い風味や味わいのまま。甘くない味わい
調整豆乳は、飲みやすいよう加工されているため、原材料に砂糖・米油・塩や添加物が入っているものもあります。
スタバのソイラテも実は自社の調製豆乳が使われているそうで、糖分が含まれているとか。ダイエット思考の方には不向きですが、味わいを重視する方には、調整豆乳を使うのがおすすめです。
一方の無調整豆乳は、加工されていないため「まずい」「飲みにくい」という感想が多いですね。
ただ、糖分や塩分などが入っていないので、豆乳の栄養成分を多めに摂取したいというこだわり派には、こちらがおすすめです。
また、粉末状に加工してある豆乳もあります。手軽にいろんな料理にも混ぜられるのでおすすめですよ。
分離しやすい理由と回避方法
豆乳とコーヒーを混ぜると分離してしまう主な原因は、以下の4つです。
豆乳と温度の関係
豆乳のタンパク質は、60度以上に熱を加えると分離しやすくなります。
豆乳を温める際は沸騰させないようにしてくださいね。また、コーヒーもやや冷めたものにするか、アイスコーヒーに混ぜ合わせるのがいいでしょう。
コーヒー豆の種類
酸味の強過ぎるコーヒー豆を使うのもNG。豆乳のたんぱく質は酸で分離しやすくなるため、酸味の弱いものを使うようにしましょう。
ちなみに、デカフェやノンカフェイン・カフェインレスなども分離しやすいため、避けた方が無難です。カフェインありで酸味の弱いコーヒー豆を使うといいですよ。
無調整豆乳を使っている
油分や糖分が入っている調整豆乳を使うと、混ざりやすく分離しない豆乳コーヒーが作れます。ただし、調製豆乳は入れ過ぎるとカロリーが高くなるので注意が必要です。
どうしても無調整豆乳を使いたい場合は、豆乳やコーヒーの温度に気を付ける(やや冷めたものにする)ことで、分離しにくくすることができますよ。
豆乳とコーヒーの割合
コーヒーは豆乳よりも軽い液体なので、たっぷりなコーヒーに少量の豆乳を注ぐことで分離を回避できます。
コーヒー3:豆乳1の割合がベストですよ。これよりも豆乳の割合が多くなると、分離が起こったり豆乳の味わいが強くなりすぎたりする可能性があります。
また、豆乳コーヒーをもっと手軽に飲みたい方には、市販のものもおすすめです。大麦から抽出した栄養成分が高い麦芽エキスが入った、キッコーマンの麦芽コーヒーは子供でも飲みやすい味わいに仕上げてありますよ。
自宅で簡単!美味しく飲める豆乳コーヒーの作り方
健康で美容にいい豆乳コーヒーを、自宅で美味しく作るレシピ集です。また、いつもの味に飽きてきたら、アレンジも豊富ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね!
※豆乳は全て無調整を使っています。
基本的な豆乳コーヒーレシピ
自宅でも簡単に作れる、基本的な豆乳コーヒーのレシピです。
<材料1人分>
・無調整豆乳:適量
・インスタントコーヒー:お好みの量
・お湯:適量
<作り方>
1.沸騰させたお湯を少し冷ましておく
2.カップの半分まで豆乳を注ぎ、沸騰しないよう電子レンジで温める
3.インスタントコーヒーに豆乳入れ、よく混ぜていく
4.豆乳とコーヒーがよく混ざったら、お湯を加えて完成
<ポイント>
・お湯は温度を下げておくと、分離せず作れます。
・電子レンジで温めた際、豆乳に膜が貼ったら取り除いてくださいね。
・お湯の分量よりも豆乳を多めに入れましょう。
リラックスしたい時におすすめ!きなこ入り豆乳コーヒーレシピ
豆乳と相性のいいきな粉を混ぜた豆乳コーヒーです。ふんわりとした泡が口当たりがよく、リラックスしたい時に飲んでほしい一杯です。
<材料1人分>
・コーヒー(濃いめに抽出):120g
・豆乳:70g
・きなこ:5g
・蜂蜜:15g
<作り方>
1.コーヒーを濃いめに淹れる
2.鍋に豆乳・きな粉・蜂蜜を入れ、火にかける
3.全て溶けるまで、泡立て器でよく混ぜていく
4.コーヒーと2をカップに同量入れ、混ぜ合わせたら完成
<ポイント>
・使用するコーヒーの量の目安は12~15g程度です。
まろやかな味わい!コンデンスミルク入り豆乳アイスコーヒーレシピ
コンデンスミルクをプラスした、優しくまろやかな豆乳アイスコーヒーです。
<材料1人分>
・アイスコーヒー:50g
・豆乳:50g
・氷:80g
・コンデンスミルク:20g
<作り方>
1.氷をグラスに入れて、アイスコーヒー・豆乳の順番で注ぐ
2.コンデンスミルクを入れて甘さを調整したら、完成
<ポイント>
・氷をつたわせて静かに注ぐと、きれいな層が作れますよ。
スパイシーな味わいが美味!シナモン入り豆乳コーヒーレシピ
いつもと違う味で飲みたい時におすすめの、シナモン入り豆乳コーヒーです。ピリッとしたスパイスな味わいが美味しくハマる味わいですよ。
<材料1人分>
・コーヒー(濃いめに抽出):200g
・豆乳:150g
・シナモンスティック:1本
<作り方>
1.濃いめに抽出したコーヒーを、冷凍庫の製氷皿で凍らせる
2.グラスに1と豆乳を注ぎ、シナモンスティックを入れたら完成
<ポイント>
・ペットボトルに入ったコーヒーを使っても、美味しく氷が作れます。
ダイエット効果も!ココナッツオイル入り豆乳コーヒーレシピ
朝の一杯にもおすすめ!爽やかなココナッツオイルの香りがする豆乳コーヒーです。
<材料1人分>
・インスタントコーヒー:適量
・ココナッツオイル:小さじ1
・豆乳:200g
・お湯:適量
<作り方>
1.グラスに、お好みの量のコーヒー・ココナッツオイルを入れる
2.お湯をグラス半分以下ぐらい入れ、かき混ぜる
3.カップに入れ直し、電子レンジで温めた豆乳を注いだら完成
<ポイント>
・コーヒーとココナッツオイルはホイッパーか、ミキサーなどでよくかき混ぜてくださいね。
まろやかさとほろ苦さが美味しい!豆乳コーヒーゼリーレシピ
コーヒーのほろ苦さや、豆乳のまろやかさが美味しい豆乳コーヒーゼリーです。
<材料>
・豆乳:300g
・グラニュー糖:60g
・生クリーム:50g
・インスタントコーヒー:大さじ1/2
・ミント:適量
・ガムシロップ:適量
・水:大さじ1
・ゼラチン:7g
<作り方>
1.水とゼラチンを合わせて、30分程度冷蔵しておく
2.鍋に豆乳・砂糖を入れ、弱火で沸騰直前まで加熱する
3.ボウルにインスタントコーヒーを入れ、2を少しずつ注ぎ入れよく混ぜる
4.氷水にあて、粗熱を取り60度くらいまで冷ましていく
5.1を小さくカットして入れて溶かし、さらに人肌まで3分ほど冷ます
6.生クリームを入れてよく混ぜ、あらかじめ冷やしておいたバッドに流し入れる
7.冷蔵庫で6時間ほど冷やし、固まったらスプーンですくって器に盛り付ける
8.ガムシロップかけ、ミントを添えたら完成
<ポイント>
・豆乳は沸騰しないよう気をつけましょう。
まとめ:豆乳コーヒーを飲んで健康&美容を手に入れよう!
自宅でも簡単に作れる豆乳ドリンクは、優しい味わいが美味しく、飲むだけでたくさんの栄養が摂取できる優れものです。シナモンや蜂蜜などをプラスして、お好みの味わいを作ってみましょう。
毎日のティータイムを豆乳コーヒーにするだけで、健康だけでなくダイエット効果も高まりますよ。