そんな疑問にお答えします。
『にんにく味噌』はNHKの人気番組「ためしてガッテン」でも話題になったためご存じの方も多いかもしれません。
名前の通りにんにくを味噌で漬けたにんにく味噌は、使い方が色々あって冷蔵庫に入れておくと便利な調味料です。
この記事では、自宅で簡単に取り入れられる食べ方から、簡単に作れる自家製にんにく味噌のレシピ、市販商品の選び方までご紹介していきます。
目次
にんにく味噌ってこんな食べ物
にんにく味噌は「食べるにんにく」として話題になったこともあり、市販されている商品には色々な種類のものがあります。ここでは、にんにく味噌にどのようなタイプのものがあるのか、ご紹介していきます。
にんにくの形状によって異なる食感
にんにく味噌には、にんにくがそのままゴロっと塊のまま入っている噛み応えのあるものから、細かく砕いてペースト状になっているものまで様々なバリエーションの商品があります。
ご飯のおともに食べたい方は、大粒のものが食べ応えがありますし、調味料としてソースなどに混ぜたい方は、細かく砕かれたタイプを選ぶのがおすすめです。
味噌の味によって様々な味付けが楽しめる
にんにくの形状だけでなく、味噌の味付けでも全く違った雰囲気を楽しめるのがにんにく味噌です。ベースとなる味噌も、使っている麹や製法、産地によって味が異なります。
さらに、みりんやハチミツを使って甘みを出したにんにく味噌もあれば、唐辛子などを追加することでピリッとしたアクセントが効いた大人向けのにんにく味噌も市販されています。
【タイプ別】にんにく味噌の美味しい食べ方!
にんにく味噌は、そのままおかずのように食べることも出来るし、味噌だれとして調味料のような使い方もできる、万能調味料です。ここでは、美味しいにんにく味噌の食べ方をご紹介していきます。
【大粒&甘口のにんにく味噌】そのまま白米に乗せて
にんにく味噌の一番人気の食べ方は、あつあつの白いご飯に乗せて食べるというシンプルな方法です。他の味が加わらないからこそ、味噌本来の味やパンチのあるにんにくの風味を楽しむことができます。
大粒のにんにくがそのまま入っているタイプのにんにく味噌は、かりっとしたにんにくの噛み応えと、にんにくの風味が口の中に広がって、食べ応えがあること間違いなしです。
白いご飯とにんにく味噌を組み合わせた食べ方としておすすめしたいのは、焼きおにぎりにすることです。シンプルなおにぎりを握ってから、表面ににんにく味噌を塗って、表面がこんがりするまで焼きましょう。
醤油でつくる焼きおにぎりも良いですが、味噌が付いたものも美味しいんです。そこににんにくの風味が加わると絶品です。
【刻み&甘口のにんにく味噌】炒め物などに調味料として
にんにく味噌は、にんにくを味噌だれで漬けている調味料なので、料理の時の味付けに活用することができます。
とくにひき肉との相性が良く「ナスの肉みそ炒め」や「麻婆豆腐」などに追加すると、料理の味ににんにくのアクセントが引き立ちます。
調味料として使うことが多い方は、にんにくが目立ちすぎない刻んだタイプのにんにく味噌がおすすめです。
【大粒&辛口のにんにく味噌】お酒のおつまみに
にんにく味噌は味が濃い調味料ですが、それがゆえにおつまみとしても大活躍してくれます。もちろんそのまま食べても良いですし、一手間かけて刻んだネギをかければ彩りも良いおつまみに仕上がります。
大豆発酵食品は体に良いとされていますし、にんにくは疲労回復効果や風邪予防も期待できる食材ですので、積極的に取り入れていきたいですね。
【刻み&辛口のにんにく味噌】ディップやソースなどに
にんにく味噌をおしゃれに楽しみたい方は、野菜スティックのディップに使うのはいかがでしょうか。
味噌だれとしてそのままディップするのも美味しいですが、ヨーグルト・マヨネーズと合わせるとクリーミーさがプラスされ、子どもでも食べやすいディップソースに仕上がります。
フライドポテトに添えても美味しいですし、サラダにかけてもパンチのあるドレッシングになります。
自宅で挑戦したいにんにく味噌の簡単レシピ
にんにく味噌は、比較的自宅でも挑戦しやすい漬物です。ベースの作り方さえ覚えれば、好みに合わせて甘さや辛みを調整できるので「ご家庭の味」に合わせて、いろいろとアレンジをお楽しみいただけます。
甘いにんにく味噌のレシピ
味噌とみりんをたっぷりと使った甘いにんにく味噌は、大人だけでなく子供にも大人気な和風の味付けです。
定番の作り方として、覚えておけば、お好みに合わせてネギや生姜をプラスするなどアレンジは自由自在に楽しめます。
【材料】
・にんにく 1玉
・あわせ味噌 200g
・砂糖 150g
・みりん 50g
・ごま油 大さじ1
【作り方】
1.にんにくの皮をむく
2.お好みのサイズににんにくを切る
3.フライパンに油をたらして、にんにくを炒める
4.にんにくが白くなってきたら、味噌と砂糖を入れる
5.砂糖の粒が消えたら完成です
ごはんのお供にしたい方や、お子さまがいるご家庭は、砂糖の量を増やすか、ハチミツを追加すると自然の甘さが引きたちます。保存期間は冷蔵保存で2週間ほどです。
辛いにんにく味噌のレシピ
辛いものが好きな方には、ぜひ豆板醤のピリッとした辛さがアクセントになる自家製レシピがおすすめです。豆板醤の種類によっても辛さが異なるので、お好きなもので作ってみてください。
【材料】
・にんにく 1玉
・味噌 200g
・砂糖 150g
・豆板醤 20g
・油 大さじ1
【作り方】
1.にんにくの皮をむく
2.お好みのサイズににんにくを切る。大きめがおすすめ!
3.フライパンでにんにくを炒める。
4.調味料を入れて、混ぜ合わせたら完成。
豆板醤の量が辛さの決め手となるので、お好みに合わせて調整してください。もう少しラクに作りたいという方は、チューブに入ったにんにくで代用してもOKです。
市販品もおすすめ!にんにく味噌の人気商品4選
と言う方向けに、人気商品を4つご紹介します。どれも手軽にオンラインで買えるので、味の違いを試してみるのはいかがでしょうか。
キッチンガーデン・とみおか「ごはんに合うにんにく味噌」
お米から味噌まで自家製で作っているキッチンガーデンとみおかの作った「ごはんに合うにんにく味噌」。
有機肥料を使って作られたにんにくを、自家製味噌でじっくり付けたにんにく味噌です。すべて自家製だからこそ、クオリティはお墨付きです。
そのままご飯に乗せるのはもちろん、チャーハンなどの隠し味にもおすすめです。こぼれにくいキャップ付きのパウチに入っているのもうれしいポイントです。
山年園「おばあちゃんのにんにく味噌」
国産100%の原料調達にこだわって作られた「おばあちゃんのにんにく味噌」は、信州の味噌と青森のにんにくがたっぷり詰まっています。
にんにくそのものの風味を楽しんでもらいたいと、にんにくを刻みすぎない「ざく切り」にこだわっています。
白いご飯に乗せた時に、ザクザクとしたにんにくの味わいが楽しめます。シンプルな「にんにく味噌」だけでなく、生姜、ネギ、唐辛子が入ったタイプも揃えているので、食べ比べを楽しむこともできます!
LIPPやまちゃん「超激辛にんにく辛味噌」
辛いものが大好きという方におすすめなのが、唐辛子だけでなくハバネロパウダーまで入った「超激辛にんにく辛味噌」です。
ただ辛いだけの商品ではなく、洋食屋さん歴40年の店主が作るにんにく辛味噌は、味も間違いありません。
青森県産のにんにくに、こだわりの会津の味噌と日本酒を加えて作ったにんにく辛味噌は、炒め物だけでなく、ラーメンなどの汁ものに合わせるのも抜群です。とっても辛いので50gの個包装でも十分味を楽しめます。
黒にんにく屋「発酵黒にんにく味噌」
話題の黒にんにくを使った「発酵黒にんにく味噌」。阿蘇地方の天然水を使って作られた無添加合わせ味噌を使って、普通のにんにくよりも栄養価が詰まっていると言われている黒ニンニクを漬けています。
発酵黒にんにくを使っているので、食べた後に臭いが気にならないというメリットもあります。パウチに入った入れ物は、冷蔵庫の中でも場所を取らず、さっと取り出してもこぼれにくいので助かります。
万能にんにく味噌はそのまま食べても調理に使っても◎
風邪予防や免疫力アップに繋がるにんにくを、発酵食品である味噌で漬けた「にんにく味噌」は体に良い調味料として注目されています。
さらに、白米に乗せたり、お酒のお供にちびちびと摘まんでもOKですし、炒め物やラーメンなどの隠し味にも使えるとあって、いろいろな食べ方のできる万能調味料です。
市販品も種類がたくさんそろっていて、甘いタイプや激辛タイプなど、お好みに合わせて好きなものを選ぶことができます。
冷蔵庫にスタンバイさせておくと何かと助かるにんにく味噌。ぜひ、今日のご飯に活用してみてください!