そんな疑問に答えます。
ツナ缶は、値段が安く日持ちするので、食費節約に役立つ、人気の食材です。そんなツナを使ってお弁当を作ると、お弁当おかずのバリエーションが豊かになります。
味も抜群…ツナ特有の旨みが、お弁当おかずにコクをプラスしてくれますよ。
ここでは、ツナを使った簡単で美味しいお弁当レシピを、たくさんご紹介していきます!
目次
ツナをお弁当に使いたい!美味しく食べるためのコツ
常にストックしている人が多いツナ缶は、お弁当作りに役立つ人気食材です。しかし、ツナには油っぽいというイメージがあり、美味しく食べるにはひと工夫が必要。
ここでは、ツナの油っぽさを解消する方法、余ったツナを冷凍する方法について、わかりやすく説明していきます。
ツナの油っぽさを解消してしっとり食感に
ツナの油っぽさが苦手という方、多いのではないでしょうか?お弁当に使うときは特に、油が他の食材に染み出すと、全体がベトベトして、食感が悪くなってしまいます。
油っぽさを解消する方法は2つ。
1つは「しっかり油をとって、他の食材に油が染み出てくるのを防ぐ」方法。ざるで油を切ったあと、キッチンペーパーでよく油をふきとりましょう。
もう1つは「ツナと油をよく混ぜ合わせる」方法。この場合、油は切らなくても大丈夫です。菜箸やミニ泡立て器で、油がなくなるまで、とにかくよく混ぜます。
混ぜ続けるとツナがふわふわになるので、食感が非常に良い高級感がある仕上がりとなります。
余ったツナは腐らないように迷わず冷凍
お弁当のおかずに使って余ったツナを、冷蔵庫で長く保存しても大丈夫なのでしょうか?
実は、余ったツナは、冷蔵保存より冷凍保存がおすすめ。缶のままだと長期保存可能なツナですが、一度封を開けて空気に触れると劣化が早く、腐らせることが多い食品です。
余ったツナは、早めに冷凍庫に入れるようにしましょう。ツナを冷凍保存するときは、汁や油ごと密閉袋に入れます。早く冷凍できるよう、平らにならして冷凍保存するようにしてくださいね。
ツナを使ったお弁当レシピ~メインのおかず
肉の買い置きを切らしてしまったとき、お弁当のメインのおかずに何を作ればいいか…迷ってしまいますよね。そんなとき、強い味方となってくれるのが「ツナ缶」!
ここでは、ツナを使って作るお弁当の人気メニュー「卵焼き」「コロッケ」のレシピをご紹介していきます。
ツナとコーンとインゲンの卵焼き
お弁当のメインおかずとして人気の卵焼き。ツナとコーンを入れると、栄養バランスが良くなり、甘みが増して美味しくなりますよ。特に子供のお弁当にピッタリの一品です!
【材料(2人分)】
ツナ缶:1缶
ホールコーン缶:1/2缶
インゲン:3本
みそ:大さじ1
卵:2個
片栗粉:大さじ1/2
サラダ油:適量
【作り方】
1. ツナ缶の油を卵焼き器に入れ、残りをボウルに入れます。
2. ボウルにホールコーン缶を汁ごと入れ、片栗粉・みそを入れてよく混ぜ、卵2個を入れてさらによく混ぜます。
3. インゲンを卵焼き器の幅に合わせて切り、1のツナの油で炒め、2をおたま1杯入れて広げ、固まり始めたら端から巻きます。
4. サラダ油を薄くひいて、残りの卵を焼いてさらに巻き、形を整え、切って盛りつけたら完成です。
【ポイント】
片栗粉を入れることにより卵が破れにくく、冷めてもしっとりした状態が保たれます。片栗粉を省かないようにしてくださいね。
ツナのひとくちコロッケ
ツナを使って、ボリューム満点のお弁当のメインおかずを作りたい方には、「コロッケ」が一押し!味付きのコロッケなので、ソースをかける必要がありません。
部活で忙しい中高生のお弁当にピッタリのレシピです。
【材料(2人分)】
ツナ缶:1缶
じゃがいも:2個
玉ねぎ:1/4個
オリーブオイル:小さじ1
しょうゆ:小さじ1
塩:少々
コショウ:少々
薄力粉:適量
溶き卵:適量
パン粉:適量
サラダ油:適量
【作り方】
1. じゃがいもはラップで包んで電子レンジ(500W)で3分加熱し、ひっくり返して2分加熱し、あら熱がとれたら、皮をむいて、ボウルに入れ、つぶします。
2. 玉ねぎはみじん切りにします。
3. 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒め、ツナ缶を汁ごと加えて、水分が飛ぶまで炒めたらしょうゆを加えて、火を止めます。
4. 1のボウルに3のツナを加えてよく混ぜ、塩コショウで味を調えて、8等分に丸め、薄力粉・溶き卵・パン粉をまぶして、180度の油でカラッと揚げます。
【ポイント】
古いじゃがいもを使うと、じゃがいもの皮が緑がかっている場合があります。そのときは、じゃがいもの皮を厚めにむくようにしてください。
ツナを使ったお弁当レシピ~野菜のおかず
お弁当に欠かせない野菜のおかず。ツナを使ってパパッと仕上げてみましょう!ここでは、作り置きも可能な「和えもの」「マカロニサラダ」のレシピをご紹介していきます。
スナップえんどうとツナのおかか和え
人気のスナップえんどうを使った野菜のおかず。「包丁・まな板」無しで作れるので、朝の忙しい時間でも、簡単に調理できますよ。
【材料(2人分)】
スナップえんどう:8個
塩:少々
●ツナ缶:1缶
●かつおぶし:2グラム
●しょうゆ:小さじ2
【作り方】
1. スナップえんどうは筋を取り除き、塩を加えた熱湯で2分ゆで、ざるに上げます。
2. ボウルに●を混ぜ合わせ、1を和えたら完成です!
【ポイント】
アクセントの効いた、ガーリックツナフレークとも相性抜群です♪
緑黄色野菜たっぷりのツナマカロニサラダ
ツナマカロニサラダは、特に子供に人気のお弁当メニュー。ここでは、夏場でも腐らないよう、野菜すべてに火を通す「ツナマカロニサラダ」のレシピをご紹介します。
【材料(2人分)】
サラダマカロニ:1袋(160グラム)
ツナ缶:1缶
ホールコーン缶:1/2缶
かぼちゃ:40グラム
にんじん:40グラム
ブロッコリー:50グラム
さやいんげん:15グラム
しめじ:1/2パック
かぶ:小1本
マヨネーズ:適量
レモン汁:小さじ1
【作り方】
1. かぼちゃはひと口大、にんじんは輪切り、ブロッコリーは小房に分けます。さやいんげんは2cm長さに切り、しめじはいしづきを取り小房に分けます。かぶは8等分に切っておきます。
2. サラダマカロニと1の野菜をゆでます。
3. 2と食べやすい大きさにしたツナ、コーンを合わせて、マヨネーズ・レモン汁を合わせたものをかけます。
【ポイント】
マヨネーズに少量のレモン汁を加えると、さっぱりとした味わいになります。レモン汁の量は、お好みで調整してみてくださいね。
ツナを使ったお弁当レシピ~混ぜご飯
白いご飯が苦手なお子さんのお弁当の一品としておすすめしたいのが「混ぜご飯」。子供に人気のツナを使って作れば、完食間違いなしですよ!
以下で簡単で美味しいレシピをご紹介していきます。
ツナとみょうがとじゃこの混ぜご飯
ツナとじゃこの旨み、みょうがの爽やかな香りが魅力的な、初夏にピッタリの混ぜご飯です。お子さんと一緒に作ってみても楽しそうです!
【材料(2人分)】
ツナ缶:1缶
ご飯:200グラム
みょうが: 2個
大葉:4枚
ちりめんじゃこ:大さじ2
いりごま:小さじ2
塩:小さじ1/4
【作り方】
1. 大葉は、1cm角程度に細かくちぎります。
2. みょうがは薄く輪切りにし、水につけてほぐした後、水気を絞ります。
3. ご飯に1・2・油を切ったツナ・ちりめんじゃこ・いりごま・塩を加えて、よく混ぜ合わせます。
【ポイント】
大葉・みょうががない場合は、万能ねぎやきゅうりで代用してください。
味や食感を感じやすい混ぜご飯は、ちょっとこだわったツナ缶を使うとさらに美味しくなりますよ♪
カリカリ梅とツナの和風混ぜご飯
夏に食欲がなくなる方におすすめの混ぜご飯のレシピをご紹介します。食感が楽しい「カリカリ梅」と和風味の「ツナ」が食欲をそそる、お弁当にピッタリの混ぜご飯です!
【材料】
カリカリ梅:5個
ツナ缶:小2缶
●しょうゆ:大さじ1
●みりん:大さじ1
●砂糖:小さじ1/2
ご飯:2合分
塩:小さじ1/4
【作り方】
1. カリカリ梅は、種を除いて粗めのみじん切りにします。
2. ツナ缶は油を切ってフライパンに入れます。そこに●を入れて、水分がなくなるまで強火で炒めます。
3. 温かいご飯に炒めたツナとカリカリ梅を入れて混ぜたら完成です!
【ポイント】
ツナを炒めるとき、汁気は完全になくなるまで飛ばしてください。お弁当として持参したときに腐るのを防ぐためです。
まとめ:子供も喜ぶ!人気のツナを使って美味しいお弁当を作ろう♪
子供に人気が高い食材、ツナ。食べ方は人それぞれですが、マヨネーズをかけてツナそのものの味わいを楽しむのが好き、料理には使わない…という人が案外多いようです。
しかし、ツナは、他の食材と組み合わせることによりさらに旨みがアップする、料理の素材にピッタリの食材。お弁当のおかずに使うのもおすすめです!
この記事を参考にして、ツナを使ったお弁当作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?