醬油、みりん、酒の黄金比率で簡単に作れる!定番和食料理4選
醬油、みりん、酒の味付けで黄金比率ってある?黄金比率の味付けで作る和食料理って?

そんな疑問に答えます。

黄金比率を覚えれば、都度、細かな調味料の配合割合を見る手間も省けて、安定して料理が美味しく作れるようになりますよ。

この記事を読めば、醬油、みりん、酒の黄金比率が分かります。また、黄金比率で作る焼き物、煮物、揚げ物の和食料理もご紹介するので、ぜひ、最後までご覧ください。

醬油、みりん、酒の黄金比率って?

醬油、みりん、酒の黄金比率って?

醬油、みりん、酒の黄金比率はずばり1:1:1です。全ての割合が1なので、簡単に覚えられるとおもいます。

作る量が増えたとしても、加える調味料の量も同じ分増えるので、間違える心配もありません。焼き物や炒め物、揚げ物など、あらゆる和食料理をこの黄金比率で美味しく作ることができます。

しかし、好みに応じて醬油、みりん、酒の量を調節することは必要になります。例えば、煮物の煮汁を多くしたい時や、もうすこし甘さを加えたい時などです。

煮汁を多くしたい場合は、醬油を増やしたり水を加えますが、甘さが欲しいときはみりんを多く加える必要があります。そのような場合、みりんに変えて砂糖を加える方も多いです。

みりんは砂糖で代用可能?

和食料理においてみりんは、砂糖でも代用可能です。というのも、どちらも甘さを出す、という役割は同じだからです。

しかし、料理にもたらしてくれる効果には少し違いがあります。みりんは、料理をまろやかな甘みにしてくれたり、食材の臭みを消してくれる効果があります。それに対して砂糖は、角が立った甘みを出してくれたり、お肉を柔らかくする働きをもっています。

どちらを使うかはお好みですが、みりんが米麹や米を発酵させた自然物であるのに対し、砂糖はサトウキビを精製したものです。精製物である分カロリーが高く中毒性もあるので、健康面を考えるとみりんを使って調理をすることをオススメします。

さらに、みりんには煮崩れを防止する効果もあるので、煮物などの具材を多く使用する和食には最適ですよ。

醬油、みりん、酒の合わせ調味料を作り置きしよう!

醬油、みりん、酒の合わせ調味料は作り置きしておくととても便利です。和食を作る時に、具材を用意してこの合わせ調味料を加えれば簡単に一品が完成します。料理の時短にもなる作り置きなので、ぜひ作ってみてください。

【材料

・醬油  100ml

・みりん  100ml

・酒 100ml

【手順】

1.酒とみりんを鍋に入れて煮詰めて、アルコール分を飛ばす。

2.1に醬油を加えてよく混ぜ合わせる。

3.よく混ざったら、保存容器に移して完成!

冷蔵保存で約1ヶ月ももつ万能調味料の完成です。ぜひお試しください。

醬油、みりん、酒の黄金比率で作る和食料理4選

ここでは、醬油、みりん、酒の黄金比率の味付けで作る和食料理を4つご紹介します。食卓によく出る定番料理を簡単に作ることができます。毎日の献立を考える手間もきっと減るはずです。ぜひ参考にしてみてください。

レシピその1:豚の生姜焼き

レシピその1:豚の生姜焼き

はじめに紹介するのは豚の生姜焼きです。食卓に出てくる定番の一品で、お子さんにも大人気の和食料理です。

【材料】(2人分)

・豚こま肉  200g

・薄力粉 適量

・たまねぎ 半分

・醬油  大さじ2

・みりん 大さじ2

・酒   大さじ2

・生姜チューブ 8cm程度

・キャベツ 適量

・サラダ油 大さじ1

【手順】

1.たまねぎは食べやすい大きさに切り、キャベツは千切りにする。

2.醬油、酒、みりん、生姜チューブを1つの容器に入れて、混ぜ合わせておく。

3.豚肉は薄力粉にまぶし、サラダ油をいれたフライパンで焼き色がつくまで焼く。

4.豚肉を1度とりだして、たまねぎをしんなりするまで焼く。

5.豚肉を再度いれて、調味料をからめる。

6.器に盛り付け、キャベツの千切りを添えれば完成!

薄力粉をまぶして焼くことで、調味料が豚肉によく絡んで美味しく仕上がりますよ。

レシピその2:ブリの照り焼き

レシピその2:ブリの照り焼き

2つめにご紹介するレシピはブリの照り焼きです。濃いめの味付けで、ご飯が進むこと間違いなしの1品になっています。豚の生姜焼きと調味料は同じですが、作り方が異なるのでぜひ覚えてみてください。

【材料】(2人分)

・ブリの切り身 2切れ

・醬油 大さじ2

・みりん 大さじ2

・酒 大さじ2

【手順】 

1.ブリの切り身はよく洗って、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

2.1つの容器に醬油、酒、みりんを入れて混ぜ合わせ、ブリの切り身にまんべんなくかける。

3.20分ほどつけ込んだら、サラダ油を入れたフライパンで両面色が変わるまで焼く。(ブリを漬け終わった後、調味料が余ってても捨てない!

4.余った調味料を加えて絡める。

5.器に盛り付けて完成!

臭み消しとして、調味料に生姜チューブを5cmほど加えるのもオススメです。また、千切りにした白髪ねぎを付け合わせにすると、ひと味違った味わいを楽しむことができますよ。

レシピその3:カレイの煮付け

レシピその3:カレイの煮付け

3つめにご紹介するのは、カレイの煮付けです。調味料と水の割合を1:1:1:3にすることで、煮汁も一緒に楽しめるレシピになっています。

【材料】(2人分)

・カレイの切り身 2切れ

・生姜 10g

・醬油 100ml

・みりん 100ml

・酒  100ml

・水  300ml

【手順】

1.カレイの切り身をよく洗って、キッチンペーパーで水気をよく拭き取る。

2.生姜は薄くスライスする。

3.鍋に調味料と水を加えて煮詰め、アルコール分を飛ばす。

4.カレイと生姜を加えて、落としぶたをして中火で10分ほど煮込む。

5.器に盛り付ければ完成。

落としぶたをしてよく煮込めば、味がしみこんでカレイもふっくら仕上がります。煮汁をたっぷりかけて召し上がってみてください。

レシピその4:鶏の唐揚げ

レシピその4:鶏の唐揚げ

最後にご紹介するのは、揚げ物の定番である鶏の唐揚げです。醬油、みりん、酒の黄金比率でよくつけ込めば、味のしみた香ばしい唐揚げができあがります。ぜひ参考にしてみてください。

【材料】(2人分)

・鶏もも肉 2枚

・卵  2分の1個

・片栗粉 適量

・醬油 大さじ1

・みりん 大さじ1

・酒 大さじ1

・生姜チューブ 2cm

・にんにくチューブ 2cm

・サラダ油 適量

【手順】

1.鶏もも肉は一口サイズにカットする。

2.醬油、みりん、酒を一つの容器で混ぜ合わせて、生姜とにんにくも加えてさらに混ぜる。

3.2の調味料に鶏もも肉を入れて、しばらく置く。

4.溶いた卵の中に、鶏もも肉入れて絡めたら、片栗粉をまぶす。

5.160度のサラダ油で揚げて、中までよく火が通ったら完成。

醬油、みりん、酒のほかに、にんにくや生姜も加えているのでパンチのある味付けになっています。片栗粉をまぶして揚げることで皮がカリカリになり、肉汁も閉じ込められるのでとても美味しいです。ぜひ、お試しください。

まとめ:醬油、みりん、酒の黄金比率の味付けで、和食料理は美味しくできる!

いかがでしたか?今回は、醬油、みりん、酒の黄金比率で作る和食料理をご紹介しました。

醬油、みりん、酒の黄金比率は1:1:1です。この割合で混ぜ合わせて保存しておけば、いつでも簡単に和食料理を作ることができます。焼き物、煮物、揚げ物と調理方法が異なっても味付けは変わらないので、美味しく仕上げることが可能です。

ぜひ、お好きな和食料理をこの黄金比率の味付けで作ってみてください。作り方を見なくても、満足のいく一品が出来上がるはずですよ。

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