市販のブイヨンキューブってどんなもの?使い方を徹底研究!
スーパーでたまに見かけるブイヨンキューブって、どんな料理に使えばいいの?使い方を知りたい!

そんな疑問に答えます。

スーパーやスパイス専門店で市販されているブイヨンキューブ。家庭に常備している方は、案外少ないのではないでしょうか?

ここでは、ブイヨンキューブに関する基礎知識、具体的な使い方、おすすめの商品などについて、わかりやすく説明していきます!

市販のブイヨンキューブ「3商品」を徹底比較!

市販のブイヨンキューブ「3商品」を徹底比較!

料理本などで、スープや煮込み料理の材料として登場する「ブイヨン」。

ブイヨンは、お肉や香味野菜を煮出してとった洋風のだし汁です。香味野菜やスパイスの香りが高く、洋食を優しい味に仕上げてくれます。

ブイヨンを手作りすると、長時間かけて煮るなど、大変手間がかかります。

固形のブイヨンキューブが市販されていますので、家庭では、こういった市販品を活用して、日々の料理の手間を省くことをおすすめします。

ここでは、味に定評のある市販のブイヨンキューブを、厳選してご紹介していきます!

味の素 クノール ブイヨンキューブ

大手メーカー「味の素」製の「味の素 クノール ブイヨンキューブ」は、安定した人気を誇る商品です。万人受けする味わいで、小さなお子さんがいるファミリーには特におすすめです。

原材料として、ビーフエキスとチキンエキスの両方が使われているのが特徴。ビーフとチキンが合わさった深い味わいを楽しめます。

化学調味料が使用されています。このことによって、旨みがプラスされ、はっきりとした風味を感じることができますよ。

ネスレ マギー ブイヨンキューブ

有名メーカー「ネスレ」製の「ネスレ マギー ブイヨンキューブ」は、洋食だけではなく和食との相性もいい商品です。口にしたときにまず最初に醤油の味を感じます

原材料として粉末しょうゆが使われています。粉末しょうゆは、他社のブイヨンキューブにも使われていますが、この商品には、比較的多めの粉末しょうゆが添加されているのかもしれません。

また、原材料として牛脂が使われています。牛脂が添加されているブイヨンキューブは、他ではあまり見かけません。

このブイヨンキューブを溶かすと牛脂が表面に浮き、特有のコクが感じられます

マスコット オーネ チキンブイヨン

スパイス専門メーカー「マスコット」製の「マスコット オーネ チキンブイヨン」は、健康志向の人々に人気が高い商品です。

化学調味料無添加で、お子さんや高齢者がいるご家庭でも、安心してお使いいただけます。チキンの旨みが効いたまろやかでさっぱりした味わいが特徴です。

他社製品と比べると、少し塩辛い印象を受けます。料理に使うときには、他の調味料の量を控えめにすることをおすすめします。

料理をもっとおいしく!市販のブイヨンキューブの使い方

料理をもっとおいしく!市販のブイヨンキューブの使い方

市販のブイヨンキューブは、優しい塩味が特徴。メインで味付けをするというよりも、料理のコクを出すイメージで使うのが、一般的な使い方です。

ブイヨンキューブは、どんな洋風料理とも相性が抜群。特にあっさりとした料理の隠し味に使うとコクが増します。

ポトフ、ミネストローネの味を調えるために使うという使い方が、よく知られています。ここでは、それ以外のおすすめの使い方をご紹介していきます!

鶏肉をブイヨンで煮込んでおいしさアップ!

「鶏肉の赤ワイン煮込み」などの洋風料理を作るときには、水ではなくブイヨンで煮込むと、とてもおいしく仕上がります。「赤ワイン煮込み」だけではなく、他の味付けの場合も同様です。

鶏肉を水で煮込むと、肉自体にうまく味が染み込まないという問題があります。なぜなのでしょうか?簡単にご説明していきます。

肉を煮込んだときに「浸透」という現象が起きます。

「浸透」とは、肉の中の細胞から液体が染み出して、外側にある液体と均一な濃度になろうとすることです。

外側にある液体が水ならば、当然、肉の味は、水っぽくぼんやりしたものになってしまいますね。

外側にある液体がブイヨンならば、肉の内部にブイヨンのしっかりとした味わいが染み込んで、肉の味は、はっきりとした濃い味わいとなります。

「鶏肉をブイヨンで煮込む」だけで、料理の味はワンランクアップ!簡単なテクニックなので、さっそく明日から、取り入れてみてくださいね。

カレーの隠し味に最適なブイヨン

市販のカレールウで作るカレーは、特に工夫しなくてもそれなりにおいしいですが、「コク」を加えたいなら、隠し味として「ブイヨン」をプラスすることをおすすめします。

「ビーフカレー」「チキンカレー」などは、ビーフやチキンの旨みとコクがカレーをおいしくしてくれますが、「大豆カレー」「野菜カレー」などは、旨みが足りずぼんやりした味わいとなってしまうことが多いです。

「大豆カレー」「野菜カレー」などに「ブイヨン」をプラスすると、旨みとコクが加わり、満足度が高い仕上がりとなりますよ。

ファミリーにおすすめ!クリームシチューにブイヨンをプラス

市販のルウで作るクリームシチューは、肉と野菜をバランス良く摂れるうえに、簡単に調理できる、日々のごはん作りの強い味方となるメニューです。

野菜嫌いのお子さんは、クリームシチューに入った野菜も苦手…ということが多いようです。そんな場合、クリームシチューに「ブイヨン」をプラスしてみるのも、ひとつの手です。

「ブイヨン」は、野菜そのものの味を引き立て、いいだしを出してくれます。野菜のうすぼんやりした味わいが、はっきりとした濃い味わいに変化するのです。

一度試してみてはいかがでしょうか?

まとめ:市販のブイヨンキューブの使い方を知って料理をもっと楽しもう♪

ブイヨンを料理に活用している人は料理上級者…そんなイメージがありますよね。

しかし、市販のブイヨンキューブを使えば、料理初心者であっても、難しいテクニックなしに、定番料理をとてもおいしく仕上げることができます。

さっそく、スーパーや通販サイトで、ブイヨンキューブを手に入れて、料理に活用してみてはいかがでしょうか?

おすすめの記事