市販品と比べて栄養ってどうなんだろう。おすすめ商品もあるなら知りたいな!
そんな疑問に答えます。
湯煎したり、電子レンジで温めたりするだけで簡単に食べられる冷凍食品。そんな冷凍食品の業務用ってお得に購入できるってご存じですか?
今回は、業務用と市販用の冷凍食品の違いや、業務用冷凍食品のおすすめメーカー紹介、業務用冷凍食品のおすすめ人気ランキングなどを紹介していきます!
目次
業務用と市販品の冷凍食品の違いとは?
主婦から絶大な人気を誇っている業務用の冷凍食品。まずは、業務用と市販品の冷凍食品にはどういった違いがあるのか、という点について解説します。
業務用の冷凍食品は市販品の2~3倍の内容量!
業務用の冷凍食品は、市販品の冷凍食品と比べると個数が多いのが特徴の一つです。
一度に大量の食材を使って料理している飲食店に卸すことが目的で作られているため、市販の冷凍食品より約2~3倍の個数や内容量の多い商品となっています。
家族が多かったり、毎朝お弁当を作ったりと冷凍食品の消費が多い家庭には、便利に活用できる業務用の冷凍食品がおすすめです。
また、独身や一人暮らしの方が業務用の冷凍食品を購入したい場合は、友人同士でシェアする事で、ほしい量だけ手に入れる事もできます。
価格面でも業務用冷凍食品は優秀
業務用と市販品の冷凍食品は、1個あたりの単価も異なります。1袋の値段は業務用の方が高く感じますが、1個あたりの単価を計算して比較すると、圧倒的に激安です。
人気メーカーの市販品と業務用を、g単価と個数単価で比較してみました。表で比較してみると、業務用の冷凍食品が市販品よりお得なのがよりわかりやすいですね。
AJINOMOTO冷凍食品の単価比較表
商品名 | 市販 | 業務用 |
---|---|---|
鶏もも肉の唐揚げ | 1.82円(400g入495円) | 1.49円(1kg入1,490円) |
餃子 | 30円(12個入り360円) | 20円(40個入819円) |
五目チャーハン | 1.24円(400g入495円) | 0.71円(1kg入712円) |
業務用と市販品の冷凍食品は、1個あたりの単価も異なります。1袋の値段は業務用の方が高く感じますが、1個あたりの単価を計算して比較すると、圧倒的に激安です。
市販の冷凍食品を買い続けているよりは、業務用の冷凍食品に変更してみると、食費の節約の足しになります。日々の食費が少しでも節約できると、貯金や他の事にお金を回すなど、暮らしの色んな事に繋がっていきますね。
栄養面では業務用と市販用では大差なし
業務用と市販用の冷凍食品では、栄養面も特に違いはありません。パッケージの裏に書かれている原材料や原産国はほとんど同じである事が多く、市販用と同様に産地やこだわりの食材を使っている場合もあります。
冷凍食品は、使用する食材を前処理して、適切に梱包し、常にマイナス18℃以下で保管する事で、栄養価を落とさず品質を良好に保っています。それは業務用・市販用どちらの商品でも変わらずに行われています。
冷凍食品の栄養価や食品添加物・栄養バランスについて詳しく知りたい方は、本記事と併せて参考にしてみてくださいね。
内容量が多いため業務用は保管スペースに難あり
業務用の冷凍食品のデメリットを1つあげるとすると、個数や内容量が多い分、冷凍庫の場所を取ります。
あまり考えずに、いろんな種類の業務用の冷凍食品を1度に大量購入すると、冷凍庫に入りきらないといった事態になる事もあります。
大きめの冷凍庫付きの冷蔵庫をお持ちであれば、支障はないかもしれませんが、冷凍庫の容量が少ない場合は、入る量を考えてから業務用冷凍食品を購入するようにしましょう。
家庭でも使える!業務用冷凍食品の上手な使い方
量が多く入っていて、激安で買える業務用の冷凍食品ですが、お得に使うにはちょっとしたコツが重要です。ここでは、ご家庭でも実践して頂ける使い方のコツについて解説していきます。
業務用冷凍食品にアレンジを加えて美味しい一品に
時間がない時に便利に使える業務用の冷凍食品は、手軽に使えるけど「手抜き」と家族に思われる心配がありますよね。使いたいけど、そのまま食卓に出すのは罪悪感があるという方には、少しアレンジを加えてみましょう。
業務用の冷凍食品は調理済みな商品が多いので、そのまま料理に生かす事ができます。例えば、電子レンジで温めるだけで食べられる冷凍コロッケは、卵を使って、キッシュや卵とじ丼にするのがおすすめです。
冷凍からあげは、野菜をたっぷりのせて甘酢あんかけや親子丼にしたり、冷凍ハンバーグはおしゃれなロコモコ丼にアレンジしたりすると、家族から手抜きだとは思われない一品に仕上がりますよ。
開封後の保存方法が大切
業務用の冷凍食品は量が多いのがお得な商品ですが、1度に使い切れる量ではないので、冷凍庫で長持ちするためにはきちんとした保存対策が重要です。
開封後は、乾燥して硬くなる・変色しやすい・商品の一部が溶けて霜が付きやすいなどの劣化が考えられます。
開封後の冷凍食品をラップしてからジップロックに入れて、冷凍庫に保存するのはもはや常識ですが、冷凍庫に収納する時もちょっとした注意が必要です。
賞味期限や保存日時を記載したり、新しく冷凍するものは奥、古いものは手前に置いたりと、冷凍庫に入れた商品を管理して、上手に使い切るようにしましょう。
あと、冷凍庫に業務用冷凍食品を入れる時は、なるべくすき間を作らずに収納するのがおすすめです。冷凍庫にすき間があると、開閉の際に冷気が逃げやすく、冷凍庫を冷やすための消費電力が多くなります。
商品をたくさん詰めることで、食品が保冷剤の役割になって、扉を開けた時の外気の流入を防いでくれて、消費電力も抑える事ができますよ。
使いやすい!人気のおすすめ業務用冷凍食品ランキングBEST10
それでは、使いやすくて人気のある業務用の冷凍食品ランキングBEST10を紹介していきましょう!
ランキングは「使い勝手」「美味しさ」「コスパの良さ」の3要素を考慮して作成しています。業務用の冷凍食品を選ぶ際の参考にしてみてください!
10位 マルハニチロの茶あらい骨なしさば切身 1,404円
業務用冷凍食品ランキング第10位は、マルハニチロの「茶あらい骨なしさば切身10枚入り」です。
さばの切り身が、パックに小分けされているので、必要な分だけ食べて、残りは冷凍保存しておけます。凍ったまま調理できるので、そのまま焼いたり、煮付けに使ったりと好みの料理方法で食べられるのも嬉しいポイントです。
「茶あらい」というのは、緑茶のカテキンを利用し、魚の臭みを抑えて骨なしさばを実現したマルハニチロの独自の製法です。
骨がないのは子供も食べやすく、骨を取る手間が省けて助かりますね。ふっくらジューシーなさばの食感をぜひ堪能してみましょう!
【総合評価】66.6点
・使い勝手:★★★☆☆
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★☆☆
9位 YAMATOの北海道コロッケ 1,580円
業務用冷凍食品ランキング第9位は、YAMATOの「北海道コロッケ」です。スーパーの総菜コロッケよりも本格的なコロッケが食べたい!という人の願いを叶えた、コクのある美味しいコロッケなんです。
揚げる手間はありますが、オリーブオイルを使うなど自分の好みの油や温度を調整できます。ホクホクしてて、甘めの味付けが食欲をそそるので、大人から子供まで喜んでくれるおすすめの商品です。
【総合評価】66.6点
・使い勝手:★★☆☆☆
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
8位 大阪の味ゆうぜんのハンバーグ 10,600円
業務用冷凍食品ランキング第8位は、大阪の味ゆうぜんの「ゆうぜんハンバーグ」です。材料を買うところから、作るまで手間のかかるハンバーグが、自宅で焼くだけで食べられますよ。
こだわりの無添加と牛肉100%で、ふわふわっとしたハンバーグの食感が一度食べたらハマるので、リピーターも続出しています。1箱45個入りなので、多い場合は友人や親戚とシェアして買うのもおすすめですよ。
【総合評価】73.3点
・使い勝手:★★★☆☆
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
7位 ヤマトフーズのやま芋 3,280円
業務用冷凍食品ランキング第7位は、ヤマトフーズの「やま芋」です。長芋や大和芋をおろし金でする手間がなく、使う分だけ解凍して食べる事ができる優れものです!
70gの小分けがちょうどいい量で、ご飯やお蕎麦のお供にしたり、お好み焼きに入れたりと色んな楽しみ方ができますよ。また、長芋と大和芋が程よく混ぜ合わせてあるのが、美味しさの秘訣です。
【総合評価】73.3点
・使い勝手:★★★☆☆
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
6位 ニチレイの直火炒めチャーハン 1,836円
業務用冷凍食品ランキング第6位は、ニチレイの「直火炒めチャーハン」です。冷凍食品の王道商品がランキングしました!
袋にフォークで穴を開けて、そのまま電子レンジで温めるだけの、手軽さも人気のポイントです。フライパンや油を使わず作れるのは理想的ですよね。
野菜やチャーシューなどの具材と程よく絡んでいて、特に卵がたくさん入っているのが美味しいという意見もありました。
【総合評価】80点
・使い勝手:★★★★☆
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
5位 キンレイの冷凍具付麺シリーズ 3,785円
業務用冷凍食品ランキング第5位は、レトルト麺料理に定評のあるキンレイの「冷凍具付麺シリーズ」です。具材があらかじめ付いていて、簡単に調理できるので、忙しい時でも手軽に作れる優れものです。
なかなか外に食べにいけないこの時代に、クオリティの高い麺料理が自宅で食べられます。麺は温めすぎても、伸びることがなく、お好みで野菜や卵を足すと栄養面も満たされますよ。
【総合評価】80点
・使い勝手:★★★★★
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★☆☆
4位 昭和冷凍食品のプロの味たこ焼き 1,199円
業務用冷凍食品ランキング第4位は、昭和冷凍食品の「プロの味たこ焼き」です。この商品は、コストコにも売っている大人から子供まで人気がある商品です。
電子レンジで温めるだけで、中がとろっとしていてダシの効いた本格的なたこ焼きが食べられます。
味がしっかり付いているので、ソースなしで食べても美味しいという意見もありました。一人暮らしでも家族が多くても、おやつやおつまみに手軽に食べられるおすすめの商品です。
【総合評価】86.6点
・使い勝手:★★★★★
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
3位 マルハニチロのお手軽ソース焼きそば685円
業務用冷凍食品ランキング第9位は、マルハニチロの「お手軽ソース焼きそば」1kgです。昼ご飯や夕ご飯のおかずにもなるソース焼きそばが3位にランキングしました!
あらかじめ、豚肉・キャベツ・にんじんなどの具材が入ったスパイシーな味付けの焼きそばです。
そのまま食べても美味しいですが、目玉焼きを乗せて「横手やきそば」風にしたり、コッペパンに挟んで「焼きそばパン」にしたりとアレンジを楽しむ事もできますよ!
【総合評価】86.6点
・使い勝手:★★★★★
・美味しさ:★★★★☆
・コスパ :★★★★☆
2位 AJINOMOTOのやわらか鶏もも唐揚げ 2,460円
業務用冷凍食品ランキング第2位は、AJINOMOTOの「やわらか鶏もも唐揚げ」です!子供も大人も大好きな冷凍食品の定番の鶏もも唐揚げが、2位にランキングしました!
こだわりの鶏もも肉を使っている事もあり、冷めても衣が固くならずジューシーな味わいを保ったままです。
電子レンジで温めて使っている人もいますが、衣がボロボロになるそうなので、揚げるのがおすすめです。ただ、揚げる手間がかかるため、2位になりました。
【総合評価】93.3点
・使い勝手:★★★★☆
・美味しさ:★★★★★
・コスパ :★★★★★
1位 AJINOMOTOの薄皮餃子 3,712円
栄えある業務用冷凍食品ランキング第1位は、AJINOMOTOの「薄皮餃子」です。
市販品でも大人気の餃子が1位という結果になりました!フライパンやホットプレートなどで簡単に手早く焼ける点や、皮はパリッとした歯応えと噛んだ時のジューシーさが美味しいので、100点とさせて頂きました。
タレがなくてもしっかり下味が付いているので、そのまま食べても美味しいですよ。餃子をよく食べる家庭では、市販品を買うよりは業務用をストックしておくと、おかずやおつまみにも重宝しますよ。
【総合評価】100点
・使い勝手:★★★★★
・美味しさ:★★★★★
・コスパ :★★★★★
まとめ:業務用の冷凍食品を活用して手軽で美味しく節約しよう!
個数が多く1個単価が安い業務用の冷凍食品は、常備しておくと料理の時短や家計の節約に繋がります。
ぜひ、晩御飯の一品やお弁当のおかず、親戚の集まりやホームパーティなどに活用してみましょう!ただし、1セットの量が多いので、自宅の冷凍庫の容量を考えて購入するようにしましょう。