そんな疑問に答えます。
健康志向ブームに乗っかって、どんどん人気に拍車のかかっているオートミールですが、ヨーグルトとの相性がぴったりなんです。
この記事では、オートミールとヨーグルトの最強コンビネーションの理由やメリット、気になるダイエット効果や、美味しい食べ方についてご紹介します。
海外のフードインスタグラマーの間でも人気のオーバーナイトオーツについても併せてご紹介します。
目次
オートミール&ヨーグルトが最強のワケ
オートミールとヨーグルトはあらゆる面で最強のコンビネーションってご存知ですか。
どちらもシンプルな味わいだけど、組み合わせが自由自在で、食卓を華やかに、そしてヘルシーにレベルアップしてくれるんです。
栄養バランスがばっちり
オートミールは食物繊維がたっぷり入っていて、健康的な食生活に取り入れたい食材です。でも、オートミール単体だと味気ない上に栄養バランスが偏ってしまいがち。
そんな時は、ヨーグルトを加えましょう。ヨーグルトはカルシウムやたんぱく質が含まれているので、一食当たりの栄養価のバランスをうまく整えてくれます。
さらにフルーツやナッツなどをトッピングとして加えることで、不足しがちなビタミンDやビタミンCを追加でき、食べ応えだけでなく、バランスの取れた一食に仕上げることができます。
手軽でとっても簡単
身体に良い食生活がしたいと思っても、準備が大変だったり、調理が複雑だと続けるのが難しくなってしまいますが、オートミール&ヨーグルトはどちらもとっても簡単です。
戸棚からオートミールを取り出すだけ。冷蔵庫からヨーグルトを取り出すだけ。
忙しい朝にササッと食べたいという方でも、オートミール&ヨーグルトのコンビネーションは食べやすく、続けやすいというメリットがあります。
アレンジ自在で続けやすい
オートミールとヨーグルトの組み合わせが人気の理由は、アレンジが楽しみやすいという点が挙げられます。
オートミールそのものは味がシンプルですが、ヨーグルトはシンプルな無糖ヨーグルトでも良いですし、ブルーベリーやイチゴ味のものを使えば、毎日味の変化が楽しめます。
さらに、トッピングとして使うフルーツをバナナにしたり、リンゴを選んだりと旬のものを楽しめます。
味に飽きないだけでなく、旬を楽しみながら季節の栄養価の高い果物を食べられます。
見た目も華やかで嬉しい
オートミールとヨーグルトを食べる時は、ちょっと意識をするだけで、目でも楽しめる一品に仕上がります。
ボールにオートミールを入れてヨーグルトをかけるだけだと、あまり楽しくないかもしれませんが、ちょっとおしゃれな瓶に入れるだけでインスタ映え級に。
さらに、フローズンミックスベリーなどをトッピングするだけで、お店のメニューのように仕上がります。
毎日食べるものだからこそ、ちょっとだけ遊び心も加えて、見た目も華やかにしてみるのはいかがでしょうか。
オートミール&ヨーグルトの気になるあれこれ
オートミールとヨーグルトは体に良い組み合わせとして、よく話題になります。
これから食生活の一部に取り入れてみたい!と思う方に向けて、気になるあれこれを解消していきます。
オートミール&ヨーグルトはいつ食べる?
ヨーグルトと聞くとなんとなく朝ごはんのイメージが強いという方も多いかもしれません。
その一方で、オートミールは夜に食べると痩せるという噂もあり、いったいいつ食べるのが正解なのでしょうか。
朝に食べるメリット
オートミールとヨーグルトを朝に食べることで、ダイエット効果が期待できます。
オートミールは食物繊維が沢山入った食材なので、朝に食べることで良い満腹感が得られます。さらに食物繊維を朝に摂取することで、昼間の血糖値の乱降下をコントロールできます。
血糖値が上がったり下がったりすると、お腹がすいた…と感じるので、上げ下げの幅を抑えることで、無駄な空腹感を抑えて、余計な間食を防ぐことができます。
痩せたい!という目的でオートミールを食生活に加える方は、やはり朝食べるのが正解のようです。
夜に食べるメリット
オートミールとヨーグルトを夜に食べるメリットもありますよ。特にヨーグルトは、朝ごはんのイメージが強いですが、実は夜食べる方が効果が期待できるとされています。
研究によって、ヨーグルトに含まれるカルシウムは夜の方が吸収率が良いということが分かっています。
さらに、夜の寝ている時間帯に帳の働きが活発になるので、夜に向けて乳酸菌を摂取するのは良いとされています。
ただし、お腹がすきすぎているときは胃の中に酸が多く出るので、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などがダメージを受けやすいとも言われています。
夜ご飯にがっつりオートミール&ヨーグルトというよりは、夜ご飯のメニューに組み込んで、食事の一品にしたり、デザートとして食べるのが効果的です。
オートミール&ヨーグルトは温めるべき?
オートミール&ヨーグルトは、普通に考えると冷たいメニューですが、温めた方が良いという噂も耳にします。
これは何故なのでしょうか?実際に温めて食べるのは、何が良いことがあるのでしょうか。
温めるメリット
オートミールはそのままでは固いのでお湯や暖かい牛乳などでふやかす必要があります。
オートミールとヨーグルトを食べるときも温めることで、冷たいままのヨーグルトよりもふやかすスピードがUPします。
また、特に朝ごはん、起きて一番の食事が冷たいものだと、身体が一気に冷えてしまいます。冷えは現代人にとって大敵です。
一晩冷蔵庫で寝かせたオーバーナイトオーツも人気ではありますが、冷蔵庫から出してすぐに食べると、身体が冷えてしまうので、常温に戻したり、暖かいものと一緒に食べるようにしましょう。
冷えを取るくらいでもOK
暖かいオートミールはあまり得意ではない…と感じる方もいるかもしれませんが、そこまで熱くする必要はありません。
体の冷えを気にするのであれば、暖かい方が良いですが、電子レンジで10から15秒ほど軽く温めるだけでも効果があります。
冷蔵庫で保存してキンキンに冷えたヨーグルトの、冷えを緩和するというイメージでしょうか。これならば、味や風味が変わることなく、身体をいたわることができそうです。
ダイエット効果を狙うなら注意点
オートミールもヨーグルトもどちらもダイエット効果が期待できると人気の食材です。ダイエット目的で食べてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ただし、やみくもにオートミールとヨーグルトを食べれば良いというわけではありません。ダイエット効果を期待したい場合に、注意したいポイントをご紹介します。
食べ過ぎるのはNG
オートミールもヨーグルトも体に良いからといって、食べすぎてしまってはダイエットに繋がりません。
すべての食事をオートミール&ヨーグルトに置き換えてしまうと、一日当たりの栄養バランスに偏りがでてしまいます。
また、身体に良いからといって大きなどんぶりサイズで食べていては、カロリーを過剰摂取してしまいます。一日に一食を置き換えるイメージで、取り入れましょう。
また1回あたりのオートミールは30gが基本です。これだけ?と思うかもしれませんが、水分を含んでふやかすとお茶碗一杯分ほどになりますよ。
加糖ヨーグルトに注意
手軽で美味しいからと毎日の朝ごはんをオートミール&ヨーグルトにするのはオススメですが、ダイエット目的で食べるのであれば、ヨーグルトの種類には気を付けたいものです。
ヨーグルトにもいくつか種類がありますが、よりカロリーの少ない低脂肪ヨーグルトにするのがダイエットにはぴったりです。
さらに、味がついていて美味しいからと加糖ヨーグルトを毎日食べていると、カロリー過多になってしまうリスクがあります。
痩せるのが目的であれば、無糖・低脂肪ヨーグルトに徹しましょう。代わりにバナナなどの果物やはちみつなどで甘みをつけるように切り替えてはいかがでしょうか。
トッピングにも注意
オートミール&無糖ヨーグルトのコンビネーションは、正直なところ味はかなり単調です。
だからこそ、トッピングとしてドライフルーツを散らしたり、ブルーベリーなどのフローズンフルーツをのせるというアレンジが楽みたいもの。でも、そのトッピングにもちょっと注意が必要です。
美味しいからといって、はちみつや黒蜜などの甘味料をたっぷりかけたり、甘いフルーツをたくさんのせてしまうと、ダイエットには繋がらなくなってしまいます。
栄養価も高く歯ごたえも楽しめるナッツもオススメですが、これもまた摂りすぎには注意しましょう。
人気のオートミール&ヨーグルトのレシピ3選
早速オートミール&ヨーグルトの組み合わせを食べてみたい!と思った方に向けて、簡単にできて美味しいレシピをご紹介します。
基本さえおさえれば、好きなトッピングなどを追加して、アレンジが楽しめるものを選びました。まずはシンプルに作ってみて、気に入ったら色々と試してみてください。
レンジで簡単!すぐ食べるホットヨーグルト
ヨーグルトを温めるの!?と驚くかもしれませんが、冷たいヨーグルトでお腹を驚かせないためにも、温めるのが効果的です。
最初は慣れないかもしれませんが、特に寒い冬などはじんわりとした温かさがやみつきになります。
【材料】(1食分)
・オートミール 30g
・牛乳 80ml
・ヨーグルト 100g
・はちみつ 小さじ1
・バナナ お好みで
【作り方】
1.オートミールと牛乳を耐熱容器に入れる。
2.軽く混ぜ合わせてから、600wの電子レンジに入れて60秒チン。
3.取り出したら、再度混ぜ合わせ、そこにヨーグルトとはちみつを加える。
4.もう一度電子レンジに入れて40秒チン。
5.お好みでカットしたバナナをトッピングしたら完成。
オートミールと牛乳は加熱してふやかすのがポイントですが、一方でヨーグルトは加熱しすぎると成分が分離してしまう上、熱さによって乳酸菌などが死んでしまいます。
ヨーグルトを加えてからは、電子レンジで熱々にするというよりは、やさしい温かさになるように加減するようにしましょう。
人気の一晩寝かすオーバーナイトオーツ
インスタグラムなどでおしゃれなオーバーナイトオーツが人気です。なんだか難しいカタカナが並んでいますが、日本語に訳すと「一晩寝かせたオーツ」。
文字通り、冷蔵庫でオートミール&ヨーグルトを寝かせるだけなので、前日の準備もとっても簡単。
朝は冷蔵庫から取り出すだけなので、朝はドタバタしてしまうという方にもぴったりの朝ごはんです。
【材料】(1食分)
・オートミール 30g
・牛乳か豆乳 100ml
・ヨーグルト 100ml
・ラカント 小さじ1
・フローズンベリー お好みで
【作り方】
1.オートミール・ミルク・ヨーグルト・ラカントを容器に入れてまぜる。
2.フローズンベリーをトッピングする。
3.ラップをして一晩冷蔵庫に入れておく。
4.5時間以上たったら、冷蔵庫から取り出して、完成。
オートミール&ミルクだけで作るオーバーナイトオーツが主流ですが、ヨーグルトを加えることでもったりとした濃厚なオーバーナイトオーツが出来上がります。
朝ごはんに食べるのももちろんですが、ちょっとしたおもてなしの時のデザートにもピッタリです。
よそ行き仕様にするには、小さなガラス瓶に入れて、トッピングをカラフルにするのがポイントです。
混ぜるだけで簡単オートミールパンケーキ
パンケーキを作る時は小麦粉を使うのが定番ですが、オートミールに切り替えることで、食物繊維がたっぷりの健康志向なパンケーキに仕上がります。
水分を含むことで、もっちりとした食べ応えも楽しめるので、朝ごはんにもピッタリです。ちょっと小腹がすいたなという時でも、サッと作って、すぐ食べることができちゃいます。
【材料】(1食分)
・オートミール 30g
・ヨーグルト 80g
・たまご 1個
・はちみつ 10g
・ベーキングパウダー 3g
【作り方】
1.オートミールとヨーグルトをボールに入れて混ぜる。
2.そのまま10分ほど置いて、ふやかす。
3.2にたまごとはちみつ、ベーキングパウダーを入れて混ぜる。
4.フライパンに油をしいて(分量外)、タネを流し込んで焼く。
5.ぷくぷくと空気が上がってきたら、ひっくり返して、もう片方も焼く。
6.両面がキレイな色になったら完成。
一般的なホットケーキミックスと比べると甘さ控えめなので、フルーツやジャムなどを合わせて楽しめます。
和風に楽しみたいときは、あんこやきな粉、黒蜜などと合わせても美味しいですよ。アレンジしながらお楽しみください。
オートミール&ヨーグルトで健康的な食生活を!
昨今の健康志向ブームにのって、オートミールがますます戸棚の定番になってきています。
お湯や牛乳でふやかすのが一般的ですが「なんだかもそもそしてまずい」「良い食べ方がよく分からない」という声も耳にします。
そんな時に覚えておきたいのが、オートミールとヨーグルトの組み合わせです。サッと合わせるだけで、栄養価がUP!
さらにはヨーグルトの濃厚さが加わることで、ちょっとしたスイーツのように仕上がります。
オートミールさえふやかすことができれば、すぐ食べるのも良し。オーバーナイト、一晩寝かせるのも良し。
作り方もいろいろと楽しみながら、オートミール&ヨーグルト生活をお楽しみください。