あると思っていたオイスターソースの在庫がなかったり、気づかないうちに期限が切れていたりして使いたい時にオイスターソースがない!ということがありますよね。
そんな時、オイスターソースの代用品はご家庭にある調味料で作ることが可能です。「すぐに買いに行けない、今すぐ作りたい!」という時の参考にしてくださいね。
目次
オイスターソースのおすすめ代用品&代用時の注意点
オイスターソースに代用できる調味料を知っておくといざという時にとても便利です。急な期限切れ、在庫なしにも対応することが可能になりますよ。
また、牡蠣アレルギーの方や、オイスターソースの風味が苦手なお子様にも代用品なら安心して使用できます。ここではオイスターソースの代用品のベースとして使える調味料や代用品を使う際の注意点についてお伝えします。
代用品のベースにおすすめの調味料とは?
オイスターソースの「オイスター」とは「牡蠣」のことで、牡蠣の煮汁に砂糖や塩などを加えたソースです。牡蠣の風味とうま味・コクがあり中華料理だけでなく和食にも使えるのでひとつ持っておくと重宝しますよね。
そんなオイスターソースが切れていた時の代用品として使用できる調味料には以下のものがあります。
・お好みソース
・とんかつソース
・ウスターソース
・鶏ガラだし、中華だし
・ウェイパー、創味シャンタン
・しょうゆ(牡蠣しょうゆ)
・ナンプラー
これらの調味料に砂糖・はちみつなどを足すことによりオイスターソースの代用品を作ることができますよ。※詳しい作り方は記事の後半でご紹介します。
まずはオイスターソースの味を知る
オイスターソースの代用品を作ろうにも、オイスターソース本来の味を知らなければ上手に作ることができません。
初めてオイスターソースで料理を作る時にはぜひ代用品ではなく、オイスターソースを買って使ってみましょう。しかし、
という方もいらっしゃるかも知れません。そんな方には100g前後の少量タイプのオイスターソースをおすすめします。
また、オイスターソースは中華料理だけでなくおでんや肉じゃがなど和食の隠し味にも使うことができますよ。
オイスターソースの味を知らないまま代用品を作ってしまうと味の迷子になりかねません。まずは少量タイプの商品を購入してオイスターソースの味を確認してみてくださいね。
使う際は少量ずつの使用にする
オイスターソースは味に癖がある分、隠し味として少量の使用で十分なため通常のレシピでもあまり多くの分量が使われていません。
そのため、オイスターソースの代用品を使う場合もあまり多く使いすぎず、少量の使用にしておきましょう。
オイスターソースの代用品は配合によってはオイスターソースの風味とは少々違う出来上がりになることもあります。そのため少量の使用にする方と味がまとまりやすく、おいしく作ることが出来ますよ。
完成したオイスターソースの代用品をスプーンで少しずつ加えると味の調整がしやすいのでおすすめです。
無理に作らなくていい場合も
と思った時には作りたい料理のレシピを一度しっかり見てみましょう。実は代用品を作らなくてもなんとかなるケースもあります。まずはレシピを見て以下の2点をチェックしてみてください。
・レシピで使われているオイスターソースの分量はどのくらいか
・レシピの中に「オイスターソースの代用品のベースとなる調味料」が含まれているか
オイスターソースの分量が4人分で小さじ2程度であれば代用品を作って加えなくても味がまとまることが多いです。
レシピの中にウスターソースやしょうゆなどオイスターソースの代用品のベースとなる調味料が含まれていたらそれらを1割増し程度増やしてみましょう。
そうすることで味がまとまり、代用品を作らなくても料理を完成させることができますよ。
【保存版】オイスターソースの代用法7選
それではオイスターソースの代用品を作るレシピをご紹介します。合う料理別に分けてご紹介しますのでレシピに合わせて作ってみてくださいね。もちろんどれも代用品として使えますので、
という場合は他の代用品で作っても大丈夫ですよ。
炒め物に合うおすすめの代用品
オイスターソースで作る料理と言えば炒め物を思い浮かべる方も多いですよね。もともととろみがあるソース類はオイスターソースの代用品として炒め物にピッタリです。
意外とオイスターソースに似ているお好みソース
お好みソースは牡蠣や魚介の風味がないものの、どろっとしたとろみやソースの甘みがオイスターソースに近いソースです。意外ですが、オイスターソースの代用品におすすめですよ。
お好みソース+和風だし(少々)+しょうゆ(少々)
もともとオイスターソースに近いお好みソースは少し魚介の風味を加えるだけでオイスターソースに近づけることができます。味や塩分が濃くなりすぎるため、だしやしょうゆは少量だけ足して味を確認してみましょう。
とろみが特徴のとんかつソース
とんかつソースもお好みソースと同様、どろっとしたとろみがありオイスターソースの代用品にしやすいソースです。とんかつソースには甘みがあまりないので、砂糖を足すのがポイントです。
とんかつソース3:砂糖1:しょうゆ1
とんかつソースによっては甘みがあるものもありますので、少し味見をして少しずつ砂糖を加えてみるとよりオイスターソースに近づけますよ。
はちみつでとろみをプラス!ウスターソース
ウスターソースは野菜や果物を煮て作られているため魚介ベースのオイスターソースと風味は異なりますが、甘みを足すことで代用品として使用できます。
オイスターソースに近づけるためにウスターソースに少々水を加えて代用品を作るのがコツですよ。
ウスターソース3:はちみつ1:水(お好み)
さらさらしているウスターソースに粘度のあるはちみつを加えることでオイスターソースのとろみ具合に近づけることができます。
はちみつがなければ砂糖でも可能です。その場合はとろみが加わりませんのでとろみが欲しい場合はやはりはちみつがおすすめです。
スープ系に合うおすすめの代用品
粉末スープの素やペースト調味料もオイスターソースの代用品として使うことが出来ます。どちらももともと中華料理のベースとなる調味料ですからシンプルなスープ料理に合うオイスターソースの代用品としておすすめです。
中華料理のベース・鶏ガラだし、中華だし
鶏ガラだしや中華だしはもともと中華料理に使われる調味料なためオイスターソースの代用品として中華料理に合いやすいのがポイントです。
鶏ガラだしもしくは中華だし(ひとつまみ):砂糖1:しょうゆ3
粉末なため粘度をオイスターソースに近づけづらいですが、砂糖をはちみつに変えると粘度を出すことができます。
こちらのレシピでオイスターソースの代用品として十分ですが、より牡蠣の風味に近づけるためにはアサリやシジミなどの魚介系粉末スープを使うこともおすすめです。
本格中華に欠かせないウェイパー、創味シャンタン
ウェイパーや創味シャンタンなどのペースト調味料は本格中華の味を簡単に作ることが出来るため常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しょうゆと砂糖を使い塩分と甘みを加えることでオイスターソースの代用品を作ることができますよ。
ウェイパーもしくは創味シャンタン1:しょうゆ1:砂糖(少々)
ペースト調味料としょうゆを同量混ぜたあとで、砂糖を加えて甘みを調整してみましょう。調味料同士が混ざりにくい場合にはお湯を少々加えてみると混ぜやすくなりますよ。
煮込み料理に合うおすすめの代用品
オイスターソースは煮込み料理にも重宝する調味料ですよね。ぐつぐつと煮込む料理にはくせが強いナンプラーをオイスターソースの代用品におすすめします。
魚ベースの魚醬・ナンプラー
ナンプラーはタイ料理などによく使われる調味料なためオイスターソースとはかなり違うように感じますが実は代用品におすすめです。
そもそもナンプラーは魚をベースとした魚醬なため、同じく魚介ベースのオイスターソースと風味が似ています。ナンプラーをお持ちの方はぜひオイスターソースの代用品に使用してみてくださいね。
ナンプラー3:はちみつ1
ナンプラーには甘みがないためはちみつで甘さを調整します。はちみつがなければ砂糖でもOKです。ナンプラーは塩分が強いので調理に使用する際には量に気を付けてくださいね。
和食の隠し味に合うおすすめの代用品
オイスターソースは中華料理の調味料として使用されていますが、実は和食の隠し味としても重宝します。
オイスターソースの代用品を和食に使う時にはやはり日本料理に欠かせないしょうゆベースの代用品がおすすめです。
しょうゆなら牡蠣しょうゆがおすすめ
和食の調味料に欠かせないしょうゆもオイスターソースの代用品として使えます。中でも牡蠣しょうゆなら牡蠣ベースが含まれているためオイスターソースの風味にかなり近いです。
牡蠣しょうゆにはない甘みを足してオイスターソースの代用品にしてみましょう。
牡蠣しょうゆ3:はちみつ1
*牡蠣しょうゆがない場合は鶏ガラだしもしくは中華だしをひとつまみ加える
牡蠣アレルギー対策のためオイスターソースの代用品を使う場合は牡蠣しょうゆの使用は控えるようにしてくださいね。
家庭にある調味料でオイスターソースを代用しよう
オイスターソースの代用品についてご紹介しましたが、いかがでしたか?気が付くと賞味期限が切れていることの多いオイスターソースは使いたい時に使えないことがありますよね。
そんな時にオイスターソースの代用品の作り方を知っておくと大変便利です。それぞれの代用品におすすめの調理方法がありますから、ぜひ作りたいメニューに合うオイスターソースの代用品を選んで作ってみてくださいね。