そんな悩みにお答えします。
にんにく好きの人はチューブのにんにくってあっという間に使ってしまうという人も多いですね。にんにくがたくさん入っている瓶詰めは便利だし長持ちします。
にんにくは中華料理やイタリアンには欠かせないアクセントの食材です。体にいいし、家族の健康を考えるとできるだけ食べてもらいたいですね。
この記事を読むとにんにくの瓶詰めの種類や特徴、にんにくを使った料理のレシピを知ることができます。
目次
にんにくの瓶詰めのおすすめポイント!種類別の特徴は?
にんにくの瓶詰めは刻んだりすったりしないですぐ使えるので便利ですね。ラーメンの薬味にしたり肉の臭みを取るのに使ったり、ご家庭で大活躍しているのではないでしょうか。
ではにんにくの瓶詰めにどんな種類があるのか、チューブのにんにくとの違いは何かを見ていきましょう。
にんにくの瓶詰めにはどんな種類があるの?
現在流通しているにんにくの瓶詰めはみじん切りまたはおろしにんにくを塩で漬けたものが主流です。その他にもにんにくの瓶詰めにはにんにくの加工や味付けの仕方でいろいろな種類があります。
加工の仕方は大きく分けて3種類あります。
・皮をむいたにんにくを丸ごと入れたもの
・にんにくをみじん切りにしたもの
・おろしにんにんく
味付けの仕方は油につけたもの、塩に漬けたもの、醤油につけたものの3種類です。塩や醤油に漬けたものは味が濃いため料理に使うときには塩加減の調節が必要です。
油に漬けたものはカロリーが多いものの、比較的塩分が少ないものが多く料理の味を変えません。味の変質や変色が起こりやすいために、生のままのにんにくをそのまま瓶詰めにしたものはあまり流通していないようです。
チューブのにんにくとの違いは?
チューブ入りと瓶詰めのにんにくは、使い勝手ではやはりチューブに軍配があがります。スプーンなどを用意しなくてもそのまま絞り出して使えるのは便利です。
内容量ではチューブのにんにくは通常サイズは約40gでお徳用でも約300gが一般的。瓶詰めのにんにくは通常サイズで約100gで業務用では1kgの商品もあるので、たくさん使いたい人は瓶詰めを買う人が多いようです。
味はラムネやビールでも瓶に入った方がおいしいという人がいますが、にんにくでもやはり瓶詰めが味が良いと感じる人がたくさんいます。同じメーカーで同じ材料を使っている商品でも瓶詰めがおいしいと感じるのは不思議ですね。
使い方や保存方法は?
瓶詰めは長く保存ができて便利ですが、賞味期限は蓋を開けるまでの期間です。蓋を開けてしまうと空気に触れて酸化が起こるため、早めに使うことをおすすめします。
雑菌が入ることを防ぐためにスプーンはきれいに洗ったものを使いましょう。また日光に当たると変色などが起こりますので、冷蔵庫などの冷暗所で保存してください。冷凍すると長持ちしますが、瓶が割れることがあるので瓶詰めのまま冷凍することはおすすめしません。
通常瓶詰めの賞味期限は製造してから1年が普通ですが、にんにくの瓶詰めの中には3カ月の賞味期限のものもありますので、使いきれるかどうか確認してから購入した方がよさそうです。
きざみにんにくの瓶詰めおすすめ3種
にんにくの瓶詰めはきざみにんにくとおろしにんにくが主流となっています。きざみにんにくは食べた時に歯ごたえがあって、こりこりとした食感がおいしいですね。まずはきざみにんにくの瓶詰めのおすすめ商品をご紹介します。
桃屋 きざみにんにく
桃屋の「きざみにんにく」は、みじん切りにした生のにんにくのほかに、ローストしたにんにくや唐辛子、黒胡椒をいれて油で漬けた瓶詰めの商品です。
塩などで味付けしてありますので、そのままご飯にかけてもおいしく食べられます。濃い目の味のため、料理に使うときには味見しながら使うことをおすすめします。
ネットでの評判は「手が汚れずににんにくが食べられて便利」「どの料理に使ってもおいしい」とか「インスタントラーメンに入れるとお店のラーメンのような味になる」など良い意見が多く、悪い意見はほとんど見当たりませんでした。
希望小売価格
125g:333円
230g:624円
ユウキ キザミにんにく
ユウキの「キザミにんにく」は、みじん切りにしたにんにくを食塩で漬けたものです。中国から輸入したにんにくを国内工場(神奈川県)で加工されています。塩分が多いため、料理に使うときには味見をしながら少しずつ使うことをおすすめします。
ネットでの評判は「しゃきしゃきでおいしい」「刻まれているので手軽で便利」と言った良い意見のほか、「にんにく風味の塩と思って使わないと失敗する」との塩味の濃さに関する意見もあります。
希望小売価格
120g:313円
1kg:1,270円
九州ファーム みじん切りにんにく
九州ファームの「みじん切りにんにく」は、刻んだにんにくに塩と酢を入れた瓶詰めの商品です。中国から輸入したにんにくを国内工場(熊本県)で加工されているようです。
塩分はひかえめですが、料理に使うときには少しずつ味見をしながら使うことをおすすめします。
ネットでの評判は「しっかりとしたにんにく感がある」「いろいろな料理に使えて便利」との意見のほか、「他社の製品に比べると塩分控えめ」「初めて買う人はそれなりに塩分を感じる」との塩分に関する意見がありました。
希望小売価格
1kg:1,422円
おろしにんにくの瓶詰めおすすめ3種
にんにくを自分ですりおろすのは面倒だし、少しだけ使いたい時もありますね。手に臭いもつかず使えるにんにくの瓶詰めは便利でおすすめです。ここからはすりおろしにんにくの瓶詰めのおすすめ商品をご紹介します。
ユウキ にんにくおろし
ユウキの「にんにくおろし」は、おろしにんにくに塩を入れた瓶詰めの商品です。中国から輸入したにんにくを国内工場(神奈川県)で加工されています。おろした状態のため、料理の下味におすすめです。
塩味が強いので料理に使うときには味見をしてからつかいましょう。メーカーサイトによると、60g、120g、220g、1kgと4種類から量を選べるので、少量使いたい人もたくさん使いたい人にも便利です。
ネットの評判は「肉の臭い消しに便利」「味付け用の調味料として使える」と言った好意的な意見がある一方で「減塩味噌より塩分が多い」「香りが立たない」などの意見もありました。
希望小売価格
60g:194円
120g:319円
220g:518円
1kg:1,220円
S&B ビン入りおろし生にんにく
S&Bの「ビン入りおろし生にんにく」は、おろしにんにくを塩や酸味料で味付けした瓶詰めの商品です。瓶の側面にに凹凸をつけて滑りにくくしたり、瓶の口を広くしてスプーンなどを入れやすく工夫されている点も主婦評価の高いポイントです。
塩味がついていますので、料理に使うときには味見をしながら使うことをおすすめします。
ネットの評判は「いろいろな料理の下ごしらえに便利」「ニンニクの香りもするし、味にコクもでる」との意見や「エスビーのブランドなので安心して使える」と大手メーカーに対する信頼の意見もありました。
希望小売価格
80g:287円
270g:446円
1kg:806円
九州ファーム おろしにんにく
九州ファームの「おろしにんにく」は、にんにくをおろしたものに塩とクエン酸をいれた商品です。中国産のにんにくを国内工場(熊本県)で加工されています。
他のメーカーが100gあたり7g程度の食塩を入れているのに対し、100gあたり約4gの食塩を使用しており塩分控えめになっています。塩分控えめとはいえ塩味はついていますので、料理に使うときには味見をしながらの使用をおすすめします。
"ネットでの評判は「有塩って書いてあったけど、塩分控えめで全然気にならなかった」「塩分も気にならす、十分にニンニクの風味を楽しめる」との塩分控えめなことへの好意的な意見がありました。
また「一般的な市販品と比較し、増粘剤的なものは入っていないので安心」とか「容器の開口部も広く使いやすい」など良い意見が多く見られました。
希望小売価格
1kg:1,182円
にんにくの瓶詰めを使ったおすすめのレシピ
ここからはにんにくの瓶詰めを使ったご家庭でも簡単に作れるおすすめレシピをご紹介します。できるだけ家にある材料やご近所のスーパーで手に入りやすい材料で作れるように工夫しましたので、ぜひ作ってみてくださいね。
ガーリックトースト
ガーリックトーストは自宅でも簡単に作ることができます。みじん切りやおろしにんにくの瓶詰めを使えば、手間もかからず手に臭いもつかずに便利です。
【材料】(2人分)
・フランスパン:1/2本(食パン2枚でも代用可)
・バター:15g
・オリーブオイル:大さじ1
・にんにく:小さじ1
・ドライパセリ(あれば):ひとつまみ
【作り方】
1.フランスパンを1cmくらいの幅で輪切りにします。
2.バターを常温に戻してオリーブオイルとにんにくを混ぜます。
3.上記2をフランスパンに塗ります。
4.ドライパセリを軽く振ります。
5.オーブントースターで焼き色がつくまでトーストして完成です。
【ポイント】
バターは耐熱容器に入れてレンジで数秒チンすると簡単に柔らかくできます。
えびとマッシュルームのアヒージョ
アヒージョと言うとお店で食べるイメージがありますが、自宅で作れる料理です。思ったより簡単ですので是非チャレンジしてみてください。にんにくはみじん切り、おろしにんにくどちらを使っても大丈夫です。
【材料】(2人分)
・むきえび:50g(冷凍のシーフードでもOK)
・マッシュルームの缶詰:1缶(生が手に入れば生4~5個)
・オリーブオイル:100cc
・赤唐辛子:1本(一味唐辛子で代用可)
・にんにく:小さじ1/2
【作り方】
1.赤唐辛子のヘタを切り、中の種を取り出して輪切りにします。
2.小さめの鍋かフライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと赤唐辛子を香りが出るまで弱火で炒めます。
3.むきえびとマッシュルームを入れ、エビの色が変わるまで弱火で煮たら完成です。
【ポイント】
瓶詰めのにんにくには塩味がついていますので、塩を使わないレシピにしました。味が薄いと思ったら塩を1つまみ入れてください。一味唐辛子を使う場合は1振り入れてください。最後にお好みでパセリやバジルを1振りすると、色合いがきれいで香りも良くなります。
ペペロンチーノ
ペペロンチーノはパスタの中でも一番シンプルなメニューです。みじん切り、おろしにんにくどちらを使っても簡単に作れます。
【材料】(2人分)
・パスタ:200g(2束)
・オリーブオイル:大さじ2
・にんにく:小さじ1
・赤唐辛子:1本(一味唐辛子で代用可)
・ゆで汁:お玉1杯
・水(パスタをゆでる用):2リットル
・塩(パスタをゆでる用):大さじ1
【作り方】
1.赤唐辛子のヘタを取り、中の種を取って輪切りにします。
2.大きめの鍋に水と塩を入れ湯をわかします。
3.煮立ったらパスタを入れて、パッケージに載っているゆで時間より1分短い時間ゆでます。
4.パスタをゆでている間に別のコンロにフライパンを用意し、オリーブオイルとにんにくを入れて弱火で香りが立つまで炒め、次に赤唐辛子を入れます。
5.パスタが茹で上がったら、ゆで汁をお玉で1杯フライパンに入れ、パスタをボウルに入れて水気を切ります。
6.フライパンにパスタを入れ、中火にしてソースをからめます。
7.ゆで汁の汁気が無くなったら完成です。
【ポイント】
お好みでパセリを振ってもおいしいです。瓶詰めのにんにくは塩味がついているため、入れすぎると塩辛くなりますので味を見ながら調整してください。
鶏の唐揚げ
鶏の唐揚げは子供から大人まで人気のメニューですね。おろしにんにくを使って下味をつけると臭みが取れておいしく食べられます。
【材料】(2人分)
・鶏もも肉:1枚
・片栗粉:大さじ4(60cc)
・揚げ油:適量
<下味用つけだれ>
・醤油:大さじ1
・酒:大さじ1
・おろしにんにく:小さじ1
・おろししょうが:小さじ1
【作り方】
1.鶏肉を一口サイズに切り分けます。
2.下味用のつけだれを混ぜ、ビニール袋に入れて鶏肉を入れ、外から少しもんで味を全体になじませます。
3.ビニール袋の口を縛って冷蔵庫などで30分くらい味をしみ込ませます。
4.ビニール袋の口を開き、つけだれを捨てます。
5.ビニールに入ったままの肉に片栗粉を入れて、よく振り混ぜます。(手でもんでもOKです)
6.油を160度に熱します。
7.肉を入れ、2~3分揚げたら一度取り出して網の上などに2~3分上げておきます。
8.油の温度を180度から190度の高温に上げ、肉を再度油の中に入れ、1分くらい揚げて完成です。
【ポイント】
2回に分けて揚げることで中までちゃんと火の通った、外はカリカリ、中はジューシーな唐揚げになります。お好みでレモン汁を振ってどうぞ。
まとめ~にんにくの瓶詰は便利でおすすめ
おしゃれなイタリアンやおいしい中華料理に欠かせないにんにくは下ごしらえが思ったより大変で手にも臭いがついてしまいますね。にんにくの瓶詰めを使えばあっという間に準備ができて、手も汚れず料理の時短に役立ちます。
簡単に作れておいしいにんにく料理もたくさんあります。大切なご家族や自分の健康のためにも上手ににんにくの瓶詰めを使って、元気な毎日を送ってくださいね。