そんな疑問に答えます。
みなさんこんにちは元板前のカクタと申します。今回は、美味しいだけでなく、体にもとてもいいにんにくを丸ごと使ったレシピを元料理人の知恵も加えつつ解説していきます。
にんにくが大好きな方や健康のために、にんにくを食べてる方へお送りする内容となっていますので是非ご覧ください!
目次
絶品!にんにくを丸ごと使った人気料理レシピ
美味しいだけではなく健康効果も期待できるにんにく。ですが、薬味や風味付けに使うことはあっても、丸ごと料理に使うことはあまり多くないのではないでしょうか?
にんにくは過剰摂取をしなければ体へのメリットがとても多くあるため、常食しておきたい食材の一つと言えます。ここでは、飽きずに毎日続けられるにんにくを丸ごと使った料理を5つ、ご紹介していきます!
※にんにくの栄養素や、適量(食べ過ぎ注意!)については以下の記事も参考にしてください。
簡単激うま!「丸ごとにんにくの丸焼き」
1つ目に解説する丸ごとにんにく料理は「にんにくの丸焼き」です。焼肉屋さんなどでも人気な料理ですが、今回は家で簡単に作れる方法を解説していきます。
【材料】
にんにく…1個
オリーブオイル…大さじ2杯
乾燥パセリ…少々
塩コショウ…少々
*アルミホイルをにんにくが包めるほどにカットしておいてください。
【作り方】
1.にんにくの頭をカットします(にんにくの実が少し顔を出すくらいカットしてください)
2.アルミホイルの上ににんにくを乗せ、オリーブオイルと塩コショウを入れたらしっかりアルミホイルで包みます。
3.トースター(1000w)で10分焼きます。
4.焼きあがったら、仕上げにパセリをかけて完成です。
【ポイント】
あえて皮を剥かずに蒸し焼きにすることで、にんにく本来の甘みが強く仕上がります。オリーブオイルの代わりにバターを代用しても風味が変わって美味しいですよ!
もしご家庭にトースターが無ければフライパンにフタをして中火で10分~15分ほど蒸し焼きにすることで作ることができますのでお試しください。
急におつまみが欲しくなったときやおかずの逸品としても使えるレシピですので、ぜひ作ってみてください!
炊飯器で簡単!「熟成黒にんにく」
2つ目に解説する丸ごとにんにく料理は「熟成黒にんにく」です。
炊飯器一つで簡単にできるうえ健康や美容など体にとても良いレシピですので、普段からにんにくを摂取して健康づくりをしている方にとてもおすすめです。
【材料】
にんにく…10個ほど(炊飯器に入れば何個でも大丈夫です)
~使う器具等~
炊飯器
キッチンペーパー
炊飯器に入るザル(にんにくから水分が出る場合があるので利用します)
【作り方】
1.炊飯器にザルを入れてからキッチンペーパーを敷きます。
2.1で敷いたキッチンペーパーの上ににんにくを隙間が埋まるように並べ入れてキッチンペーパーを敷きます。
3.にんにくが入る限り2を繰り返します。
4.炊飯器いっぱいになったらキッチンペーパーでフタをする様に敷いて保温で10~14日ほど放置すれば完成です。
【ポイント】
黒にんにくを作る際は臭いが強烈なので可能であれば黒にんにく専用の炊飯器を用意し屋外で作ることをおススメします。作る際の臭いが気になりますが、とても簡単に作れて健康効果も期待できる簡単レシピです!
ビールのおつまみに最適!「にんにくの姿揚げ」
3つ目に解説する丸ごとにんにく料理は「にんにくの姿揚げ」です。コツさえつかめば簡単に作れて、ビールのおつまみにとても合うレシピですのでお酒が好きな方はぜひおススメです。
【材料】
にんにく…1個
サラダ油…にんにくが浸かる程度の量
塩…少々
*にんにくを揚げる際の鍋は幅が狭く深めの鍋を用意すると少ない油で、揚げることができます。
【作り方】
1.サラダ油を火にかけて、180度くらいの油でにんにくを揚げます。(にんにくを入れたら大きい泡が出てくるのが目安です)
2.時々上下をひっくり返したりしながら、10分ほど揚げます。(にんにくが完全に浸かっていなければ、お玉などで油をかけながら揚げてください)
3.火が通ったら塩をかけて完成です。(くしなどを刺してスッと入ればOKです)
【ポイント】
揚げる前に、にんにくの身の部分に少し包丁で切り込みを入れておくと、火の通りが早くなり、身もほぐしやすいので忘れずに行ってください!
にんにくを素揚げにするのは単純で簡単のようですが、少し焦げたりして失敗しやすいので少しコツが必要です。詳しいコツやポイントは過去の記事で紹介しているので是非ご覧ください!
ご飯に合う!「砂肝にんにく炒め」
4つ目に解説する丸ごとにんにく料理は「砂肝にんにく炒め」です。砂肝の食感とにんにくの風味がとてもマッチします。ぜひ今晩のおかずの一品にしていただきたいレシピです。
【材料】
にんにく…1個分(皮を剥いて1つずつほぐしてください)
にんにくの芽…20g(3cmにカットします)
砂肝…200g(筋に切り込みを入れておきます)
~調味料~
ごま油…大さじ3杯
塩胡椒…少々
牛脂…1個
鶏がらスープの素…小さじ2杯分
【作り方】
1.鍋に牛脂とにんにくを入れて弱火で火にかける。
2.にんにくの表面が少し焼けてきたら、砂肝を入れて中火で火にかける。
3.砂肝に火が入ったらにんにくの芽を入れてサッと火を通し塩胡椒と鶏がらスープの素を入れて全体になじませる
4.仕上げにごま油を入れて完成です。
【ポイント】
にんにくを炒めるとき焦がさないように弱火でじっくり火を通してください。にんにくの表面に焼き色を付けることで香ばしく仕上がります。
砂肝とにんにくは相性がとてもいいうえに食感もそれぞれ楽しめてとてもおいしいですよ!
子供に大人気!「にんにく炊き込みご飯」
5つ目に解説する丸ごとにんにく料理は「にんにく炊き込みご飯」です。
豚肉とにんにくは栄養面でもとても相性が良くお互いに旨みを引き立たせることができる食材です。土釜でも美味しく作れますが、今回は炊飯器で作れるレシピでご紹介します。
【材料】
にんにく…1個分(薄皮を剝いて、1片ずつにしておきます)
豚肉バラ肉…100g(3cm幅にカットします)
人参…1/2本(豚肉と同じ大きさにカットします)
米…3合
~調味料~
醤油…大さじ2杯
酒…大さじ1杯
本だし…大さじ1杯
いりごま…小さじ1杯
【作り方】
炊飯器に食材(豚肉、にんにく、人参も焼いたりせずそのまま入れてください)と調味料をいれて、炊いて仕上げにいりごまをかけて完成です。
【ポイント】
調味料を入れる際、お米と水を炊き込みご飯のメモリ分入れてから、調味料の水分量の水を捨ててから加えると失敗せずに作れますよ!(今回のレシピですと大さじ3杯、水分量を減らす計算です)
食材から少し水分が出てきますので、固めが好きな方は大さじ1杯~2杯水分を減らして作ると固めに作ることができますよ!
まとめ:にんにくを食べて元気に過ごそう!
いかがでしたでしょうか?
今回はにんにくを丸ごと使った料理を解説いたしました。にんにくはスライスやみじん切りなどをして使うため、どちらかというと風味や香りを引き立たせる食材です。
ですが今回のように切らずに料理することでホクホクに仕上がりにんにくの違う一面を楽しむことができます!
今回はにんにくを丸ごと使ったレシピをご紹介しましたが、食べ過ぎには注意してくださいね!