うまい棒vsリスカ!コーンポタージュ味の人気駄菓子を徹底比較!

誰もが一度は目にしたことがあるであろうコーンポタージュ味の駄菓子と言えば、『うまい棒 コーンポタージュ味』と『リスカ コーンポタージュ』ではないでしょうか。

コーンポタージュ味の駄菓子として人気を2分するこの2商品の違いはどこにあるのでしょうか?そして、どちらの方が人気があるのでしょうか?

この記事では、両者の違いはどこにあるのかを比較するとともに、スーパーやコンビニなどで販売されている人気のコーンポタージュ味のお菓子もあわせてご紹介します。

コーンポタージュ味の駄菓子の2大巨頭を徹底比較!

コーンポタージュ味の駄菓子の2大巨頭を徹底比較!

コーンポタージュ味の駄菓子として大人気の『うまい棒 コーンポタージュ味』と『リスカ コーンポタージュ』。これらの違いはどこにあるのでしょうか?それぞれの特徴や人気の度合を比較してみましょう。

『うまい棒』とリスカの『コーンポタージュ』には意外な関係が!

『うまい棒』と『コーンポタージュ』は、どちらも「やおきん」という会社の商品です。やおきんは、自社工場を持っていないので、製造元は「リスカ」という別の会社です。

つまり、『うまい棒』と『コーンポタージュ』は、どちらもリスカが製造し、やおきんが販売している駄菓子ということになります。

スナック菓子の『コーンポタージュ』は、一般的には「リスカのコーンポタージュ」と呼ばれています。

ですが実際は、駄菓子屋で売っている20gの小袋サイズはやおきんブランドの商品で、スーパーやコンビニなどで売っている75gの大きなサイズのスナック菓子は、やおきんとリスカの両方のブランドで販売されているのです。ややこしいですよね。

※この記事では、比較しやすくするために『リスカ ポタージュ』と表記しますね。

やおきん(リスカ) コーンポタージュ 20g

形状や重さや値段はどう違う?

『うまい棒』とリスカの『コーンポタージュ』はどちらもコーンが原料のコーンスナックです。別名「コーンパフ」とも言いますね。

サクサクと軽く、口に入れるとスーッと溶けてしまうような食感が特徴のスナック菓子です。

『うまい棒 コーンポタージュ味』は、長さ約11cm×直径約2.5cmの棒状のコーンスナックで、真ん中に穴が開いています。

重さは約6g。発売当初は8gくらいだったそうですが、2010年以降はややスリムな形状になっているそうです。

『うまい棒 コーンポタージュ味』のメーカー希望小売価格は発売当初からずっと10円(税別)でしたが、2022年4月からは2円値上がりして12円になりました。

一方、『リスカ コーンポタージュ』は一口サイズのコーンパフで、駄菓子サイズの小袋は20g入り。他に75gの大袋も販売されています。

駄菓子屋サイズの『リスカ コーンポタージュ』メーカー希望小売価格は30円。グラム単価に換算すると、うまい棒よりも少し安いことがわかります。

カロリーはどっちの方が高い?

大人がお菓子を食べる場合は、味だけでなくカロリーも気になりますよね。カロリーはどちらの方が高いのでしょうか?『うまい棒 コーンポタージュ味』のカロリーと栄養成分は以下のようになっています。

『うまい棒 コーンポタージュ味』の栄養成分(1袋6gあたり)

カロリー:43.0kcal

たんぱく質:0.5g

脂質:2.7g

炭水化物:4.3g

食塩相当量:0.1g

わかりやすいように、別の市販のお菓子で例えてみると、亀田製菓の『ハッピーターン』でいうと約2枚分、『森永 ムーンライト』なら約1枚分と同程度のカロリーです。

ですから、せんべいよりもクッキーやビスケットのカロリーに近いということになりますね。一方、駄菓子屋サイズの『リスカ コーンポタージュ』のカロリーと栄養成分は以下のとおりです。

『リスカ コーンポタージュ』の栄養成分(1袋20gあたり)

カロリー:118kcal

たんぱく質 :1.2g

脂質:8.1g

炭水化物:10.2g

食塩相当量:0.3g

駄菓子屋サイズの別のスナック菓子のカロリーは、『カルビーポテトチップス うすしお味(28g)』が157Kcal、『カルビーサッポロポテト(24g)』 が118kcal、『カルビー かっぱえびせん(26g)』が129kcal。

駄菓子サイズのスナックの中では、カロリーはやや低めの部類に入ると言えますね。

味や食感はどう違うの?

では、『うまい棒 コーンポタージュ味』とリスカの『コーンポタージュ』の味はどのように違うのでしょうか?

SNSやインターネット上では、「よく似た味!」という感想と、「リスカのコーンポタージュの方が味が濃いめ」という感想がありました。また、食感も「よく似ている!」という意見が多く見られました。

開発・製造した会社が同じなので、味がよく似ているのは当然といえば当然かもしれませんね。

『リスカ コーンポタージュ』の方が味が濃く感じられるのは、1個の体積に対する表面積の割合がうまい棒よりも大きい、つまり、体積に対して表面に付いている調味料の割合が多いからではないかと思われます。

ズバリ!人気はどっちが上なの?

インターネット上では、『うまい棒』シリーズで人気がある味のランキングを調べているサイトがいくつかありますが、ほぼすべてのアンケートで、コーンポタージュ味が1位という結果でした。

また、「やおきん」の公式サイトに掲載されている「やおきん★ランキン」で、やおきんの駄菓子部門の人気ランキング1位に輝いているのも、『うまい棒 コーンポタージュ味』でした。

しかしその一方で、リスカの『コーンポタージュ』がいちばん好き!という意見や、どっちもおいしい!という意見も多くあり、『リスカ コーンポタージュ』の人気も高いことがうかがえます。

『リスカ コーンポタージュ』は、駄菓子サイズと75gの大袋の両方があるので、大人は大袋を購入する人が多いのかもしれませんね。

うまい棒を美味しくアレンジ!コーンスープを作ってみよう

インターネット通販や大型スーパーなどで、30本入りのうまい棒が売っていることがありますよね。お得だからと買ったはいいものの、食べきれなくて困ったことはありませんか?

うまい棒が減らない!という人のために、超簡単の大量消費アレンジレシピを2つご紹介します。

意外にいける?!牛乳で作るうまい棒のコーンスープ

コーンポタージュ味を生かすならコーンスープは外せませんよね!お湯を使っても作れますが、牛乳を入れるとコクが出ますよ。

材料と作り方
意外にいける?!牛乳で作るうまい棒のコーンスープ

【材料】(1人分)

うまい棒 コーンポタージュ味 2本

牛乳 150ccくらい

粉チーズ 適量

【作り方】

1.うまい棒を袋のまま粉々になるまで潰す

2.レンジで温めた牛乳を注ぐ。お好みで粉チーズを足す。

【ポイント】

うまい棒と牛乳を混ぜてからレンジアップすると突沸する危険があるので、温めた牛乳を注ぐようにしましょう。

・クルトンとしてトッピングしてもOKです。

朝食にピッタリ!材料3つのグラタン風トースト

続いて、忙しい朝の朝食におすすめのうまい棒トーストをご紹介します。

材料と作り方
朝食にピッタリ!材料3つのグラタン風トースト

【材料】(1人分)

うまい棒 コーンポタージュ味 2本

牛乳 大さじ2~4杯程度

粉チーズ 適量

【作り方】

1.うまい棒を細かく砕き、大さじ2~4杯程度の牛乳を加えてよく混ぜる。

2.食パンに1を塗り、粉チーズをかけてオーブントースターでこんがりと焼く。

【ポイント】
・粉チーズの代わりに、ピザ用チーズやマヨネーズをかけて焼いてもOKです。

駄菓子以外も多様!コーンポタージュ味の売れ筋お菓子を一挙ご紹介

駄菓子以外も多様!コーンポタージュ味の売れ筋お菓子を一挙ご紹介

ここからは、『うまい棒』や『リスカ コーンポタージュ』以外の売れ筋のコーンポタージュ味のお菓子を厳選してご紹介します。

うまい棒やリスカの他にもある!駄菓子編!

『うまい棒』や『リスカ コーンポタージュ』の他にも、人気のコーンポタージュ味の駄菓子があります。駄菓子屋やスーパー・コンビニに駄菓子売り場で買えるコーンポタージュ味の人気の駄菓子を2品ご紹介します。

かとう製菓 『ポテトスナック コーンポタージュ風味』

『ポテトスナック』は、もともと愛知県安城市にあった「いずみ製菓」というメーカーが販売していた人気の駄菓子でしたが、2013年にいずみ製菓の事業終了に伴い、『ポテトスナック』も市場から消えてしまいました。

しかしその後、愛知県西尾市の菓子メーカー「かとう製菓」が消費者の要望を受けて、2年がかりで復刻させたのが現在販売されている『ポテトスナック』です。

サクッとした軽い食感が特徴的で、コーンポタージュ味は、『ポテトスナック』のなかで、コンソメに次いで人気No.2のフレーバー。適度なしょっぱさのなかに広がるコーンポタージュの甘さの絶妙なバランスを楽しめます。

野村煎豆加工店 『朝のミレービスケット(コーンポタージュ味)』

昔懐かしい素朴な味わいが人気の『ミレービスケット』。駄菓子屋をはじめ、スーパーやカルディなどでもよく見かけますよね。

一度焼いた後にさらに高温の油でカラッと揚げてあるので、普通のビスケットよりもコクがありサクサクとした食感が特徴です。

最近では、いろいろなフレーバーのミレービスケットが発売されていて、『朝のミレービスケット(コーンポタージュ味)』もそのひとつです。

https://twitter.com/raymarron0921/status/1492633674436997123

ネーミングの由来は、コーンポタージュは朝に飲むことが多いから『朝のミレービスケット』なんだとか。コーンポタージュ風味が、ミレービスケットの甘じょっぱさをさらに引き立てています。

定番の人気商品!コーンスナック編

コーンが原料のコーンスナックは、原料が同じだけにコーンスープ味とは抜群の相性ですよね。

『うまい棒 コーンスープ味』や『リスカ コーンスープ』以外にも、コーンポタージュ味のコーンスナックは人気です。なかでもおすすめの商品を2品ご紹介します。

ヤマザキビスケット 『エアリアル コーンポタージュ味』

ヤマザキビスケットの『エアリアルシリーズ』は、他のコーンスナックにはないサクッと軽い食感が魅力のコーンスナック。その秘密は『エアリアル』の独自製法で作られた4層構造にあります。

『エアリアル コーンポタージュ味』は、コーンポタージュ風味のパウダーとクリームパウダーのダブル使いで、スイートコーンのうまみと甘みをギュッと詰め込んだ濃厚な味わいを楽しめることが特徴です。

エアリアル コーンポタージュ味 70g
ヤマザキナビスコ

ファミリーマート 『コーンスナック コーンポタージュ味』

ファミマのプライベートブランドにもコーンポタージュ味のコーンスナックがあります。その名も『コーンスナック コーンポタージュ味』。もう、そのまんまのネーミングですね。

うまい棒をカットして細くしたような穴の開いたひと口サイズで、きめが細かくサクサクとした軽い食感が特徴的で、コクの深いコーンポタージュの風味を楽しめます。

和と洋のコラボも意外に合う!せんべい&あられ編

コーンポタージュというと”洋”のイメージがありますが、せんべいやあられといった和風のお菓子にも意外に合う組み合わせです。おすすめのコーンポタージュ味のせんべい&あられを3品ご紹介します。

ホンダ製菓 『ソフトせんコーンポタージュ』

ソフトせんべいといえば塩味が定番ですが、ホンダ製菓の 『ソフトせんコーンポタージュ』は、コーンポタージュ風味がソフトな食感によくマッチしています。

ホンダ製菓は創業70年の老舗で、素材や昔ながらの技術にこだわった米菓メーカーなので、ソフトせんべい自体がとてもおいしいことが特徴。

『ソフトせんコーンポタージュ』は、北海道産のスイートコーンと隠し味のチーズでミルキーでコクのある味わいです。

ソフトせん コーンポタージュ 15枚入
ホンダ製菓

岩塚製菓 『味しらべ コーンポタージュ味』

岩塚製菓の『味しらべ』といえば、亀田製菓の人気せんべい『ハッピーターン』とよく比較されるお菓子ですよね。実はこの『味しらべ』、秋から冬にかけての期間限定でコーンポタージュ味も発売されているのです。

『味しらべ コーンポタージュ味』は、北海道産のとうもろこしを使用したパウダーを使用。『味しらべ』の口どけの良いサクッとした食感はそのままに、クリーミーでまろやかなコーンポタージュの味わいを楽しめます。

カルディ 『コーンポタージュのおせんべい』

カルディにも、人気のコーンポタージュ味のせんべいがあります。

カルディコーヒーファームの和食材のブランドとして人気のブランドの「もへじ」が製造しているせんべいで、その名も『コーンポタージュのおせんべい』。ほのぼのとしたかわいらしいパッケージが目印です。

『コーンポタージュのおせんべい』は国産米だけで作ったくちどけの良いソフトせんべいに、北海道産のスイートコーンパウダーで味付けをしています。隠し味のチーズがミルキーでコクのある味わいを演出しています。

まとめ:コーンポタージュ味の駄菓子やお菓子は多種多様!

人気の駄菓子の代表格とも言える『うまい棒』のなかでも、圧倒的な人気を誇るフレーバーがコーンポタージュ味。同じような味と食感のリスカの『コーンポタージュ』も人気の高いお菓子です。

コーンポタージュ味が時々無性に食べたくなるという人も多いようですね。おやつとして食べるだけではなく、お酒のアテにもなりそうです。

コーンポタージュ味の駄菓子やお菓子は意外にたくさんあるので、いろいろと食べ比べてみてはいかがでしょうか。

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