そういう時は、味噌煮込みうどんの素を使うのが便利です。八丁味噌などの豆味噌を買う必要がないだけではなく、うどんと具材を用意すれば簡単に味噌煮込みうどんを作れます。
今回は、通販やスーパーで調達できるおすすめの味噌煮込みうどんの素をご紹介します。
目次
本場の味が簡単に作れる!名古屋風の味噌煮込みうどんの素6選
味噌煮込みうどんといえば、名古屋をはじめとする愛知県のご当地料理。名古屋めしとして知られていますよね。味噌煮込みうどんの本場だけあって、地元では味噌煮込みうどんの素がいくつか販売されています。
その中から、お取り寄せできるおすすめの味噌煮込みうどんの素をご紹介します。
寿がきや 八丁味噌入り 味噌煮込みうどんスープ
スガキヤの即席袋麺タイプの「味噌煮込みうどん」といえば、東海地方では知らない人がいないと言えるほどの人気商品。
東海地方以外ではなかなか売っていないので、帰省をした時にまとめ買いをして帰る人も多いようです。地元の人の絶大なる人気を誇るスガキヤの即席袋麺の粉末スープは、スープ単独でも販売されています。
寿がきやの「八丁味噌入り 味噌煮込みうどんスープ」は、かつおだしに八丁味噌をはじめとする赤味噌をたっぷりと加えた粉末スープの素。
パッケージに「名古屋名物 赤味噌仕立ての正当派」と書かれている通り、名古屋ではおなじみの味わいです。
使い方は、鍋に所定の量のお湯でうどんの麺と具材を茹で、火が通ったら粉末スープの素を入れてさらに数分煮込むだけ。1人分ずつパッケージされているので、小さい鍋で作る時も便利ですよね。
通常のパッケージは3袋入ですが、通販では10袋入りの商品も購入できます。
イチビキ 名古屋の味 味噌煮込みうどんの素
イチビキは、味噌やしょうゆをはじめ、さまざまな調味料製品を作っている名古屋の食品メーカー。名古屋の味噌メーカーだけに、赤味噌(豆味噌)を使った商品が充実しています。
イチビキの「名古屋の味 味噌煮込みうどんの素」は、名古屋めしとして人気の味噌煮込みうどんを、家で簡単に作れる味噌煮込みうどんの素です。
かつおをいりこから取った出汁に、八丁味噌と豆味噌と米味噌の3種類をブレンドした味噌を合わせていて、旨味とコクの強い名古屋ならではの味噌煮込みうどんの味を楽しめます。
作り方は簡単。味噌煮込みうどんの素を水で溶かしたスープに、鶏肉や野菜などの具材とうどんを入れて5分ほど煮込むだけ。
「味噌煮込みうどんの素」はペースト状なので水に溶けやすく、八丁味噌の良い風味をダイレクトに味わえる商品です。
イチビキ 味噌煮込み風うどんつゆ
先ほどご紹介した、「名古屋の味 味噌煮込みうどんの素」は、ペーストタイプの素を水で薄めたスープで具材やうどんを煮込むタイプですが、こちらの「味噌煮込み風うどんつゆ」は、レトルトタイプの味噌煮込みうどんの素です。
かつお節、ムロアジ節、いりこの3種類の出汁に八丁味噌を合わせた本格派のスープに、鶏肉、油揚げ、椎茸を入れて煮込んだもの。
袋のままレンジで温めて、茹でたうどんにかけるだけで、味噌煮込み風のうどんができ上がります。レンジを使わずに鍋に入れてうどんといっしょに煮込むと、味噌煮込みうどんを作ることもできますよ。
マルサン 味噌煮込みうどんの素 【秋冬季節品】
マルサン(marusan)は、味噌や豆乳をはじめとした大豆を主原料とした食品のブランド。
本社が愛知県岡崎市にあるため多くの種類の豆味噌や赤だし味噌を販売していて、東海地方ではマルサンの赤みそを愛用している人も数多くいます。
マルサンの「味噌煮込みうどんの素」は秋冬限定の季節商品ですが、地元の人たちも愛用する赤味噌を使った味噌煮込みうどんの素。
ムロアジとかつおの出汁に八丁味噌入りの赤だしを合わせた濃縮タイプの味噌煮込みうどんの素で、本場の味噌煮込みうどんを家で手軽に味わえます。
味噌煮込みうどんを作る時は、水で4倍に薄めたスープで具材やうどんを煮込むだけ。商品は4人分ですが、キャップ付きなので1人分や2人分でも使いやすいパッケージです。
オリエンタル 名古屋カレー味噌煮込みうどん
味噌煮込みうどんは名古屋めしとして全国的に知名度が高いご当地料理ですが、新名古屋めしとして地元で人気が高まっているメニューが、カレー味噌煮込みうどんです。
「名古屋カレー味噌煮込みうどん」は、愛知県のカレーメーカーである「株式会社オリエンタル」が作る1人分の味噌煮込みうどんの素。八丁味噌の老舗「カクキュー」の八丁味噌を使用しています。
かつお節といりこから取った出汁の効いたカレー味噌煮込みうどんのスープには、名古屋コーチンと油揚げが入っています。
レトルトタイプなのでお湯で温めるだけでも使えますが、お好みの具材とうどんを入れて鍋で煮込むと、本格的なカレー味噌煮込みうどんを味わえます。うどんを食べた後にごはんを入れて〆にする食べ方もおすすめです。
泉万醸造 煮込うどんあじ味噌 【業務用】
愛知県の業務用調味料メーカーが作る味噌煮込みうどんの素です。かつお出汁の風味がよく効いたスープは、濃厚でコクがあり、お店で食べるような味噌煮込みうどんが簡単に作れます。
味噌煮込みうどんを作るには、水で薄めたスープで具材とうどんを煮込むだけ。生麺や乾麺を下茹でせずにそのまま入れると、名古屋特有の硬い麺の味噌煮込みうどんも作れます。
業務用なので、内容量は1kg。1人分の目安が60gなので、ざっと計算すると16~7人分ということになりますね。
4人家族だと4回で使い切れる計算なので、フリーザーバックに小分けにして冷凍しておくとよいかもしれませんね。
味噌煮込みうどんの素の代用として使える八丁味噌鍋スープ2選
家で名古屋風の味噌煮込みうどんを作りたい場合には、八丁味噌を使った味噌鍋スープを、味噌煮込みうどんの素として使うこともできます。
鍋スープは、野菜や肉をたくさん入れて煮込む前提で味が少し濃いめに作られているので、野菜をたくさん入れるか、水で少し薄めて使う方法がおすすめです。
イチビキ 八丁鶏みそ鍋の素 【9月~2月限定商品】
かつお節とムロアジ節の出汁に八丁味噌を合わせたスープに名古屋コーチンの旨みを加えた鶏みそ鍋用のスープです。八丁味噌の濃厚でコクのある風味を味わえます。
メーカーのHPによると、〆にはうどんがおすすめとありますが、味噌煮込みうどんの素として使うこともできます。パッケージには、アレンジメニューとして「みそ煮込みうどん」が紹介されています。
味噌煮込みうどんにする場合は、「八丁鶏みそ鍋の素」50gに250mlの水を入れると良いようです。
野菜をたくさん入れて煮込む場合は、野菜から水分が出るので水を少し少なめにすると良いですね。1人分ずつスパウトパウチパックに入っているのも便利です。
盛田 八丁みそ鍋つゆストレート 【秋冬限定商品】
「盛田」もイチビキやマルサンと同様に、豆味噌を造っているメーカーです。
「八丁みそ鍋つゆ」は、自社で作っている豆味噌を使った秋冬限定のストレートタイプの味噌鍋スープ。
名古屋では、豆味噌に合わせるのはかつお出汁やムロアジの出汁を使うことが多いですが、「八丁みそ鍋つゆ」は焼きあご出汁を使っています。
メーカーのHPに、「〆にうどんを加えて煮込むと、名物・味噌煮込みうどんが手軽に味わる」と書かれているように、味噌煮込みうどんのスープにも最適。
野菜をたくさん入れたり、水で少し薄めたりして、お好みの味に調整して使うとよいですね。3~4人分のストレートスープなので、大勢で食べる場合におすすめです。
近くのスーパーで買える味噌煮込みうどんの素の代用品4選
名古屋風の味噌煮込みうどんでなくてもいいから、手軽に味噌煮込みうどんが食べたい!という場合は、全国のスーパーで購入できる味噌鍋スープの素で代用する方法がおすすめです。
普通の味噌は煮込むと風味が変わりやすいですが、鍋用スープはもともと煮込むように作られているので、味噌煮込みうどんの素としても使いやすいですよ。
ひと工夫して名古屋風の味噌煮込みうどんにするのもおすすめ!
スーパーで購入できる味噌鍋スープの素を味噌煮込みうどんの素の代わりに使う場合は、八丁味噌などの豆味噌を少し足すと、名古屋風の味噌煮込みうどんの味に近づけることができます。
その場合、ただ豆味噌を足すだけでは味が濃くなりすぎるので、所定の分量よりも多めに水を加えて全体の味を薄めてから、豆味噌を足すとよいでしょう。
開封後の豆味噌は2~3ヶ月を目途に使い切るのが理想ですが、それほど頻繁に使わない場合は保存性に優れたパウダー状の八丁味噌が便利です。
ミツカン 〆まで美味しい 濃厚みそ鍋つゆ
ミツカンの「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズといえば、どこのスーパーにも置いてあるような人気の商品ですよね。そのなかのひとつ「濃厚みそ鍋つゆ」も味噌煮込みうどんの素としておすすめです。
その理由は、鶏ガラととんこつから取ったスープに、米味噌を豆味噌を合わせてあること。米味噌だけでなく豆味噌も合わせたコクの深いスープが、味噌煮込みうどんによく合います。
「濃厚みそ鍋つゆ」はストレートタイプですが、味噌煮込みうどんの素として使うには味が濃いので、水を入れて調整するか野菜をたくさん入れて煮込むようにするとよいでしょう。
まつや とり野菜みそ
石川県の食品メーカー「まつや」の代表的な商品である「とり野菜みそ」は、石川県のソウルフードとして長年親しまれ続けている味噌鍋の素。地元では、鍋以外にもさまざまな料理に活用されている万能調味料です。
北陸地方以外ではあまり知られていませんでしたが、TVなどで紹介されたことをきっかけに、鍋の季節になると全国のスーパーでも見かけるようになりました。
「とり野菜みそ」は、米味噌に調味料や香辛料を数種類混ぜ合わせたコクのある味わい深い調味みそで、どのような料理にもよく合う飽きのこないおいしさが特徴です。
豊富なラインアップのなかでも、味噌煮込みうどんの素として使うならスパウトパックがおすすめ。好きな分量だけ使って味を調整できるのでとても便利です。
エバラ プチッと鍋 濃厚みそ鍋
スーパーで買える味噌鍋スープの素で1人分の味噌煮込みうどんを作るなら、エバラの「プチッと鍋 濃厚みそ鍋」が便利です。
ポーションタイプなので、面倒な計量も不要。1人用の鍋に「プチッと鍋」と水を入れて、うどんや具材を煮込むだけで簡単に味噌煮込みうどんを作れます。
「プチッと鍋 濃厚みそ鍋」は、2種類の米みそにとんこつの旨味と香味野菜の香りを効かせた、濃厚でコクの深い味噌鍋スープの素。ごま油がさらに香りを引き立てます。
味噌煮込みうどんを作る場合は他の鍋スープの素と同じように、水を多めに入れるか野菜をたっぷりと使って煮込む方法がおすすめです。
味の素 鍋キューブ ぽかぽか生姜みそ
味の素の「鍋キューブ」シリーズは、1人分の鍋の素を固形のコンソメのようなキューブ型にした鍋の素。「鍋キューブ ぽかぽか生姜みそ」も、1人分の味噌煮込みうどんの素の代用としておすすめの商品です。
人数が増えた場合は入れる個数を増やすだけなので、家族で味噌煮込みうどんを食べる時でも対応できます。
「鍋キューブ ぽかぽか生姜みそ」は、赤味噌(豆味噌)を含む2種類の味噌をベースにした鍋つゆの素。
しっかりと生姜が効いているのでネーミングのとおりに身体がぽかぽかと温まります。豚ひき肉を入れてラー油を少し垂らすと、担々麺風の味噌煮込みうどんも作れます。
まとめ:家で手間をかけずに作るには味噌煮込みうどんの素が便利!
味噌煮込みうどんを食べたいけれどわざわざ作るのが面倒な時や、味噌煮込みうどんを1人分だけさっと作りたい時などは、味噌煮込みうどんの素を使うと簡単です。
特に、東海地方の味噌メーカーが作っている味噌煮込みうどんの素を使うと、本場の味噌煮込みうどんを家でも手軽に味わえますよね。
1人分ずつ小分けにされた味噌煮込みうどんの素もいろいろとそろっているので、ぜひ活用してみてくださいね。