ガラス製水筒はおしゃれで保温性抜群!種類別の特徴を詳しくご紹介
ガラス製の水筒ってどんなものなんだろう?
割れやすそうな印象だけど、どんなメリットがあるんだろう?

そんな疑問にお答えします。

環境改善が叫ばれている今、水筒を持ち歩く人が増えてきています。水筒にはステンレス製やプラスチック製などがありますが、今回はガラス製水筒に焦点を当てていきたいと思います。

クリアな見た目がとてもおしゃれなガラス製の水筒。ここではガラス製を使うことのメリットや特徴について詳しくご紹介します。

ガラス製の水筒はメリットがいっぱい!

ガラス製の水筒はメリットがいっぱい!

ガラス製の水筒はよいところがたくさんあり、丁寧に扱えば長い間使うことができます

ですが気を付けないと破損して怪我を負ってしまうことも…。ここではガラス製水筒のメリットや、使う際の注意点についてご紹介します。

ガラス製の水筒はよいところだらけ

ガラス製の水筒には以下のようなメリットがあります。

・汚れが落ちやすい

・煮沸消毒ができるので衛生的

・割れない限り半永久的に使える

・中身が見えるので、飲み物を入れるだけでおしゃれになる

・匂いが移りにくい

・レモンなど酸が強いものを入れても浸食されない

・サステナブル

ガラス製の水筒は汚れが落ちやすく、煮沸消毒ができるので衛生的です。コーヒーや紅茶などをいれても匂いが移りにくく、レモンのような酸の強いものでも浸食されません。

ガラス製の水筒に変えたら飲み物が美味しくなった」という声もあります。半永久的に使えることから、今の時代に合ったサステナブルな商品と言えるでしょう。

割れる可能性があるため取扱いには要注意

ガラス製の水筒はメリットがたくさんある反面、デメリットも存在します。ガラスは重いので、水筒をカバンに入れたりして自分自身で持ち運ぶときに負担になりやすいです。

また落としたり強い衝撃で割れてしまう危険性があるため、気を付けて持ち歩かなければなりません。心配な方は専用のケースが付いているガラス製水筒もあるので、合わせて購入するとよいでしょう。

落としたり衝撃を加えてしまう以外にも、水筒に温度差がある飲み物を続けて入れるとガラスが割れてしまうと言われています。

その温度差は60℃以上とされているため、冷たいものを入れた直後に熱いもの、またはその逆の順番で入れても破損してしまう恐れがあります。

もし割れてしまった場合は破片が鋭利になって怪我してしまう恐れがあるので、破片を拾うときはゴム手袋を付けたりして素手で触れないようにしてくださいね

使う目的で選ぼう!3種類のガラス製水筒の特徴

使う目的で選ぼう!3種類のガラス製水筒の特徴

ガラス製の水筒はたくさんあるので、いざ買おうと思ってもどうやって選べばよいのか悩んでしまうかもしれません

ここでは水筒を選びやすいよう、使う目的別に3種類のガラス製水筒の特徴についてご紹介します。

温かいものを持ち歩きたいときは魔法瓶タイプ

魔法瓶とは中身の温度を保たせる容器のことで、その多くは容器の内部の内側と外側をガラスの二層にして熱が外に行かないようにしています。

さらに二層の間を真空にすることで、空気の流れによって熱が逃げないよう遮断して保温性を高めています

そんな魔法瓶タイプのガラス製水筒ですが、実は現在日本では製造されていません。というのも、昔は魔法瓶タイプのガラス製水筒はスタンダードなものとして使われていました。

ですが、1978年にTHERMOS(サーモス)がステンレス製水筒の販売を開始したことで、「割れないのに保温性抜群」と人気を博します。そのためガラス製の水筒の需要がなくなってしまったのです。

現在日本では卓上タイプのガラス製魔法瓶のみ製造されており、水筒は海外製のものならば購入することができます

デザイン重視ならガラスボトルタイプ

ガラスボトルタイプのガラス製水筒は透明感があって中身が見えるボトルです。形は主に円柱のものや飲み口に向かって細くなるものがあり、ロゴや絵柄が入ったものなどデザインも豊富です。

透明性と重圧性が高級感を演出してくれるので、ただ飲み物を入れるだけでなくハーブやフルーツを入れるとさらにおしゃれに見せることもできます

ガラスボトルタイプの水筒は「ホウケイ酸ガラス」という特殊な硬質ガラスを採用している商品がほとんどで、通常のガラスよりも丈夫で割れにくくなっています

ですがそれでも割れやすいことには変わりないため、心配な方は専用のケースを付けるなどの対策をされるとよいでしょう。

作りたてのお茶を楽しみたいときは茶こし付きタイプ

ガラス製の水筒は紅茶や緑茶などを茶葉から楽しみたい方にもおすすめです。茶こし付きタイプのガラス製の水筒は、ポットや急須を用意しなくても入れたての茶葉を飲むことができます

基本的な使い方は、茶こしに紅茶や緑茶などの茶葉を入れて茶こしが浸かるくらいのお湯を注ぎ、できあがるまで待つだけです。

入れたてのお湯を持ち歩けるよう耐熱二重ガラスになっているものが多く、触ると温かいと感じる程度です。

反対に氷を入れた冷たいものも二重ガラスのおかげで結露になりづらく、テーブルに置いても水分が付きにくいです。茶葉以外にも、コーヒー粉に対応した水筒もあります。

【種類別】ガラス製水筒・ボトルの選び方ガイド

【種類別】ガラス製水筒・ボトルの選び方ガイド

ガラス製の水筒は商品にもそれぞれ特徴があります。ここでは自分に合った商品が見つけられるよう、種類別に分けて一つずつご紹介します。もしかしたらずっと使っていける水筒に出会えるかもしれませんよ。

【魔法瓶】Helios 魔法瓶 エレガンス

「エレガンス」はドイツの会社であるHelios社の卓上用魔法瓶で、蓋がコップになっているので水筒として持ち運ぶこともできます

品質の良さからシェラトンなどの一流ホテルでも採用されています。真空二層構造のガラス製水筒なので保温効果が高く、約40℃以上なら丸一日、約60℃以上なら10時間もキープし続けてくれます

水筒の底にかけて緩やかに広がるなだらかなラインが上品さを感じさせて、「エレガンス」という名前にふさわしい形となっています。

割れる心配はあるけれども、それ以上に保温性の高さに大満足で買ってよかった」という声が多いです。

【ガラスボトル】スケーター マグボトル くまのプーさん

スケーターの「マグボトル」は、ディズニーのくまのプーさんとその仲間たちが全体に描かれた可愛らしいガラス製水筒です。耐熱ガラスで作られているので温度変化に強く、熱割れしにくいです

飲み口が広いので、大きめにカットしたフルーツなどを入れておしゃれに見せることができます。250mlサイズなので飲み切りやすい量なのも◎。

また別売りですが専用のケースが用意されていて、こちらもディズニーキャラクターから選べます。ウエット生地素材でクッション性があるのでボトルの傷や汚れを防いでくれます

スケーター マグボトル 250ml くまのプーさん
スケーター

【ガラスボトル】SOMA グラスウォーターボトル

SOMAの「グラスウォーターボトル」は素材や環境へのこだわりがあり、本体は再生可能なガラス製のボトルであることはもちろん、キャップは農薬を撒かずに育てられた竹で作られています。

さらに売り上げの一部は安全な飲み水を飲むことができない発展途上国の人々へ寄付されます。

こちらのガラス製水筒は持ち手のあたりから底までシリコン素材のカバーが巻かれていて、熱い飲み物を入れても持ちやすくなっています

さらにはテーブルに置いても倒れにくく、竹のキャップとシンプルなロゴがよりおしゃれを演出してくれます。

【ガラスボトル】retap ウォーターボトル

retapは雑貨やインテリアなどが日本でも注目されている北欧のブランドで、「ウォーターボトル」は滑らかでシンプルなフォルムが飲み物だけでなく手作りドレッシングも入れたくなるようなおしゃれさです

海外のSNSではたくさんの写真がシェアされるほどで、その優れたデザインから世界でも数々のデザイン賞を受賞しています

キャップは20色の中から好きな色を選ぶことができて、ガラス製水筒にしてはめずらしく本体のみですがレンジや食洗器を使えるのもポイントです。

こちらも専用のケースが別売りで販売されていて色の種類も豊富なので、キャップ同様選ぶのが楽しくなってしまいそうですね。

【茶こし付きガラスボトル】H&F BELX ガラスタンブラー

H&F BELXの「ガラスタンブラー」は底に茶こしが付いているタイプのガラス製水筒で、専用ケースもセットになっているのでお得な商品となっています。

茶こしは何度も改良を重ねられていて、細かい茶葉を外に逃さない構造になっています。水筒の底に茶こし、上にキャップが付いているので上下とも開けることができて大変便利です。

上の飲み口部分は少し狭くなっていますが、本体自体はちょうどよい深さと幅があります。

そのため切ったフルーツをたくさん入れられて、さらに好きな茶葉を入れれば自分だけのオリジナルフルーツティーをつくることができます

【茶こし付きガラスボトル】Shasta 耐熱ガラス ダブルウォール ティータンブラー

Shastaの「耐熱ガラス ダブルウォール ティータンブラー」は、耐熱二重ガラス構造で上に茶こしが付いたガラス製水筒です。

二重ガラス構造はどうしても重くなりがちなのですが、キャップを軽くて丈夫な竹にすることで重さを軽減しています。

茶こしとキャップは取り外しが可能でパーツも少ないので細かいところまで洗うことができて衛生的です。

500mlのペットボトルとほぼ同じ太さで冷蔵庫のドリンクホルダーに入りやすい大きさのため、容器のまま入れて冷却することも可能です

【茶こし付きガラスボトル】SOMA Glass Brew Bottle

SOMAの「Glass Brew Bottle」はコーヒーを淹れるために作られたフィルター(茶こし)付きタイプのガラス製水筒で、紅茶などの茶葉を入れることも可能です。

耐熱二重ガラス構造なので淹れたての熱いコーヒーでもすぐに持ち運ぶことができ、さらにすべて食洗器で洗えるのもポイントです。

アイスコーヒーにする場合は、コーヒー粉をフィルターに入れて水を灌ぎ、冷蔵庫に12~16時間保存しておくだけで濃厚な水出しコーヒーを楽しめます

こちらのガラス製水筒も先ほど紹介したSOMAの「グラスウォーターボトル」と同じく、購入された際の売上金の一部が発展途上国へ寄付されます。

まとめ:おしゃれで保温性抜群のガラス製水筒を大切に使おう

ガラス製水筒は保温性がよいだけでなく見た目もおしゃれで飲んだときの満足感が高い反面、割れやすい危険性があります。

ですが耐久性が高く、購入すれば半永久的に使えて環境にも優しいです。ぜひお気に入りの一本を見つけて長く大切に使ってみてくださいね。

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