いつものサラダをおしゃれなイタリア風にするなら、バルサミコ酢を使ったドレッシングはいかがですか?バルサミコ酢とオリーブオイルがあれば簡単に作れます。
バルサミコ酢のドレッシングはサラダはもちろん、マリネやカルパッチョなどにもぴったりの調味料です。
この記事ではバルサミコ酢のドレッシングの作り方や保存方法、市販のバルサミコ酢のドレッシングのおすすめ商品などをご紹介します。
目次
バルサミコ酢のドレッシングってどんなもの?
バルサミコ酢はブドウを原料に作られた果実酢で、イタリアのモデナ地区で作られる伝統のバルサミコ酢は10年以上熟成させて作られるそうです。伝統のバルサミコ酢は、1本数万円するものもあるのだそう。
現在日本で手に入るバルサミコ酢は熟成期間を短くした普及品で、1本数百円~数千円で販売されています。
バルサミコ酢のドレッシングは、バルサミコ酢にオリーブオイルを加えて混ぜたものが基本的な形です。そこにいろいろな調味料や野菜を加えることで、様々なアレンジができます。
ではバルサミコ酢のドレッシングがどんなものか、味や保存方法などを見ていきましょう。
どんな味?甘いの?
バルサミコ酢はブドウを原料にして作られ、酸味の他に甘味がある酢です。ここにオリーブオイルを加えることで、まろやかなコクが出てサラダなどで食べやすくなります。
さらに塩や醤油で塩味をつけたり蜂蜜で甘味を足したり、マスタードやすりおろし玉ねぎなどを入れたりすることで味のバリエーションを様々に増やすことができます。
バルサミコ酢は熟成期間が長いものほど、コクが出て酸味がまろやかになり甘味が増すと言われています。
どのバルサミコ酢を使うかによっても味が違ってきますので、お好みの味のバルサミコ酢を探すのも楽しいかもしれません。
作り置きの保存法は?日持ちはする?
バルサミコ酢のドレッシングをたくさん作って保存するなら、保存容器をあらかじめ熱湯で消毒しましょう。
バルサミコ酢は酸性が強く、賞味期限の長い酢です。数十年発酵させたバルサミコ酢もありますので、きちんと消毒した容器に入れて冷蔵庫などで保管すれば腐る心配はあまりありません。
玉ねぎのすりおろしやリンゴなど生の野菜や果物を入れたドレッシングは日持ちしないため、出来るだけ早めに使い切ってしまうことをおすすめします。
バルサミコ酢のドレッシングを作ってみよう
バルサミコ酢をもらったり買ったりしたけれど使い方が分からなくて、そのまま置きっぱなしになっていることってありますね。
オリーブオイルと混ぜてドレッシングにして、どんどん食べてしまいましょう。まとめて作って冷蔵庫に置いておけば、いつでも使うことができて便利です。
ここからはバルサミコ酢のドレッシングの基本の作り方や、アレンジレシピをご紹介します。
簡単イタリアン風ドレッシングの作り方
バルサミコ酢のドレッシングの一番簡単な作り方は、同じ分量のバルサミコ酢とオリーブオイルを良く混ぜる方法です。
シンプルなおいしさで、サラダにかけてさっぱりといただけますよ。オリーブオイルはエキストラバージンオイルを使うのがおすすめです。
お好みで塩・こしょうを少々振ってもおいしいですよ。
はちみつを使ったドレッシングの作り方
バルサミコ酢は甘みのある酢ですが、ここにはちみつを加えることでさらにコクのある甘酸っぱい味になります。
こちらも作り方は簡単、バルサミコ酢とオリーブオイル、はちみつを2:2:1の分量で混ぜるだけです。サラダの他に、生ハムやチーズにも合いますよ。
はちみつが無ければ、同じ分量の砂糖を使ってもOK。糖質が気になるなら、カロリーゼロの甘味料を使えば安心ですね。
醤油を使った和風のドレッシング
バルサミコ酢のドレッシングはおしゃれなイタリアンのイメージですが、ここに醤油を使うと、ぐっと日本人好みの和風イタリアンになりますよ。
作り方は、バルサミコ酢とオリーブオイル、醤油を2:2:1の割合でよく混ぜてください。お好みではちみつや砂糖を、醤油と同じ量を足して甘じょっぱくするのもおすすめです。
※醤油を使った絶品の万能調味料バルサミコ醤油は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
たこのカルパッチョを作ってみよう
バルサミコのドレッシングは、カルパッチョに相性ばっちりです。見た目もおしゃれでさっぱりと食べられるカルパッチョは、暑い日などにおすすめです。
【材料】2人分
・タコ(刺身用または茹でダコ):100g
・バルサミコ酢:大さじ1杯
・オリーブオイル:大さじ1杯
・塩・こしょう:適量
【作り方】
1.タコを薄くスライスしてお皿に盛り付けます。
2.バルサミコ酢、オリーブオイル、塩・こしょうをよく混ぜてタコにかければ完成です。
【ポイント】
タコの他に、鯛などの白身魚やサーモンでもおいしいです。お好みの野菜で作ったサラダを添えてどうぞ。
玉ねぎをスライスして水にさらしたものを、魚介類と一緒にバルサミコドレッシングに漬け込めばマリネになりますよ。
ネットで人気のバルサミコのドレッシング3選
バルサミコ酢のドレッシングはバルサミコ酢とオリーブオイルを基本に、入れる調味料によって様々な味のバリエーションが楽しめることがわかりました。バルサミコ酢やオリーブオイルの種類によっても、味が違ってきます。
あまりバルサミコ酢になじみのない人は、市販のかければいいだけのドレッシングがおすすめです。ここからはネットで人気の、バルサミコ酢を使ったドレッシング3種を見ていきましょう。
オジカ【バルサミコ ソース&ドレッシング】
オジカソースは大正7年(1918年)に京都祇園で創業した、ソースやドレッシングのメーカーです。
創業当初は「大鹿社(たいろくしゃ)」の社名でしたが、町の人たちに「オオジカさん」の名前で親しまれるようになり現在の社名になりました。
オジカの「バルサミコ ソース&ドレッシング」は有機栽培ぶどうを使ったバルサミコ酢に、トマト果汁やエキストラバージンオリーブオイルなどを加えて作られたドレッシングです。価格は1本150ml入りで432円です。
ビオプラネット【オリーブオイル&バルサミコ】
ビオプラネットはフランスで昭和59年(1984年)に設立した、オーガニックオイルの専門メーカーです。
「オリーブオイル&バルサミコ」は、オーガニックのエキストラバージンオリーブオイルと、イタリアモデナ産の有機栽培されたバルサミコ酢のみが入ったドレッシングです。
よく振ってサラダやカルパッチョなどにかけるだけで、自然なおいしさを楽しむことが出来ます。価格は1本250mlで2,500円前後で販売されています。
成城石井【有機バルサミコドレッシング】
成城石井は関東地方を中心に、高品質な食料品を扱うスーパーです。日本や世界中から選りすぐられた食品や、成城石井独自の製品などこだわりの商品が置かれています。
成城石井のオリジナルブランドの「有機バルサミコドレッシング」は、有機バルサミコ酢にオリーブオイルやトマトペースト、リンゴピューレなどすべて有機農法で作られた材料を加えて作られました。
お肉の入ったサラダに合うように、8種類のハーブやスパイスを配合したさわやかな酸味とハーブ感がアクセントのドレッシングです。価格は1本200mlで486円です。
まとめ~バルサミコ酢のドレッシングはいろいろな用途がある
イタリア料理に欠かせないオリーブオイルと、イタリア特産のバルサミコ酢を合わせると、イタリアの風を感じるおしゃれなドレッシングになりました。
いつものサラダにかけるだけで、一味違うコクのある味が楽しめます。バルサミコ酢のお酢の健康パワーと、オリーブオイルの悪玉コレステロールを減らしてくれる働きも期待できますよ。
市販のバルサミコドレッシングも販売されており、混ぜる手間がかからず便利です。味の美味しさだけでなく健康にも効果のあるバルサミコドレッシングを、ぜひ一度お試しくださいね。