そんな方にぜひ試して頂きたい、おすすめのドレッシングのレシピがあります。それが「ポン酢×マヨネーズ」。酸味とまろやかさが相まって、相性抜群なんです!
この記事では、ポン酢とマヨネーズを使ったドレッシングの作り方や使い方などについて、ご紹介していきます。
目次
ポン酢とマヨネーズを使ったドレッシングの作り方
ドレッシングとして人気のポン酢とマヨネーズ、どのくらいの割合で混ぜると良いのでしょうか?まずは基本のレシピと、おすすめのアレンジレシピをご紹介します。
ポン酢とマヨネーズを1:1で混ぜるだけ
ポン酢とマヨネーズのドレッシングの基本は1:1です。とっても簡単ですね!マヨネーズが分離しないよう、よく混ぜ合わせましょう。
もちろん、お好みで割合を変えてみても良いですよ。鶏ももや手羽中の唐揚げなど、衣のあるお料理にはドレッシングがよく絡むので、とてもおすすめです。
ドレッシングとしても、ソースとしても、ついつい色んなお料理にかけてみたくなる美味しさです。まずは基本のポン酢×マヨネーズドレッシングにチャレンジしてみて下さいね!
ごまを足して香ばしさUp!
ポン酢とマヨネーズだけでもとても美味しいこの万能ドレッシングですが、そこにごまを足すアレンジもおすすめです。
ポン酢:マヨネーズ:すりごま=2:2:1
味を見ながらお好みで調節してみて下さい。すりごまを足すことで、ポン酢のさっぱり感とマヨネーズのコクに、ごまの香ばしさが加わります。
サラダはもちろん、温野菜やキャベツとの相性も抜群です。サラダや温野菜を食べる際、ただのマヨネーズや、バーニャカウダソースに飽きてきた方はこのドレッシングを試してみてはいかがでしょうか?
柚子胡椒を足してピリ辛アレンジ
大人におすすめのアレンジ方法が、柚子胡椒を足したピリ辛ドレッシングです。
ポン酢とマヨネーズに柚子風味を追加するなんて、味がごちゃつくのでは?と感じられる方もいるかも知れません。しかし、それぞれの味がケンカすることなくまとまってくれますのでご安心ください。
ポン酢:マヨネーズ:柚子胡椒=3:3:1
柚子胡椒や辛いのが好きな方はもう少し柚子胡椒を増やしてみても良いでしょう。柚子胡椒のフルーティな風味と辛みが、マヨネーズのくどくなりがちな部分をさわやかにしてくれます。
冷しゃぶやきのこ料理、魚料理などとも相性が良いドレッシングですよ。
ポン酢×マヨネーズのドレッシングが合うおすすめレシピ
ポン酢とマヨネーズのドレッシングは様々なお料理に使えて、まさに万能調味料と言えるのですが、具体的にどんな料理に、どのように使えばよいのでしょうか?
ここではおすすめのレシピを3つご紹介しますので、興味を引くレシピがあれば是非作ってみて下さい。
ツナと大葉のさっぱりマヨポンパスタ
夏に食べたい、マヨポンのさっぱりパスタです。マヨネーズ×ポン酢ドレッシングの風味に大葉や海苔を加えることでとても香りが良くなります。
■材料:2人分
・パスタ:200g
・塩(パスタを茹でる用):大さじ2
・ツナ缶:1缶
・大葉:5~6枚
・海苔:1枚
・マヨネーズ:大さじ3
・ポン酢:大さじ4
■作り方
1.3リットル程のお湯を沸かし、塩を入れてパスタを茹でる
2.大葉、海苔を千切りにしておく
3.ポン酢とマヨネーズをボウルに入れて混ぜる
4.茹であがったパスタを3に入れてよく混ぜる
5.器にパスタ、大葉、海苔、ツナを盛り付けて完成
■ポイント
・和風な材料ばかりですが、マヨネーズがコクを出してくれて美味しいです
・パスタを茹でた後、冷水で締めて冷製パスタとして食べるのもおすすめです
豚肉と茄子とピーマンのマヨポン炒め
マヨポンににんにくを加えた、食欲増進レシピです。マヨネーズ&ポン酢のドレッシングはしっかりと火入れをするとマイルドな味に。野菜が苦手な方も是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
■材料:2人分
・豚肉:300g
・なす:2本
・ピーマン:2個
・ポン酢:大さじ2
・マヨネーズ:大さじ2
・すりおろしにんにく(チューブ):2~3cm分
・ごま油:適量
■作り方
1.ピーマンとなすを一口大に切る
2.豚肉も、大きければ一口大に切っておく
3.ポン酢、マヨネーズ、すりおろしにんにくを混ぜ合わせておく
4.熱したフライパンにごま油を入れ、豚肉を炒める
5.豚肉にある程度火が通ったら、なすを入れ、さらに炒める
6.なすにも火が通ってきたらピーマンを入れ、3で合わせておいたマヨポンソースで味付けし、完成
■ポイント
・にんにくが苦手な場合は入れなくても良いですが、入れると良い香りがして食欲をそそります
・なすの渋みが気になるという場合は、炒める前に水にさらしてあく抜きしても良いです
鶏肉のマヨポン柚子胡椒炒め
柚子胡椒が効いた、大人向けの鶏肉炒めです。ドレッシングのアレンジ案でもご紹介していたように、マヨネーズ・ポン酢のコクと、柚子胡椒のさっぱり感はすごく相性がいいですよ。
■材料:2人分
・鶏もも肉:300g
・しめじ:1/2株
・小麦粉:大さじ2
・塩こしょう:適量
・ポン酢:大さじ1
・マヨネーズ:大さじ1
・柚子胡椒:2~3cm
・油:適量
■作り方
1.鶏もも肉に軽く塩こしょうを振って下味をつける
2.しめじの石づきを取って、食べやすいサイズにほぐしておく
3.下味をつけた鶏もも肉全体に小麦粉をまぶす
4.マヨネーズ、ポン酢、柚子胡椒を混ぜ合わせておく
5.フライパンに少し多めの油を入れて温めたら、鶏肉を揚げ焼きにする
6.鶏肉に火が通ったら、キッチンペーパーでフライパン内の余分な油を吸い取る
7.しめじを入れてある程度炒めたら、4のマヨポンソースを入れて味付けし、完成
■ポイント
・最後にマヨポンソースで味付けするので、鶏肉に下味をつける際は軽めにしましょう
・このレシピではしめじを使っていますが、舞茸などで作っても美味しいです
・ただ焼くだけよりも、少し油を多めにして揚げ焼きにすると、衣がサクッとして食感が良くなります
ポン酢&マヨネーズドレッシングをヘルシーに食べるコツ
手作りのポン酢ドレッシングと言えど、マヨネーズが入っていると聞くと少しカロリーが気になりますよね。そんなポン酢&マヨネーズドレッシングを出来るだけヘルシーに食べるコツをご紹介します。
ポン酢は意外と『糖質』が高い
ポン酢はさっぱりしている味の割りには、100gあたり10~15g程の糖質が含まれています。
柑橘類に含まれる糖質が少なくないことや、材料の醤油や酢、みりんなどが大豆などの炭水化物から作られていることなどから、糖質はあまり低いとは言えません。
脂質が少ないのでカロリーは高くはないのですが、今流行りの糖質制限をしている方などは要注意です。
低糖質なポン酢を手作りする
そこで、糖質を抑えたポン酢を手作りするという方法があります。通常ポン酢はみりんなども用いて熱して作ることが多いですが、ここでは出来る限り簡単に作れるレシピをご紹介します。
■材料:
・醤油:200cc
・穀物酢:100cc
・ラカント(ゼロカロリー甘味料):小さじ1
・かつお節:10g
・レモン汁:100cc
■作り方
1.すべての材料を混ぜて保存容器に入れる
2.冷蔵庫で数日寝かせる
3.茶こしやキッチンペーパーなどでかつお節を濾す
■ポイント
・レモン汁をかゆず果汁やかぼす果汁など、お好きな柑橘に変えてもOKです
・昆布を入れるとさらに味に深みが出ますし、だしを効かせることで使う量を減らすことにも繋がります
・保存容器は消毒して清潔なものを使用しましょう
※ラカントはサラヤというメーカーから販売されている優秀なゼロカロリー甘味料ですよ。甘味もしっかりしていて使いやすいので、筆者も家に常備しています。
また、こちらの記事では、プロ直伝のポン酢の作り方について解説をしています。ご興味のある方はぜひ本記事とあわせて参考にしてみてくださいね!
低コレステロールのマヨネーズを選ぶ
マヨネーズにはポン酢の約15倍ほどのカロリーがありますので、カロリーに配慮したドレッシングを作るのであれば、使用する「マヨネーズ」を意識してみましょう。
最近では、低カロリーなマヨネーズもたくさん販売されていますので、カロリーやコレステロールが気になる方はそういった商品を選ぶと良いでしょう。
キユーピーからは「キユーピーハーフ(カロリー半分)」、「キューピーゼロ(カロリー半分&コレステロール0)」などの商品が販売されています。
そのまま野菜に直接かけて食べると、通常タイプのマヨネーズと比べて若干の物足りなさは感じますが、ポン酢と混ぜたドレッシングに使うなら、ほぼ違和感なしで使うことができますよ。
美味しすぎるので食べ過ぎに注意
当然のことですが、どんなにヘルシーなお料理も、食べ過ぎればカロリーオーバーになってしまいます。
マヨネーズとポン酢を使ったドレッシングは様々なお料理と相性がよく、ごま、にんにく、柚子胡椒など、食欲をそそるような薬味とも合うのでついつい箸が進んでしまいがちです。
お料理を食べる際は、大皿を使わず、はじめから食べる量を決めて小皿などに取り分けて食べるようにしましょう。
ポン酢とマヨネーズの万能ドレッシングでレパートリーを増やそう
ポン酢×マヨネーズのドレッシングは、さっぱり感とこっくり感とのいいとこ取りで、色んな食材と相性の良い万能ドレッシングです。
いつもの炒め物の味付けをポン酢×マヨネーズに変えてみるだけでも、レパートリーが増えますよ。
サラダにかけるだけではもったいないので、野菜料理、肉料理、魚料理と、是非色んなお料理にチャレンジしてみて下さいね!