タバスコといえば、どのようなレシピが思い浮かびますか?
ほとんどの方は、タバスコは料理にかけて食べることが多いので、タバスコを使う料理やレシピのイメージからは、程遠いのではないでしょうか。でも、そんなのもったいない!
今回は、そんな常識を覆してしまうほどの、新感覚☆タバスコレシピを、管理栄養士監修で一挙ご紹介します!
目次
タバスコレシピ:食卓が一気に変わる!【メイン編】
タバスコには様々なバリエーションがあり、それぞれの特徴を生かしたレシピをご紹介していきます。
もしも、途中で聞いたことのないタバスコが登場した場合は、こちらの記事もお役に立てるかもしれませんので、ご参考にされてください。
新感覚からあげ!スパイシーホットチキン
ビールのおつまみに、ごはんのおかずに…最強のレシピです!タバスコで下味をつけることで、身は柔らかくジューシーに仕上がります。
【材料】2~3人分
・鶏もも肉…1枚(300g)
・タバスコ…大さじ1~2
・しょうゆ…大さじ2
・酒…小さじ2
・砂糖…ふたつまみ
・片栗粉…適量
・揚げ油…適量
【作り方】
1.鶏もも肉を一口大に切る。
2.ビニール袋に、鶏肉とタバスコ、しょうゆ、酒、砂糖を入れて、よく揉みこむ。
3.30分ほど漬け込んだら、片栗粉をまぶし、180℃の油で揚げて出来上がり。
タバスコには食酢が入っているため、お肉がふっくら柔らかく仕上がります。ガーリックペッパーのタバスコを使うと、ニンニク風味がプラスされ、さらに食欲をそそります。
タバスコの量は、大さじ1杯でほんのり香りを感じ、大さじ2杯で、タバスコ特有の酸味と辛味を感じるので、お好みに合わせてレシピを調整してください。
~サルサ風~揚げない濃厚エビマヨ
エビマヨソースに加えるレモン汁の代わりに、爽やかな酸味のハラペーニョソースをチョイス!これだけで、一瞬でサルサ風レシピに大変身します。
【材料】2人分
・むきえび…200g
・片栗粉…適量
・オリーブオイル…大さじ3
★マヨネーズ…大さじ2
★ケチャップ…大さじ1
★砂糖…大さじ1/2
★タバスコ(ハラペーニョソース)…小さじ1
【作り方】
1.むきえびと片栗粉をビニール袋に入れ、シャカシャカとふって全体にまぶす。
2.★の材料を、ボウルに合わせて混ぜておく。
3.熱したフライパンに、オリーブオイルをしき、1のえびを片面ずつ、中火でじっくりと焼く。
4.えびの色が変わって火が通ったら、★のソースが入ったボウルに移して和えれば、出来上がり。
ハラペーニョソースでサルサ風レシピに、さらに辛いのがお好きな方は、ハラペーニョソースをハバネロソースに変えると、南国風激辛エビマヨにも変身します!その際は、辛さをみながら1滴ずつ、加えてみてくださいね。
タバスコレシピ:飲みすぎ注意!?【おつまみ編】
至福のおつまみ!タバスコエリンギソテー
カリっとした衣に、ガーリックの風味とタバスコのピリ辛や酸味が、しっかりとしみ込んだレシピです。スパイスの香りもたまらない1品です!
【材料】(2人分)
・エリンギ…中3本(約150g)
・小麦粉…大さじ1
・イタリアンハーブミックスソルト…小さじ1
・にんにくチューブ…少々
・タバスコ…小さじ1
・オリーブオイル…大さじ2~3
【作り方】
1.エリンギは、食べやすい大きさに切っておく。(縦2つ割りにし、その後5mmの厚さに縦切りするのがおすすめです。)
2.ビニール袋に、イタリアンハーブミックスソルトと小麦粉を入れてシャカシャカと混ぜ合わせ、そこに1のエリンギを入れて、全体に粉をまぶす。
3.フライパンに、オリーブオイル、にんにくチューブ、タバスコを入れ、中火で火をつける。
4.エリンギを入れて並べ、ふたをしながら両面焼いたら、出来上がり。(焼くときに、にんにくチューブやタバスコが跳ねるので、必ずふたをしてから焼きましょう。)
エリンギは、小さめに切ってサラダに乗せても、美味しく食べられるレシピです。そんな、主役でも、脇役でも美味しくエリンギが変身するのは、きっと、タバスコのおかげなのかもしれませんね。
こちらのレシピでは、タバスコをガーリックペッパーソースに変えれば、ニンニクチューブは省略可です。
箸休めに絶妙!冷やしタバスコトマト
トマトの消費に飽きたら、ぜひこちらのレシピをお試しください。さっぱりとしたナムル風トマトに、タバスコの刺激が爽快です!
【材料】
・トマト…大3個
・しょうゆ…小さじ1/2
・ごま油…大さじ1
・塩…小さじ1/3
・生姜すりおろし…小さじ1
・タバスコ…小さじ1/4~
【作り方】
1.トマトは食べやすい大きさに切っておく。
2.ボウルに、トマト以外の材料をすべて入れて、混ぜ合わせ、1のトマトを入れたら出来上がり。
こちらのレシピは、箸休めの他にも、おつまみとしても嬉しい1品となります。クリームチーズを小さく切って混ぜると、辛味や酸味がマイルドになり、より食べやすくなります。
タバスコレシピ:シメの1品!?【主食編】
タバスコの王道レシピ!アラビアータ
トマトソースとタバスコの相性は、最強ともいえます。今回は、パスタ料理の中でも最も辛いとされている、アラビアータレシピに挑戦します!
【材料】1人前
・スパゲッティー…100g
・ベーコン…2枚
・鷹の爪…2本
・にんにく…1片
・トマト缶…1/2缶
・コンソメ…小さじ1
・砂糖…小さじ1/2
・塩こしょう…少々
・タバスコ…10滴~好きなだけ
【作り方】
1.パスタは、指定された茹で時間よりも、1分短めに茹でておく。
2.油をしいたフライパンに、みじん切りのにんにくと、荒く刻んだ鷹の爪、ベーコンを入れ、じっくりと火にかけて炒める。
3.そこに、トマト缶、コンソメ、砂糖を加え、トマト缶の水分が減るまで、煮詰める。
4.煮詰まったら、塩コショウで味を整え、タバスコをお好きな辛さになるまで入れる。
5.茹でたパスタを入れて全体を混ぜ、器に盛ったら、お好みで、粉チーズやパセリ、ブラックペッパーをふって出来上がり。
とても辛いパスタは、憧れの1品でもありますよね。辛さレベルを上げて挑戦したい方は、ハバネロソースや、最恐激辛のスコーピオンソースを使って作ることもできますよ。
この、スコーピオンソースを使ったパスタの、イメージトレーニングが必要な方は、このような商品もありますので、ご参考までに…。
ハーブの香りにエスニックな酸味が◎ガパオライス
ガパオライスの素を使えば、時短メニューにも!チョレギサラダと半熟の目玉焼きを添えれば、一気にパーティー映えするレシピに!
【材料】2人前
(ひき肉)
・シーズニングミックスガパオの素…2人前分
・鶏ひき肉…160g
・サラダ油…大さじ1
(チョレギサラダ)
・サニーレタス…適量(2人分)
・ゴマ油…小さじ2
・塩…適量
・ハラペーニョソース(タバスコ)…適量
・いりごま…適量
(目玉焼き)
・卵…2個
・塩コショウ…少々
(ごはん)
・ごはん…茶碗2杯分
【作り方】
1.フライパンに油をしき、鶏ひき肉を炒めて、火が通ったら、ガパオライスの素を入れて、全体に混ぜる。
2.サニーレタスとごま油、塩、ハラペーニョソース、いりごまをボウルに入れ、全体を和えて、チョレギサラダを作っておく。
3.フライパンで、半熟の目玉焼きを作る。(黄身の固さはお好みで。)目玉焼きにも、塩コショウを少々ふっておく。
4.器にごはんを盛り、鶏ひき肉とチョレギサラダ、目玉焼きをトッピングして出来上がり。
とろっとろの卵を全体に混ぜて食べても、美味しいレシピです。見た目も華やかで、ハーブの香りとハラペーニョが、とてもマッチする1品です。
タバスコレシピ:作り置きや万能ソースにもオススメ【番外編】
ごはんのお供に!大葉のタバスコ醤油漬け
大葉の安い時期に、たくさん買って大量消費もできます!ピリ辛醤油で、ごはんが進むレシピです。
【材料】大葉20枚分
・大葉…20枚
・しょうゆ…大さじ3
・みりん…大さじ3
・タバスコ…小さじ1
【作り方】
1.大葉は洗って、キッチンペーパーで水気をとっておく。
2.タッパーに、しょうゆ、みりん、タバスコを合わせておき、大葉を漬け込む。
3.冷蔵庫で保存し、翌日から食べられます。
1週間を過ぎたころから、タバスコ醤油に大葉がしっかりとなじんで、食べごろになります。きれいな箸で取り出せば、冷蔵保存で1ヶ月以上保存可能です。
ごま油といりごまを加えれば、さらにタバスコの辛味とマッチして、韓国風レシピに早変わり!
万能ピリ辛みそマヨソース
野菜スティックや、生春巻きのソースなどにおすすめです。和食代表のみそが、一瞬でエスニック風に変わる、不思議な、クセになるソースです。すぐに作ることができるのも嬉しいレシピです。
【材料】
・みそ…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・タバスコ…10滴~
【作り方】
1.すべての材料を混ぜるだけで、出来上がり!
こちらのレシピは、定番のタバスコをはじめ、ハラペーニョソースやガーリックペッパーソース、激辛のハバネロソースや、さらに最強の辛さをもつスコーピオンソースなど、様々なタバスコでアレンジ可能です!
いろいろなタバスコでチャレンジしてみてください。
まとめ:どんなレシピにもタバスコは合います!
このように、タバスコは、料理にかけて食べるだけでなく、料理の「材料」としても、様々な使い道があることが分かりましたね。ぜひ、お好きなレシピから作ってみてください。
もちろん、タバスコをかけて楽しみたい方は、パスタやピザの他にも、カレーやハンバーグ、牛丼やチャーハン、餃子、グラタン…など、和洋中どのジャンルにも、相性はバツグンですので、新たな使い道を探してみてください。
また、タバスコそのものにもバリエーションがあります。それぞれの料理にはどのタバスコが合うのか、ぜひ、あなたなりのレシピを探してみてくださいね。