オイスターソースはいつから食べられる?離乳食に使っても大丈夫?

離乳食の時期になると気になるのが、調味料をいつからどのくらい使っていいか?ということではないでしょうか。

オイスターソースは、中華料理だけでなく、さまざま料理にコクと旨味を加えられるので重宝する調味料ですが、赤ちゃんにはいつから食べさせても良いのでしょうか?

この記事では、離乳食でオイスターソースをいつから使えるのかについて解説するとともに、オイスターソースを使った離乳食のレシピや市販の離乳食なども合わせてご紹介します。

オイスターソースはいつから食べさせていいの?

オイスターソースはいつから食べられる?離乳食に使っても大丈夫?

オイスターソースを使った離乳食は、いつ頃からなら赤ちゃんに食べさせてもよいのでしょうか?オイスターソースをいつから食べられるのか、食べさせる場合の注意点などを解説します。

オイスターソースの原材料を理解する

離乳食にオイスターソースをいつから使えるのか、を考える上では原材料について理解する必要があります。

オイスター(oyster)とは、カキ(牡蠣)のこと。つまり、オイスターソースはカキのエキスを使った調味料です。

一般的な市販のオイスターソースは、カキエキスに砂糖や食塩や醤油などの調味料を混ぜ合わせて作られています。

主原料はカキのエキスなので、カキ由来の旨味がたっぷりと入っています。風味は醤油に似ていて、わかりやすく例えるならば、醤油をやや甘めにして、魚介系の旨味とコクをプラスした感じでしょうか。

オイスターソースを使うと、旨味とコクの強いまろやかな味わいになるのが特徴です。

目安となる離乳食開始時期は『離乳後期』

あくまでも目安ですが、赤ちゃんの離乳食は生後6ヶ月頃に開始するのが一般的ですよね。離乳中期(生後7ヶ月~8ヶ月頃)までは、魚や昆布から取った出汁のみでの味付けが基本です。

では、いつから調味料を使えるようになるのでしょうか?

離乳後期(生後9ヶ月~11ヶ月頃)になると味覚も発達し、同時に自我も芽生えてきます。そのため、同じような味では離乳食を嫌がったり、より好みをしたりするようになります。

そのため、離乳後期頃からは、離乳食にごく少量の調味料を使って、少しずつ味のバリエーションを増やしていくことが必要になります。

オイスターソースも同様で、離乳後期頃からは、極々少量なら使っても問題はないでしょう。

オイスターソースを日常的に使えるのはいつから?

オイスターソースは、生後9ヶ月~11ヶ月頃から使えるとは言っても、日常的に使えるのようになるのは、もう少し先になってからです。

離乳後期からは、離乳食に調味料を使えるようになりますが、最初はシンプルな味付けで、ほんの少しだけ風味を感じる程度の薄味であることが基本です。

ですから、離乳後期頃の味付けは、ほんの少しの塩や醤油や味噌など、シンプルな味を付けられる調味料が向いています

では、オイスターソースを普通に使えるようになるのはいつからでしょうか?

オイスターソースは、牡蠣エキスにいろいろな調味料を加えて作られているので、味わいが複雑です。

ですから、オイスターソースを離乳食に日常的に使うのは、離乳完了期(1歳~1歳半)になってからの方がよいでしょう。

離乳食のオイスターソースは『時期(いつから)+分量』が重要

離乳食のオイスターソースは『時期(いつから)+分量』が重要

オイスターソースは他の調味料と同じように、離乳後期頃から少しずつ使えるようになりますが、与えてもいい時期(いつから)だけではなく他にも注意したい点が2つほどあります。

アレルギーに要注意!与えるときは少しずつ

オイスターソースの主原料であるカキエキスは、生がきを加熱したときに生じる汁を濃縮したものです。カキは、表示の必要がある27品目のアレルギー源には含まれていませんが、アレルギーを引き起こす可能性がある食品です。

ですから、子供に初めて食べさせる場合は注意する必要があります。

初めて食べさせる時は、平日の昼間などの病院が開いている時間帯を選び、下痢や皮膚症状などの異変が見られたら、すぐに受診するようにしましょう。

また、オイスターソースは甘味や旨味が強いので感じにくいですが、しょうゆと同じくらいの塩分を含んでいます。ですから、離乳食に使用する場合は量に注意をし、ほんの少しだけ使うようにしましょう。

離乳食に使うオイスターソースの選び方

子供に食べさせる食材は、できるだけ安全なものを選びたいですよね。離乳食に使うオイスターソースは、いつから食べさせるかということに加えて選び方も押さえておきましょう。

市販されているオイスターソースの原材料は、メーカーによってさまざまです。原材料の数が少なくシンプルな商品もあれば、調味料や旨味エキスなどをたくさん使用している商品もあります。

離乳食用のオイスターソースを選ぶ場合は、使われている原材料ができるだけ少なめで、シンプルな商品を選ぶようにしましょう。

うま味調味料や着色料が無添加の商品もあるので、食品添加物が心配な場合は無添加の商品を選ぶとよいですね。

市販のオイスターソース入り離乳食はいつから食べられる?

市販のオイスターソース入り離乳食はいつから食べられる?

外出時などに市販の離乳食を使う人も多いですよね。オイスターソースを使用した市販の離乳食は、いつから食べさせられるのでしょうか?

オイスターソースを使った市販の離乳食は9ヶ月頃から

市販の離乳食でオイスターソースが使われている商品は、9ヶ月頃からが対象になっています。

調べてみると、スーパーなどで入手できる市販のベビーフードのうち、オイスターソースを使用しているメーカーは、以下の3社4ブランドでした。

・キューピー 『ハッピーレシピ』

・キューピー 『にこにこボックス』

・江崎グリコ 『1歳からの幼児食』

・ピジョン 『管理栄養士の食育レシピ』

このうち、ピジョンは「オイスターエキス」と表示されていますが、オイスターソースと同じと考えてよいでしょう。

便利なオイスターソース入りの離乳食は4種類

市販のオイスターソース入り離乳食には様々なものがあります。その中でもいつから与えていいかが明確で、栄養もバッチリ&子供が美味しく食べられる商品を厳選して4つご紹介します。

【9ヶ月頃から】 ピジョン『海鮮まぐろチャーハン』

ピジョンのブランド『管理栄養士のこだわりレシピ』シリーズのひとつ。まぐろ、しらす干し、ひじき、にんじん、玉ねぎが入っていて、オイスターエキスと魚醤で味付けをしたやわらかめのチャーハンです。

管理栄養士が監修しているので、栄養バランスがしっかりと考えられています。赤ちゃんにも安心ですね。

ピジョン 海鮮まぐろチャーハン 80g
ピジョン

【9ヶ月頃から】 キューピー『もぐもぐお魚弁当』

キューピーのブランド『にこにこボックス』シリーズのひとつです。

『にこにこボックス』シリーズの離乳食は、おかずとごはんが別々に入っているカップタイプの離乳食。そのままでも、レンジで温めても食べられるので、おでかけ時には重宝しますね。

『もぐもぐお魚弁当』は、まぐろ・しいたけ・にんじん・だいこんなど6種類の具材が入った煮物と、鮭のおかゆがセットになっています。

【12ヶ月頃から】 キューピー『レバーと野菜のトマトリゾット』

キューピーのブランド『ハッピーレシピ』シリーズのひとつです。『ハッピーレシピ』シリーズは、味だけでなく具材の固さや大きさにこだわった手の込んだメニューを展開しています。

『レバーと野菜のトマトリゾット』は、鶏のレバーを野菜とともに煮込んだ、トマトの風味が豊かなリゾットです。家で使うと下処理が面倒なレバーを、赤ちゃんに手軽に食べさせられるのもうれしいポイントですね。

キユーピー ハッピーレシピ レバーと野菜のトマトリゾット 120g
キューピー

【12ヶ月頃から】 江崎グリコ『野菜マーボー丼野菜マーボー丼』

江崎グリコのブランド『1歳からの幼児食』シリーズのひとつです。

『1歳からの幼児食』シリーズの特徴は、ひとつの商品に12種類の野菜が含まれていること。素材の味が生きているのはもちろん、一度にたくさんの野菜が取れるので栄養バランス的にもうれしいですよね。

『野菜マーボー丼』は、温めてごはんにかけるタイプの離乳食です。玉ねぎや赤ピーマンなどの12種類の野菜、豆腐、豚肉が入ったマーボー丼で、マイルドな中華風に仕上がっています。

簡単!オイスターソースを使った取り分け離乳食レシピ

簡単!オイスターソースを使った取り分け離乳食レシピ

オイスターソースがいつから食べさせてもよいのかわかったところで、次に、オイスターソースを使った料理を取り分けて作る、完了期の離乳食レシピをご紹介していきます。

取り分け離乳食のポイント

オイスターソースは、1歳を過ぎたころから日常的に離乳食に使えるようになります。この頃になるといろいろな調味料を使えるようになるので、大人の料理を取り分けて作りやすくなります。

大人の食事を取り分けた離乳食は、手間が少ないうえに、離乳食が完了して普通の食事に移っていく練習にもなるので一石二鳥です。まずは、取り分け離乳食のポイントを押さえておきましょう。

Point

・赤ちゃんが食べやすい食材を選ぶ(固い食材や嚙み切りにくい食材は避ける)

・肉は脂身の少ないもの、魚は骨の少ない切り身を使う

・塩分の多いものは避ける(ちくわやかまぼこなどの練り物、ハム・ベーコン、市販の惣菜など)

・油はできるだけ控えめに

・薄味にできる調理方法を選ぶ

では、具体的な取り分け離乳食レシピをご紹介します。

『鶏ときのこの炊き込みごはん』&『軟飯炊き込みごはん』

オイスターソースを使ったシンプルな炊き込みごはんです。離乳食として取り分けやすい材料を使用しています。

材料と作り方(大人用)
材料と作り方(大人用)

【材料】(3~4人分・取り分け分を含む)

米 2合

鶏のささみ 150g(3本程度)

★オイスターソース 小さじ1

にんじん 1/3~1/2本

しめじ  1パック

☆酒 大さじ1

☆鶏ガラスープ 小さじ1

☆オイスターソース 大さじ1.5

ごま油 小さじ1

塩 適宜

【作り方】

1.米は洗って、ザルにあげておく

2.鶏のささみは筋を取って1cmくらいに切り、★のオイスターソースを揉みこんでおく

3.にんじんは皮をむいて細切りにし、しめじは石づきを切って手でバラしておく

4.炊飯器に、米と☆の調味料を入れ、2合の目盛りまで水を加え、普通に炊く

5.炊きあがったら、混ぜる前に離乳食分の具材とごはんを別々に取り出しておく

6.ごま油を入れて、ごはんと具を混ぜ合わせる

【ポイント】
炊きあがった大人用の味が薄いようであれば、取り分けをしてから塩を入れて調節してください。

取り分け離乳食~炊き込みごはんを使った軟飯~

大人用に作った炊き込みごはんを、乳完了期用に柔らかく仕上げています。

材料と作り方
取り分け離乳食~炊き込みごはんを使った軟飯~

【材料】(1人分)

炊きあがった炊き込みごはんのごはん  60g

具材 適量

水 70ml

【作り方】

1.取り分けた具材のうち、しめじを1cmくらいの大きさに切り、ささみは大きければ少しほぐしておく

2.鍋にごはん、具材、水を入れ、蓋を少しずらして鍋に乗せ、弱火で5分ほど煮る

3.蓋をして10分ほど蒸らす

【ポイント】

水の量は作りたい固さに合わせて、調節してください。

『豚肉とキャベツのオイスター炒め』&『野菜あんかけうどん』

大人用として定番のオイスターソース炒めを作り、完了期の離乳食用のあんかけうどんにアレンジをするレシピです。

材料と作り方(大人用)
『豚肉とキャベツのオイスター炒め』&『野菜あんかけうどん』

【材料】(2人分・取り分け分を含む)

豚もも肉薄切り 150g

★酒 小さじ2

★しょうゆ 小さじ1

キャベツ 1/4個

にんじん 1/2本

ピーマン 1個

ごま油 小さじ2

オイスターソース 大さじ1

【作り方】

1.豚肉はひと口大に切り、★で下味をつけておく

2.にんじんは短冊切り、ピーマンは細切り、キャベツはざく切りにしておく

3.フライパンを熱してごま油を入れ、1の豚肉を炒める

4.にんじんを加えて炒め、火が通ったらキャベツを入れてさらに炒める

5.ピーマンとオイスターソースを入れて火を止める

6.離乳食に使う具材を取り分ける

【ポイント】
・味が足りないようであれば、取り分けをした後に塩・こしょうで味を調えてください。

取り分け離乳食~野菜あんかけうどん~

大人用のオイスターソース炒めを取り分けて、離乳完了期用のあんかけうどんを作ります。

材料と作り方
取り分け離乳食~野菜あんかけうどん~

【材料】(1人分)

取り分けたオイスターソース炒め 大さじ3~4

うどん 80g

出汁 1カップ

水溶き片栗粉 小さじ1

【作り方】

1.取り分けた具材のうち、豚肉は5mm大に、野菜は5mm~1cmくらいの大きさに切る

2.うどんは、3~4cmくらいに切っておく

3.鍋に出汁と切ったうどんと具材を入れ、やわらかくなるまで煮る

4.水溶き片栗粉でとろみをつける

【ポイント】

・具材の固さが心配であれば、具材を先に煮込み、やわらかくなったらうどんを入れてさらに煮込んでもOKです。

『レンコンのはさみ焼き』&『れんこんハンバーグ』

大人用として、オイスターソースのコクがおいしい『レンコンのはさみ焼き』を作り、離乳食には手づかみできるレンコンハンバーグを、大人の料理から取り分けて作るレシピです。

材料と作り方(大人用)
『レンコンのはさみ焼き』&『れんこんハンバーグ』

【材料】(2人前・取り分け分を含む)

れんこん 200g

鶏ひき肉 200g

木綿豆腐 1/2丁(約150g)

長ねぎ 10~15cmくらい

★オイスターソース 小さじ1

★酒 大さじ1

★しょうが 少々

★片栗粉 大さじ1

ごま油 大さじ2

☆オイスターソース 大さじ1

☆酒 大さじ2

☆みりん 大さじ1

☆しょうゆ 小さじ1/2

【作り方】

1.れんこんは皮をむき、5mmくらいの厚さにスライスして水にさらしておく

2.豆腐はキッチンペーパーを2枚重ねて包み、600Wのレンジで2分加熱し、冷まして水気を切っておく

3.長ねぎはみじん切りにする

4.鶏ひき肉、水切りした豆腐、長ねぎ、★の調味料を入れてよく捏ねる

5.4のタネの1/6くらいの量を離乳食のハンバーグ用に取り分ける

6.れんこんの水気を拭き取り、1枚は離乳食用に取り分ける。残りに片栗粉(分量外)を両面にまぶして、4のタネを挟む

7.フライパンにごま油をひいて6を焼く。焼き色が付いたらひっくり返し、蓋をして火が通るまで蒸し焼きにする

8.☆の調味料を入れ、照りが出るまで煮からめる

【ポイント】

・焼く時は肉がはがれるのを防ぐため、なるべく触らないようにしてください。

・取り分けるタネの量は、赤ちゃんの食べる量によって加減してください。

取り分け離乳食~野菜あんかけうどん~

取り分けたタネを使って、離乳食用のれんこんハンバーグを作りましょう。

材料と作り方
取り分け離乳食~野菜あんかけうどん~

【材料】(1人分)

取り分けたタネ

取り分けたレンコン 1枚

ごま油 少々

【作り方】

1.レンコンをすりおろして、タネによく混ぜ、食べやすい大きさに丸める

2.フライパンにごま油をひき、1を蒸し焼きにする

【ポイント】

・テフロン加工などのフライパンを使って、油をひかずに焼いてもOKです。

・下茹でをしたにんじんを小さく切って入れてもよいでしょう。

まとめ:オイスターソースで離乳食の味のバリエーションを増やそう!

自我の芽生え始めた赤ちゃんは、同じような味の離乳食では飽きてしまいがち。調味料はいつから食べてよいのかを把握しておけば、味のバリエーションを増やすことができますよね。

オイスターソースは9ヶ月頃の離乳後期から少しずつ使えるようになります。

1歳頃の完了期になると大人の料理から取り分けられる食べ物も増えてきますので、普通食への準備のためにも、うまく活用していけるとよいですね。

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