東京で味噌煮込みうどんを食べるならここ!おすすめの店をご紹介!
たまに、名古屋の味噌煮込みうどんが食べたくなるんだけど、東京でおいしい店はないのかなあ?
味噌煮込みうどんってあるようでないんだよね。おすすめの店はない?

今回は、そんな疑問にお応えします!

名古屋風の本格味噌煮込みうどんから、その店オリジナルの味噌煮込みうどんまで、東京で味噌煮込みうどんが食べられるおすすめの店を厳選してご紹介しましょう。

本格味噌煮込みうどんが食べられる東京のおすすめの名店2選

本格味噌煮込みうどんが食べられる東京のおすすめの名店2選

以前は、名古屋の味噌煮込みうどんの老舗の名店である「山本屋総本店」の店舗が東京にもいくつかありました。しかし、現在(2021年時点)では、残念ながら東京に本場名古屋の味噌煮込みうどんの店の支店はありません

東京に名古屋の名店はありませんが、名古屋の味噌煮込みうどんを忠実に再現した人気の店が2店舗あるので、ご紹介しますね。

本場名古屋の味を東京駅で食べられる! 『味噌煮込みうどん 玉丁本店』

東京で本場名古屋の味噌煮込みうどんの味を堪能できる、希少な味噌煮込みうどん専門店です。本場の味を忠実に再現したというこだわりの味噌煮込みうどんを味わえます。

厳選した鰹節や昆布から取った香り高い一番出汁に名古屋特産の豆味噌(赤味噌)を独自にブレンドした濃厚なスープと、名古屋の味噌煮込みうどん特有の硬い麺。

名古屋出身の人たちが、「東京で納得のいく味噌煮込みうどんが食べられるのはここだけ!」と絶賛する人気店です。

味や麺の食感はもちろんですが、土鍋にもこだわりがあります。名古屋と同様に、穴の開いていないフタに熱々の味噌煮込みうどんを移して食べるスタイルが本場の雰囲気を高めますよね。

名古屋の味噌煮込みうどん特有の硬い麺が苦手な人は、麺を柔らかめにしてもらったり、きしめんにチェンジしたりすることもできます。

味噌煮込みうどん 玉丁本店  八重洲店

住所:東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 南一番街

電話:03-6225-4831

営業時間:11:00~21:00

定休日:無休

素材にこだわった本格味噌煮込みうどん 『酒と味噌煮込み 味噌煮込罠』

本郷三丁目に店を構える『味噌煮込罠(みそにこみん)』は、素材にこだわった味噌煮込みうどんが味わえる人気店です。

東京大学医学部出身という経歴を持つ愛知県出身のご主人の作る味噌煮込みうどんは、香りの良い出汁に愛知県産の豆味噌と、名古屋産の甘口の白味噌を独自にブレンドした味噌を合わせたスープを使用。

スッキリとした優しい味わいが特徴です。

オーストラリア産の小麦粉を使用した自家製麺は独特の強いコシがあり、名古屋の味噌煮込みうどんを彷彿させる食感。噛めば噛むほど、小麦の香りとほんのりとした甘味を感じられます。

定番の「味噌煮込みうどん」のほか、「キムチ味噌煮込みうどん」、カレー味の「インディアン味噌煮込みうどん」、トマトとチーズの「イタリアン味噌煮込みうどん」など、アレンジメニューもそろっています

酒と味噌煮込み 味噌煮込罠(みそにこみん)

住所:東京都文京区本郷3-31-15 菅谷ビル1F

電話:03-3812-2286

営業時間:11:30~14:30(L.O.) 17:30~22:00(L.O.)

定休日:日曜、祝日 ※土曜はランチ営業のみ

名古屋風の味噌煮込みうどんが食べられる東京のおすすめ店3選

名古屋風の味噌煮込みうどんが食べられる東京のおすすめ店3選

次に、本場名古屋の味噌煮込みうどんとは少し違うものの、八丁味噌などの豆味噌がベースのスープとコシの強い麺が特徴的な、名古屋風の味噌煮込みうどんを味わえる店をご紹介します。

ダシにこだわった八丁味噌100%の味噌煮込みうどん 『手打うどん あかう』

日暮里に店を構える『手打うどん あかう』は、出汁にこだわりのある手打ちうどんの店です。

うどんは出汁を吸わせてこそ価値があるという『あかう』のうどんは、さば節、宗田節、昆布、しいたけなどからていねいに取った出汁に、愛知県産の白醤油をあわせたもの。

ご主人自ら「あかうのダシは名古屋風!」と謳っているほどです。

『あかう』の味噌煮込みうどんは、こだわりの出汁に、八丁味噌を100%使った甘味のある濃厚な味わいが特徴。味噌煮込みうどん用の配合で作られた手打ち麺は、煮込んでもしっかりとしたコシが残ります。

コシが強いとは言っても、本場名古屋の味噌煮込みうどんほどの硬さはないので、名古屋の硬い麺に慣れていない人も食べやすいかもしれませんね。

味噌煮込みうどんは人気が高く、売り切れになることもあるようなので、早めの時間の来訪がおすすめです。

手打うどん あかう

住所:東京都荒川区西日暮里2-39-6 GSハイム日暮里1F

電話:03-3807-2591

営業時間:月木金 11:30~14:30 17:30~22:30(L.O.22:00) 土日祝 11:30~22:30(L.O.22:00)

定休日:火曜、水曜

豆味噌ベースのコシの強い名古屋風味噌煮込みうどん 『三国一』

東京都新宿エリアに3店舗の店を構える『三国一』は、1954年(昭和29年)創業当時から変わらぬ味を作り続ける老舗のうどん店です。

自社製麺工場から1日2回配送される打ちたての自家製麺と、関西風のつゆが自慢。「元祖サラダうどん」や「味噌カツうどん」など、厳選した旬の素材をふんだんに使った創作うどんが人気の店です。

『三国一』の味噌煮込みうどんは、多くの人が注文するという人気のメニュー。

豆味噌がベースの名古屋風で、麺はしっかりとしたコシのある平打ち麺を使っていて、本場名古屋の味噌煮込みうどんほどは硬くはないので、食べやすい味噌煮込みうどんです。

また、味噌煮込みうどんの他に、「ほうとううどん」も人気があります。山梨県の郷土料理「ほうとう」をヒントにした味噌煮込みうどんで、かぼちゃや里芋、たけのこなどの野菜がゴロゴロと入っています。

三国一 西口店

住所:東京都新宿区西新宿1丁目13-10 西新宿昭和ビル

電話:03-3344-3591

営業時間:月~金11:00~22:00 土11:00~21:00

定休日:日曜、祝日、1月1日・2日

※他に、東口店、アイランドイッツ店(西新宿)もあり

黒うどんの麺が特徴の味噌煮込みうどん 『黒うどんの山長 原宿店』

『黒うどんの山長』は、神奈川県小田原に本店を構えるうどん店。店名にある通り、全粒粉に近い無漂白の小麦粉を使用したコシの強い自家製麺「黒うどん」を使っているのが特徴です。

看板メニューの2種類の煮込みうどん(味噌と醤油)のうち、味噌煮込みうどんには、名古屋の八丁味噌を使っています。

『山長』の味噌煮込みうどんは、ネギ、油揚げ、かまぼこが入った基本のうどんに、別料金で、卵や鶏肉などの好きなトッピングを選ぶシステム。自分好みの具を選べるのがうれしいですね。

黒うどんはコシがありますが、生のうどんをそのまま味噌スープで煮込む本場名古屋の味噌煮込みうどんとは違い、一度茹でたうどんを水で締めてからスープで煮込んでいます。

そのため、本場の味噌煮込みうどんよりもあっさりとした味わいです。

黒うどんの山長 原宿店

住所:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目52-3

電話:03-3402-5701

営業時間:月〜金 11:30~15:30 18:00~21:30 土日祝 11:30~15:00

定休日:無休

オリジナルの味噌煮込みうどんが味わえる東京のおすすめ店3選

オリジナルの味噌煮込みうどんが味わえる東京のおすすめ店3選

続いて、名古屋風の味噌煮込みうどんとは少し違う、その店オリジナルの味噌煮込みうどんを味わえる東京のおすすめ店をご紹介します。

赤味噌か白味噌を選べる味噌煮込みうどん 『武蔵野うどん うちたて家』

『うちたて家』は打ちたての「武蔵野うどん」を味わえるこだわりの人気店です。

武蔵野うどんとは、武蔵野台地(東京多摩地方から埼玉西部)で生産されている「地粉」と呼ばれる小麦を使ったやや茶色がかったうどんのこと。

『うちたて家』の武蔵野うどんは太くて弾力のあり、コシがとても強いと評判です。茹で不足では?と思えるほどの噛み応えがあるうどんで、噛めば噛むほど小麦本来の旨さを味わえます。

『うちたて家』の味噌煮込みうどんは、茨城県古河市の和食処『むらさき・はなな』が、味噌煮込みうどん用に20年以上使っている秘伝のスープに、コシの強い武蔵野うどんを合わせたもの。

極太の麺に負けない深い味わいのスープがよく絡んでいます。

定番の「赤みそ煮込みうどん」の他、まろやかで優しい味わいの「白煮込みうどん」も選べます。ピリ辛のつくねが入った「ピリ辛つくね入り」や、「野菜たっぷり白みそ煮込みうどん」もおすすめです。

武蔵野うどん うちたて家

住所:東京都豊島区南池袋3-13-17

電話:03-3980-3361

営業時間:11:00~21:00

定休日:無休

讃岐風の麺と関西風の出汁の味噌煮込みうどん 『つるとんたん』

1989年(平成元年)に大阪宗右衛門町で誕生した『つるとんたん』は、香川の讃岐うどんの製法と大阪のうどん文化を融合させたうどん店。2021年現在、東京では7店舗が展開されています。

それぞれの店舗で「打ちたて、切りたて、湯がきたて」のうどんを提供しているのが特徴。

一般的な和風のうどんの他、クリーム系やトマト系などの洋風うどんや、担々麺や酸辣湯などの中華風や韓国風のうどんのメニューも豊富です。

「味噌煮込みのおうどん」は、北海道利尻産の昆布と鹿児島枕崎の鰹節から取った出汁に合わせ味噌を合わせた、深い味わいのスープが特徴です。

野菜ときのこ、海老天、鶏肉、生麩、卵など、具がたっぷりと入っているのも魅力的ですね。うどんの麺は、半玉から3玉まで同一料金で選べます。

麺匠の心つくし つるとんたん 六本木店

住所:東京都港区六本木3-14-12 六本木3丁目ビル

電話:03-5786-2626

営業時間:平日 11:00~23:00(L.O.22:00) 土日祝 10:30~23:00(L.O.22:00)※月に数回は翌朝までの深夜営業あり

定休日:無休

※新宿店・羽田空港店など、他に東京に6店舗あり

ネギ料理専門店で食べるネギたっぷりの味噌煮込みうどん 『葱や平吉』

『葱や平吉 宇田川町店』は、一般的には脇役のネギを主役として使っているネギ料理の専門店

ネギを炭火で焼いた「葱炭黒焼」をはじめ、牛タンや甲州鶏の「葱まみれ焼き」、「葱々サラダ」など、ネギを使った料理の数々を楽しめる、本物志向の大人の居酒屋です。

『葱や平吉』では、ランチメニューや夜の食事メニューとして、「土鍋煮込みうどん」を味わえます。

土鍋煮込みうどんは、味噌煮込みうどん、塩煮込みうどん、カレー煮込みうどんの3種類です。どれも人気のメニューで、3種類の煮込みうどんを味わうために定期的に訪れる人も多いようです。

味噌煮込みうどんのスープは、出汁にまろやかな合わせ味噌を合わせたもの。ピリ辛のラー油がアクセントになっています。

麺はやや平打ちの太麺ですが、コシが強いというよりも、弾力がありモチモチとしたタイプです。そして、上には細く刻んだネギがたっぷり。山盛りのネギは味噌のスープをよりまろやかにしてくれます。

葱や平吉 宇田川町店

住所:東京都渋谷区宇田川町36-18

電話:03-3780-1505

営業時間:ランチ11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー 平日 17:30~ 23:00(L.O.22:00) 土日祝  17:00~22:30(L.O.21:30)

定休日:無休

まとめ:東京でも美味しい味噌煮込みうどんが楽しめる!

味噌煮込みうどんといえば、名古屋メシの代表格。出汁の効いた濃厚な味噌のスープと噛むのが大変なくらいの硬い麺が特徴です。しかし、残念なことに、東京ではあまりお目にかかれませんよね。

今回ご紹介した店では、本場名古屋を彷彿させる本格的な味噌煮込みうどんをはじめ、豆味噌のスープで煮込んだ味噌煮込みうどんなど、その店独自のオリジナルな味噌煮込みうどんを味わえます。

東京で味噌煮込みうどんが食べたくなったら、ぜひ訪れてみてくださいね。

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