蟹味噌バーニャカウダはさまざまなメディアで取り上げられて、ひそかな人気のお取り寄せグルメです。
バーニャカウダと聞くと、おしゃれな女子がワインと一緒に食べるおつまみのイメージですね。蟹味噌はどちらかというと日本酒に合う、大人が好む渋めの食べ物という印象があります。
バーニャカウダに蟹味噌を合わせるとどんな味になるのでしょうか。この記事では蟹味噌バーニャカウダの食べ方やおすすめ料理などをご紹介します。
目次
【蟹味噌バーニャカウダ】とは?
バーニャカウダはアヒージョなどと一緒に突然日本にやってきて、おしゃれ女子を中心に広がり今ではすっかりおなじみになったイタリアンです。
女子会などでは定番の料理ですが、まだなじみのない人も多いかもしれません。まずはバーニャカウダとはどんな料理なのか、蟹味噌を使うことでどんな味になるのかなどを見ていきましょう。
【バーニャカウダ】ってどんな料理?
なんとなくおしゃれなイメージのある「バーニャカウダ」は、「バーニャ(ソース)」と「カウダ(熱い)」の意味をもつイタリア北部のピエモンテ地方の代表的な郷土料理です。
名前の通り小鍋を使い熱々にしたソースに、生野菜やいもをディップするのが伝統的な食べ方。地元では寒い時期に食べられる料理で、体を温めるための料理なのでこってりとした濃厚な味わいがあります。
材料はオリーブオイルにニンニクとアンチョビを加えて作るのが一般的です。日本ではこれに生クリームやマヨネーズなどを加えて、日本人好みのまろやかな味にアレンジすることが多いようです。
味は?普通のバーニャカウダとどう違うの?
蟹味噌のバーニャカウダは、アンチョビの代わりに蟹味噌を使った商品です。ニンニクとオリーブオイルのイタリアンの食材に蟹味噌を合わせたことで、「和風のバーニャカウダ」といったイメージに。
口に入れるとニンニクの香りが鼻に抜け、そのあと蟹味噌の甘味と濃厚なうまみが感じられます。ニンニクと合わせたことで蟹味噌特有のえぐみや生臭さが抑えられ、蟹味噌が苦手な人でも食べやすい味になっています。
どんな食べ方をすればいいの?
蟹味噌のバーニャカウダは通常のバーニャカウダと同様に、温めて野菜をディップするのがスタンダードな食べ方です。
他にもパンに蟹味噌のバーニャカウダを塗ってトーストすると、香ばしいガーリックの風味と蟹味噌の濃厚な味がたまらない一品に。
もちろんご飯にもぴったりで、バーニャカウダを塗った焼きおにぎりは絶品のうまさです。
芋にも合うので、ポテトチップスやポテトスティックをディップしてもおいしいおつまみになります。またパスタやアヒージョなどの味付けなど、さまざまな料理にも使えます。
蟹味噌バーニャカウダのおすすめレシピ
蟹味噌バーニャカウダは野菜やパンにディップするほかに、さまざまな料理の味付けが出来る万能調味料としても使うことができます。
ここからは蟹味噌バーニャカウダを使ったアレンジレシピを3種紹介します。どれも簡単に作れておいしくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
蟹味噌とシーフードのピラフ
ピラフはちゃんと作ると少し手間のかかる料理ですが、炊飯器を使うと簡単にできて便利です。蟹味噌バーニャカウダを使った、蟹の風味香る贅沢なピラフの作り方をご紹介します。
【材料】3~4人分
・お米:2合
・玉ねぎ:1/2個
・ニンジン:1/2個
・シーフードミックス:100g
・バター:大さじ1杯
・蟹味噌バーニャカウダ:大さじ2杯
・コンソメ:大さじ1杯
【作り方】
1.米をといで炊飯釜に入れ、水を入れて20~30分くらい吸水させておきます。
2.玉ねぎとニンジンをみじん切りにします。
3.炊飯器に玉ねぎ、ニンジン、シーフードミックス、バター、蟹味噌バーニャカウダを入れます。
4.固形のコンソメは砕いてから、顆粒のコンソメはそのまま炊飯器に入れ、スイッチをON。
5.炊き上がったら底の方からしっかり混ぜ合わせてお皿に盛り付ければ完成です。
【ポイント】
シーフードミックスの代わりに、冷蔵庫に残ったウインナーなどを入れてもおいしいです。
蟹味噌アヒージョ
オリーブオイルとにんにくの香りが大人気のアヒージョは、蟹味噌バーニャカウダを使うと凝縮したうまみで絶品の味になりますよ。
【材料】2人分
・むきエビ:150g
・マッシュルーム:4個
・蟹味噌バーニャカウダ:大さじ3杯
・オリーブオイル:大さじ2杯
【作り方】
1.エビは背わたを取り、マッシュルームは半分に切ります。
2.小さめのフライパンに蟹味噌バーニャカウダとオリーブオイル、エビ、マッシュルームを入れて弱火で加熱します。
3.エビに火が通ったら完成です。
【ポイント】
お好みで一味唐辛子やパセリを振ってもOK。そのまま食べても、バケットにつけてもおいしいです。
蟹味噌ペペロンチーノ
蟹味噌バーニャカウダを使えば、簡単手間いらずでおいしいペペロンチーノが作れます。
【材料】1人分
・パスタ:1束
・蟹味噌のバーニャカウダ:大さじ1杯
・鷹の爪(一味唐辛子でもOK):1本
・塩、こしょう:少々
【作り方】
1.鍋にお湯を沸かしてパスタをパッケージに書いてある時間より1分短めにゆでます。
2.鷹の爪は中身を抜き取って1mm幅の輪切りにします。
3.フライパンを加熱して、パスタの煮汁をお玉に1すくい入れます。
4.茹で上がったパスタと蟹味噌バーニャカウダ、鷹の爪、塩こしょうをフライパンに入れてよく混ぜます。
5.水気が無くなったらお皿に盛り付けて出来上がりです。
【ポイント】
お好みでベーコンや玉ねぎ、じゃこを入れてもおいしいです。
ネットで買える蟹味噌バーニャカウダ2種
自宅で飲む「おうち飲み」にも、親しい人とのちょっとした飲み会にも重宝しそうな蟹味噌バーニャカウダ。まだなじみのない商品のため、近所のスーパーなどでは手に入れにくいですね。
ここからはネットで人気のお取り寄せ蟹味噌バーニャカウダをご紹介します。
門永水産【かにみそバーニャカウダ】
「門永水産」は鳥取県で1953年(昭和28年)に創業した、水産加工品のメーカーです。「かにみそバーニャカウダ」は、門永水産が長年培ってきた蟹の加工技術とアイディアから生まれた商品。
かにみそバーニャカウダの原材料は、鳥取県境港産の紅ズワイガニの蟹味噌を100%使用しています。
ニンニクは青森県産の「福地ホワイト六片」、生クリームは「白バラブランド」でおなじみの大山乳業の純生クリームを使ったこだわりの味です。
おしゃれなエスプレッソカップのような持ち手の付いた容器は、贈り物や手土産としてもぴったりです。内容量は1つ130gで、価格は1,150~2,000円で販売されています。
北都【かにみそバーニャカウダ】
「北都」は北海道で1982年(昭和57年)に創業した、北海道の特産品や海産物の加工メーカーです。
北都の商品は北海道愛にあふれており、馬とエゾシカの肉の大和煮「馬鹿ヤロー缶詰」や「熊肉の大和煮缶」など他にはない独自の商品を作っています。
「かにみそバーニャカウダ」は蟹味噌にオリーブオイルとガーリックを加えた缶詰です。内容量は1つ70gで、価格は756円で販売されています。
蟹味噌バーニャカウダでちょっと贅沢な時間を過ごそう
蟹味噌というと高級な食材というイメージが強いですが、蟹味噌バーニャカウダはおうちで気軽に蟹味噌を楽しめるちょっと贅沢な一品です。
オリーブオイルとにんにくを使っていることでおしゃれな感じがして、若い世代や女性にも抵抗なく蟹味噌を楽しめることうけあい。
一人暮らしの方やご家族にはもちろん、女子会にも喜ばれる蟹味噌バーニャカウダをぜひ味わってみてくださいね。