オリーブオイルで簡単自家製マヨネーズ♪美味しい活用レシピもご紹介
オリーブオイルを使ったマヨネーズって、スーパーじゃ見かけないから家で作ってみたい!
でもどうやって作ったら良いんだろう…。

そんな疑問に答えます。

 

自家製マヨネーズは無添加ですので身体にもよく、自分の好きなこだわり材料で作れる点も魅力です。

ですが、通常のマヨネーズは植物油で作りますので、オリーブオイルでも上手く作れるか不安の方もきっと多いハズ…!

 

この記事では、オリーブオイルを使ったマヨネーズの作り方や、失敗した時の原因や対処法など紹介していきます。

 

↓気になるオリーブオイルのカロリーはこちらの記事をチェック♪

オリーブオイルを使った自家製マヨネーズの作り方

オリーブオイルを使った自家製マヨネーズの作り方

オリーブオイルを使ったマヨネーズを作るのは、実はそんなに難しくありません。ここでは、手作りのオリーブオイルマヨネーズの作り方から保存のコツまで、詳しくご紹介していきます。

基本の自家製マヨネーズの作り方

まずは、味のアレンジもしやすい基本のオリーブオイルマヨネーズの作り方です。

オリーブオイルを使った簡単自家製マヨネーズ
基本の自家製マヨネーズの作り方

材料:

卵黄 1

オリーブオイル 200ml

お酢 大さじ1

塩 小さじ1/4

お好みでレモン汁、マスタードなど 各小さじ1

 

作り方:

1.卵黄に塩と酢を入れて混ぜます。

2.1にティースプーンの量くらいのオリーブオイルを入れ、泡だて器でよく混ぜます。

3.混ざり切ったら、再び同じ量のオリーブオイルを入れて泡だて器でよく混ぜていきます。

4.3の作業を繰り返してオリーブオイルを入れ切ったら完成です。

卵黄を全卵に変えても作ることが出来ますが、卵黄の方が濃厚に仕上がりますよ。

また、お酢の代わりにリンゴ酢を入れたり、レモン汁を追加したりするとまろやかでさっぱりした味になります。マスタードを入れると大人の味に。お好みで追加してみてくださいね。

卵アレルギーでもOKなオリーブオイルマヨネーズのレシピ

オリーブオイルのマヨネーズを作りたいけれど、卵アレルギーで作れないという方もいらっしゃると思います。ですが、実はオリーブオイルマヨネーズは卵なしでも作ることが出来るんです.

 

代用するのは豆乳。卵と同じレシチンが入っているので、クリーミーなマヨネーズが作れます。しかもカロリーは少なくコレステロール値がゼロなので、ダイエット中の方でも食べられますよ。

材料

無調整豆乳 50ml

オリーブオイル 100ml

お酢 大さじ1

塩 小さじ1/4

お好みでレモンやマスタードなど 各小さじ1

作り方は基本のオリーブオイルマヨネーズと同じです。豆乳は味付けされている調整豆乳ではなく、無調整のものを使ってくださいね。

時短でマヨネーズを作るなら「ブレンダー」を活用

泡だて器だと少しずつ混ぜ合わせていかなければならないので、時間と手間がかかりますよね。そんなときはブレンダーを使うのがオススメです。

 

作り方は簡単。先ほどのオリーブオイルマヨネーズの材料を全部入れてスイッチを押すだけ。攪拌しきっていない部分は上下に動かしてまんべんなく混ぜ切ってくださいね。

 

ブレンダーには様々な商品がありますが、選ぶ際のポイントは2点。「軽量&コンパクトであること」と「機能性と価格のバランス」です。

オリーブオイルマヨネーズで使う機能は「混ぜる」のみですが、他にも「つぶす」「きざむ」調理くらいはできるものの方が使い勝手がいいですよ。

価格もピンキリですが、5000円くらいまでの商品を選ぶのが無難です。

こんな感じのものがオススメです。

ブラウン マルチクイック1 ハンドブレンダー
ブラウン

自家製マヨネーズの保存方法と賞味期限

オリーブオイルマヨネーズを作ったら冷蔵庫へ保管してください。出来れば当日中に使い切るようにし、最低でも数日中に使い切ってください。以下の状態になっていたら傷んでいて食べることができません。

・油が分離してしまっている

・油が浮いて変色している

・カビが生えている

市販のマヨネーズは殺菌とph調整をして安全管理を徹底していますし、お酢や塩も自家製より多く入っています。ですが、自家製のマヨネーズは長期保存できる条件がほぼ無いので食中毒になりやすいのです。

 

もし当日中に使い切れなさそうな場合は以下の方法で保存します。保存方法を守ってなるべく早く使い切るようにしてください。

自家製マヨネーズの保存のコツ

・清潔な密閉できる容器に入れる

・冷蔵庫で冷気の当たらないところに保管する

また、中にはオリーブオイルマヨネーズを頻繁に使う方もいると思います。毎回作るのは大変だという方は市販品を使うというのも選択肢の一つです。

 

こちらは珍しい市販のオリーブオイルマヨネーズです。100%オリーブオイルを使用していて、日持ちもします。リンゴ酢やからしを使っているので、一味違ったオリーブオイルマヨネーズを味わうことができますよ。

トレア オリーブマヨネーズ 85g
東洋オリーブ

オリーブオイルマヨネーズの失敗原因&対処法

オリーブオイルマヨネーズの失敗原因&対処法

実は慣れている人でも失敗しやすい手作りのオリーブオイルマヨネーズ。簡単でコツが分かっていたとしても分離したり固まらなかったりします。

失敗した場合、何か対策はあるのでしょうか?ここでは、オリーブオイルマヨネーズ作りに失敗した時の原因と対処法をご紹介します。

味がまずくなってしまう

「オリーブオイルでマヨネーズを作ったけれどなんだかまずい」「苦い感じがする」という話を聞きます。その原因はオリーブオイルの種類です。日本のオリーブオイルには2種類あります。

オリーブオイルの種類

・バージンオリーブオイル

・ピュアオリーブオイル

バージンオリーブオイルは未精製の油です。よく耳にするエクストラバージンオリーブオイルはこちらの分類に入ります。ピュアオリーブオイルはいわゆる普通のオリーブオイルのことで、精製されたものを指します。

「まずい」と言われるのは、バージンオリーブオイルの方です。未精製なので、オリーブの臭いや味が色濃く残っています。

 

ピュアオリーブオイルは香りや臭いが薄いものから無味無臭まであります。クセのない味にしたいのであれば、こちらを使用しましょう。

 

もし未精製に拘りたいという方は、「アルベキーナ」という品種のオリーブを使ったバージンオリーブオイルがおすすめです。苦味がほとんど無いと言われています。

マヨネーズが分離してしまう

実際にオリーブオイルマヨネーズを作ってみると、上手く混ざり合わずに分離したままになってしまうことがあります。原因は乳化がうまく出来ていないためです。

 

マヨネーズの乳化は、水(お酢)の中に油を閉じ込める「水中油滴型」です。卵に入っている「レシチン」という、乳化作用のある成分を使って油の粒子を水(お酢)の中に入れていきます。

この時に混ざりきっていなかったり油の量が多すぎたりすると、うまく乳化できずに分離してしまうのです。

マヨネーズを上手く乳化させるコツは、混ぜる順番を守って少しずつオリーブオイルを加えながらよくかき混ぜていくことです。

最初は一滴ずつ入れていき、固まり始めたら量を少しずつ増やすというぐらい慎重に入れると失敗する確率はかなり減ります。

 

もう一つはブレンダーを使ってしっかりと攪拌させることです。泡だて器を使って手で行うと、混ぜ足りない部分が出てくる可能性もあります。ご家庭でブレンダーをお持ちの方は時短にもなりますし便利ですよ。

上手く固まらない

しっかりと材料を混ぜ合わせても上手く固まらないことがあります。その場合は材料そのものに原因があるかもしれません。卵は古くなると乳化力が弱くなり固まりにくいため、新鮮なものを使った方が安心です。

 

また、乳化は材料間の温度差があると上手くいかないとも言われているため、卵は冷蔵庫から出してすぐ使うのではなく、常温にもどしてから使うようにしてください。

 

バージンオリーブオイルはレシチンに似た分解物が入っているため、レシチンを押し出してしまい乳化しにくいとも言われています。

決して作れないというわけではありませんが、心配な方はピュアオイルをつかうと良いでしょう。

失敗したマヨネーズを復活させる方法

万が一、オリーブオイルマヨネーズ作りに失敗してしまっても復活させる方法があります。それは卵黄を追加することです。使う際は必ず常温に戻したものを使用してください。

 

卵黄を攪拌したら、失敗した材料を少しずつ混ぜ合わせます。しっかりと混ざりあって分離していない(乳化)かどうか確認しながら追加してください。

混ぜ終わったら味見をして好みの味に調整したら完成です。

相性抜群!オリーブオイルマヨネーズの活用レシピ5選

相性抜群!オリーブオイルマヨネーズの活用レシピ5選

オリーブオイルマヨネーズは様々な料理と相性抜群です。洋風和風どちらでも合います。

いつもの料理を普通のマヨネーズからオリーブオイルマヨネーズに変えるだけでも、味の雰囲気が変わりますよ。今回はたくさんのレシピの中から5種類を紹介します。

エビとアボカドのオリーブオイルマヨうどん

オリーブオイルマヨネーズとうどんの相性は抜群です。サラダうどんのような感覚で食べられます。

オリーブオイルマヨうどんのレシピ
エビとアボカドのオリーブオイルマヨうどん

材料(1人分):

冷凍うどん 1

むきえび 5

アボカド 1/2

みりん 大さじ1

醤油 大さじ1

和風顆粒だし 小さじ1/2

水 120cc

オリーブオイルマヨネーズ 大さじ1

 

作り方:

1.鍋にみりん、醤油、和風顆粒だし、水を入れて沸騰直前で火を止めて耐熱容器に入れます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。

2.レタスは千切り、アボカドは1cm角に切ります。

3.エビは背わたを取り、洗ったら水気を切って色が変わるまで茹でます。

4.うどんを説明書通りに温めたあと、氷水にいれてしめます。

5.皿にうどんを入れたら具材を盛り付けて、1.とオリーブオイルマヨネーズをかけます。

むきえびはお好みで塩茹でにしても美味しいです。

サーモンのカルパッチョ

サーモンとオリーブオイルマヨネーズの相性も抜群です。こちらは、おつまみにもなる一品です。

サーモンのカルパッチョのレシピ
サーモンのカルパッチョ

材料(2~3人分):

サーモンの刺身 180g

玉ねぎ 1/4

オリーブオイルマヨネーズ 小さじ2

ハーブソルト 小さじ1

レモン汁 こさじ1

すりおろしにんにく 小さじ1/2

ブラックペッパー 適量

 

作り方:

1.サーモンは1.5cm角に切ります。

2.玉ねぎを薄くスライスしたら水にさらして、水気をしっかりと切ります。

3.オリーブオイルマヨネーズ、ハーブソルト、レモン汁、すりおろしにんにくを混ぜ合わせたら、サーモンと玉ねぎも加えて混ぜます。

4.器に盛りつけてブラックペッパーをかけます。

玉ねぎは新玉ねぎがオススメです。辛みが少ないので水にさらさなくても食べられますよ。

コールスローサラダ

こどもが大好きなコールスローサラダ。手作りのオリーブオイルマヨネーズで更に食が進みそうな一品です。

コールスローサラダのレシピ
コールスローサラダ

材料(10人分):

キャベツ 1/2

人参 1/3

コーン(缶詰) 50g

塩 小さじ1/2

オリーブオイルマヨネーズ 大さじ5

粒マスタード 大さじ1

砂糖 大さじ1

お酢 小さじ2

オリーブオイル 小さじ1

 

作り方:

1.キャベツと人参を太めの千切りにしたら塩をふって混ぜ合わせ、10分ほど置いてから水を切ります。

2.オリーブオイルマヨネーズ、粒マスタード、砂糖、お酢、オリーブオイルを混ぜ合わせます。

3.コーンと1.2.を混ぜます。

しっかりと水切りすることで、出来上がりが水っぽくなりません。冷蔵庫で冷やすとより美味しくなります。

オリーブオイルマヨトースト

卵を茹でてパンを焼くだけなのでとても簡単。健康的なオリーブオイルマヨネーズなら、マヨを使う罪悪感も少しは薄れるかも…?忙しい朝にもおススメです。

オリーブオイルマヨトーストのレシピ
オリーブオイルマヨトースト

材料(1人分)

食パン 1

オリーブオイル 3cc

オリーブオイルマヨネーズ 大さじ1

卵 1

塩 少々

パセリ ひとつまみ

 

作り方:

1.食パンにオリーブオイルマヨネーズをつけて、その上からオリーブオイルをかけます。

2.卵を茹でてスライスします。

3.卵を食パンの上に並べて、塩をほんの少しだけかけてからトースターでこんがりするまで焼きます。

4.焼けたらパセリを散らします。

卵の固さはお好みで調節してください。

明太子オリーブオイルマヨスパゲッティ

明太子を使ったまろやかな味のパスタ。明太子とオリーブオイルマヨネーズの組み合わせは一度食べたら病みつきになります。

明太子オリーブオイルマヨスパゲッティのレシピ
明太子オリーブオイルマヨスパゲッティ

材料(4人分):

スパゲッティ 400g

オリーブオイル 大さじ2

塩 大さじ1

明太子 3腹

オリーブオイルマヨネーズ 大さじ3

茹で汁 大さじ4

刻みのり お好みで

 

作り方:

1.明太子に切れ目を入れて中身を取り出したあと、オリーブオイルマヨネーズとオリーブオイルを混ぜます。

2.お湯に塩を加えてスパゲッティを表示時間通りに茹でます。

3.1に茹で汁とスパゲッティを入れて混ぜ合わせます。お好みで刻みのりを乗せてください。

 

明太子が苦手な方は、明太子の量を少し減らして作ってみてください。

まとめ:自家製マヨネーズはオリーブオイルで決まり!

今回はオリーブオイルマヨネーズについて紹介しました。ポイントさえ押さえていれば簡単に作ることができます。

失敗しても復活させることができるので挑戦しやすいです。手作りのオリーブオイルマヨネーズを是非作ってみてくださいね。

オリーブオイルを使ったこちらのレシピもおすすめです!

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