健康や美容を心がけている人たちに、今注目されている「ビネガードリンク」ってご存じですか?
お酢を毎日飲むと体に良いということは、以前から言われていました。黒酢やリンゴ酢などのドリンクは今までもありましたが、かわいいパッケージでフルーティな味のお酢を使った飲み物が今おしゃれな女子に人気なんですよ。
この記事ではビネガードリンクの効果や作り方、市販のおすすめのビネガードリンクなどをご紹介します。
目次
ビネガードリンクとは?どんな効果があるの?
寿司飯や酢の物、マヨネーズの材料として使われるなど、日本人にはなじみの深いお酢。お酢には様々な健康効果や美容効果が期待できることが分かってきて、最近では毎日ドリンクとして酢を飲む人が増えています。
カラフルなパッケージで様々な味のビネガードリンクが発売されると、おしゃれな女性を中心に注目を集めるようになりました。
ビネガードリンクとはどんな飲み物なのか、飲むとどんな効果があるのかなど詳しく見ていきましょう。
ビネガードリンクってどんな飲み物?
現在市販されているビネガードリンクは、数十種類あると言われています。基本的にはビネガードリンクは酢を水で薄めたものに、フルーツのフレーバーを付けたものです。
フルーツの味や香りを付けたことで、酢の酸っぱさが苦手な人でもフルーツジュースのようにごくごく飲めるようになりました。
毎日少しずつ摂りたい酢が摂りやすくなり、パッケージもおしゃれで手に取りやすく買いやすくなったと言われています。
味はラズベリーやピーチ、カシスやトロピカルミックスなど様々で、いろいろな味を試すのも楽しいですね。
効能は?いつ飲むと効果がある?
ビネガードリンクで注目すべき効果は、やはりお酢の健康効果と言えるでしょう。お酢を毎日摂ることで、高血圧を抑制する効果があると言われています。
夏場など暑くて食欲のない時期にお酢を摂ると、疲れた体を癒して食欲を回復させる効果が期待できます。
特に疲労回復にはお酢と糖分を同時に摂ると効果が高いと言われていますので、ビネガードリンクは疲労回復にぴったりです。
ビネガードリンクを飲むタイミングは、自分の好みの時間で大丈夫です。胃の活動が活発になり過ぎる場合があるため、食事と一緒に飲むか食後に飲んだ方が胃への負担が低いようです。
カロリーは?ダイエットに効果はある?
ビネガードリンクのカロリーはメーカーによって100gで10~50kcal程度と、かなり商品によって幅があります。カロリーについては、購入時にラベルをチェックしてみた方が良さそうですね。
ダイエットへの効果については、お酢に内臓脂肪を減らす効果があることが分かっています。またお酢には胃酸の分泌を促す効果があることから、胃腸の動きが活発になり便秘を改善する助けをする効果が期待できます。
健康効果に配慮した『ビネガードリンク』の作り方
ビネガードリンクの一番簡単な作り方はお好みのお酢大さじ1杯をコップ1杯の水に溶かして、ガムシロップやはちみつで甘みをつける方法です。
お好みで100%ジュースやレモン果汁、生のフルーツを入れることで、フルーツの香りがして飲みやすくなります。
ここからは生のフルーツを使った、健康効果の高いビネガードリンクの作り方を見ていきましょう。一手間かけることで見た目もカラフルで、おしゃれな飲み物になりますよ。
基本のフルーツビネガー(果実酢)の作り方
まずはビネガードリンクの元になる、フルーツビネガーを作りましょう。一度作れば長期保存が出来るので、何種類かの果物でいろいろの味を作っておくと飽きずに飲み続けることができます。
【材料】
・お好みの果物:200g
・氷砂糖:200g
・酢:200g
・フタのできる保存容器:1Lサイズ
【作り方】
1.保存容器を熱湯で消毒します。
2.果物の皮をむき、一口サイズに切り分けます。
3.保存容器に果物と氷砂糖を交互に入れていきます。
4.酢を入れてフタをし、冷蔵庫などの涼しいところに保存します。
5.毎日ビンを振って中身を混ぜ、3日目くらいから飲むことができます。
【ポイント】
果物と氷砂糖、お酢の分量は1:1:1の割合です。下ごしらえした果物の分量を量って、同じ量の氷砂糖と酢を入れてください。
使う酢はどの種類でも大丈夫ですが、初めて作るならワインビネガーやリンゴ酢などの果実を原料にした酢を使うのがおすすめです。
2週間くらいたったら、カビなどの原因になるので果物は取り出しましょう。取り出した果物はそのまま食べることもできますし、ヨーグルトのトッピングにも使えますよ。
ビネガードリンクの作り方とアレンジ
フルーツビネガーがあれば、おいしくて効果抜群のビネガードリンクを簡単に楽しむことができます。作り方は大さじ1~2杯のフルーツビネガーを、コップ1杯の水に溶かすだけです。
炭酸で割ったり、大人の人は焼酎を入れてサワーにするのもおすすめ。牛乳に入れるととろみが出て、ヨーグルトドリンクのようなさっぱりした飲み物になります。
漬け込んだ果物を少し入れると見た目もかわいくて、フルーツの繊維も摂れます。フルーツビネガーは酸性が強いので、必ず水や牛乳などで薄めて飲んでくださいね。
健康や美容に効果のあるビネガードリンクは、持ち歩くこともできます。ただ、金属でできた水筒などの容器は、酢の酸で錆びることがありますので、ペットボトルやガラス製の水筒の方が安心です。
最近はおしゃれなガラスの携帯用ボトルが販売されていますので、おすすめですよ。
【効果があるかも!?】ネットで人気のビネガードリンク3選
ビネガードリンクで毎日おいしくお酢を体に取り入れることで、健康や美容に効果があることが分かりました。
現在数十種類のさまざまな味のビネガードリンクが販売されていて、おいしく気軽にお酢の健康パワーを体に取り入れることが出来るようになっています。
ここからはネットで人気の高いビネガードリンク3種をご紹介します。
桐谷美玲・山本美月のCMでおなじみ【ミツカン フルーティス】
ミツカンは愛知県で文化元年(1804年)に創業した、酢などの食品メーカーです。
ミツカンの「お酢ドリンク」のラインナップは、黒酢を使ったものやリンゴ酢を使ったものなど家庭用で十種類以上あります。
業務用の「ビネグイット」が12種類あり、ミツカンだけで二十種類以上のお酢ドリンクが販売されています。
ミツカンの「フルーティス」は、リンゴ酢に果汁を合わせてフルーティな飲みやすい味にした商品です。カロリーは100mlで10~17kcalで、カロリー控えめになっています。
味はざくろラズベリー、シャルドネ(白ブドウ)、ピーチライチ、ピンクグレープフルーツの4種類。350ml入りの4倍希釈タイプと、1000ml入りのストレートタイプ、200ml入りの飲み切りタイプの3種類が販売されています。
韓国発100%果実の酢【美酢(ミチョ)】
「美酢」は韓国のCJグループの日本の子会社、CJジャパンが販売するビネガードリンクです。100%果実発酵したお酢から作られています。
味は7種類あり、ざくろ、マスカット、パイナップルはそれぞれザクロ酢、白ブドウ酢、パイナップル酢が使われています。
もも、カラマンシー、いちご、みかんはリンゴ酢とワインビネガーに果汁を足して飲みやすくしたものです。
カロリーは100mlで30~40kcal、内容量は900mlで4倍希釈タイプです。一日分のビタミンCを添加した「美酢 Beauty Plus」は、ざくろとマンゴーの2種類が販売されています。
キューピー【ビネガードリンク】
キューピーと言えば、マヨネーズやドレッシングで有名なメーカーです。キューピーのビネガードリンクは業務用として販売されているものですが、一般の人もネットで購入することができます。
ビネガードリンクはブドウ酢やリンゴ酢にフルーツ果汁を入れて飲みやすくした商品で、1本500ml入りで6倍希釈タイプです。
味はカシス、ピーチビネガー、まろやかブドウ酢、トロピカルミックス、和柑橘ミックスの5種類。カロリーは6倍希釈時で100ml当たり約30kcalとなっています。
まとめ~ビネガードリンクはおいしくて効果たっぷり
お酢は様々な健康効果があって、毎日少しずつ体に取り入れたい食べ物です。お酢の酸っぱさが苦手な人は、フルーツの香りで飲みやすくしたビネガードリンクがおすすめ。
最近はおしゃれなパッケージで、若い女性にもお酢を使ったドリンクが買いやすくなりました。毎日のティータイムにお茶の代わりに飲むのもいいですね。
手軽に手作りも出来ますし市販の商品も様々な種類があるので、ぜひ一度ビネガードリンクを試してみてください。